OZ.

Opened Zipper

四菱ハイユニステッカー自作

2006-05-15 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
「四菱ハイユニ轟一号」と命名された折りたたみ自転車(愛称:ハイユニ号)のために、ステッカーを自作しました。

イメージとしては四菱マークと「YOTSUBISHI Hi-uni」のロゴの組み合わせ。
四菱マークは武田信玄の家紋の方じゃなく、もちろん×状に配置されたいかにも三菱マークのパクリ風な「とどろけ!一番」バージョンの方です。
以前「とどろけ!一番」ファンのために四菱ハイユニ鉛筆が製作されたそうなんですが、画像を見てみると「ハイユニ」ってカタカナで書かれてました。
むーん、まぁ確かに三菱鉛筆のHi-uniロゴそのまま使って商売すると、色々と問題あるだろうから、しょうがないのかな。

しかし自分は三菱鉛筆のHi-uniロゴをパクリたい。
パクった四菱ハイユニステッカーを自転車に貼って、「とどろけ!一番」ファンにしか分かって貰えない、マニアックな失笑を買いたいのです。
一応三菱鉛筆のWebサイトの利用規約で著作権の部分を確認した結果、これは明らかにロゴマークの私的利用の範囲内だから問題あるまいよと判断して、がっつりパクらせてもらうことに決定。

さて「uni」のロゴは三菱鉛筆のサイトで見つけたんですが、「Hi-uni」ロゴがなかなか見つかりません。
しょうがないのでショップの文房具コーナーを物色し、シャープペンシルの替え芯の「Hi-uni」ブランドを発見。
パッケージに「Hi-uni」と書かれているので、これ幸いと買って帰ろうかと思ったんですが、230円という高値を見て膝が震えます。(嘘)
「シャーペンなんて全然使ってないのに230円も出して替え芯なんて買えるもんか」と筋金入りのしみったれの自分は購入を断念。
眼力で「Hi-uni」ロゴを脳裏に焼き付けて、各文字の太さや比率、バランスを記憶します。
ふーん、Hiの文字は白抜きかー、iの高さはHと同じなんだなー、ハイフンの高さはunの中央くらいだなー…よし、覚えた。(これぞ貧乏パワー)

数日後、夜中にパソコンに向かって作業開始。
まずは三菱鉛筆のサイトから拾ってきた「uni」マークの画像を拡大。
ドットが荒過ぎて使えないので、この比率だけ使って結局自力でレタリング作業することになります。
直線部分は問題ないんですが、やはり問題は曲線。
一番キビしいのは「n」の縦棒から右に伸びてカーブするあたり。
試行錯誤の末にどうにか「uni」ロゴ完成。
今後はその「i」を流用して白抜きの「Hi」ロゴとハイフン完成。
エッジをごまかすためにぼかし効果を使って、どうにかステッカーに使えそうな文字ができました。

四菱マークは赤い反射材シートを切り貼りすれば良いやと思ってたんですが、位置合わせのためにもロゴの方にも入れておくことにしました。
正三角形を描き、コピーを180度反転させて結合して菱型を作成し、更にコピーして90度回転させて結合、最後に全体を45度回転させて完成。
よしできた。

まずはプリンタでサイズを変えつつ普通の紙で印刷して、出力されたものを自転車に当てて最適な出力サイズを確認します。
どうやら40%で出すと丁度良いと判明。
最後にシールになっている透明なA4シートに印刷して、これをステッカーとするのですが、このシートはレーザープリンター用なので自宅では出力できません。
どうするかというと、会社のプリンタを借用させてもらうのです。
人気のない休み時間に、透明シートをプリンタにセットして印刷します。
よしよし、上出来だ。

家に持ち帰って最後の仕上げにかかります。
反射材シートをカットしておいた菱型4枚を四菱マーク上に貼りつけ、その上から透明な梱包用テープをコーティング用として貼ります。
後は必要なサイズで切り出し、これで自作ステッカー完成です。
ハイユニ号のフレームを拭き上げてから、ステッカーを貼ります。
シートパッド部分に大サイズと、ヘッドチューブ部分に中サイズを貼り付けました。
なかなかイイ出来じゃないのー?と独りで自画自賛。

ついでに先日自作したフレームバッグのライン部分にも小サイズを貼っときました。