OZ.

Opened Zipper

コーリング "DRAGONFLY"

2005-04-28 21:02:39 | 映画

邦題:コーリング (2002年 アメリカ)
原題:DRAGONFLY
時間:105分
監督:トム・シャドヤック
出演:
 ケヴィン・コスナー (ジョー)
 スザンナ・トンプソン (エミリー)
 キャシー・ベイツ (ミリアム)


■ストーリー

小児科医エミリーはアフリカでの医療ボランティア活動中にバスの転落事故で死亡する。
エミリーの夫の外科医ジョーは仕事に没頭することで悲しみを紛らわそうとするが、周囲で不思議な現象が起きるようになる。
妻のシンボルであるトンボ(DRAGONFLY)にまつわる物の置き場所がいつの間にか変わっている。
瀕死の小児癌病棟の子供たちが臨死体験中に妻エミリーと会い、ジョーへ何らかのメッセージを伝えようとする。
ジョーは妻を失った悲しみのあまり自分の精神が不安定になっているのかと疑うが、妻からのメッセージとしか思えない現象は次第に頻発するようになる。

■感想

キャシー・ベイツがきっと何かやってくれるに違いないと期待しながら観ていたのは自分だけでしょうか? (そうかも)

途中の伏線をサラッと聞き流していたため、ラストで「あー…そーだったのか…」とつぶやく羽目に。
まんまとしてやられました。

オカルトなのか? 幻覚なのか?
どちらなのか分からないまま展開するところが良かったです。
冷静に考えると破綻している部分もありますが、観ている間は気になりませんでした。

ミステリーのように、最初から深読みしながら観てると、結末が先に分かってしまって楽しめないかも。
ここは製作者の意図に乗ってあげて、あまり予備知識を持たずに、素直な気持ちで観ると楽しめると思います。

しかし原題は「トンボ」かぁ…象徴ではあるけど、タイトルにする言葉じゃない気がするのは日本人の感性なのかなぁ。