OZ.

Opened Zipper

ジョーイ2 #4 スタントマンだ!ジョーイ

2006-05-16 00:17:21 | ドラマ・ジョーイ

邦題:スタントマンだ!ジョーイ
原題:Joey and the Stuntman
   (ジョーイとスタントマン)


■ストーリー

映画の撮影が続く中、ジョーイはスクリプトガールのアビーに執拗に付きまとわれる。
原因はジョーイが台詞を正しく覚えていないためで、ジョーイが間違う度にアビーが細かく訂正しまくるのだった。
いい加減な性格のジョーイは台詞を正確に覚えることができないため、アビーが鬱陶しくて仕方ない。
スタジオでは毎日のようにジョーイがアビーと衝突していた。
ある日、ジョーイの部屋にアビーが訪ねてくる。
部屋までつきまとうなと怒るジョーイだったが、アビーはジョーイと同居している甥っ子のマイケルに誘われて来たのだった。
アビーと意気投合したマイケルは彼女と真面目に付き合おうとするが、アビーを嫌っているジョーイは猛反対。

アクションシーンの撮影の際、ジョーイは間違ってメイク係の女の子を投げ飛ばしてしまう。
その結果、アクションシーンの撮影はジョーイ自身ではなく、スタントマンを使うことになった。
スタントマンとしてやってきたチャックを、ジョーイは自分の日常の身代わりとして利用したり、自分の動作を真似させようとしてワガママな命令をする。
自宅でチャックにスタントまがいの行為をさせたり、使い走りをさせたりするジョーイ。
見かねたエージェントのボビーから叱責されたジョーイは、チャックに謝罪する。
お詫びのつもりでチャックに高級な酒を強引に勧めたジョーイだったが、15年間禁酒していたチャックはボトルごと飲み干した後、錯乱してしまう。

■感想

冒頭のジョーイがメイク係の女の子を投げ飛ばすシーンはナイスでした。
が、ちょっと他のエピソードが弱かったかなーという印象。
スタントマンのチャックへ無理難題を言って従わせる辺りは、以前アシスタントだったグレンへの仕打ちによく似てたし。
アビーの勘違いっぷりはジャニスっぽくもあり(あそこまでイッちゃってないけど)、全般的に旧シリーズのエピソードの使いまわしっぽく感じました。
こうなったらただひたすら、ジョーイのおバカっぷりと奮闘っぷりだけを楽しむしかありません。

最近ジョーイのエピソードをイマイチ楽しめない理由は、アレックスがジョーイを好きになってしまっているという設定になってしまったせいもあるかも。
この設定ありきでエピソードが作られているんですが、「そりゃないよなぁー」と思いながら見ているせいでイマイチな内容に感じてしまうんでしょう。
早くこの設定、止めてくれないかな…

四菱ハイユニステッカー自作

2006-05-15 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
「四菱ハイユニ轟一号」と命名された折りたたみ自転車(愛称:ハイユニ号)のために、ステッカーを自作しました。

イメージとしては四菱マークと「YOTSUBISHI Hi-uni」のロゴの組み合わせ。
四菱マークは武田信玄の家紋の方じゃなく、もちろん×状に配置されたいかにも三菱マークのパクリ風な「とどろけ!一番」バージョンの方です。
以前「とどろけ!一番」ファンのために四菱ハイユニ鉛筆が製作されたそうなんですが、画像を見てみると「ハイユニ」ってカタカナで書かれてました。
むーん、まぁ確かに三菱鉛筆のHi-uniロゴそのまま使って商売すると、色々と問題あるだろうから、しょうがないのかな。

しかし自分は三菱鉛筆のHi-uniロゴをパクリたい。
パクった四菱ハイユニステッカーを自転車に貼って、「とどろけ!一番」ファンにしか分かって貰えない、マニアックな失笑を買いたいのです。
一応三菱鉛筆のWebサイトの利用規約で著作権の部分を確認した結果、これは明らかにロゴマークの私的利用の範囲内だから問題あるまいよと判断して、がっつりパクらせてもらうことに決定。

さて「uni」のロゴは三菱鉛筆のサイトで見つけたんですが、「Hi-uni」ロゴがなかなか見つかりません。
しょうがないのでショップの文房具コーナーを物色し、シャープペンシルの替え芯の「Hi-uni」ブランドを発見。
パッケージに「Hi-uni」と書かれているので、これ幸いと買って帰ろうかと思ったんですが、230円という高値を見て膝が震えます。(嘘)
「シャーペンなんて全然使ってないのに230円も出して替え芯なんて買えるもんか」と筋金入りのしみったれの自分は購入を断念。
眼力で「Hi-uni」ロゴを脳裏に焼き付けて、各文字の太さや比率、バランスを記憶します。
ふーん、Hiの文字は白抜きかー、iの高さはHと同じなんだなー、ハイフンの高さはunの中央くらいだなー…よし、覚えた。(これぞ貧乏パワー)

数日後、夜中にパソコンに向かって作業開始。
まずは三菱鉛筆のサイトから拾ってきた「uni」マークの画像を拡大。
ドットが荒過ぎて使えないので、この比率だけ使って結局自力でレタリング作業することになります。
直線部分は問題ないんですが、やはり問題は曲線。
一番キビしいのは「n」の縦棒から右に伸びてカーブするあたり。
試行錯誤の末にどうにか「uni」ロゴ完成。
今後はその「i」を流用して白抜きの「Hi」ロゴとハイフン完成。
エッジをごまかすためにぼかし効果を使って、どうにかステッカーに使えそうな文字ができました。

四菱マークは赤い反射材シートを切り貼りすれば良いやと思ってたんですが、位置合わせのためにもロゴの方にも入れておくことにしました。
正三角形を描き、コピーを180度反転させて結合して菱型を作成し、更にコピーして90度回転させて結合、最後に全体を45度回転させて完成。
よしできた。

まずはプリンタでサイズを変えつつ普通の紙で印刷して、出力されたものを自転車に当てて最適な出力サイズを確認します。
どうやら40%で出すと丁度良いと判明。
最後にシールになっている透明なA4シートに印刷して、これをステッカーとするのですが、このシートはレーザープリンター用なので自宅では出力できません。
どうするかというと、会社のプリンタを借用させてもらうのです。
人気のない休み時間に、透明シートをプリンタにセットして印刷します。
よしよし、上出来だ。

家に持ち帰って最後の仕上げにかかります。
反射材シートをカットしておいた菱型4枚を四菱マーク上に貼りつけ、その上から透明な梱包用テープをコーティング用として貼ります。
後は必要なサイズで切り出し、これで自作ステッカー完成です。
ハイユニ号のフレームを拭き上げてから、ステッカーを貼ります。
シートパッド部分に大サイズと、ヘッドチューブ部分に中サイズを貼り付けました。
なかなかイイ出来じゃないのー?と独りで自画自賛。

ついでに先日自作したフレームバッグのライン部分にも小サイズを貼っときました。

1週間前倒しブログ

2006-05-14 00:00:01 | Opened Zipper
パソコンが不調です。

どうやらキーボードのカーソルキー「↓」が押されたままの状態になっているような感じで、何もしていないのにウインドウ内での選択位置が勝手に最下位まで移動してしまいます。
キーボードもマウスもPC本体から抜いてもこの現象が止まらないので、キーボードやマウス側の問題じゃないです。
マウスのホイールを下に回している可能性もあるんですが、ウインドウ上の動作を見た感じでは、「↓」キーが押された信号が出っ放しのように見えます。

どうにかならないもんかと、キーボードのコネクタ部分をPC本体右へ少し押してみたところ、一時的にですがこの現象が止まります。
ってことで、ハード異常でしょうね。
メーカーのサポートへ連絡し、5/7(日)午後に引き取りに来てもらうことになっています。

修理には1週間~10日程度かかるだろうとのこと。
問題はその間のブログの更新です。
既に6月分までネタは買いてあって草稿中の状態の記事がたくさんありますが、草稿中から公開中に変更していかないといけません。
しかし会社から私用でアクセスする訳にはいかないし、モブログで投稿するのも面倒。
いっそ1週間分くらい前倒しで公開にしとくか?
ってことで、5/14までの分の記事を5/7に公開してしまいました。
手抜きですいません。

センタースタンド脱落事故

2006-05-13 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
折りたたみ自転車ハイユニ号のスタンドはセンタースタンドに交換していました。
スタンドを立てていると左のクランクが当たってしまうのが難でしたが、デザインが気に入ってました。

先日の夜、飼い犬ユニの散歩のために人気の無い公園内を走り回った後で帰宅する途中、ユニが道沿いの駐車場へ走りこんで急停止してウンチを開始しました。
いつもながらこのユニの急停止トイレには困らされます…いつまで経っても直らない。
散歩に出た直後に、トイレしそうな雰囲気の場所をゆっくり走ったりしばらく止まってやってるんですが、そういうときには全然トイレする気配なし。
全力疾走している途中で突然止まって、オシッコやウンチを始めてくれます。
リードを持ったままだと自分が自転車ごと転倒するので、いつもその急停止の瞬間にリードを離して離脱しています。

この日も同じパターンだったのでやれやれと思いつつも、舗装された歩道上じゃなくて砂利が敷かれた駐車場の分だけまだマシかなと考えながらユニのそばに自転車で引き返しました。
まだウンチ中のユニのそばに自転車を止めてスタンドを立てようとすると「スカッ」と空振り。
あれ?
センタースタンドが…ありません。

スタンド取付部分の金具と、根元の部分だけが残っているのですが、スタンド自体が脱落してしまっていてありません。
何じゃこりゃー。
ユニのウンチを始末した後、来たルートを引き返して探したのですが、どこにも転がってませんでした。
どこで落ちたんだ?

今になって考えてみると、予兆は色々とあったんでした。
まずかなり以前、出先でセンタースタンドを立てた瞬間に硬質プラスチックのかけらが転がってきました。
スタンドの素材に似ているので壊れたかなと思ったんですが、スタンドをいくらみても破損した部分が見当たりませんでした。
スタンドを立てたときにたまたまその辺に転がっていた破片を蹴飛ばしてしまったんだろうかと、自分を納得させていました。

その後、あるときスタンドを上げている状態でクランクにスタンドが当たってしまうことがありました。
取り付け位置がズレたのかなーと思いつつ、当たらない位置に調整して戻しておきました。

そして少し前から、スタンドを立てたときの自転車の傾き具合が以前よりも急角度になった気がしていました。
スタンドのバーの調整が狂ったのだろうと思い、アーレンキーでバーの長さを調整しておきました。

よくよく考えてみると、これらのスタンド関連の現象が、スタンドが徐々に破損していく段階で発生していたようです。
もっと気にして、一旦自転車からスタンドを外して確認していれば、事前に分かったかも。
とは言え、事前に分かったとしても対処のしようはなくて、新品に交換するしかなかったでしょうが。

原因は何だろうなぁ、しょっちゅうクランクがガツガツ当たってたから?
その程度で壊れるとは思えないんだけど。

こうして自転車のスタンドが無くなってしまいました。
ますますMTBっぽくなったと言えなくもないですが、無いと不便でしょうがないので代替スタンドを至急購入しないといけません。
最初から付いていた標準のスタンドはチープ過ぎて、ちょっと使う気がしないです。
同じのでも良いんだけどなー、センターだとやっぱりクランクと干渉して邪魔だからリア側に付けるタイプでデザインの良いのを探してみようかな。

スチームボーイ "STEAMBOY"

2006-05-12 00:00:01 | 映画
大友克洋のアニメ「スチームボーイ」を観ました。
大友克洋にハマったのは「童夢」あたりからで、遡って古い作品から手当たり次第に買い漁りましたが、最終的にはやはり「AKIRA」に止めを刺すって感じです。
原作のコミック版だけでなく、映画版もどっちもイイ。

そんな大友克洋の久々のアニメ映画だったんですが、趣向が好みから大きく外れてるっぽいので保留でした。
公開後の評判もイマイチだったし、どんなもんかなーと思ってたんですが、先日WOWOWで放映されたので録ってみました。


邦題:スチームボーイ (2003年日本)
原題:STEAMBOY
時間:126分
監督:大友克洋
声演:
 鈴木杏 (レイ)
 津嘉山正種 (エディ)
 中村嘉葎雄 (ロイド)
 小西真奈美(スカーレット)
 沢村一樹 (デイビッド)
 児玉清 (ロバート)
 寺島進 (アルフレッド)

■ストーリー

蒸気機関が普及し始めた19世紀中頃の英国が舞台。
祖父ロイドと父エディが発明家であるスチム家の少年レイは、工場の蒸気機関の整備の仕事をしつつ、小さな蒸気機関を使った乗り物を自分で作るなど、機械いじりを楽しんでいた。

ある日スチム家に、祖父ロイドから荷物が届く。
その直後にロイドとエディが研究に行っているアメリカのオハラ財団の男達が現れる。
荷物の中には金属製のボール状の機械が入っており、オハラ財団の者には渡さないようにというロイドからのメッセージが付いていた。
レイは金属ボールを持って逃げ、走行中の蒸気機関車に乗っていたロイドの知人の研究者達に一旦は救われる。
しかしすぐに追ってきたオハラ財団の男達に、金属ボールごと拉致されてしまう。

レイが連れてこられた建物の中には、研究中の事故によって変わり果てた姿になった父エディがいた。
エディは金属ボールが、高圧の蒸気を高密度で圧縮して封じ込めてある高エネルギー体「スチームボール」であることを説明。
スチームボール3個によって、その建物「スチーム城」を動かすことができるという。

エディの仕事を手伝うようになったレイだが、スチーム城内に囚われていた祖父ロイドと会って会話し、科学技術に対する父の考え方に疑問を抱くようになる。

■感想

なんつーか、素直に楽しい映画でした。
かなり楽しませてもらいました。

「AKIRA」のような毒々しさが無いのはちょっと残念ですが、英国の街並みなどの絵は綺麗だし、改造人間みたいな姿になったマッドサイエンティストな父ちゃんもイケてます。
スチーム城の「起動」ってのがあまりにも馬鹿馬鹿しくて失笑しつつも「すっげー」と楽しめました。
蒸気出まくり、機械グリグリ動きまくりなのがとても嬉し恥ずかし楽しい感じ。

かなり突拍子もない話で、ノスタルジックなファンタジーっちゅーかやっぱ「SF」かなぁ?
城に住むマッドサイエンディストはお約束だし、蒸気機関でこんなことやっちゃいますっていうアレは、紛れもなくセンス・オブ・ワンダーだから。

「父ちゃんがそーなっちゃった経緯」がよく分からんとか「オハラ財団の黒幕不在」とか「スカーレットの存在意義は?」とか「で結局何が言いたい?」といったツッコミどころは多々あるでしょうが、個人的にはそんなもんどーでも良い。
大友克洋がやりたかったことはつまり、マッドサイエンティストなサイボーグ・エディと同じく「スチーム城を起動した姿を世界に見せる」ってこと。
それが成功したんだから、もう何も言うことはないでしょう。
制作費24億円もかけた無駄遣い感も、それに拍車をかけてるのかも知れないけど、天晴れです。

こんなに金と時間をかけてクオリティ高めまくった超大作B級SFアニメなんて、もう二度と作られないんじゃなかろうか。
ってことで永久保存版にするためにDVD-Rに焼いておこう…うーん126分かー、ビットレート少し落とさんと1枚に収まらんぞ。

自作フレームバッグ完成

2006-05-11 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
折りたたみ自転車のフレームバッグを自作する計画を実行に移しました。

材料は近所のダイソーで見つけた、横長の安っぽい(って100円だから当然)ポーチ2個と、白い反射材テープ。
それから厚地用の縫い針と、太めの黒いポリエステル糸。

この2個のポーチでフレームを挟むようにして取り付ける方針です。
そのために連結するためのベルトを付ける必要があるのですが、ミシンでは処理できないっぽいので、手縫いします。
反射材テープは本当は他の目的で買ったんですが、使い道が無くなってしまったんで余ってしまってました。
せっかくだからコレにでも貼っておくか程度の気持ちで、バッグへのデザイン上のアクセントと被視認性向上のために貼り付けることに。

まずはポーチのベルトをハサミで切断。
反射材テープを貼り付けた後、切り落としたベルトを使って2つのバッグの連結用に縫い合わせていきます。
縫い物、しかも手縫いって久々だなぁ。
ポリエステル糸を二重にしてチクチクと縫っていきます。

上部は3箇所をベルトで連結してトップチューブをまたぐことにして、前方は1箇所をベルトで連結してヘッドチューブをまたがせます。
これでハンドルポストを抜いてセットしてやれば脱落することは無いはずなんだけど、走行中にブラブラ動いても困るので、2個のバッグ下部も連結させたい。
バッグの下部にベルクロを縫い付けて、連結できるようにしてやりました。
こうしてフレームバッグの自作完了です。

さっそく自転車に取り付けてみましたが、なかなか良い感じ。
やっぱりバッグを背負わせると、とたんにツーリング仕様っぽく見えますね。
このバッグには飼い犬ユニのお世話道具(グルーミングスプレー、コーム、トイレ始末用ビニール袋と古新聞の切れ端)を常備します。
自転車関連道具はサドルバッグに全部入れるので、このフレームバッグは純粋にユニの散歩用。
これでユニの散歩のときに、ディバッグ背負って出る必要がなくなります。

しかしこれでもまだ未解決の問題が残ってたりします。
ユニのウンチを始末した後のビニール袋を運搬するためのツールが無いままなのです。
今はまだワイヤーロックの輪の中に押し込んでますが、先日帰宅したら無くなっていたことがありました。
どこで落としてきてしまったのやら。
ちゃんとぶら下げておけるように、フックか何かを取り付けたいんですが、丁度良いアクセサリが無いか物色中です。

買い物中のご主人を待つ犬

2006-05-10 00:00:01 | 愛犬ユニ(uni)
ウチの犬ユニを連れて、自転車でちょっと遠出の散歩へ行きました。
途中、DIYショップに寄って買い物をしている間、ユニをフェンスにつないで待たせいていました。
この待つことができないと、どこへ連れて行っても苦労するので、慣れさせないとね。

この前まで、ユニは自分が姿を消すと吠えまくって困ってたんですが、今回は大人しく待っています。
エライッ。

10分程待たせて戻ったんですが、やっぱり大人しい。
あんまりおりこうさんなんで、どっか体調でも悪いんじゃないかと逆に心配になったりして。
ご褒美に褒めまくってやりました。
よしよし、この調子だぞ。

クイックリリース化検討・準備

2006-05-09 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
折りたたみ自転車のホイールのクイックリリース化ができないか検討中です。
やはり色々とメンテナンスする際に、クイックリリースの方が楽だろうと思われるので。

昔乗っていたMTBの残骸が一部実家に残っているんですが、その中にホイールがあったのでハブからシャフトとクイックリリース部分だけ抜いて持って帰りました。
折りたたみ自転車の標準のホイールのハブはナット締めタイプなんですが、このシャフトを旧MTBの中空シャフトに交換してやれないものかと考えています。
ちなみに持ち帰った中空シャフトはフロントがφ9mm×長さ110mm、リアがφ9.5mm×長さ140mmのようです。
折りたたみ自転車のフロントエンドは当然100mm、リアエンドは135mmと一応MTBサイズ。

まずは持ち帰ってきたシャフトから玉押し、ナット、スペーサーを外そうとしたのですが、片側しか取れません。
もう一方は硬く付いてしまっていて、外すにはハブスパナが必要なようですが持って無いし、このためだけにハブスパナを買うってのも勿体無い。
このシャフトに付いてる玉押しをそのまま使うことも考えたんですが、玉押しの周囲が開いてしまうのでゴミが入るからNG。
この中空シャフトを使うには、どうにかして玉押し、ナット等を外すしかないってことになったので、どうにかして工具を調達するまで一旦保留となりました。
ノギスで計測してみると、フロント側は13mm、リア側は15mmのスパナが必要で、厚さは3.5mm以下でないといけません。

その後、ダイソーで平べったい携帯工具を買って来たらたまたま15mmのスパナ部分が使えたので、リア側は外せました。
しかしフロント側はやっぱり外れない…困ったな。
悩んだ挙句、DIYショップで見つけた薄口スパナセットを購入しました。
これはスパナ5本セットで600円程度で、厚みは3.2mm程度。
スパナ自体はある程度のサイズは持ってるんで、ほぼ中空シャフトのために購入することになるのがやや納得いきませんでしたが、色々試しても外せないナットにイライラさせられていたので、どうにかして外してやりたくなってしまっていたのでした。

買って帰ったスパナでグリグリ緩めてやると、あっさり外れてくれます。
あー、スッキリした。

という訳で、使えそうな中空シャフトが入手できたので、クイックリリース化にチャレンジしてみたいと思います。
その前に、まずシャフトやナットとクイックリリースをちゃんと洗わないといかんですね。
クイックリリースは錆びが出てるし、シャフトも試行錯誤中に色んなゴミが付いてしまってるし、そもそもこいつら10年以上前の自転車から外してきた部品なもんで。

クイックリリース化はもうすぐタイヤ交換するので、そのときホイールをフレームから外した際に同時に作業するつもりです。
果たして無事にクイックリリース化できるのか?
そもそもリア側はディレイラーハンガーアダプターやガードも共締めされてるんですが…まぁトライしてみます。

サンダーバード "THUNDERBIRDS"

2006-05-08 00:00:01 | 映画
日曜日の朝、前の晩に録画したジョーイ2を観ようと思って何気なくTVの電源をONにしたら、WOWOWで映画「サンダーバード」をやってました。
昔懐かしのあの人形劇シリーズの実写(でもないが)版だーと惹き付けられ、しばらく観ていたのですが、サンダーバードが馬鹿馬鹿しいくらいにカッコイイ! すげー面白そう。
しかし日曜の朝にのんびりできる時間は限られているため、スケジュール上ジョーイ2を観ねばならない。
サンダーバードを観始めたのが開始後数分経っていて途中からだったようですが、続きも是非観たかったのでそこから録画しておきました。
後日、時間ができたときに続きをゆっくり鑑賞します。


邦題:サンダーバード (2004年アメリカ)
原題:THUNDERBIRDS
時間:95分
監督:ジョナサン・フレイクス
出演:
 ブラディ・コーベット (アラン・トレイシー)
 ソレン・フルトン (ファーマット)
 ヴァネッサ・アン・ハジンズ (ティンティン)
 ビル・パクストン (ジェフ・トレーシー)
 アンソニー・エドワーズ (ブレインズ)
 ソフィア・マイルズ (ペネロープ)
 ロン・クック (運転手パーカー)
 ベン・キングズレー (悪役フッド)

■ストーリー

元宇宙飛行士で億万長者のジェフ・トレイシーは、事故の際に愛する妻を救えなかった悲しみを通じ、巨額の資金を投じて国際救助隊IR(インターナショナル・レスキュー)を秘密裏に結成した。
無人島をトレイシー・アイランドとしてIRの基地化し、ハイテク救助用マシン・サンダーバード1~5号を自分と息子達で操縦して、ボランティアで世界中の災害や事故の救助活動を行っていた。
トレイシー家の末っ子のアランは学生のため、まだIRの活動に参加させてもらえない。
アランが友人のファーマットと共に春休みにトレイシー・アイランドへ帰省した際、サンダーバード5号が何者かにミサイル攻撃を受ける。
ジェフ達が救助のために出動し、トレイシー・アイランドが手薄になった隙を狙って、フッド一味がトレイシー・アイランドに上陸し、コントロールセンターを占拠する。
ジェフを逆恨みしているフッドに基地とマシンのコントロールを奪われ、絶体絶命のジェフ達。
フッドはサンダーバード2号を使ってロンドンの銀行を襲撃し、巨額の金を手に入れると同時に、IRの信用を失墜させようとしていた。
フッド達の手から逃れたアランとファーマット、友人のティンティンの3人は、ジェフを救うためにトレイシー・アイランド内を奔走する。

■感想

なんちゅーか、分かりやすく楽しい映画でした。
ストーリーが非常に分かりやすく、無駄がなくストレートです。
時間も95分と短く、ダレたり飽きさせたりしないないままサックリ終わる潔さ。
疑問の余地が無いくらいの悪者と、マヌケな手下達。
危機的状況の設定から、アランと友人達が協力して頑張っちゃうお話。
主人公のアランについては、IR隊員として活躍する兄達への嫉妬や、厳しい父への気持ち、母を事故で失った悲しみなどの深い設定も描かれてはいるんですが、あまりヘビーになり過ぎない程度の扱いで、全般的に明るく楽しいノリでやってます。

ペネロープの車が空を飛び始めるシーンから失笑してしまいました、アレはカッコ良過ぎ。
ミニニュア人形劇でやっていたことを、最新VFXで映像化しているんですが、アレがリアルに映像化されてるのを見ると、あまりにも馬鹿馬鹿しいくらいにカッコイイもんで、ついつい失笑させられます。
トレイシーアイランドとか各サンダーバードも同様。
サンダーバードの出動シーンなんて、あまりにもカッコ良過ぎるせいで、観ているコッチが恥ずかしくなったりして。
何なんだろう、この感覚は…やっぱノスタルジー?

子供の頃の気持ちに戻って、素直に楽しめる映画でした。
これは保存版だなーと思ったんですが、途中からしか録画してないんでNG。
WOWOWで5月末頃に、今度は日本語吹き替え版を放映するようなんで、そっちを録画してDVD-Rに焼いておくつもりです。

フロントディレイラー構想と問題点

2006-05-07 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
フロントを多段化してディレイラーを付ける計画について検討中です。

先日のハンドル周りの変更時にディレイラーも無いのにフロント用のグリップシフターを付けていますが(左右のバランスを取るためのオブジェとしてね)、やはりこのままではいかんと。
ちゃんとフロントディレイラーを付ける方向で真面目に考えることにしました。

駆動系に関する不満は、やはり最高速です。
(走らないしロスの大きいブロックパターンのファットタイヤに換えた分際で、何寝言吐いてんのって感じですが)
チェーンリングを大径化しようかと考えていたんですが、ついでにトリプルくらいにしておくかと。(シフターも3段用だし)
さてここでまず問題なのは、フロントディレイラーの取り付けです。

MFWS-206Fをいじっている人たちの情報をWebで漁ったところ、「フロントディレイラーは付かない」との記述を発見。
…終了。

ではなく、なぜ付かないのかというところからまず調査開始です。
フロントディレイラーですが、バンド取付タイプとBBマウントタイプがあります。
バンド取付タイプが付かないってのは納得です。
MFWS-206FのBBの上にシートチューブが無い(っつーか、リアサス受けの湾曲ポストが生えてる)ので、バンドを付ける対象が無いと。
じゃあBBマウントタイプ(Eタイプ)なら良いんじゃないの? と考えたんですが、Eタイプでも結局シートチューブに取り付け台座が必要とのこと。
なんじゃそりゃ。

じゃあやっぱりフロントディレイラーの取り付けは無理なのかっつーと、そうでもないんじゃないかと思ってます。
バンド取付タイプを付けようと思ったら、まず短いパイプでも拾ってきてそれにフロントディレイラーを付けて、そのパイプを自転車のフレームのBB上辺りに固定する方法を探れば良いんじゃなかろうかと。
固定するのが難しいなら、鉄工所にでもフレーム持ち込んで溶接してもらえば? みたいな。
自転車に関する知識が無いせいか、何故か「どーにかなるに違いない」と根拠なく楽観視してたりします。
果たしてどうなることやら。

ところでフロントディレイラーが付く付かないって話は実は本質ではなかったりします。
シフターを付けてしまった手前そういう話に行ってしまってるんですが、そもそもの目的は最高速を上げたい。
そのためのフロントのチェーンリング大径化が目的です。
大径化の際に多段化できればそれに越したことはないんですが、多段化してもディレイラー無しって手もあります。
まさに「手もある」という感じで、手でチェーンを押してシフトすれば良いじゃんと。(ハンドディレイラーっつーか、フィンガーディレイラーっつーか)

そしてフロント大径化というのも最高速向上のための選択肢の一つであって、リアのスプロケのトップギアの方を更に小径化ってのもありかなと…まぁ両方できるのが理想なんですが。
スプロケを現在の6段から7段に変更という構想もあるんですが、最高速向上はそっちで実現という手もあります。

ところが更に問題があって、これが一番やっかいだなと思ってるんですが、チェーンがシートステーに干渉しそうなんです。
トップギアに入れた状態のチェーンラインを確認すると、シートステー側のクリアランスがほとんど無い状態。
リフレクターのブラケットすれすれだったりします。
チェーンステーよりもシートステーの方にチェーンステーガード(プロテクター)を付けないといかんのじゃないかって感じ。

シートステーと言ってもリアサス受けポストに繋がっている構造で、小径タイヤなので角度が小さいのが原因ですね。
この状態でフロントを大径化すると、チェーンがシートステーに接触しそう。
大径化しなくても、多段化して外寄りになってもやっぱり接触しそう。
さぁ、どうしよう?

たぶんリアのトップギアの小径化だけなら問題なさそう。
でもそれだと最高速の向上があんまり見込めないんで、やはりフロントの大径化はやりたい。
となると…リアエンド部分をオフセットできないもんですかね?

リアディレイラーアダプターユニットみたいな感じのパーツで、後付のリアエンドみたいな形状で、今のリアエンド部にボルト締めとか。
しかしリアエンド部となるとかなり力がかかるはずなんで、強度的にはフロントディレイラー取付用にパイプ後付なんて話の比じゃないな。
やっぱ廃棄自転車のリアエンド部分をぶった切ってもらってきて、溶接かなぁ。
どんどん非現実的な話になってきたぞ。

きっとフレーム買い換えるか、いっそ自転車そのものを買い換えた方が早いって結論になりそうな気がしますが、ド素人が頑張ってこの安物自転車をどうにか改良していくってのが醍醐味なので、もうちょっと考えてみようと思います。

幼稚園生活ビギナー

2006-05-06 00:00:01 | Opened Zipper
3歳の息子タイトですが、4月中旬から幼稚園に通い始めました。
先日、園での生活を保母さんから話してもらう面談があり、嫁さんが行ってタイトの様子を聞いてきました。
保母さんによると、タイトはイベント中は楽しんで遊んでいるんだけど、何もすることが無いとき(例えば幼稚園バスで帰る前の待ち時間など)は、いつもグズグズと泣いているそうです。
誰かに意地悪をされたとか、幼稚園に何か嫌なことがあるとかではなく、母親が一緒にいない状態が寂しくて泣いてしまうようです。
タイト自身も嫁さんに幼稚園での出来事を話すときに「今日も泣いちゃったのよ」と言っているのだとか。

朝、幼稚園バスに乗るために出発する前の着替えの際に、タイトは「行きたくないんだけどー」といった感じで少しゴネることがあるそうです。
しかし黙ってそのまま着替えさせていくと、特に抵抗もせず当たり前のように家を出るのだとか。

タイトに「先生は優しい?」「お友達と遊ぶのは楽しい?」と訊けば、答えはいつもイエス。
幼稚園自体が嫌で登園拒否するなら、それならそれで行かなきゃ良いんじゃないのーと自分は思ってます。
しかし現在は寂しいだけのようなので、慣れるしかない状態だから、頑張って行っておいでという感じ。
このまま一生、いつも親と一緒に生活することはできないんだからねぇ。
タイトも今はそうやって寂しくてグズグズ泣いてるけど、もうちょっとしたら友達と遊ぶことが楽しくてしょうがなくなって、親のことなんか忘れて遊びに夢中になるんだろうなぁ。

ところで登園拒否が始まるとしたら、ゴールデン・ウィーク明けの可能性が高いのだとか。
さて、5/8(月)からタイトは無事に登園できるんでしょうか。
いや、第一土曜日は休みじゃないんだったっけ?
じゃぁ5/6(土)が最初のポイントだなぁ、自分は休みなんでタイトが幼稚園バスにちゃんと乗るか見届けてやろうと思います。

サイクルメーターの誤算

2006-05-05 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
折りたたみ自転車にサイクルメーターを取り付けて試走してみました。
…速度が0km/hのまま変わりません。

センサーとスポークにセットしたマグネットの距離は、説明書の指定通り2mm以下にしているつもりです。
何で表示されないんだ?

試しにサイクルメーター本体を外して手に持ち、センサーの近くに持ってきてから、前輪を回してみました。
ちゃんと反応して速度が表示されます。
…センサーと本体の距離の問題? 信号が届いてない?

サイクルメーター本体を少しずつセンサーから遠ざけていくと、50cm程度のところで速度が0になってしまいます。
ってことは、このワイヤレスセンサーは50cmが限界ってことですか?
ひー、泣きそう。
説明書を確認してみたんですが、センサーとの距離については特に記載されていないようです。
勘弁してくれ。

フロントフォークのギリギリ上限までセンサー位置を移動して、可能な限り上げてみたんですが、それでもハンドルバーまでは信号が届かないようです。
しょうがないので、ハンドルポストに付けていたマウンテンバイクライト取付用バーを借用して移動し、信号が届く限界ギリの位置にセットしました。
むーん、一応これで使えるっちゃー使えるんですが、視点を結構下げないと見えないんでツラいかな。
夜間の走行時にバックライトがとても便利ってのは分かったんですが、やはりこの位置はイマイチ。

もうちょっとセンサー位置と本体位置を調整して、改善できないかやってみます。

K・Nの悲劇 / 高野和明

2006-05-04 00:00:01 | 読書
いつも読んでるNatsumiさんとこの「小説ブログ☆さみしがりやのかげぼうし☆」で、高野和明の「K・Nの悲劇」が紹介されてました。
高野和明の「13階段」も「グレイヴ・ディッガー」も面白かったし、今度の「K・Nの悲劇」は主題が重そうだけどNatsumiさんの評価は良さ気なので、東京出張の往復の暇つぶし用に購入しました。
1冊では時間が持たないことは分かっているので、ついでにマイケル・クライトンのSF「プレイ -獲物-」上下巻と、戸塚啓のサッカー本「青の進化」、五十嵐貴久のミステリー「交渉人」も購入。
大好きなマイケル・クライトンの「プレイ」から読み始め、更に個人的にワールドカップ気分を盛り上げるために「青の進化」を読んだ後で「K・Nの悲劇」に入ります。


書名:K・Nの悲劇
著者:高野和明
発行:2006年2月 講談社(講談社文庫)
ISBN:4062753235
価格:681円


■ストーリー

ライターの夏樹修平は妻の果波と初々しい新婚生活を送っていた。
修平の著作がベストセラーになり、その印税を頭金に念願だったマンションを購入する。
2人で新居での生活を始めるが、まだ収入が不安定な修平にマンションのローンが重くのしかかり、果波は契約社員の仕事を続ける必要があった。
そんな折、果波が妊娠していることが発覚する。
妊娠を喜んだ果波だったが、経済的に不安定な状態で育児が難しいと考える修平。
マンションの売却も検討したが、中古扱いで買い叩かれるため得策でないと分かり、悩んだ末に修平は人工中絶を提案する。
落胆しつつも修平の提案を受け入れた果波だったが、その直後から果波の言動がおかしくなり、一時的に別人のように豹変しては意味不明なことを言うようになる。
精神科医の磯貝は、人工中絶を受け入れたくない果波が無意識で抵抗し、精神が錯乱していると診断する。
しかし果波と共に暮らす修平は、果波から自分の心を読まれたり、超常現象としか思えない体験をする。
修平は、妻の状態は精神錯乱ではなく、霊に憑依されているのではないかと考えるようになる。

■感想

読んでいて、修平が中絶を決めたあたりで「もうこいつ許さん」と感じてしまいます。
経済的に不安定なのにマンションを買う無計画さや、果波の妊娠に至る経緯についても、全部修平のテキトーさに起因してます。
果波に対しては真面目な夫として描かれてるし、ライターやってて頭悪いはずはないだろうに、何だろう修平のこのいい加減さ、責任感とモラリティの無さは?

この男に拒否反応を起こすのは、自分が父親になった後だからかなぁ?
現在は3歳の息子タイトが可愛くてしょうがないんだけど、元々自分も嫁さんも子供好きではなかったので、子供を持つ前なら考えが違ったんだろうか?
いやしかし人工中絶は絶対にありえねーな、そこは人間が勝手にやって良い領域じゃねーだろ。

という修平に対するものすごい反感を抱いたまま読んでいたので、悪魔憑き(?)果波が大暴れして修平がヤられてもザマーミロって感じでした。
とばっちりの磯貝は可哀想でしたが。

「精神錯乱なのかオカルトなのか区別できん」って話になってきた時点で、映画「コーリング」を思い出します。
超常(心霊)現象が起きているのか、それとも自分の精神が錯乱しているのか? 絶対に判断できないよなコレ。
心霊現象に違いないと考えた修平がビデオカメラを回して、そこに映っていた映像と磯貝の分析は、読んでいた自分にも衝撃的で面白かったです。
なるほど、そう解釈することもできるってか。

修平の行動の描写で「周囲に霊がいるような気がするが、本当に見てしまうと怖いので、意図的に目線を上にあげない」という部分、かなり共感してしまいました。
自分はホラー映画大好きで、おバカなB級スプラッタも楽しいですが、深夜に独りで見て心理的恐怖にゾクゾクとビビリあがるのも好きです。
マジで怖い映画の後は、洗面台に行ったときに「鏡をちゃんと見るとに何かが映ってることに気付いてしまうんじゃないか」とか、「今視界の端に何かがあるような気がするけど横を向いて本当に何かが居たらどうしよう」と考えて、意図的に怖いモノを見ないように見ないようにと避けています。
ああいう心理状態と同じだなー、ナイスな描写だなんて思いつつ読んでました。

妻の異常な言動が続き、もうやっていけないと絶望する修平に対し、磯貝がかけた言葉が印象的でした。
「今がその時ですよ」
良かったです、この台詞、作中で磯貝の最高の仕事がこの台詞だったかも。
(いや、クライマックスでも駅のホームで頑張ってたけど)
ココを読んでいて、自分の嫁さんがもし果波のようになってしまったとして、そのときに自分はどう対応できるか想像しようとトライしてみたんですが…ダメだ、想像できん。
想像がつかないというよりも、あまりにも怖いので想像することを心が拒否してるような気がするな。

この本、出張中に読み終えることができず、終盤を少し残した状態で帰社してました。
残りの部分を会社の昼休みに読んでたんですが、クライマックスシーンで不覚にも泣いてしまいます。
いかん、涙が出てきたーと思いつつ必死に堪えてたら、鼻水がボタっと垂れてしまった。
慌ててハンカチで拭きましたが、涙も鼻水も後輩に目撃されたっぽくて、悔しいのなんのって。

という訳で、ヘヴィなテーマを持った「K・Nの悲劇」ですが、オカルティック・サスペンスっつーか見事なエンターテイメントになっててサイコーに面白かったです。
良いなぁー高野和明、ますます惚れました。
高野和明へのインタビュー記事を見つけたので、これを読んで以前の作品を振り返りつつ、次作の「幽霊人命救助隊」を楽しみにしています。

四菱ハイユニ轟一号

2006-05-03 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
年明けからどっぷりハマっている折りたたみ自転車ですが、もういい加減そろそろ名前を付けてやることにしました。
やはりこれだけ愛用してるので、名前くらい無いとねぇってことで。

自転車の用途が飼い犬ユニ(uni)の散歩用なので、「ユニ」に関連した名前にしようと考えていました。
しかし思いつくのはユニークやユニセフとか、あんま使えそうもない単語ばかり。

そんなときにあの「四菱ハイユニ」を思い出してしまいます。
伝説の受験格闘マンガ「とどろけ!一番」の主人公、轟一番が愛用していた必殺アイテムの超硬鉛筆「四菱ハイユニ」。
自転車とは全然関係無いんですが、インパクトが強くて忘れられなかったので、採用することになってしまいました。

どうせなら「豪天号」のように「○○号」と付けたかったので、フルネームは「四菱ハイユニ轟一号」ということに決定。
じゃぁもし自転車が2代目になったら、轟一番のイトコの轟二番にちなんで「五菱ハイユニ轟二号」になるのかという妄想が入りかけましたが、当面はこの激安1万円自転車をイジリ倒していくつもりなので深く考えないことにしました。
フルネームは長過ぎなので、愛称は「四菱ハイユニ号」「ハイユニ号」ですね。

せっかく名前が付いたところで、以前から計画していたステッカーチューンを実行に移すことに。
四菱マークと「YOTSUBISHI Hi-uni」ロゴを入れてやろうと思います。
元ネタがそもそも三菱鉛筆のハイユニのパクリなので、四菱マークは家紋の四菱(武田信玄とこの)とデザインが違ってて、菱型が放射状に配置されます。
真面目にステッカーを自作すると大変なので、四菱マークは赤い反射材シートをカットして作成しようと思います。
「YOTSUBISHI Hi-uni」のロゴはプリンタでシールタイプのクリアシートへ出力して、表面保護のために上からテープ貼れば良いかな。

まずは完成予想図をってことで、紙に手書きしてみたものをセロテープで自転車、じゃなかったハイユニ号に貼ってみます。
…うん、良さ気です。
ヒマを見つけて、ステッカー自作作業に入りたいと思います。

ジョーイ 2 #3 ジョーイのペンペンお仕置き法

2006-05-02 01:08:11 | ドラマ・ジョーイ

邦題:ジョーイのペンペンお仕置き法
原題:Joey and the Spanking
   (ジョーイと尻叩き)


■ストーリー

ブラッカイマーの映画の主役に抜擢されたジョーイは、撮影スタジオ入りする。
共演者の大物俳優ロックウッドに感激しつつも、主役は自分と思っていたジョーイだが、スタッフ達は大人気子役のケニーの言いなりだった。
ケニーは好き勝手にワガママを言うが、諌める大人が居ないためにどんどん増長していく。
ロックウッドでさえも、ケニーのご機嫌取りに奔走する始末。
ケニーはシナリオに文句を言ってヒーロー役を変えてしまい、ジョーイは出番を奪われていく。
あまりにもワガママばかりを言うケニーに、ついにブチ切れるジョーイ。

アレックスはジョーイとの屋上デート以降、すっかりジョーイに惚れ込んでしまう。
ジーナはアレックスの目を覚まさせるため、ボビーの事務所でオーディションと称してアレックスの好みの男を選ぼうとする。
消去法で好みの男を選んだアレックスは、彼とデートすることに。

■感想

何だか今回のエピソード、イマイチ笑えなかったです。
冒頭の「アレ売ってんのーッ!?」から勢いは良かったんですが、その後が続かなかったなぁ。
メインのストーリーにイマイチ、ノれなかったようです。

楽しめなかった理由は、元々ジョーイがあまり浪費するキャラじゃなかったせいかも。
同居してたチャンドラーがしっかりしてたせいか、売れない役者時代が長かったせいか。
フレンズの頃、浪費したのはチャンドラーと別居したアノ時くらいだったし。
ジーナが店を出せるようにお金を貸す話のときも、ルックスが落ちたときのために貯金は残しておくと言い張ってたもんなぁ。

なので今回、いきなりトラック買っちゃうシーンにすごく違和感があったんでした。
更に生意気な子役のワガママってのがハリウッドでフツーにリアルなもんで、単に嫌な奴の話に見えてしまったのも原因かも。
もっと馬鹿馬鹿しく笑えるワガママなら良かったんだけど。
まぁでもライバルの大物俳優の日和見っぷりは楽しませてもらいました。

ジーナが、アレックスの新しい恋人探しの偽オーディションをやる方のエピソードは笑えました。
こっちがメインで良かったなぁ。
しかしゲイに対してちょっとキビし過ぎるのでは、と心配しつつ。

特にナイスだったのは、やっぱりボビーでした。
ケヴィン・ベーコンとは1ステップの話は笑わせてくれます。
あぁいうセリフって苦情来ないんだろうか、明らかにジョークだから許される?
前回のエピソードで監督が語ってたベン・アフレックの芝居の話にしても、ヒヤヒヤしながら笑っちゃったんですが。

アレックスの好みの男性の話を聞いて、マイケルが「アノ人はどう?」「私の元ダンナよ」のシーンには笑わせてもらいました。
その後でハワードが立候補したセリフに対して、アレックスは無表情に見返すのみで返事が無かったんですが、答えるまでもなく却下ってことなんでしょうか?
今回ハワードを冷静に見たら、小太りというよりもちょっと固太りというか以前よりも引き締まってるし、そんなに悪くもないんじゃないの? と思ってしまいました。
性格を除けば、ですが。
徐々にハワードの出番が増えてきて嬉しいです、彼にはもっともっと失笑させてもらいたい。