OZ.

Opened Zipper

サイクルメーターの名誉挽回

2006-05-23 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
折りたたみ自転車ハイユニ号に取り付けたサイクルメーターにセンサーからの信号が届かない問題について、タイヤ交換作業の際についでに改善できないか試行錯誤してみました。

まず現在のセンサー取り付け位置はフロントフォーク右のアーチの付け根下あたり、フォークの後ろ側。
センサーは2本の結束バンドで固定します。
サイクルメーターの位置に少しでもセンサーを近づけるには、もっと上にセンサーを移動したい。

しかしこれより上に付けるのはアーチが邪魔だから無理かなと思ってたんですが、アーチを挟むように結束バンドを巻けば大丈夫そう。
ということでやってみます。

まずは仮止めして試してみましたが、センサーの形状とスポーク位置の問題で、うまくいきません。
センサーとスポークに固定するマグネットの距離は2mm以下でないといけないんですが、そこまで近づけようとするとセンサーにスポークが当たってしまいます。
困ったな。

悩んだ結果、逆向きに取り付ければ干渉しないことが分かります。
センサーの文字が書いてある側をホイール側にするよう、取扱説明書で指示されてるので、それを守るにはセンサーをフォークの前側に付ける必要があります。
前に付けるのは、何かあったときにセンサーにヒットしそうでイヤだな。
ってことでセンサーは右ではなく左のフォークへ移動することにしました。
これならフォークの後ろ側に付けられます。

片手にサイクルメーターを持ち、センサー仮止めでホイールを回して試したところうまくいってます。
どの程度までセンサーの信号が届くようになったかなーとサイクルメーターを徐々に遠ざけていったのですが、ハンドルバー部分でも問題なく表示されます。
あれ?

センサーの位置は以前よりも3~4cm程度上になっただけですが、サイクルメーターに信号が届く距離は10cm以上改善されてます。
いや、センサーは左フォーク側なのに、メーターは右に付けても届いてるからもっと距離はあるな。
どうしていきなり、こんなに改善されちゃったんだろう?

そこで思い出したのが、サイクルメーターのパッケージに描かれていたイラスト。
センサーがフロントフォークに装着されているイラストがあるんですが、取扱説明書の記載と上下が逆なんですね。
取扱説明書の日本語版と英語版の両方を見ても、センサー本体の矢印マーク(→)の刻印が下側に来る図になっています。
しかしパッケージのイラストはその逆。
変だなと思った記憶があったんでした。
さっき取り付け位置を変更した際、センサーの文字面をホイール側にするために上下を逆にしたので、パッケージのイラストと同じ向きになったことになります。
もしかして、取扱説明書の記述が変? 今のが正しい取り付け方だった?

センサーからサイクルメーターまで50cmの距離までしか信号が届いていなかったのは、センサーからの信号には指向性があって、逆付けしていたために信号が弱かったから?
もしくは、地面に反射した信号を拾ってたとか?
現象から推測する限り、そんな理由だろうと思われます。

あまり使用している人のレポートが見当たらないマイナーっぽいサイクルメーターを選んで失敗したかなーとちょっと後悔してたんですが、問題なくハンドルバーに取り付けできるようになったので嬉しいです。
そうだよなぁ、50cmしか届かないワイヤレスじゃ使えないよなぁ。

サイクルメーターをハンドルバー上へ取り付けて走ってみますが、これまで下に取り付けていたときのように大きく視点移動する必要がなく、バックライトを点灯させるためにボタンを押すときも指の移動距離が短くて使いやすいです。
ってまぁ、これが本来の姿なんですが、一度不便を味わった後だけに感慨もひとしおっつーんでしょうか。
自分の買い物が失敗でなかったと判って良かったです。
これからこのサイクルメーター、YPK CronoMaster(クロノマスター)を使い込んでいって、そのうち使用レポートを書こうと思います。
センサー取り付け方は「要注意事項」として書かないといかんですね。