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Untersee-Boot

あるいは感想記として

YEBISU亭~第20回記念シリーズ第二弾!~  '08,7/19

2008年07月26日 | ウンナンあれこれ
恵比寿ザ・ガーデンルームで行なわれた、『YEBISU亭』に行ってきました。
客席にはかなり年配のおばあさん(たい平さんファン?・笑)もいたりして、老若男女で満員。
私の席は、前から2列めのちょい左で、南原さんの表情もよく見える、かなり砂っかぶりな席でした(笑)。


午後5時4分開演。
落語用の高座とパイプ椅子2つが置いてある舞台に、たい平さんと南原さんが登場。
二人ともジーンズ姿で、たい平さんは水色の半そでシャツに青いネクタイ、南原さんは白いポロシャツでかなりラフな格好でした。
南原さんが『いいとも』のタモさんふうのジェスチャーで客席からの拍手を納めたあと(笑)、挨拶もそこそこに、いきなり「ショートコントやります」と宣言(笑)。
ん?何だ何だ?と思う間もなく、「ナンチャンと」「たいちゃんと・・」「「と」ってまだ続くの?」というお約束(?・笑)のやり取りがありつつ、ショートコントがスタート。
まずは、『クセについて考える』。
タイトルを聞いたときはどんなコントだったかイマイチ分からなかったのですが、たい平さんの「たっ!」とか「ぷ~」という変な返事を聞いて、「あ、そうそう、これだこれだ」とウンナンの二人がやってたコントを思い出しました。
で、ナンチャンたいちゃんの妙に息が合ったやり取りを見て、思わず笑ってしまいました(笑)。
続いては、『ミニスカート』。
このネタはテンポ良く続いていくショートコントなので、即席でやって出来るのかな~?と思っていたら・・・案の定、かなりグダクダ(笑)。
途中、南原さんがたい平さんのことを「おい、内村!」と言い間違いをして「ついクセで・・」と言い訳をしたり(笑)、たい平さんも南原さんのことを「おい、内村」と言い間違ったりして、結局、最後までやり終えることなくグダグダのなか終了(笑)。
たい平さんは、「『(笑って)いいとも』でやってた"コント講座"を見て勉強した」と言ってましたが、『ミニスカート』のテンポと間を習得するには、さすがに一朝一夕では無理だったようです(笑)。

そんなドタバタのショートコント(笑)が終わったあと、南原さんとたい平さんが改めて客席に挨拶。
たい平さんは"20回記念"のことを「YEBISU亭は20周年で・・」と何度か言い間違い(笑)。
そして、南原さんからは「(20回)スペシャルって3回あるんですよね」というツッこみがあったりしつつ、南原さんの落語との出会いについての話に。
高校時代は落研で持ちネタは7つほどあり"朝起亭はなぢ"という名前だったという話や、老人ホームに慰問に行ったという話など、毎度お馴染みの話でひと笑い(笑)。
さらに、刑務所にも慰問に行ったけど護送車で迎えに来られて信号待ちの時に指を指されて恥ずかしかった、という、これまたお馴染みの話で笑いを取ってた南原さん(笑)。
このへんの話はもはや古典といっていいくらい何度も聞いていて、オチは分かってるのですが・・やはり笑ってしまいます(笑)。
で、今回は、高松刑務所はレベルが高いので窃盗かぐらいじゃ入れない、刑務所のドアは何個もあり入るたびにカギをかける、体に色んな絵柄の人がいる、模範囚の人から記念のカルピスを盃みたいに貰った、先輩が商店街を歩いていたら声をかけられ「あ、出所されたんですか?」というやり取りがあった、という話などもしていて、フルバージョンの刑務所慰問話をたっぷり聞いて、さらに笑ってしまいました(笑)。
その後、たい平さんから、ウンナンのコント『遠距離恋愛』が好きで南原さんの横歩きの足の運びを家で練習をした、という話があり、南原さんが横歩きの動きを実演することに。
南原さんが「待ってるから・・」と言いながら素早いカニ歩き(という表現でいいのかな?(笑)、電車が動いてるのを再現してるところです)をしている姿を、最初は舞台上で見ていたたい平さんでしたが、「僕も見ていいですか?」と言うと舞台から降り、今度は客席から楽しそうに見ていたたい平さん(笑)。
舞台下のたい平さんからは「足の運びが若い時のようじゃありませんね・・」というツッこみが入ってましたが・・・アラフォー世代であれだけの動きが出来る芸人さんはそうは居ないと思いますし、それなりのキレはあったと思います(笑)。


オープニングのショートコント&挨拶は約15分で終了。
舞台上が暗転して出囃子が流れる中。
5時20分、たい平さんが約3分で早着替え(笑)をして、エメラルドグリーンの着物とベージュの袴姿で登場し、『紙屑屋』を約17分口演。
マクラでは旅話・・大阪にも行ったけど吉本は儲かってるだけに楽屋は個室で32インチのTVが置いてあった。でも、テレビの脚に鎖がついていた、という話などで客席から笑いをとり、つかみはオッケーという感じ(笑)。
あと、最近の弟子話・・「秘密警察から電話です」というので何んだと思ったら"清水建設"から電話だった。電池が切れたので「単三買ってきてくれる?」と言ったら「コーラでいいですか?」と答えた、という話もしていましたが・・・この話、どっかで聞いたことあるな~。
う~む、これって定番のマクラネタ・・なのかな?
真偽のほどはよくわかりませんが、ベタな話ながらついつい笑ってしまいました(笑)。
本題の『紙屑屋』でも、ベタなネタや『笑点』ネタで笑いを取ったり、浪曲のマネや花火の音マネをして多芸なところを見せたり、さすが、平成19年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞(パンフレットより・笑)という感じでした(笑)。


続いて、
5時37分、野球拳の出囃子にのって、薄い青色の着物姿の南原さんが羽織りなしで登場。
この日南原さんが着ていた着物は、2006年の大銀座~の時に着てたのと同じ・・かな?(大銀座~では羽織りを着てましたが)
う~む、記憶が定かではないのでハッキリしたことはわかりませんが、ちょい渋めの着物でした。
まずは、YEBISU亭は初めてで、初めてだと色々な失敗がある、『いいとも』で初めてハワイに行ったときは内村さんも南原さんも革靴を履いて行った、という失敗話。
そして、荷物の中からヅラが出てきて税関で止められ、「ジェニー!ジェニー!」と通訳の人を呼ばれたという話をしてましたが、通訳の女の人の名前が、去年の末廣亭の時の"ジェニファー"から微妙に変わってました(笑)。
で、「俺、ヤザワの英語でわかってるから」と豪語する出川哲っちゃんとハワイに行ったときは、飛行機の中で「コーヒーorティー?」と訊かれた哲っちゃんは「I'm ブラック」、税関では「I'm ナイトシーン」と答え「ジェニー!ジェニー!」と通訳の女の人を呼ばれるハメに(笑)。
それから、パプアニューギニアの酋長夫婦が初めて日本に来た時は、泊まることになってる西新宿のホテルを見た酋長パパが「あんなところ登りたくない~!」(笑)。
さらに、外が見えるエレベーターに乗った時は、地面が落ちてると勘違い(この話を聞いて客席はちょっと感心してました・笑)。
動物園では酋長のママが鳩を捕まえ、サル山ではパパが、

パパ 「ウバウワホホホホ」
サル 「ウッキキキャキキ」

というやり取り。
何を言ってるのかと思ったら、

パパ 「パプアから来た」
サル 「ごくろうさん」

南原さんは「考えられないですよ!」と言ってましたが、確かに、パプアの酋長恐るべし、です(笑)。
そして、ウド君の家に泊まったパパさん、朝早く起きて「お前、まだ寝てろ」とウド君に言い、何をするのかと思ったら、家の中で火をおこしていたというエピソードも披露してました(笑)。
この話を聞いて、モーリス・J・南原さん(だっけ?・笑)が世界を股に駆けて活躍してる姿・・オーストラリアでは芋虫を食べ、アフリカでは驚異的な視力検査をし、バヌアツでは間近で噴火してる火山にビビリながらも「1、2、3、4、5・・・」と火口で数を数えて肝試しをしていたことなど、体を張った南原さんの勇姿をあれやこれやと思い出してしまいました(笑)。
で、そんな初めて話のあと、「初めて江戸に来た人は・・」という話になり、本題の『仔猫』が始まりますが、どんな噺なのかは割愛します。

私が南原さんの『仔猫』を聴くのは3回目ですが、これまで何回もやってる噺だけに、綺麗なような汚いような話の場面(笑)など、聴かせるとこは聴かせ、番頭さんとおなべのやり取りなどでは大いに笑いを取っていて、さすがにやり慣れてるな~という感じでした。
今回、私がいちばん印象に残ったのは、最後のおなべの独白の場面。
三味線の音に乗せて身の上を切々と語る表情からは、おなべの悲哀を感じられて良かったです。
全体的な出来は・・やり慣れてる噺なので以前聴いたときよりも細かいくすぐりなどが入っていて余裕も感じられましたが、それが逆にちょっと雑な印象にも・・。
末廣亭で聴いたときは程よい緊張が感じられ、それがこの噺の世界観を創るのに良い作用として働いていたように思いますが、今回は余裕があったぶん、噺全体に深みが感じられないものとなってしまったように思いました。
もっとも、これは、私が南原さんの『仔猫』を3回も聴いてるから思うことかもしれませんが。
あと、この噺をどういうふうに捉えるのか、ということもあると思いますし・・・う~む、落語奥深しっ!という感じです(笑)。
それから、初めて聴いたときよりも2回目、2回目よりも3回目と、欲張りなファンとしてはさらに良いものを期待して、ハードルをどんどん上げて聴いてしまうということもありますので、あれこれ好き勝手なとを書いてしまってしまいましたが、そのへんは悪しからず、です。
マクラを含めて約38分の『仔猫』が終わると舞台上は暗転し、大きな拍手の中、南原さんは退場。


暗転した舞台上には机や椅子が運び込まれ、この後のトークコーナー"今夜踊ろう"のための準備が進んでいましたが、会場にはサッポロのCMが流れていて、ちょっと笑ってしまいました(笑)。
で、ラジオブースふうの3本のマイクがついた机とパイプ椅子が用意された舞台に、まあくまさこさん、洋服に着替えたたい平さん、着物姿のままの南原さんが登場し、あれやこれやとトークが始まったのですが、まあくさんの心のこもってない司会進行っぷりに大笑い(笑)。
南原さんは落語以外にもいろいろとやってる、という話では、「皆さんよくご存知ですよね・・なんでしたっけ?」と、かなりいい加減な進行(笑)。
で、南原さんの社交ダンスはプロ級で、「何クラスっていうんですか?」というまあくさんからの質問に、南原さんが「3年2組くらいです」と小ボケをかましてるにもかかわらず、軽~く受け流すまあくさん(笑)。
あと、たい平さんが先代の小さん師匠の落語に心を打たれて落語を始めたという話にも、「感動しまして・・」と、まったく感動してないのがまる分かりの相槌(笑)。
心ない司会進行について南原さんとたい平さんからツッこまれても、まあくさんは動じる気配を見せることもなく我が道を突き進んでいて、あそこまでいい加減だと逆に気持ち良いな~ってなことを思いながら、思わず笑ってしまいました(笑)。

トークでは、南原さんがやる落語について、「与太郎が出てくるような噺が良いのでは・・」「(大ネタより)軽いネタでこそ南原さんの良さが出ると思うので滑稽噺を・・」ということをたい平さんが言ってましたが、確かにそうかもしれないな~と思ったり思わなかったり(笑)。
いや、南原さんには古典をきっちりやって尚且つ面白く聴かせて欲しい、という気持ちもありますし、滑稽噺を自由にやるというのも、それはそれでありかな~と思ったり・・う~む、なかなか難しいところです(私が悩む必要もないのですが・笑)。
それから、ゴルゴさんに似てるたい平さん・・南原さんいわく「人に優しいゴルゴ松本って感じ」(笑)が、山手線で子供から「ゴルゴだ!」と言われ、しょうがないので"命"をやった、という話や、南原さんが親から「イケメンの狩野(英孝)に似てると言われてショックだった」という話もしてましたが、う~む、どちらも似てるっちゃあ似てるかもしれません(笑)。
で、南原さんは"古典芸能部"だったという話から、たい平さんの武蔵美・落研時代の話へ。
武蔵美にデザインなどの勉強をしてきるのはずなのに落研があることについて、たい平さんいわく「何で軸がぶれるのか」(笑)。
と言いつつ、たい平さんは廃部寸前の落研に入り2日目には副部長、そして15人を勧誘してきて武蔵美・落研の隆盛期をつくったそうで。
それを聞いた南原さんは、「何?そのネズミ講」(笑)。
確かに、どこぞでエビを養殖したふりをして一儲けしようとしてた詐欺師もビックリの、たい平さんの勧誘力です(笑)。

その後、南原さんから「狂言は論理的でロジックな芸です、例えば・・」という話があり、南原さんによる狂言講座に。
南原さんは草履を脱ぎ、橋掛から登場して名乗りまでの一連の動作を実演。
「このあたりのものでござる」という名乗りの前に半足だして半足もどる動作をすると、最初はお客さんがひき、その後舞台にひきつけられる、「狂言は押し引きだ」という、南原さんの実演つき解説に、客席からは「お~」と感心の声(笑)。
そんなお客さんの反応を見た南原さんは、「みのもんたさんの番組みたい」と言ってましたが、南原さんは「お嬢さん」とは言ってませんでしたので、そのへんがみのさんとは違うところでした(笑)。
で、たい平さんも狂言の所作をやってみますが・・・まあくさんから「上手く出来たらビールあげましょう」と言われて、「チンパンジーじゃないんだから」と反論していたたい平さんでしたが、かなりのへっぴり腰(笑)。
南原さんからは「リハビリか!」「アシモ君みたい」とツッこまれ、ここでは多芸なところを見せることは出来なかったたい平さんでした(笑)。
その後南原さんは、頭の重みで前に出る(歩く)、狂言の所作を上手く見せるコツは「足先を流線型に」という解説&実演もしていましたが、頭が動かないように・・という話から、サッポロの缶ビールを頭に乗せて歩いてみるハメに(笑)。
たい平さんから「先生、出来るんですか?」(この時はすっかり狂言の先生になってた南原さん・笑)と言われ、南原さんは「だってサッポロだもん」と言いながら缶ビールを頭に乗せて歩いてみますが・・・。
2、3メートルは頭上の缶ビールを落とすことなく歩き、途中で落ちそうになったビールをナイスキャッチしてた南原さん。
責任品質な男としては、サッポロの缶ビールを地面に落とすわけにはいきませんから、結果オーライ(?・笑)でありました(笑)。
あ、それから、サッポロビールの話題では、「サッポロさんお世話になってます」「ウチは全部サッポロですから」と話す南原さんに、客席からは拍手。
う~む、南原さんのCMはけっこう浸透してるんだな~(笑)。
狂言講座は、まあくさんの「皆さんも是非・・」という思いっきり上っ面の締めの言葉(笑)と、たい平さんの「どこでやるの?」というもっともなツッこみ、南原さんの「腸腰筋が刺激されてお通じが良くなります」という、みのさんの番組のような話(笑)で終了。

あとは、色んなコツを聞くのが大好きな南原さん(笑)が、たい平さんに「落語をやるコツを教えてください」と質問。
たい平さんいわく、平面的ではなく立体的に話をもっていくと目の前に3Dの世界が広がる、とのことでした。
そして、サイン色紙・・たい平さんが寄席文字で"笑"の文字とプチトマトの絵を書き、南原さんとたい平さんのサインが入った色紙をお客さんにプレゼンとすることに。
器用にプチトマトの絵を描いていたたい平さんに、南原さんは「このへんがお年寄りの心をくすぐる」「営業行ってる感じが・・」というツッこみを入れてましたが、たい平さんはこの日の落語などを聴いていても器用な人だな~という感じでした。
寄席文字について南原さんは興味があったようで、楽屋のネタ帳に喬太郎さんが寄席文字で演目を書いていたのを見て、「(1、2センチの)こんな細いとこに書いてた」とビックリの様子。
たい平さんも寄席文字を書けるという話を聞き、この日の打ち合わせが終わった4時半頃から楽屋では寄席文字教室が開かれていたそうで。
教わり好きの南原さんならさもありなん、という感じでちょっと笑ってしまいましたが、ホント、好奇心旺盛な人です(笑)。
で、「7月は英語で何でしたっけ?」「Julyです」「今日は何日でしたっけ?」「19日です」「じゃJ列の19番の人に色紙をプレゼントしましょう」という、打ち合わせどおりのやり取りがあり(笑)、色紙とヱビスビールをお客さんにプレゼント。
南原さんは頭にヱビスビール、たい平さんは色紙を頭に乗せて二人ともそろりそろりと歩きながら、前に出てきたお客さんにプレゼントをしようとしますが、まあくさんから「もう、そろそろいいんじゃないですか?」と、容赦ないツッこみ(笑)。
いい歳した大人二人のボケに付き合う気などさらさらない、まあくさんでした(笑)。

最後は、明日の予定(byまあく・笑)と、今後の二人の予定についての告知などがありましたが、南原さんは『お蝶~』の初日を「8月5日から・・」と思いっきり言い間違い(最後まで訂正は無し・笑)。
そして、会場についても「あそこです・・」とモゴモゴとしていた南原さんでしたが、たい平さんから「北千住で・・」「いいな~、綺麗な人と共演できて」というフォローが入り、事なきを得たのでありました(笑)。
そんなこんなで、トークコーナー"今夜踊ろう"は、約25分で終了。


15分の休憩を挟み。
6時56分、薄紫(青だったかも)の羽織りと着物に着替えたたい平さんが登場し、『青菜』を約40分口演。
「季節を感じるのはスタバだけ」と力説するたい平さんの、スタバあるあるネタ(笑)があったり、氷を口に入れる演技でここでも多芸なところを披露したり、ベタなネタや『笑点』ネタを挟んで笑いを取ったりと、明るく元気な林家伝統のサービス精神(パンフレットより・笑)を見せてくれたたい平さんでありました(笑)。
いや、ホントに、たい平さんの落語は、笑いやすいようにサービス満点という感じで、最初から最後まで笑いながら聴いてしまいました。


7時37分、口演し終えたたい平さんが退場すると、会場が真っ暗に。
ラテンふう(?)の音楽がかかるなか、ピンスポに照らされた南原さんが上手側に登場し、着物の裾を両手が軽くつまんでお姫様ふうに可愛らしく一礼(笑)。
続いて、下手側にピンスポに照らされたたい平さんが登場し、後ろ足を交差させてお姫様を前にしたときにするようなお辞儀で深々と一礼(笑)をして、『YEBISU亭20回記念シリーズ第二弾』は終了。
ものすご~くあっさりとした終わり方でしたが、逆にそれが粋な感じで、後味の良い終演でした。

午後5時に始まり、2時間半以上の長丁場の舞台でしたが、トークあり、落語あり、そして思いがけずのコントあり(笑)と、蒸し暑い真夏の夜に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
たい平さん、南原さん、共にお疲れ様でした、であります。


以上、『YEBISU亭~第20回記念シリーズ第二弾!~』のレポ(のようなもの)と感想記でありました。
記憶違いで間違ってる箇所があるかもしれませんが、そのへんはご容赦を。
長々と書いてしまいましたが、最後までご静聴ありがとうございました(笑)。



夕刊に南原さん

2008年07月24日 | ウンナンあれこれ
今日(7月24日)の朝日新聞の夕刊第5面、"be-evening"というページに、南原さんの記事が写真付きで載ってます。
写真は、一本歯の高下駄を履いておどけたポーズをとってる南原さん(笑)が、約6段ぶちぬきでかなり大き目に載ってます。
記事には、正しく立つ・・云々という、わりとお馴染みの話(笑)などが書かれています。
あ、それから、『お蝶~』で一本歯の下駄でダンスをする・・という話を聞いたとき、これは『ナンだ!?』でお世話になった甲野さんの影響では?と思っていたのですが、やはりそうだったようです(笑)。

行ってきました、大銀座

2008年07月21日 | ウンナンあれこれ
先行でも一般発売でもチケットが獲れなかったのですが、南原さんファンの方からチケットを譲っていただき、今年も『大銀座~』で南原さんの落語を聴くことが出来ました。
お陰さまで最後の『大銀座~』へ参加することが出来て、嬉しい限りです。
時事通信ホールで少しだけお話をする機会があり、お礼を申し上げることが出来ましたが、改めて、ありがとうございました。
それから、チケットについて色々とお手間のかかかることをしていただいたS様にも感謝多謝。ありがとうございました。
そして、先日の『YEBISU亭』と今回の『大銀座~』で、南原さんファンの方と少しお話をすることが出来ましたが、このブログについて嬉しいお話をしていただき、これまた嬉しい限りです。ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。


最後の『大銀座~』で南原さんが披露した落語は『竹の水仙』。
マクラでは、歌舞伎の"見え"のプチウンチクを披露して客席をちょっと感心させたり(笑)、でも、こういうウンチクは嫁さんや内村さんに話しても全然興味がなくて聞いてくれないという話で客席から笑いをとったり(笑)、ワッタリさん、いや、渡さんの「自分・・」というお馴染みの話(笑)があったりと、いつもの南原さんの面白話という感じで話してました(笑)。
本題の『竹の水仙』は、予告どおりの(笑)のりつっこみがあったり、G.馬場ふうの人が出てきたり、細かいギャグをちりばめたりしてかなり自由にやっていた感じでした。
あ、でも、「ぼ、ぼ、僕は、おにぎりが好きなんだな~」とは言ってませんでしたが(笑)。
いや、この噺は『裸の大将』的な設定の部分もあるので、もしかしたらアレンジして甚五郎がそんなキャラになってるのでは?なんてことを勝手に想像したりもしていたのですが、さすがにそれはありませんでした(笑)。
とまれ、約30分の口演お疲れ様でした、であります。


詳しい感想などは、また後日に。
・・・と言いつつ、予定は未定ですのであまり期待せずにいてください(笑)。



行ってきました

2008年07月19日 | ウンナンあれこれ
          

恵比寿ザ・ガーデンルームで行われた、『YEBISU亭~第20回記念シリーズ第二弾!~』へ行ってきました。
南原さんは何を口演するのかな?と思っていたら・・・な、なんと、『仔猫』でした(笑)。
いや、てっきり『竹の水仙』か、以前披露したという新作の『お受験』をやるのかと思っていたのでちょっと肩透かしを食らった感じでしたが、でも、考えてみれば『仔猫』は怪談噺でもありますので、この季節にはピッタリかもしれません。
詳しい感想などは後日書きたいと思いますが、マクラは末広亭の時とほぼ同じ、新たに『ウリナリ』でパプアニューギニアの夫婦が日本に来た時の話がなどが加わっていました。
本題の『仔猫』は、さすがにやりなれてるという感じで、番頭さんがおなべに暇を出すのが言い出せなくてキセルに見立てた扇子を震えながら口や鼻に運ぶ場面などではかなり笑いを取っていましたし、おなべが独白する場面ではしんみり聴かせ、切ない表情も良かったと思います。

たい平さんは、落語を二席。
最初の演目は・・一度聴いたことがあるのですが、落語の知識がなくてタイトルがわかりません(と思っていたら、いつもお世話になってるA様のサイトに『紙屑屋』との情報が。教えていただきありがとうございます)。
二席目は、『青菜』。
こちらも季節ものという感じで、今の季節にはピッタリ。
「鞍馬から牛若丸が出でまして、そのナをクロウ判官」「ヨシツネにしておきな」という台詞が妙に耳に残ってしまいました(笑)。
たい平さんは、南原さんがトーク中でも言っていたように器用といいますか、多芸で浪曲のダミ声のマネから花火の音マネまでこなし、落語でも客席を大笑いさせていて、さすがという感じでした。


落語以外では、舞台が始まってすぐに、南原さんとたい平さんがショートコント・・ウンナンのネタ『癖について考える』と『ミニスカート』を、二人でやってました(笑)。
『癖~』のほうはけっこういい感じでしたが、『ミニスカート』は・・・。
南原さんがたい平さんのことを「おい、内村」と言い間違いをしたり、何故かたい平さんも南原さんのことを「おい、内村」と言い間違いをしたりして、かなりグダグダ(笑)。
3時半からリハーサルをして二人で練習をしていたとのことでしたが、このコントはテンポと間が命という感じのネタですので、さすがに一朝一夕でやるには無理があったようです。

あと、落語の合間には"今夜踊ろう"というコーナーがあり、南原さん、たい平さん、まったく心が無い司会進行の(笑)まあくまさこさんの三人であれこれとトークもしてました。
ここでは、南原さんの狂言実演・・橋掛から登場して名乗りまでの一連の動作と狂言ウンチクで客席を感心させたり(笑)、色紙プレゼンとがあったり、あと、『お蝶~』の告知もしていましたが、南原さんは「8月5日から・・」と初日の日付けを言い間違ってました(笑)。
う~む、いくら忙しいとはいえ、初日の日を間違えるって・・大丈夫かな~(笑)。
あ、それから、南原さんはこの日の楽屋で、たい平さんから寄席文字の書き方を習っていたそうです。
教わり好きの南原さんならさもありなん、という感じでちょっと笑ってしまいましたが(笑)、いつか南原さんの寄席文字が見られる日がくるかも?です(笑)。

それから、ロビーには『Get』と『サッポロビール』から南原さん宛に花が届いてました。
          


という感じの、『YEBISU亭』でありました。
詳しい感想&レポなどは、また後日に。



ちょこっと見学

2008年05月06日 | ウンナンあれこれ
南原さんの映画の撮影がすでに始まってるという話を聞き、五月晴れのゴールデンウィーク最終日、眠い目をこすりながら早起きして(笑)ちょこっと見学してきました。
9時過ぎにロケをしてる商店街に着くと、まだ撮影は始まっていませんでしたが、スタッフ3、40人くらいが、カメラを乗せる台(?)やレールを組み立てていたり、照明のセッティングをしていたり、商店街の通りの上に黒い幕を張っていたりと、忙しそうに働いていました。

       
そんな光景を眺めていると、地元のおばちゃんらしき人とスタッフの人のこんな会話が・・・。

おばちゃん 「今日は誰が来るの?」
スタッフ   「この前と同じです。南原さんと永作さんです」
おばちゃん 「ナンチャンってテレビよりいい男だよね。私ナンチャン好きよ。この前ラジオのトークのイベントで・・」

あと、スタッフの人がおばちゃんに「ナンチャン、ピッタリでしょ?」と話していた声も聞こえてきました。
この映画の原作を読んでいないので、スタッフの人の言葉が「南原さんは役柄にピッタリ」ということなのか、それとも下町にピッタリなのかイマイチわかりませんでしたが、いずれにしても褒め言葉には違いありませんから、ちょいニヤリとしてしまいました(笑)。
それから、南原さんはおばちゃんにも人気があったということにもちょいニヤリ、いや、ちょいビックリ(そう言ってたおばちゃんは一人でしたが・笑)。
う~む、これからは、マダムキラーor杉さま・南原さんと呼ばなければいけない・・か?(笑)
あと、おばちゃんが言っていたラジオのトークイベントって何?とも思いましたが、それはとりあえず措いといて。
撮影準備が進む商店街をぶらりと歩いていると、スタッフに混じって大林監督の姿も。
監督は地元の人と和やかに話をしたり、地元の人が連れていた犬をなでたりしつつも、あれやこれやと撮影の準備をしていました。

撮影が始まるまでまだ間がありそうだったので、周辺を散策して10時ごろ商店街に戻ってくると、撮影準備オッケーという雰囲気。
カメラなどがセッティングされているメインの商店街へ入る小道で見学をしていると、すぐ横(メインの商店街)から南原さんと永作さんがそろって登場。
ただ、二人ともごく普通に歩いてきたので、私の3、4メートル横に南原さんが居たのに最初はまったく気付きませんでした(笑)。
間近で見た南原さんは、おばちゃんの言うようにテレビで見るよりいい男だったと思います(笑)。
南原さんはスタッフの人に挨拶や会釈をしたり、永作さんと談笑をしたりしていましたが、大林監督がスッと寄ってきて「はい、おはよう」と挨拶をしながら南原さんと握手。
南原さんは握手をしながらお辞儀をしてました(笑)。
大林監督は永作さんとも握手。
そして、スタッフの人の「まずは代役でリハーサルをします」という声とともに、すぐに撮影が始まったのですが・・・。
私の見ていた場所も映ることになったという説明があって、道の奥に下がらなければいけなくなり撮影現場を見ることが出来なくなってしまいました。
ということで、その場所からの見学は断念し、今度はメインの商店街のほうへ回り撮影を見学しましたが、かなり離れていたのでどんな感じだったかはよくわかりませんでした。
たぶん、南原さんと永作さんの二人が並んでお店に入る(帰る?)10秒くらいのシーンだったと思います。
何度か撮りなおしをし、その間、南原さんと永作さんは何やら話していたようでしたが、遠くからなので何を話しているかはわかりませんでした。

撮影をしていた商店街は小さく(道が細く)、野次馬的に撮影を見学する場所もなかったので、最初の15分くらいで切り上げてきましたが、いい感じで撮影していた・・ように思います(笑)。
いや、撮影自体は前述した通りよくわかりませんでしたが、南原さんと永作さん、大林監督や他のスタッフも和やかな感じでした。
地元の人も「ほら、ナンチャンよ、ウッチャンナンチャンのナンチャン」ってな感じで好意的な様子でしたし、スタッフの人も地元の人や通行人などにかなり気を使って撮影をしていました。

あ、それから、南原さんの着ていた衣装ですが、最初見たときは私服かと思っていたら、すでに衣装に着替えていたようで(現場だから当たり前か)。
ネタバレ・・ということのほどではないと思いますが、知りたくない人は薄目でお願いします(笑)。
南原さんは、ジーンズに黒いスニーカーのような靴。ちょい短めのグレーのコートのような衣装(フードがついていたかも)を着ていました。
永作さんもジーンズで、オレンジっぽい黄色の短めのコート(かな?)を着ていました。
あと、南原さんは撮影現場に登場したときはメガネをかけていましたが、本番が始まってメガネをかけていたかどうかはよくわかりませんでした。


以上、現場からのリポート(のようなもの)でした(笑)。



A.N.N.余談あれこれ

2008年02月29日 | ウンナンあれこれ
A.N.N.の感想は鋭意執筆・・準備中です。
録音した放送はリピート&リピートして何度も聞いているのですが、感想記を書くのがもったいない・・もう少し楽しい余韻に浸っていたくて、感想記もそこそこに相変わらずな放送を聞いて笑ってしまっています(笑)。
感想記は近日中にUPできれば・・と思っていますが、予定は未定ということで、悪しからずご了承ください。

ところで、A.N.N.で話していた内村さん出演のドラマ。
内村さんの出てるとこ以外は早送りで見ましたが、出番が多くてちょいビックリ。
で、山下真司さんとの場面では、NG連発の話を思い出して思わず笑ってしまいました(笑)。
あと、みっちゃんこと内村さんが「バトンの中には色んな気持ちが入ってる・・云々」という場面は、かなり良い感じだったと思いますが、バトンには蓋も底もついてないから振り回してるうちに色んな気持ちも落っこっちゃうんじゃないの?ってなことを思い、ちょっと笑ってしまいました(笑)。
そんなしょーもないツッこみは兎も角として、長台詞ご苦労さまでありました(笑)。

それから、こちらもA.N.N.で話していた、『Get』や『ナンだ!?』のディレクターをやってる、皆さんご存知のプロレス好きのマルモ君(笑)。
以前『NANDA!?』にちょこっとだけ出てたのを見たような記憶が・・・。
確か、南原さんがアテネ五輪の体操を観に行ったときに、富田選手(だったかな?)のお母さんからサインを求められたにもかかわらず、一緒に居たマルモ君が断った・・という話題になり、スタジオに居たマルモ君が少しだけ映っていたと思うのですが・・。
もしかしたら『Get』だったかな?とも思いましたが、『Get』でそんなくだけた話はしないと思いますし。
あやふやな記憶でもやもやした気分でいるのも何ンなんで、その時の放送を探してみたのですが、全然みつかりません。
いや、マルモ君が出ていたであろう2004年から2005年にかけての『NANDA!?』のビデオテープ自体見つからないのですが(笑)。
そんな放送はなくて私の思い込み、ということは無いと思うけど・・・う~む、確認できないとだんだん自分の記憶が信じられなくなってくるな~(笑)。
部屋の大掃除とビデオの整理をせねばいかん、と思う今日この頃です(笑)。



ちょっとした情報

2008年01月04日 | ウンナンあれこれ
今日(1/4)の日本経済新聞の夕刊のテレビ欄(11面)の"CM探検"に、南原さんが出演しているサッポロビールのCMが採り上げられています。
ただ、南原さんについては役柄説明(タレントとしてではなく消費者代表として話を聞いている)ということぐらいしか書いてありません。
写真はモノクロで、南原さん、サッポロのフィールドマン、大麦の生産者の人が笑っている場面のものです。

ところで、箱根駅弁・・ではなく(笑)、駅伝で流れていた南原さん出演のサッポロのCMを見て、ビール版の『Get』みたいだな~、と思ってしまいました(笑)。
『Get』や『ナンだ!?』で、「なるほど~」を連発してる南原さんを見て、このCMに起用したんじゃないのかな?と思いますが、どうなんでしょう。
真偽のほどはわかりませんが、CMでも「なるほど~」と言っていた南原さんを見て、思わず笑ってしまいました(笑)。
あと、このCMで一番印象に残ったのは、話を聞いたあとの南原さんの笑い声だったのですが、サッポロのサイトにはそのバージョンがなくて残念。
テレビのCMは録画し損なった・・と言いますか、いまだにビデオしかないので録画自体最初から諦めていたのですが・・・。
あの笑い声が聞ける日がもう一度来る・・のかな?(笑)



そういえば

2007年12月27日 | ウンナンあれこれ
昨日はトークライブだったのか・・・。
チケットを取り損なってからすっかり忘れてた、いや、あえて忘れるようにしていたのですが(笑)、どうやら2月には見ることが出来るようですので、楽しみに待ちたいと思います。

あ、それから、男は黙って・・のビール会社のCMの話にはビッくらこいたな~。
年の瀬に、一足早いお年玉でありました(笑)。

ところで、一昨日放送の清水ミッチャンの番組は、どうやら全国ネットではなかったようで。
ちなみに、今日の『ビバリー昼ズ』で、ミッチャンが「『夢逢え』のスタッフがあの番組をつくってくれましたし・・」と話してました。
で、ご覧になれなかった人がいるというのは残念なので、ウンナンが出てた場面を中心にレポのようなものをちょこっと。



『清水ミチコの20周年だからリップサービス』
子供の頃の写真でミッチャンの生い立ちやプロフィールなどをナレーションで簡単に紹介したあと、デビューのきっかけになった渋谷ジァンジァンのライブや永六輔さんの話をするミッチャン。
続いて、テレビデビューとなった『冗談画報』(1987年4月15日放送)の舞台のVTR。
この中でミッチャンは、♪港のヨーコ横浜横須賀~ にのせて楠田枝里子さんのマネをしてました(笑)。
そして、「1988年『夢で逢えたら』開始」という紹介のあとに、『夢逢え』のミドリのコント"別れましょう"のVTR。
久し振りにミドリを見ましたが、ミドリは今見ても強烈だな~(笑)。
ちなみに、この時のミドリは、ミツオ君(内村さん)に、「私たち別れましょう」「他の女を抱くがいいわ!」と、別れる気もないのに別れを告げてました(笑)。

VTRが終わり、"『夢逢え』の思い出を語る"と題し、『夢逢え』について語るミッチャン。
 
清水 「『夢で逢えたら』っていうのは、それまで私やっぱりピンでやってきて、女の人って珍しかったので、あの~、すごく、こう、チヤホヤされてたと思うんですよね。で、「あ、あたしはちょっと面白いのかもしれない」と思ってたら、こういうお笑いのホントの精鋭たちに会って、「ぜんぜん面白くないかもしれない」と思って、ものすごく落ち込んだ番組でもあるし。落ち込んだ時に「何か面白いものないかな~」と思って、一生懸命探したら、あのミドリと、あのブサイクなキャラクターと出会うことが出来て、「頑張れば何とかなるんだな~」っていうことを、奇しくも教わった番組ですね(と言って『夢逢え』の台本を見せる)」

テロップ・ウッチャンナンチャン清水ミチコを語る
ナレーション・「そんな『夢で逢えたら』の想い出を、このお二人に語っていただきました」

楽屋らしき場所で並んで座っている内村さんと南原さん。
内村さんは白地に青いストライプのシャツ、ライムグリーンのネクタイを締め、グレーのスーツ。
南原さんは、ネクタイは締めず、白いシャツに薄紫のベスト(?)を着て、紺のスーツ姿でした。
イロモネアの収録だったのかな?という感じでしたが、真偽のほどは分かりませんので、間違っていたら悪しからず。
で、二人のコメントは、


   (真面目な顔の内村さんと南原さん、軽く頭を下げる)
内村 「どうも・・ウッチャンナンチャンです(笑)」
   (今度はちょっと笑いながらもう一度頭を下げる二人)
内村 「フフ(笑)」
南原 「(真面目な顔で)よろしくお願いします」
内村 「よろしくお願いします(笑)」
   (もう一度頭を下げる二人)
内村 「え~、ミッチャン、20周年おめでとうございます」
   (頭を下げる二人)
南原 「(早口で)おめでとうございます」
内村 「さよなら」
南原 「ハハ(笑)、もうちょと話ししなきゃ」
内村 「そうですね(笑)」
南原 「え~」
内村 「はい」
南原 「20周年ね」
内村 「うん」
南原 「えぇ、早いもんですけどもね」
内村 「早いですね~」
南原 「ま、我々も20周年・・終わったよね」
内村 「も・・う、過ぎましたね」
南原 「そうですね」
内村 「22、3年ですけどもね」
南原 「偉いですね、区切りをちゃんとやろうとして」
内村 「そうですね(笑)。うちら一切やんなかったけどな」
南原 「そうですね。そこらへんがやっぱ年の功ですね」
内村 「そうですね~」
南原 「ミッチャンですね、ま、ミッチャンは、えぇ~『夢で逢えたら』っていう番組でね」
内村 「そうです」
南原 「一緒になって」
内村 「はい」
南原 「でね、何故かやたらね、服がね、胸を強調する服を着てたんですね」
内村 「はぁ~~!?そうでした?(驚いたような顔で南原さんのほうを見ながら)そうでしたっけ!?」
南原 「最後のエンディングコーナーとかね」
内村 「あぁ~~!?」
南原 「何でそんなに胸を強調するんだと(笑)」
内村 「あのね、(ミッチャンは)ちょっとプライド高いとこありますからね」
南原 「アッハハハハハハハハハ」
内村 「あの~、モノマネ芸人って言われるのがものっすごいイヤ・・」
南原 「ものっすごいイヤなの」
内村 「イミテーション何とか、自分は。とか言ってましたけど」
南原 「えぇ」
内村 「モノマネ芸人だと思います(笑)」
南原 「はい」
内村 「もう、ホント、(『夢逢え』の放送が)深夜の時代に、なんか6人で踊るみたいなやつがあったじゃないですか」
南原 「そうそうそうそう」
内村 「(ミッチャンが)いちばん運動神経悪かったね」
南原 「(ピアノ弾くマネして)音楽出来るのに?」
内村 「音楽出来るのに(と言ったあとウンとうなずく)」
南原 「(ミッチャンには)困った」
内村 「(笑)」
南原 「世代の差を感じたよ」
内村 「そう(笑)、何だろうね、あの運動神経の無さはって思いましたね(笑)」
南原 「でね、ピアノもね、こう、弾いてくれるんですけどね」
内村 「うん」
南原 「そんなに上手くなかったですよ(笑)」
内村 「アッハッハハハハハハハハハハ」
南原 「(ピアノを弾くマネをしながら)時々間違えるんですよ、なんか(笑)」
内村 「うん(笑)」
南原 「ど、どうしたの?って」
内村 「そうだね(笑)。(真面目な顔で)あとね、モノマネもそんな・・」
南原 「アッハハハハハハハハ」
内村 「・・でもないな~(笑)」
南原 「お前、全否定じゃねぇかよ(笑)。アッハハハ」
内村 「ねぇ~(笑)」
南原 (体を前に倒して右手で膝を叩いて笑う)
内村 「そんな、想い出があり(笑)」
南原 「えぇ~(笑)」
内村 「ホントに『夢逢え』のね」
南原 「えぇ」
内村 「メンバーなんで、やっぱちょっと違うものがありますね」
南原 「そうですよ」
内村 「ミッチャンとはね」
南原 「(腕を組んで)『夢逢え』の中のマリリン・モンローですからね」
   (画面中央に、マリリン・モンローのマネをしてるミッチャンの写真と、♪ププッピドゥ~の歌声)
内村 「(体を前後に揺らして)アッハハハハハハハハハ」
南原 「ハッハハハハハハハ」
内村 「(手で膝を叩きながら)ハッハハハハ」
南原 「ハッハハハハハ」
内村 「ホントにね(笑)」
南原 「(笑)」
内村 「いつまでもお元気で(笑)」
南原 「えぇ(笑)」
内村 「ハッハハハ」
南原 「健康に気をつけて」
内村 「風邪に気をつけてね(笑)」
南原 「これからも人をマネし続けてください(笑)」
内村 「はい、どうもありがとうございました~。(小さい声で早口で)おめでとうございます」
   (笑顔で頭を下げる内村さんと南原さん)

というものでした(笑)。
ミッチャンが『夢逢え』の中のマリリン・モンローだったというのは初耳ですが(笑)、とにもかくにも、愛情のこもった二人のコメントでありました(笑)。
それから、番組の最初にちょこっと流れていた、ミッチャンがテレビ初出演の『冗談画報』には、"IMITATION SINGER 清水ミチコ"とテロップが出てましたので、「モノマネ芸人と言われるのがイヤ・・云々」というのは本当だったようです(笑)。

あとは、20周年ライブの様子が流れたり、ミッチャンの自宅のネタづくり部屋を紹介したり、平野レミさんや、一緒にラジオをやってる高田文夫さん、三谷幸喜さんのコメントがあったりしつつ、最後はミッチャンと矢野顕子さんの対談とピアノセッション。
憧れの矢野さんとのピアノセッションでは、本番前に少し涙ぐんでいたミッチャンでありました。
あ、あと、私が一番笑ったのは、"目マン"(笑)。
パーカーを頭からかぶって目だけ出す"目マン"。
あまりのくっだら無さに、テレビの前で久し振りに大笑いしてしまいました(笑)。

ってな感じの、ミッチャンの20周年の番組でありました。



向日葵

2007年08月03日 | ウンナンあれこれ
厳しい暑さが続く今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか。
♪暑中~お見舞い申し上げ~ます~・・・であります(笑)。
私はといえば、にぎわい座へ行けず、南原さんの『芝浜』を聴きそこなって残念無念な日々を送っています(笑)。

ところで、昨日放送のカンニング竹山さんの『生はダメラジオ』で、にぎわい座での落語の話をしてました。
南原さんの名前も、ちょこっとだけですが出てきました。

竹山さんいわく、当日の自身の落語について「ミラクルが起こった」「ま~見事な高座をしたわけよ、凄いのよ」「自分で自分のこと褒めますけどミラクルって起きるのよね」と、かなりの自画自賛(笑)。
それから、今回、正蔵師匠とスケジュールが合わなくて結局一回も稽古が出来なかったので、代わりに本番4日前にいっ平師匠から稽古をつけてもらったそうです。
で、竹山さんいわく「いっ平師匠が(稽古を)やってくんなかったら、俺、このミラクルは起こんなかったのよ」とのことでした。
あと、「マクラが受けたせいか、神が降りたようにバンバンアドリブ浮かんでくるのよ」とも言ってまたが、「俺がやったようなことはたぶんね、落語とはいえないもんだと思うわけ」ということも言ってました。
そして、にぎわい座へ観に行った人からの、竹山さんの落語は面白かった、テレビとは違う竹山さんの魅力があったのでもっと生のステージに立ったほうがいい、というメールに対して、

「俺もう「やらない」って言ってるわけ、落語。記者会見みたいのもあったけど。何で「やらない」って言ったかっていうと、まず大変なのもありますよ。でも、やってみて、じゃあどう思ったかっていったら、すっげー楽しかったわけ。落語の魅力ってこれなのかなと思ったわけ。でも俺は落語家じゃないのよ。それをね、落語家気取りでちょっとやるのは申し訳ないかなと思うわけ。趣味でやる分にはいいと思うのよ。それはあくまでも趣味ですから。でも、これ、芸人竹山が「俺は落語得意ですから」って言って、いけしゃあしゃあと何でも舞台に上がるのも如何なもんかなと思うけど、「そうじゃない」って言う人もいるわけ。だから今どっちか悩んでるわけ。その、例えば小朝師匠とかさ、あのへんとかは「どんどんやんなさい」と、落語、そうやって裾野まで広げて「やりたい人はやんなさい」って、いいこと言ってくれて。で、南原さんとかも、落語もともと好きだったし、やってるわけよ。で、南原さんとかも「いや、竹山、舞台上がったほうがいい」と、「落語でも何でも」と、「そうしないとテレビだけだと流されて終わっちゃうぞ」という話を、夜、終わって飲みながらやったりもしたんですけど。確かにそうだとは思うの。俺なんか今一人だから、別に一人でネタやってる人じゃないから。久しぶりにもう、漫才ももうやめてますから、こうやって一人で舞台に上がるのもね、芸人としては非常に良いことだと。ただそれが「落語かな~?どうなのかな~?」というのは、今ちょっと悩んでんですけど。1年に1回くらいは、ちょっとまた稽古して落語をね、ま、寄席には僕はちょっと落語家じゃないから上がれませんけども、なんかちょっとやるのもいいかなと思っとるんやけどね、難しいんやけどね。あの~、とりあえずこの模様はね、9月かな?9月くらいにまずTBSの深夜番組で流れて、ほんでこれDVDが出るんで。DVDはね、なんかノーカットで全部流すらしいよ。だからそれをね、見てくださいよ、ホントに」

とのことでした。


当日はかなり時間が伸びたようですが、ノーカットでDVDに入りきるのかな?(笑)
う~む、DVDって何時間収録できるんだっけ?
そのへんが少し気になるとこですが、とにもかくにも、9月の放送とDVDの発売を楽しみに待ちたいと思います。



昨日のラジオで南原さん話

2007年07月20日 | ウンナンあれこれ
昨日の深夜に放送していた、カンニング竹山さんの『生はダメラジオ』(TBSラジオ)という番組で、大銀座~での南原さんの話や、自身がやる落語のことについて少し話をしていました。

竹山さんが落語をやっているのは、今月末のにぎわい座での高座のためだそうです。
で、にぎわい座での落語はDVDになり、竹山さんや彦摩呂さん、ますださんなどが落語に挑戦してるドキュメントが、TBSテレビの深夜番組で流れるとのことでした。
・・・ということは、南原さんの落語会に居たのは、TBSのカメラだったようです。
う~む、じゃ、テレ東の花はなんだったんでしょう?
あと、ドキュメントの番組がいつ放送されるかなども気になるとこですが、それはひとまず置いといて。

竹山さんは今まで落語をナメていて、この企画をもらったときも「お~、やりてぇ、やりてぇ、落語とか出来ますよ」と言っていたそうですが、やり始めてみたらものすごい難しく、「今、俺、宣言しますけど、落語できないわ!難しくて」と、落語の話をし始めてすぐにギブアップ宣言をしてました(笑)。
竹山さんは、「落語家になった人はすごいのよ、若手であろうがベテランさんであろうが」「よくあんな芸が出来るな!」「落語すげー難しいよ!」と、落語の難しさと落語家がいかにすごいかということを、何度も口にして力説していました。
竹山さんは今回、正蔵師匠から落語を教わっているそうで。
上下などの基本的なことを教わり、正蔵師匠にさわりを目の前で30秒くらいやってもらったら、ものすごい技術にびっくりしたとのこと。
で、正蔵師匠について、「あいつ上手いのよ、やっぱ大師匠なわけよ!」(笑)。
あと、いっ平さんの寄席(大銀座~のことかも)にも行ったそうですが、「ま~上手いわけ」「(今まで呼び捨てにしてたけど)あえて、いっ平師匠と呼びますよ」と、やはり感心しきりの様子でした。
そして、

竹山 「あの~、南原さんがね、一応落語をね、何年か前からやられてて、で、南原さんが発起人というか、南原さんが「若手で落語をやりたい奴集まれ」っていう言葉のもと、俺たちが集まってやるんだけど。で、南原さんのね、このあいだ大銀座落語会っていうのずーっとあって、南原さんも一日やってさ。ま、あの~、落語をよく分かんない人は分かんない思いますけども、『芝浜』っていう落語の難しいネタを、南原さんが小朝師匠に言われて、挑戦してこないだやったわけ。で、『芝浜』ってものすごい難しいわけ。もう普通の若手の落語家とかさ、やっちゃいけないっていう芸らしいの。それを南原さん、言ってもほら、落語家じゃないから、南原さんいわく「素人だから、小朝師匠「お前やれ」って言ってやってもいいんだ」と。それでも南原さんノイローゼになるほど、もう稽古して、寝ないで。もう顔がさ、南原さんいわく「二重(ふたえ)になった」と。もう実際二重になってるわけ。それくらい苦しい思いをして、このあいだ一時間ぐらいの高座をさ、満杯のお客の前でやった、俺、観に行ったのよ。やっぱ南原さん、落語家?っていうくらい上手いのよ。ほんで、俺が今回やるネタが『子は鎹』っていうんですけど、それも落語のなかでめちゃくちゃ難しいネタで、それを正蔵師匠が、「こういうのアレンジしたら?」って言って、ま、現代版みたいに自分が喋りやすいように直してやるんやけど。南原さんいわく、「俺、『子は鎹』やる」っつったら、「お前、バカか?」と(笑)。「出来るわけねぇだろう」と(笑)。で、偶然、南原さんの寄席を観に行ったときに、小朝師匠が偶然居たのよ。出るんじゃなくて裏に。で、南原さんが紹介してくれて、「竹山が、師匠、『子別れ』やるって言うんですよ」って言ったら、小朝さんも、「え~っ!?」。(笑)。「『子別れ』やられるの!?」みたいな感じになって(笑)。で、こりゃ、もう「ただ事じゃねぇ」っつって、ずっと僕の横ではデジカメが動いてるんですけど、もう小朝師匠も「デジカメいらない」と。「竹山君、私の楽屋にいらっしゃい」と。(笑)ということで、どうやって練習すればいいかとか、「目線はこうだよ」とか、教えてくれるんやけど。もう、その、それ、ものすごいありがたいんですけどね、聞けば聞くほどプレッシャーになっちゃって、ホントに何度も言うけどね、落語ってすごい!だからホントもう、やって・・や、もう観に行った方がいいよ!観てない人は一回。」

この後、落研の大学生の人からの、「自分もやる前は落語をナメてたけど、実際にやってみたら『笑点』のメンバーが神に見える」というメールが読まれていましたが、竹山さんも「俺も神に見えるよ」とのことでした。


話の中で竹山さんは、「南原さんの寄席を観に行ったとき、偶然小朝師匠が・・」と言ってましたが、話の流れからいくと、大銀座~のことでしょう。
なしのつぶてだった小朝師匠は、ちゃんと南原さんの『芝浜』を聴きに来てたんですね~(笑)。
う~む、『芝浜』と同じくらい良い話です(笑)。
それから、南原さんについて竹山さんは「ノイローゼになるほど」と言ってましたが、竹山さん自身、落語以外にもドラマなどの仕事があって忙しく、「いや、もうホント、ノイローゼですわ」と言ってましたので、自分のことと重ね合わせて南原さんのことを言っただけで、南原さんが「ノイローゼになるほど」ということではないような気がします(私の推測ですが)。
ただ、南原さんが今回かなり稽古をしていたのは、竹山さんの話を聞いて伝わってきました。
当日、南原さんが二重になっていたかどうかは分かりませんでしたが、ホントにお疲れ様でした、であります。
こういう話を聞くと、感想記にあれこれ書いてしまい申し訳ない・・という気持ちも湧いてきましたが(笑)、南原さんには、プロの噺家じゃないのに頑張ってた、というレベルではなく、もっと素晴らしい落語をやって欲しいという気持ちがありますので、昨日書いた感想記は妄言多謝ということでご勘弁を(笑)。
改めて、先日の『ナンちゃんの落語会』、お疲れ様でした&楽しい一夜をありがとうございました。