今回のゲストは、レーシングドライバーの脇阪寿一選手。
南原さんとモータースポーツというのはあまり馴染みがない組み合わせですが、南原さんからは、「でもね、考えてみたらこのモータースポーツっていうのはね、レーシングドライバーがいちばん最後に乗り込むわけですよね」「それまで色んな人が車開発して、あって、さぁどうぞって、ま、(ドライバーが)神輿の上に乗るわけですよね」という発言。
的を射たことをサラリと言っていた感じの南原さんでしたが、ただ、考えてみればモータースポーツに限らずテレビや映画も出来上がるまで色々な人が関わり最後に神輿に乗るのがタレント(俳優)さんですし、現代狂言での南原さんは神輿に乗るだけでなく立ち上げから関わっていますので、南原さんにとってこのへんの感覚はよくわかるものなのでしょう。
南原さんからの質問には、
南原 「コーナー突っ込むときって何考えてるんですか?」
脇阪 「あんまり何も考えてないですね、どうすれば速く・・どこのラインを通ればいちばんタイヤに優しいかとか、いちばんグリップするかとか」
南原 「タイヤに優しいと?」
脇阪 はい」
南原 「うん」
脇阪 「タイヤってあの、どんどんどん減ってきて、どんどんどんどんグリップしなくなってくるんですね、レース中どんどんどんどん」
南原 「あ、あ、もう1レースで」
脇阪 「はい」
南原 「グリップって何ですか?」
脇阪 「あの、何て言うんですか、(手と手を合わせる音)ひっつくんですね路面に」
南原 「あ、ピタっと」
脇阪 「ピタっと」
南原 「あ、これがだんだんだんだん磨耗してきて」
脇阪 「はい」
南原 「ちょっと浮くように少しずつなってくるんですか」
脇阪 「はい」
南原 「はい」
脇阪 「だから乗用車であると、普段の道で例えば(ガソリンが)満タンのときと」
南原 「そうです」
脇阪 「軽くなったとき、ガソリンスタンド入るときと出るときで多少ちょっと重たく・・」
南原 「そうです、はい、はい」
脇阪 「それのもっとスゴい版でですね、僕たちはタイヤが減っていく、あと、サーキットの路面がどんどんどんどん良くなったり悪くなったりしていくんで」
南原 「雨が降ったりとか・・」
脇阪 「同じコーナーを、例えば、毎周毎周曲がるんですけど」
南原 「はい」
脇阪 「同じ条件、同じそのひっつく力、グリップ力」
南原 「はいはいはい」
脇阪 「を、巡り合うことってもう多分一生のうち二度とないような感じですね、毎回刻々と違う状況を乗っていくんで、それに合った車をどうすれば速く走らせてやるかっていう」
南原 「へぇ~~~」
脇阪 「車をどうすれば速く走らせれるかって考えるドライバーもいるんですね」
南原 「うん」
脇阪 「僕なんかはね、車がどう走りたいかってことを」
南原 「うん!」
脇阪 「体で感じてやって」
南原 「うん!」
脇阪 「で、「こう走りたい」って言ったら「あぁそうですか、そっちのラインに行きなさいよ」っていうふうに導くと、最近何か調子は良くなってきた気がしますけどね」
南原 「これ僕ね、前ね、ジョッキーのね」
脇阪 「はい」
南原 「武豊さんに聞いたことありますよ」
脇阪 「あぁそうですか」
南原 「同じこと言ってました」
というやり取りで、南原さんの素朴な疑問にわかりやすく答えていた脇坂選手。
車がどう走りたいかってことを体で感じて・・云々という脇阪選手の話に、南原さんはすぐに武豊さんのことを話していましたが、これ、聞いていて私も『ナンだ!?』での武豊さん話をすぐに思い出しました。
確かこのときの武豊さんは、「馬がどこを見ているかを見る」、馬に対して「こっちに行け」ではなく「こっちに行ったほうがいいよ」というふうに騎乗してる、という話をしていましたが、まさか馬と車の乗り方が同じだったとは!?
う~む、こりゃビックリ(笑)。
今回は、この話を聞けただけでもちょい満足でした(笑)。
あとは、車にも感情があって他の人の車に乗っても最初はいうことを聞かない、脇阪選手はトヨタのGTカーのテスト車両に乗って車を作り各チームにデリバリーしてる、以前は自分が乗りやすいようにしか考えてなかったけど今は若手ドライバーがどうやったら乗りやすくなるか考えている、という話や、レース後いちばん疲れているのは背筋だという話も。
脇阪選手いわく、ブレーキは80キロぐらいの踏力で1レース何百回も踏むけど、足だけではなく背筋を使って踏んでる感覚、とのことでした。
で、
脇阪 「基本的には軸なんですよね」
南原 「体幹ですか」
脇阪 「はい」
南原 「はい」
脇阪 「あの~、僕たちがGを感じるセンサーっていうのは、この太ももの裏から背中にかけてシートに密着してる」
南原 「はいはい、ありますね、ピタッとこう」
脇阪 「これが密着してないと、体が揺れてるとGがどのくらいであるかっていうのを感じずらいんで、やっぱりその、ドライビングにも差支えが合って」
南原 「はい」
脇阪 「ま、ブレーキ踏むときに、やっぱりその背筋を使って踏むのと同時に、Gがかかるのも全部その体幹でですね」
南原 「あぁ、じゃ同じですねぇ~」
脇阪 「はい、だからゴルファーのトレーニングなんかも最近取り入れさせていただいているんですけど」
南原 「はい」
脇阪 「体幹が作る、その軸っていうのを」
南原 「軸を」
脇阪 「はい、大切になってきてですね」
南原 「ねぇ~」
という話もしてましたが、う~む、体幹が大事なのは何のスポーツでも同じなのか。
これまたひとつ勉強になってしまいました(笑)。
あと、脇阪選手によるリクエストがかかり、曲の始めと終わりに曲紹介していた脇阪選手に、「この番組で(曲終わりで)受ける(曲紹介する)のは初めてですよ、受けはいつも僕が言ってるんですけども」という南原さんからのツッこみが入ったりしつつ(笑)、最近はサーキットに子供連れのファンが増えてきたという話も。
脇阪選手は、ヨーロッパなどでは親子三世代でサーキットで観戦してる様子がありそれが文化になっている、日本でも今サーキットに来ている子供がお父さんになったときに親子三世代でサーキットに来てもらいたい、という話をしていましたが、最後は、
脇阪 「日本で今やっぱり、これだけ自動車メーカーが日本という国を動かしてですね」
南原 「うんうん」
脇阪 「あの~、してるんですけど、自動車産業がこれだけ盛り上がっててもやっぱり(日本では)レースがあんまり文化ではないような気がするんで」
南原 「うん」
脇阪 「それを文化にするためにね、夢を与え続けてですね」
南原 「はい」
脇阪 「車を使った楽しさをですね、これからどんどんどんどんメーカーとともにね」
南原 「はい」
脇阪 「与えていければ最高かなと思ってですね」
南原 「も~うスゴイ、今の話スポンサーさん大喜びですよ」
脇阪 「あ、そうですか(笑)」
南原 「ここはトヨタさんが」
脇阪 「あ、あ、そうですか」
南原 「1社提供でやってらっしゃいますから」
脇阪 「えぇ、もうあの、トヨタさんとともにですね」
南原 「アッハハハハハハハハハ」
脇阪 「えぇ、車を使った楽しさをですね」
南原 「えぇ、文化を造ってく」
脇阪 「文化を造っていきたいと思いますしね」
南原 「えぇ(笑)」
脇阪 「18(歳)になったときにね」
南原 「はい」
脇阪 「「僕はあの車が乗りたいんだ」って思うような子供たちをね」
南原 「なるほど」
脇阪 「育てていきいたなと」
南原 「いいですねぇ」
脇阪 「えぇ」
南原 「僕もこないだレクサス見に行きました」
脇阪 「あ、そうですか」
南原 「アッハハハハハハハハハハ」
脇阪 「僕もさっきレクサスに・・(笑)」
南原 「ハッハハハハハハハハハハ」
脇阪 「このへんちょっとあの、音量大きめでちょっとよろしくお願いします(笑)。えぇ(笑)」
南原 「ハッハハハハハハ、えぇ(笑)。さて、来週は10の質問で脇阪選手の本音に迫りたいと思いますので、来週もよろしくお願いします」
脇阪 「よろしくお願いします」
ってなやり取り(笑)。
真面目なちょっといい話のはずが、いつの間にかスポンサーよいしょ合戦になって番組は終了したのでありました(笑)。
来週に続く・・・。
南原さんとモータースポーツというのはあまり馴染みがない組み合わせですが、南原さんからは、「でもね、考えてみたらこのモータースポーツっていうのはね、レーシングドライバーがいちばん最後に乗り込むわけですよね」「それまで色んな人が車開発して、あって、さぁどうぞって、ま、(ドライバーが)神輿の上に乗るわけですよね」という発言。
的を射たことをサラリと言っていた感じの南原さんでしたが、ただ、考えてみればモータースポーツに限らずテレビや映画も出来上がるまで色々な人が関わり最後に神輿に乗るのがタレント(俳優)さんですし、現代狂言での南原さんは神輿に乗るだけでなく立ち上げから関わっていますので、南原さんにとってこのへんの感覚はよくわかるものなのでしょう。
南原さんからの質問には、
南原 「コーナー突っ込むときって何考えてるんですか?」
脇阪 「あんまり何も考えてないですね、どうすれば速く・・どこのラインを通ればいちばんタイヤに優しいかとか、いちばんグリップするかとか」
南原 「タイヤに優しいと?」
脇阪 はい」
南原 「うん」
脇阪 「タイヤってあの、どんどんどん減ってきて、どんどんどんどんグリップしなくなってくるんですね、レース中どんどんどんどん」
南原 「あ、あ、もう1レースで」
脇阪 「はい」
南原 「グリップって何ですか?」
脇阪 「あの、何て言うんですか、(手と手を合わせる音)ひっつくんですね路面に」
南原 「あ、ピタっと」
脇阪 「ピタっと」
南原 「あ、これがだんだんだんだん磨耗してきて」
脇阪 「はい」
南原 「ちょっと浮くように少しずつなってくるんですか」
脇阪 「はい」
南原 「はい」
脇阪 「だから乗用車であると、普段の道で例えば(ガソリンが)満タンのときと」
南原 「そうです」
脇阪 「軽くなったとき、ガソリンスタンド入るときと出るときで多少ちょっと重たく・・」
南原 「そうです、はい、はい」
脇阪 「それのもっとスゴい版でですね、僕たちはタイヤが減っていく、あと、サーキットの路面がどんどんどんどん良くなったり悪くなったりしていくんで」
南原 「雨が降ったりとか・・」
脇阪 「同じコーナーを、例えば、毎周毎周曲がるんですけど」
南原 「はい」
脇阪 「同じ条件、同じそのひっつく力、グリップ力」
南原 「はいはいはい」
脇阪 「を、巡り合うことってもう多分一生のうち二度とないような感じですね、毎回刻々と違う状況を乗っていくんで、それに合った車をどうすれば速く走らせてやるかっていう」
南原 「へぇ~~~」
脇阪 「車をどうすれば速く走らせれるかって考えるドライバーもいるんですね」
南原 「うん」
脇阪 「僕なんかはね、車がどう走りたいかってことを」
南原 「うん!」
脇阪 「体で感じてやって」
南原 「うん!」
脇阪 「で、「こう走りたい」って言ったら「あぁそうですか、そっちのラインに行きなさいよ」っていうふうに導くと、最近何か調子は良くなってきた気がしますけどね」
南原 「これ僕ね、前ね、ジョッキーのね」
脇阪 「はい」
南原 「武豊さんに聞いたことありますよ」
脇阪 「あぁそうですか」
南原 「同じこと言ってました」
というやり取りで、南原さんの素朴な疑問にわかりやすく答えていた脇坂選手。
車がどう走りたいかってことを体で感じて・・云々という脇阪選手の話に、南原さんはすぐに武豊さんのことを話していましたが、これ、聞いていて私も『ナンだ!?』での武豊さん話をすぐに思い出しました。
確かこのときの武豊さんは、「馬がどこを見ているかを見る」、馬に対して「こっちに行け」ではなく「こっちに行ったほうがいいよ」というふうに騎乗してる、という話をしていましたが、まさか馬と車の乗り方が同じだったとは!?
う~む、こりゃビックリ(笑)。
今回は、この話を聞けただけでもちょい満足でした(笑)。
あとは、車にも感情があって他の人の車に乗っても最初はいうことを聞かない、脇阪選手はトヨタのGTカーのテスト車両に乗って車を作り各チームにデリバリーしてる、以前は自分が乗りやすいようにしか考えてなかったけど今は若手ドライバーがどうやったら乗りやすくなるか考えている、という話や、レース後いちばん疲れているのは背筋だという話も。
脇阪選手いわく、ブレーキは80キロぐらいの踏力で1レース何百回も踏むけど、足だけではなく背筋を使って踏んでる感覚、とのことでした。
で、
脇阪 「基本的には軸なんですよね」
南原 「体幹ですか」
脇阪 「はい」
南原 「はい」
脇阪 「あの~、僕たちがGを感じるセンサーっていうのは、この太ももの裏から背中にかけてシートに密着してる」
南原 「はいはい、ありますね、ピタッとこう」
脇阪 「これが密着してないと、体が揺れてるとGがどのくらいであるかっていうのを感じずらいんで、やっぱりその、ドライビングにも差支えが合って」
南原 「はい」
脇阪 「ま、ブレーキ踏むときに、やっぱりその背筋を使って踏むのと同時に、Gがかかるのも全部その体幹でですね」
南原 「あぁ、じゃ同じですねぇ~」
脇阪 「はい、だからゴルファーのトレーニングなんかも最近取り入れさせていただいているんですけど」
南原 「はい」
脇阪 「体幹が作る、その軸っていうのを」
南原 「軸を」
脇阪 「はい、大切になってきてですね」
南原 「ねぇ~」
という話もしてましたが、う~む、体幹が大事なのは何のスポーツでも同じなのか。
これまたひとつ勉強になってしまいました(笑)。
あと、脇阪選手によるリクエストがかかり、曲の始めと終わりに曲紹介していた脇阪選手に、「この番組で(曲終わりで)受ける(曲紹介する)のは初めてですよ、受けはいつも僕が言ってるんですけども」という南原さんからのツッこみが入ったりしつつ(笑)、最近はサーキットに子供連れのファンが増えてきたという話も。
脇阪選手は、ヨーロッパなどでは親子三世代でサーキットで観戦してる様子がありそれが文化になっている、日本でも今サーキットに来ている子供がお父さんになったときに親子三世代でサーキットに来てもらいたい、という話をしていましたが、最後は、
脇阪 「日本で今やっぱり、これだけ自動車メーカーが日本という国を動かしてですね」
南原 「うんうん」
脇阪 「あの~、してるんですけど、自動車産業がこれだけ盛り上がっててもやっぱり(日本では)レースがあんまり文化ではないような気がするんで」
南原 「うん」
脇阪 「それを文化にするためにね、夢を与え続けてですね」
南原 「はい」
脇阪 「車を使った楽しさをですね、これからどんどんどんどんメーカーとともにね」
南原 「はい」
脇阪 「与えていければ最高かなと思ってですね」
南原 「も~うスゴイ、今の話スポンサーさん大喜びですよ」
脇阪 「あ、そうですか(笑)」
南原 「ここはトヨタさんが」
脇阪 「あ、あ、そうですか」
南原 「1社提供でやってらっしゃいますから」
脇阪 「えぇ、もうあの、トヨタさんとともにですね」
南原 「アッハハハハハハハハハ」
脇阪 「えぇ、車を使った楽しさをですね」
南原 「えぇ、文化を造ってく」
脇阪 「文化を造っていきたいと思いますしね」
南原 「えぇ(笑)」
脇阪 「18(歳)になったときにね」
南原 「はい」
脇阪 「「僕はあの車が乗りたいんだ」って思うような子供たちをね」
南原 「なるほど」
脇阪 「育てていきいたなと」
南原 「いいですねぇ」
脇阪 「えぇ」
南原 「僕もこないだレクサス見に行きました」
脇阪 「あ、そうですか」
南原 「アッハハハハハハハハハハ」
脇阪 「僕もさっきレクサスに・・(笑)」
南原 「ハッハハハハハハハハハハ」
脇阪 「このへんちょっとあの、音量大きめでちょっとよろしくお願いします(笑)。えぇ(笑)」
南原 「ハッハハハハハハ、えぇ(笑)。さて、来週は10の質問で脇阪選手の本音に迫りたいと思いますので、来週もよろしくお願いします」
脇阪 「よろしくお願いします」
ってなやり取り(笑)。
真面目なちょっといい話のはずが、いつの間にかスポンサーよいしょ合戦になって番組は終了したのでありました(笑)。
来週に続く・・・。