OZ.

Opened Zipper

フロントディレイラー構想と問題点

2006-05-07 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
フロントを多段化してディレイラーを付ける計画について検討中です。

先日のハンドル周りの変更時にディレイラーも無いのにフロント用のグリップシフターを付けていますが(左右のバランスを取るためのオブジェとしてね)、やはりこのままではいかんと。
ちゃんとフロントディレイラーを付ける方向で真面目に考えることにしました。

駆動系に関する不満は、やはり最高速です。
(走らないしロスの大きいブロックパターンのファットタイヤに換えた分際で、何寝言吐いてんのって感じですが)
チェーンリングを大径化しようかと考えていたんですが、ついでにトリプルくらいにしておくかと。(シフターも3段用だし)
さてここでまず問題なのは、フロントディレイラーの取り付けです。

MFWS-206Fをいじっている人たちの情報をWebで漁ったところ、「フロントディレイラーは付かない」との記述を発見。
…終了。

ではなく、なぜ付かないのかというところからまず調査開始です。
フロントディレイラーですが、バンド取付タイプとBBマウントタイプがあります。
バンド取付タイプが付かないってのは納得です。
MFWS-206FのBBの上にシートチューブが無い(っつーか、リアサス受けの湾曲ポストが生えてる)ので、バンドを付ける対象が無いと。
じゃあBBマウントタイプ(Eタイプ)なら良いんじゃないの? と考えたんですが、Eタイプでも結局シートチューブに取り付け台座が必要とのこと。
なんじゃそりゃ。

じゃあやっぱりフロントディレイラーの取り付けは無理なのかっつーと、そうでもないんじゃないかと思ってます。
バンド取付タイプを付けようと思ったら、まず短いパイプでも拾ってきてそれにフロントディレイラーを付けて、そのパイプを自転車のフレームのBB上辺りに固定する方法を探れば良いんじゃなかろうかと。
固定するのが難しいなら、鉄工所にでもフレーム持ち込んで溶接してもらえば? みたいな。
自転車に関する知識が無いせいか、何故か「どーにかなるに違いない」と根拠なく楽観視してたりします。
果たしてどうなることやら。

ところでフロントディレイラーが付く付かないって話は実は本質ではなかったりします。
シフターを付けてしまった手前そういう話に行ってしまってるんですが、そもそもの目的は最高速を上げたい。
そのためのフロントのチェーンリング大径化が目的です。
大径化の際に多段化できればそれに越したことはないんですが、多段化してもディレイラー無しって手もあります。
まさに「手もある」という感じで、手でチェーンを押してシフトすれば良いじゃんと。(ハンドディレイラーっつーか、フィンガーディレイラーっつーか)

そしてフロント大径化というのも最高速向上のための選択肢の一つであって、リアのスプロケのトップギアの方を更に小径化ってのもありかなと…まぁ両方できるのが理想なんですが。
スプロケを現在の6段から7段に変更という構想もあるんですが、最高速向上はそっちで実現という手もあります。

ところが更に問題があって、これが一番やっかいだなと思ってるんですが、チェーンがシートステーに干渉しそうなんです。
トップギアに入れた状態のチェーンラインを確認すると、シートステー側のクリアランスがほとんど無い状態。
リフレクターのブラケットすれすれだったりします。
チェーンステーよりもシートステーの方にチェーンステーガード(プロテクター)を付けないといかんのじゃないかって感じ。

シートステーと言ってもリアサス受けポストに繋がっている構造で、小径タイヤなので角度が小さいのが原因ですね。
この状態でフロントを大径化すると、チェーンがシートステーに接触しそう。
大径化しなくても、多段化して外寄りになってもやっぱり接触しそう。
さぁ、どうしよう?

たぶんリアのトップギアの小径化だけなら問題なさそう。
でもそれだと最高速の向上があんまり見込めないんで、やはりフロントの大径化はやりたい。
となると…リアエンド部分をオフセットできないもんですかね?

リアディレイラーアダプターユニットみたいな感じのパーツで、後付のリアエンドみたいな形状で、今のリアエンド部にボルト締めとか。
しかしリアエンド部となるとかなり力がかかるはずなんで、強度的にはフロントディレイラー取付用にパイプ後付なんて話の比じゃないな。
やっぱ廃棄自転車のリアエンド部分をぶった切ってもらってきて、溶接かなぁ。
どんどん非現実的な話になってきたぞ。

きっとフレーム買い換えるか、いっそ自転車そのものを買い換えた方が早いって結論になりそうな気がしますが、ド素人が頑張ってこの安物自転車をどうにか改良していくってのが醍醐味なので、もうちょっと考えてみようと思います。