矢野(五味)晴美の感染症ワールド・ブログ

五味晴美の感染症ワールドのブログ版
医学生、研修医、医療従事者を中心に感染症診療と教育に関する情報還元をしています。

今回はNetworkingで大変な幸運に恵まれています。

2010-09-08 05:01:29 | Glasgow 2010
今日は、昨日に続いて、セッションをいろいろ楽しみました。

午前中のPlenary sessionに続き、日本人の先生方のOral presentationに参加しました。
お2人のご発表を拝聴しましたが、おふたりとも大変すばらしいリサーチをされており、
audienceにもよくそれが伝わったと思います。日本からの情報が世界に役立つと思いました。

なかでも、プレゼンテーション(10分)の構成の仕方、スライドの作り方が大変すばらしかったのが、先日偶然、University of Dundeeのsimulation centerへのツアーworkshopでご一緒した同年代の女性の先生の発表でした。

司会者の先生も、非常にinnovative なpresentationだったとコメントしたくらいでした。日本人の先生がたのご活躍を見れて、とてもうれしかったです。

その後、21世紀の医学生教育というタイトルのシンポジウムに参加し、US, UK, Canada,
Ausutralia, South East Asiaを主体とした医学教育の動向と方向性に関するディスカッションを聞いていました。東アジアや日本の紹介がなかったのは残念です。

お昼は、上記の女性の先生と偶然お会いでき、ランチをご一緒しました。

その後、今回は本当にラッキーだと思いますが、たまたまName tagが見えて、それが日本のお名前だったので、「日本からの方ですか?」とお声をかけてみました。

そうしましたら、その方は、30年以上米国などで仕事をしていらっしゃるPh.Dの方で、
現在は、オランダ領だったCarribean の島のひとつで、医学部の副部長などのお立場で主に、米国人を対象とした医学教育をデザインし実行している、とのことでした。

大変、びっくりしましたが、いろいろなお話に花が咲き、本当に貴重な交流の時間が持てました。今後も、この先生とはnetworkを維持しましょう、となり大変喜んでいます。

今回は、本当に「偶然とは思えない出会い」がいくつもあり千載一遇の機会をいただいたと思って大切にしたいと思っています。

夕方は、Johns Hopkins 時代の親友のひとりで、タイ出身の子と7年ぶりに一緒に夕食の食事をしました。7年たっても、お互いに変わらぬ友情がとても心にしみました。