邦題:感謝祭の大騒動
原題:The One Where Underdog Gets Away
(アンダードッグが逃げる話)
■エピソード
レイチェルは毎年恒例の感謝祭の家族スキーを楽しみにしているが、ウエイトレスの給料では飛行機代がないため、参加できそうにない。
コーヒーハウスの店長に前借りを頼んでもダメ、しまいにはお客さんにチップの前借りを要求してみるが、「くそったれウエイトレス」のレイチェルにチップをくれる客はいなかった。
レイチェルが落ち込んでいるのをみた皆がお金をカンパしてあげると、レイチェルは大喜び。
ゲラー家の両親はプエルトリコへ旅行に行ってしまうため、感謝祭はモニカが料理を作って皆にふるまうことにする。
ロスのために母親が作ってくれていたものと同じ料理、つぶしていないマッシュドポテトを準備することに。
チャンドラーは子供の頃のトラウマのせいで感謝祭はボイコットするため、モニカはチャンドラー用に別メニューを用意する。
ジョーイは実家に帰って家族と過ごす予定だったが、市の無料検診ポスターのモデルの仕事をやったところ、それが性病に注意を促すものだったため、ジョーイの家族は彼が性病にかかったものと思い込み、帰ってくるなと言われてしまう。
こうしてレイチェル以外はモニカのアパートで感謝祭を迎えることに。
料理の準備中、感謝祭のパレード名物の巨大風船のうち、アニメのキャラクターのアンダードッグのロープが切れて飛んでいってしまう。
その様子を屋上で見るために全員が慌ててアパートの部屋を飛び出していくが、オートロックなのに誰も鍵を持っていなかった…。
■感想
アンダードッグを知らなくて意味不明だったんですが、調べてみたらどうやらアニメのキャラクターなんですね。
辞書でUnderdogと引いたら「負け犬」とか書いてあって、何のことやらと思ってました。
しかし巨大風船を銃で撃ち落すってのは良いですね、その様子を観たかったなぁ。
それにしてもレイチェルのダメウエイトレスっぷりはヒドいですね。
何でなんだろう? ちゃらんぽらんなキャラのせい?
もっと後のシーズンではラルフローレンに就職して、仕事についてはバリバリのキャリアウーマンっぽくなっちゃうんだけど、この頃のレイチェルを見てると「ありえねー」って感じです。
今回のエピソード内では、小ネタだったけどジョーイの話が一番気に入ってます。
「マリオ」のポスターがナイスです、街中に貼り出されてるし。
家族が誤解したってのも、ジョーイの日頃の行動を知っていれば、充分思い当たるふしがあるんだからしょうがないねえ。
最期に地下鉄のポスターに対してささやかな抵抗をして、「トニー賞3回受賞」に満足するジョーイが好きです。