OZ.

Opened Zipper

家の中に誰かがいる

2005-05-16 23:53:13 | Opened Zipper
2歳の息子を寝かしつけた妻は、自分も眠りに就こうとしていた。
しかし眠りが浅い妻は、息子が少し寝返りを打つだけで目が覚め、なかなか寝つけない。
22時40分。
そろそろ残業していた夫が帰る時間だった。

枕元に置いていたマナーモードの携帯電話が振動し始めた。
メールか、いや電話だ。
夫からだろうか。
発信者を確認すると「自宅」と表示されていた。

自宅?
発信は自宅のIP電話からと表示されているが、その電話機は寝室である和室の隣のリビングに置かれている。
そして子機はダイニング側に置いている。

家の中に誰かが居る!?
携帯電話の呼び出しは続いている。
妻は恐る恐る電話に出た。
「…もしもし?」



自分はほとんどの場合、通勤時は手ぶらです。
以前はノートPCを入れたバッグを持って通勤していましたが、個人のマシンを仕事で使うのをやめたので、バッグを持つ理由が無くなってしまいました。
たまに手持ち無沙汰のときに空のバッグを持っていってみたり、昼休みの読書タイム用の文庫本を詰めていったり、BROOK'Sのドリップバッグの在庫補充のために運搬するとか、そんな程度。

今日は文庫本を持っていくためにバッグを持っていきました。
しかし22時残業を終えて退社するころにはバッグの存在のことはすっかり忘れ去り、手ぶらで帰ってきました。
マンション入口に着いて鍵でオートロックを開けようとスーツのポケットに手を入れます。
無い?
いつもスーツのポケットに入れている鍵が無い。
よく考えたら、今朝バッグのポケットに入れて家を出たんでした。
しまったよ、会社に鍵忘れてきたよ。

入口の方は暗証番号をプッシュすれば入れるので大丈夫でしたが、問題は自室のドア。
しかし門扉が手前にあるせいか、たまに嫁さんがドアの鍵を(無用心にも)ロックし忘れてることがあるので、万が一の可能性に期待してドアノブを掴んで引いてみました。
ガチッ。
閉まってます。
保安上は大変良いことですが、さあ困った。
ここで玄関のチャイムを鳴らすと息子が起きてしまい、夜泣きモードに突入してしまうかも知れません。
それはツライ。
嫁さんのケータイへ電話してみることにしました。

かけようとしてPHSを開くと、ホームステーションモードになっています。
PHSは出自がデジタルコードレスフォンの子機なので、自宅のIP電話や会社の内線電話に対応する親機や接続装置と使って、PHSを子機登録しています。
PHSはデュアルモードに設定しているので、通常は公衆モードのみですが、近くに親機があって子機として使えるときはホームステーションモードも有効になるのです。

ちょうど自室の玄関ドアの前に立っていたので、リビングにあるIP電話のコードレス子機として使える状態でした。
PHSからケータイへかけるよりは、IP電話からケータイへかける方が安かったはず、と思ってそのままホームステーションモードでコール。
そんな訳で、ちょっと嫁さんをビビらせる呼び出しになってしまったのでした。

仔犬が産まれるのを待ち続ける

2005-05-15 18:19:13 | 愛犬ユニ(uni)
4/3にペットショップへ行ってきました。

そのしばらく前から「息子のタイトも2歳になったことだし、そろそろ犬を飼うか」という話を嫁さんとしていました。
っつーか、ほぼ嫁さん主導です。
自分は「まだまだ子育てが大変なんだから、この上更に仔犬を育ててしつけまでする余裕は無いんじゃないの?」と抑えていたんですが、嫁さんの「犬飼いたい病」はもう手の施しようが無い状態になっていました。
まぁ自分も理性的には「子供が4~5歳になってから」が良いんだろうとは思いつつも、飼いたいという気持ちもあって、強く否定できなかったんですが。

本命のバーニーズ・マウンテンドッグはマンションで飼うにはあまりにも可哀想なので諦めていました。
第2希望のニューファンドランドも同様…やはり長毛の超大型犬はできれば山間部とか寒冷地で一戸建てじゃないとねぇ。
そうなるとゴールデン・レトリーバーやラブラドール・レトリーバーあたりが候補になってきますが、嫁さんはラブはあまり好みじゃない。
ゴールデンは人懐っこいし可愛いので好きなんですがメジャーすぎる。
人と同じ安易な選択というのが嫌いなので、できれば避けたい。
ということで、フラットコーテッド・レトリーバーを検討したりしてました。
しかしゴールデンに比べるとフラットもイマイチ可愛らしさで負けてる…ウチはゴールデンのタレ目の笑い顔が大好きなのです。

散々迷いましたが、一時期のブームも過ぎ去ったことだし、可愛らしさと飼いやすさを採ってゴールデン・レトリーバーにすることに決まりました。
バニやニューファンだったら今でもそれ程多く無いと思うので、ブリーダーを探して直接訪問して選ばせてもらうことも考えていました。
ゴールデンならペットショップに頼もうということになりましたが、どこのペットショップが良いのか分かりません。
まずはショップを巡って偵察しようということで、嫁さんが前々から目をつけていた店へ行ってみました。

その店は、店舗は小さいんですがサポートの充実っぷりがウリだそうです。
店長が直接ブリーダー、親犬、仔犬に会って、可愛くて健康な仔犬だけを選んでくると力説していました。
ここでは生後50日くらいで親元から離して連れてくるとのこと。
社会化期で60日くらいまで兄弟犬と過ごさせる方が良いんじゃなかったっけと思って聞いてみると、そうすると親元から離すときに大変なんだとか。
免疫等についても50日であれば問題ないとのこと。
その他、股関節やヘルニア等の病気の話もちゃんとしてくれて、信用できそうという印象でした。
つきあいのあるブリーダーにゴールデンの雌の仔犬が産まれたら連絡をもらえるように依頼しておきました。
(気質とか体格を考慮して、ウチはずっと前から雌犬と決めていたので)

その後もう1件、店の名前は(ローカルでは)割りとメジャーなショップにも行ってみます。
このときたまたま、ゴールデンの雌の仔犬がいました。
誕生日がタイトと同じ2月18日っていうのがちょっと運命的に思えます。
しかし生後6週ちょいなんですが、何だかちょっと小さすぎるような…?
脚も妙に細くて、とても大型犬の仔犬とは思えないのが気になります。
そもそも生後40日でペットショップにいるのって早くないのかな?
そう思って店員に色々聞いてみますが「この犬だったら成犬で体重40kgくらいになりますね」などと、ちょっと妙なことを言っていたので怪しく思えてきました。
ゴールデン・レトリーバーの雌で40kgってデカ過ぎじゃないですか? 肥満犬になる前提?

ちょっと言い間違っただけかも知れませんが、胡散臭く思えてしまったのと、仔犬が妙に小さいのが心配になったため、早々に店を脱出しました。
予約しようにも既にゴールデンの雌の仔犬がいるから「この子をどうぞ」ってなっちゃうだろうし。

さて、最初のショップからの連絡を待つこと数週間。
ようやく連絡があったのですが、今のところつきあいのあるどのブリーダーのところでも産まれる予定がないそうです。
予定が分かったら連絡しますが、他のショップ等で探しててもらって構いません、とのことでした。

分かりました、探しながら待ちます。
と回答し、我が家は「仔犬誕生待ち」という待機状態に入ったのでした。
この待機状態から次の段階へ進んだ話は、また今度。


未確認家族 / 戸梶圭太

2005-05-14 23:09:35 | 読書

書名:未確認家族
著者:戸梶圭太
出版:2004年12月 新潮社(新潮文庫)
ISBN:4101248338
価格:620(税込)


最高にヒドイ小説でした。(←ベタボメです)
あまりのヒドさに面白すぎて、読むことを止められなかったくらい。
ちょっと前に読んだ戸梶圭太の「アウトリミット」もなかなかバカバカしくキョーレツで面白かったのですが、この「未確認家族」もかなりヒドい。

援助交際世代の妻とブチ切れ世代の夫は互いに過去を隠して結婚していたが、妻が過去に関わった事件で投獄されていた男が出所し復讐を始める。
さらに夫が以前関わった電波系イカレ女も現れ、妻に嫌がらせを開始。
子供は泣き叫び姑は怒り狂い夫はブチ切れて暴力をふるい男は昔の女を騙して殺しイカレ女は包丁を持って乗り込み…

ろくでなしオンパレードって感じで次々にタガが外れたダメっぽい人間達が現れます。
比較的マトモなのはスポーツジムの兄ちゃんと姑に迫ってた爺さんくらいかな。
一番イカレてたのはもちろん電波女ですが、保護観察官も男の父親も出鱈目でナイスでした。

相変わらずタランティーノっぽい展開で、ノンストップなバカっぷりが最高です。
冒頭に終盤のクライマックス前のシーンを入れてたのは「レザボア・ドッグス」ぽかったし。

この小説の中で「激安人間」「激安犯罪」といった「激安」という言葉が何度も出てきました。
ナンシー関がよく、ある種のタレントを評して「安い」と書いていたのを思い出します。
この表現を見たお陰で、「あぁそうか、自分が彼らに対して抱いている感情というか評価というのは『安い』という言葉でものすごく的確に表されるんだ」と感心したものです。
それが更に「激安」なので、どれ程の低レベルっぷりのトホホ感か分かっていただけるでしょうか。

それにしてもナンシー関を失ったのはつくづく惜しい。
今のところ、自分にとって21世紀最大の損失です。
あれほどの洞察力、表現力、消しゴム彫刻能力を兼ね備えた人は二度と現れないんだろうなぁ。(最後のはそんなに重要でも無いんだけど)

話を戻して。
戸梶圭太は「かなりイイ」と思ってましたが、「未確認家族」を読んで更に評価が上がりました。
もっと彼の作品を漁って読んでやろうと思ってます。


海より深く反省する

2005-05-13 12:34:59 | Opened Zipper
もう37年ちょい生きてきたんですが、まだまだ知らないことや、間違って覚えていることがあるもんなんですね。
(と、まずは同意を求めつつ)

先日文章を書いているときに、「ストーリーの最後のところ」を言い表そうとして「大円団を迎えた」と書こうとしましたが、「大円団」という文字が一発で変換できませんでした。
どうやっても「台縁談」とかになっちゃうので「何だよIME、頭悪いな~」と思いながら「大」「円」「団」と漢字1文字ずつ変換しました。
この変換作業をやってるうちに「何かがおかしい?」と感じ始めます。

…あれ?
もしかして自分、言葉を間違って覚えてる?

辞書サイトで「大円団」を検索させましたが、ヒットせず。
やばーい!
自分が知ってるつもりでいた「大円団」は正しい日本語ではないのか!?

あわてて検索サイトで「大円団とは」で検索しましたが、ヒットしたのは僅かに2件。
やばーい!
いくら日常で滅多に使わない言葉だとしても、まっとうな単語に「とは」を付けたくらいで、ヒット数がこんなに少ない訳がないのでは!

念のためヒットした掲示板の中を読んでみると「大団円」が正しいと判明しました。
なんと!
「だいえんだん」ではなく「だいだんえん」だったのか!
不覚!

「大円団」と思って言葉を覚えてから一体何年経ってるんだろう…25年以上だよな~。
この間、何度間違って「だいえんだん」って言ってしまったんだろうか? (あんまり言いそうにないけど)
一体何人の人に「あ、この人、大団円を間違って大円団とか言ってるし」と思われたのだろうか?
ひいぃぃぃ…(身もだえ)

管理者をやっているメーリングリストで、友人のメールにちょっとした変換ミスの誤字を発見すると、鬼の首を取ったかのように(いえ、取ったことは今まで一度も無いですが)ツッコミを入れているこの自分が、こんな間違いをしでかすたーなんてこったい。
久々にとても恥ずかしかったので、全世界へ向けて発信してみました。
これはきっと「笑い」にしてしまうことで「恥」を紛らわそうという自己欺瞞かも知れませんが、ご協力下さい。

世の中の「うろ覚え」を「うる覚え」だと誤解している人一般に対して、「何でそんなの間違うかな」「どうやったら間違えられるの」とか思っていたのですが、自分も他人の事を言えないんだと認識しました。
海より深く反省します、たぶんあびる優に負けないくらい。(ちゃんと反省しろ>自分)

閉ざされた森 "BASIC"

2005-05-12 13:25:06 | 映画
昨夜24時頃から、映画を観ようとレコーダー内の録画を物色。
「バッドボーイズ」の1と2や「リーグ・オブ・レジェンド」、それに何故か「ゼブラーマン」などがありましたが、一番時間が短かった「閉ざされた森」を選択。
録画時間は1時間40分なので、2時前には余裕で眠れると計算しました。
最近の就寝時間は1時半~2時半くらいで、起床時間は6時半~7時頃。
睡眠時間を削って、レコーダーに溜まりまくったバラエティ番組や映画を消化しています。
たまに子供を寝かしつけているうちにミイラ取りがミイラになり、21時頃に寝てしまうこともありますが、4時間程度眠れば大丈夫な身体になってきました。

しかし「閉ざされた森」というのがどんな映画か思い出せません。
月末にWOWOWの番組ガイドが届くと、録画すべき映画や音楽番組などをチェックして、翌月分をまとめて予約しています。
映画の説明をちょっと読んで「コレ面白そうかも」と思ったらとりあえず録画するようにしているため、このように「何だっけ?」というモノが録画されていることがよくあります。

という訳で予備知識なしで観始めると、日本語吹き替え版でした。(最近、吹き替えの映画を優先して録画してるので)
レンジャー部隊がヘリで移動しているシーンになったので「どうやらアクション映画らしい」と思ってたらコレが大間違い。


邦題:閉ざされた森 (2003年 アメリカ)
原題:BASIC
時間:98分
監督:ジョン・マクティアナン
出演:
 ジョン・トラヴォルタ (トム・ハーディ)
 コニー・ニールセン (ジュリー・オズボーン)
 サミュエル・L・ジャクソン (ウエスト教官)
 ブライアン・ヴァン・ホルト (ダンバー)
 ジョヴァンニ・リビシ (ケンドル)
 テイ・ディグス (パイク)
 ロゼリン・サンチェス (ニューネズ)
 クリスチャン・デ・ラ・フエンテ (カストロ)
 ダッシュ・ミホク (ミューラー)
 ティム・デイリー (スタイルズ大佐)
 ハリー・コニックJr. (ヴィルマー)


■ストーリー

ジャングルへ訓練に行ったレンジャー隊からの連絡が途絶えた。
ヘリで捜索に行くと3名の生存者が撃ち合いをしていて、ミューラーが射殺された。
救助された隊員のうちケンドルは重傷、ミューラーを撃ったダンバーは黙秘を続けるが、他の基地のレンジャー隊員になら話すという。
そこで元レンジャー隊員の麻薬捜査官ハーディが呼ばれ、尋問を行うことに。
ハーディがダンバーやケンドルを尋問し、何があったのか聞き出すが、彼らの話は食い違っていた。

■感想

ハーディに「こいつの親はどうしてリーヴァイなんて名前を付けたんだ?」と言われてたケンドル役のジョヴァンニ・リビシですが、ドラマ「フレンズ」でフィービーの腹違いの弟フランクJr.役の俳優なので、「あぁ、フランクJr.が」と思いながら観てしまいました。
吹き替えの声優も同じ人じゃないのかな?

ダンバーとケンドルの証言が食い違い、情報を集めて嘘を見破り問い詰めると、そこで新たな証言によってどんでん返しが。
誰が嘘をついているのか? 何が真実なのか? 何を隠しているのか?
どんでん返しに次ぐどんでん返しで、二転三転した挙句、最後のどんでん返しがクライマックスで終了。
と思ったら最後の最後でもう一回ひっくり返されます。
これがまた何ともサイコーなひっくり返し方で、これまでずっと降り続く雨の中、薄暗い基地内などの暗い雰囲気の映像で淡々と積み重ねてきたトーンも含め、この映画の雰囲気を(良い意味で)一気にぶち壊してくれました。
そしてエンドロールに重なって流れるノリノリな音楽の明るさは、きっと監督からの「やーい、ひっかかったろー?」というメッセージに違いない。

エンドロールで気づきましたが、監督はダイ・ハードのジョン・マクティアナンでした。
最後のアレがやりたかったがために、この映画を作ったんじゃないでしょうか。
原題のBASICって基礎訓練のこと? あのジャングルでの訓練を指してるのかな?

最後の最後で全てをひっくり返されたので、映画の最初や途中の証言のシーンを何度も観返す羽目になりました。
レンジャー隊員達が多くて、誰が誰か分かりにくいんですよね…字幕版だったら死んでたな、きっと。
お陰で気が付けば2時過ぎちゃってるし…誰だ余裕で2時前に眠れるなんて言ったのは。(>俺だ)

この映画のことを全然知らなかったんですが、日本でちゃんと公開したんですかね?
ジョン・トラヴォルタとサミュエル・L・ジャクソンというパルプ・フィクションなナイスキャストだし、ダイ・ハードな監督だし、どんでん返しまくりな展開も話題にならないはずがないと思うんだけど…公開当時に自分のアンテナが腐ってただけかな?

それにしても面白かったです。
最後の「そんなんアリかい!?」みたいなどんでん返しに納得できない人もいるかも知れませんが、あまり構えずに素直に映画を観れば楽しめると思います。

とても気に入ったので、DVD-Rに焼いて保存することにしました。
予備知識なしに観て、気に入って保存する映画ってあんまり無いんですよね。
フツーは面白くても一度観たらもうイイやって思うので。
他に観て気に入って保存した映画って「スズメバチ」くらいですね。(コレもオススメ)

ジョーイ#1 ジョーイ、LAへ !

2005-05-11 14:34:33 | ドラマ・ジョーイ

邦題:ジョーイ、LAへ!
原題:PILOT
   (パイロット版)


■エピソード

俳優ジョーイはニューヨークからハリウッドへ活動の拠点を移すことに。
LAへ到着すると美容師の姉ジーナが出迎えてくれるが、ジーナは豊胸手術した胸をみせびらかしてジョーイを辟易させる。
ジーナが見つけてくれたアパートに案内され、ジョーイはとても気に入る。
ジョーイはアパートでジーナの息子マイケルにも久々に再会。
20歳になったマイケルは大学院でロケット工学を学ぶ秀才だが、母親のジーナから独立するためジョーイと同居したいと言い出す。

■感想

初回なのでシチュエーションとキャラクター紹介的な内容ですが、冒頭での「ジョーイっぷり」からチョコチョコと小ネタで笑わせてくれて楽しいです。

それにしてもジョーイの姉、ジーナのキャラがキョーレツです。(顔も濃くてインパクトありますが)
フレンズのエピソードの中で、確かジョーイは「俺には妹が7人居る」と言ってたと思います。
酔っ払ったチャンドラーがその内の1人(マリー・アンジェラだっけ?)と寝てしまったエピソードもありましたが、そのときも妹達しか出てこなかった気がします。
LAでずっと離れて暮らしているジョーイの姉ジーナの話は、フレンズの10年間のエピソードの中ではたまたま出なかった、ということにしちゃったんですね。
しかしジョーイの家って子沢山だなぁ…1男8女ですか。


NEXTBASE SDV37-A

2005-05-10 19:03:42 | デジタル機器
NEXTBASEのポータブルDVDプレイヤー、SDV37-Aを使っています。

購入したのは2005年1月。
元々はポータブルDVDプレイヤーが欲しくて物色していたんですが、ネットでNEXTBASEのSDV17-Aを見て一目惚れ。
7インチワイド液晶一体型のデザインに完全にヤられました。
オークションで安いのを見つけて買うつもりでした。

そんなとき正月の新春初売りのチラシを見ていると、スーパーオートバックスのチラシにSDV37-Aが載っていました。
何だコレ? 後継機?

SDV17-Aはボディがシルバーなのに対し、SDV37-Aはブラックで、ボタンのデザインも更に洗練されたっぽい感じ。
DVDドライブは残念ながらスロットインにはなっていませんでしたが、やはりカッコイイ。
ネットでSDV37-Aを検索しても、また正式に日本へ輸入されていないのか、ほとんど情報がありません。
(検索結果から海外のサイトへ行くとスパイウェアやらがわらわら寄って来るし)
買いに行こうかと本気で悩んだんですが、SDV37-AはSDV17-Aの倍の値段だったので、二の足を踏んでしまいました。

そうして悶々と悩んでいるうちに購買意欲は高まるばかり。
買って何に使うのかと言われると返答に窮するのですが…欲しいから欲しいんですね。
できればカーナビを最新のHDDの機種に買い換えてDVDビデオ鑑賞可能な環境にしたいところですが、そんな余裕は全く無いのでアンティークなCD-ROMカーナビで我慢している状態。
(もう2003年度を最後に年度更新版の地図ディスクも出なくなってるし)
レコーダーで作成したDVD-Rが溜まってきてることだし、せめてDVDビデオを見れるようにはしておきたい、という望みなのです。

一応「車で遠出したときに後部座席の嫁さんと子供が退屈しないように」という理由をこじつけてみましたが、嫁さんに言うと「そんなの要らない」と一蹴。
それでも何とか説得して、「遅いクリスマスプレゼント扱い」にしてもらうことで購入許可が出ました。
これで予算は確保したので、1月も終わろうかという頃に一応スーパーオートバックスへ行ってみました。
…ちゃんと売れ残ってるし。

という訳で、念願のSDV37-Aをゲットできました。
ブラックボディが最高です。
SDV17-Aのように日本語OSDは無いですが、「Play」「>>Next」程度しか表示されないんで、全然問題ありません。
AC電源もカーソケット電源も外部入出力用ケーブルもヘッドフォンも外付けバッテリーも全て含まれてます。

で、コレをもっぱら何に使っているかというと、トイレに持ち込んでフレンズのDVDを観てることが多いです。
結構時間がかかるタイプなので、1エピソードくらいは余裕で観れるのです。(それは長過ぎですか?)


マークスの山 / 高村薫

2005-05-09 14:18:44 | 読書

書名:マークスの山
著者:高村薫
出版:2003年1月 講談社(講談社文庫)
ISDN:4062734915(上巻)/4062734923(下巻)
価格:上下巻各681


出張の移動時に読む本が無くなってしまい、羽田空港で慌てて買ったものです。
「直木賞受賞」という肩書きが目に留まったのですが、自分の中で直木賞は「宮部みゆきの『火車』のような傑作をマトモに評価できない賞」というダメダメ君扱いになっているので、イマイチ押しが弱い。
でも何だか聞き覚えのあるタイトルだったので、この本を選びました。

マークスのイカレっぷりよりも、下らない因習だらけの警察組織内の描写が重くてキツかったです。
マークスが暴れてるときの方がテンポ良く読めて楽しい…って何だか間違った読み方をしてしまったような気が。(それはそれでイイんですか?)

自分は「10/21に何があったのか」という点よりも、「10/19に何があったのか」が気になってました。
両親が無理心中した際の一酸化炭素中毒がマークスにどんな影響を与えたのか、山を歩いて下って保護されるまでに何があったのか、その答えが知りたくて最後まで読み進みました。
結局、自分の読みが的外れだったりして答えは無く(得られず)。
親の無理心中に巻き込まれ、山の事件を知って行動を起こすマークスのイカレっぷりは、その行為の残虐さにも関わらず、可哀想に思えて仕方なかったです。

この小説の中で特に印象に残ったのはマークスの記憶障害です。
「覚えていられない」っていうのは何て恐ろしいことなんだろうと。
もし自分がそういう状態になったら、という不安を強く感じました。
なので今度、映画「メメント」を観てみようかなと思ってます。


予知能力の虚しさを知る

2005-05-08 22:43:39 | Opened Zipper
大分県民なので、もちろん大分トリニータを応援しています。
数年前にようやくJ1に昇格してからは、毎シーズン降格争いしている状況ですが、地元ですからね。

さて本日19時からNHK BS1で大分トリニータ×川崎フロンターレの試合が放映されました。
ビールを飲みつつ、ピザを食べつつ、TV観戦で盛り上がろうと楽しみにしていました。

しかし不覚だったのは、この放映が録画だと知らなかったこと。
18時頃にニュースを見ていると、試合の結果が流れていたのです。
「大分 1-0 川崎 (前半0-0/後半1-0)」

自分も嫁さんも「えっ…?」と呆然。
いや、勝ったことは喜ぶべきことなんですが、これから手に汗握りつつ応援しようとしてるのに、先に結果を知ってしまうとは…

さて19時過ぎから予定通り試合をTV観戦するのですが、どうにも盛り上がりません。
どんなに攻め込まれても失点しないと分かっているので、気が抜けます。
そしてどんなに攻め込んでいても前半は無得点と分かっているので、応援に熱が入りません。
こりゃいかん。
それでも後半早々のゴールシーンには歓喜しつつ、更に試合終了までのガチガチに守りまくるシーンにヒヤヒヤしつつ、最後まで応援していました。

この経験で良く分かりました。
予知能力のある人生ってきっと虚しいんだろうなぁ、と。

ペットフリーマンション

2005-05-07 23:02:48 | 愛犬ユニ(uni)
2003年11月に今のマンションへ引っ越しました。

このマンションにした主な理由は、ペットフリーだから。
ほぼそれが全てといった感じ。
線路も高速道路も直近で、マンション周囲の道は狭く、環境自体はあまり良くないんですが、お陰で広さ(4LDK30坪)と設備の割に安いし、やはりペットフリーの魅力には抗し難く、ココを選びました。

「犬祭り3連発」に書いたように前々から大型犬を飼いたいと思っていたんですが、庭の手入れは面倒なので一戸建ては嫌(まぁ資金的にも)。
ペット可のマンションを捜していましたが、「ペットOK」のところでも条件付ということなので確認すると「大型犬はダメ」と言われてしまいます。
大型犬が飼えるマンションって無理なのかな~と諦めかけていたとき、建築中だったこのマンションを偶然見つけ、モデルルームを見ながら確認すると大型犬でもOKということでした。
この時点で買う気満々だったんですが、決めようかどうしようかというときに嫁さんの妊娠が分かって、子供の生活環境も考えないと、ということで一旦保留に。
結局、話は流れて白紙に戻してしまいました。

その後、息子タイトが産まれて子育てに翻弄されてましたが、当時のマンション(賃貸の2LDK)がどうしても手狭だったので、引越しを検討し始めました。
やはり大型犬を飼いたいという気持ちは変わらなかったので、大型犬がOKで子育てのしやすい環境のマンションを捜すのですが、どうしても大型犬がネックになって見つかりません。

色々見て回っている時、以前購入を検討したペットフリーのマンションがまだ売れ残っているらしく、新聞の折り込みチラシが入っていました。
子育て環境的に無理っぽいと思っていたんですが、モデルルームでなく実物を見ると違うかもということで見に行ってみました。
すると以前の時ほどは道の狭さを感じず、完成予想図で見る限りでは駐車場の出入りがしづらいかと思っていたら、実際にはそれほど不便はなさそう。
これは意外にイケるんじゃないの?

更に内部を見て広さと設備の良さを再確認し、直近を走る線路や高速道路の状態も確認したけど大して気にならない。
そして、まだ子供は0歳なので犬を飼うのはもう少し先だけど、大型犬でもペットを自由に飼えるという魅力は大きい。
という訳で、色々悩んだ結果、やはりココにしました。
引越し後、まぁ色々と不満もあることはありますが、おおむね満足して暮らしてます。

さて肝心の大型犬ですが、子供が小さいウチは難しいと思って控えていました。
でもできるだけ早い内から子供を動物に触れ合わせたいし、タイトも2歳になってそろそろ大丈夫かなと思い始め、本気で子犬を探し始めることにしました。
その話はまた後日。

未来日記にしないためのモブログ

2005-05-06 21:02:36 | Opened Zipper
モブログを活用させてもらってます。

4/20~22と4/26~28に仕事で東京へ出張でした。
ついでに週末の4/23~24は出張に乗っかって、嫁と子供を呼んでディズニーランドへ行ったり、東京の親戚の家へ行ったり。

トータルで7~8日間のブログの更新をどうしたものかと思い、ノートPCを持参して更新することも考えましたが、荷物は極力減らしたい。
出張は仕事関連のセミナー受講だったのでPC無しでも大丈夫だから、結局持っていかないことに。

gooのブログはモブログに対応していて、それもgooを選んだ理由のひとつです。
しかしまだモブログ機能を使ったことが無く、折角なのでこの機会にモブログを活用することにしました。

自分のPHSのパルディオEメールは3000文字・画像添付に対応してて便利なんですが、ほぼ受信専門です。
自宅でも会社でもPCを使ってるし、キーボードを叩いて文章を書く生活に慣れきってるんで、PHSでメールを書くのは面倒なのです。
PHSでメールを書いて送るのは、嫁さんや友人宛にちょっとした連絡をするための数行の短いメールのときだけ。

なので考えた挙句、PCで作成した文章を一旦PHSへメールしておいて、ブログを更新するときにそのメールを投稿用アドレスへ転送することにしました。ブログで書きたいネタはたくさんあるので、そこそこストックしてあったのです。(フレンズネタが多いですが)

そんな訳で、4月末のブログの記事はPC→PHS→モブログという手順を踏んで投稿されたものだったりします。
昔、自力でHTML+JavaScriptでWeb日記サイトをやってたときは、こういう場合に備えて数日先の分の日記まで文字列データとして書いてました。
Scriptでクライアントマシンの日時をチェックして、当日分の日記の文字列データを表示する、という面倒なことをやってました。
なのでクライアントマシンの時計がずれてたら過去や未来の日記が読めるという、とんでもない日記になってました。
あの頃の苦労を思うと、「モブログって本当に便利だな~」とつくづく思います。

あとはPHS(orケータイ)端末での文字列入力がもっと簡単になると更に便利なんですが。
折り畳み式のフルキーボードが接続できる端末ってないのかな?


高尾山自然公園の不憫な父子

2005-05-05 23:31:19 | Opened Zipper
子供の日だし、天気は良いしってことで、2歳の息子タイトと公園で遊ぼうと決心します。
弁当を持ってって公園で食べるっつーのも、絵に描いたように幸せそうな家族を演じられて良さ気ではないかと。

どこの公園へ行こうかと嫁さんと検討します。
佐野植物園も七瀬川自然公園も人が多いのは間違い無いので敬遠です。
別府公園が好きなんですが、この日に大分市から別府市へ行くのは好んで渋滞にハマるだけで、それは昨日十分に味わったのでもう結構。
と色々悩んだ結果、ビッグアイ近くの高尾山自然公園へ行くことにしました。

まだ高尾山自然公園は行ったことが無いんですが、事前に情報を調べてみると意外に広そう。
駐車場は240台ということなんで、人が沢山来てても大丈夫っぽいかなと。

さて出発するかという段になって、嫁さんが行きたくないと言い出します。
嫁さんはどうも昨日から持病の偏頭痛が出ていたようなのですが、今日も晴天で公園に日陰が無かったらダウンしてしまいそうなのを不安に思ったようです。

嫁さんにはゆっくり休んでてもらうことにして、タイトと2人で出発。
途中、コンビニに寄って弁当やお茶、ジュースを買ってから高尾山自然公園へ。
ビッグアイの手前に公園への案内があったんでそのルートで進んだのですが、カーナビは違うルートを言い張るので動揺していたら見事に迷ってどこかの住宅地内をウロウロ。
ようやく公園の入口に到着したのですが、第1駐車場へのルートは閉鎖されているようでした。
しょうがないので第2駐車場に駐車し、タイトの手を引いて公園の中へ。

駐車場の状況を見る限り、それほど来園者は多くないようです。
ジョギングしている人が結構多い…山の上でアップダウンが多くてキツそうなんですが、みんな頑張るなぁ。
負けられん。(と、この日の夕方に筋トレを実施)

公園内はいくつかの広場に分かれていました。
子供向けらしく滑り台やジャングルジムなどがある広場には数家族が遊んでいました。
そこを通り過ぎ、公園事務所へ行ってみます。
園内の案内図でもあったらもらおうと思ったんですが、予想通りクローズしてます。
案内の看板は随所にあったので、それを参考にしながら複数の広場を一通り歩いて回ってみることに。

次の広場は周囲に木陰とベンチがあるだけですが、さっきのよりも広いせいか10家族程が遊んでいます。
キャッチボールをしたり、犬連れの家族が休んでいたり、子供達が走りまわっていたりという感じ。
その次はトリム広場というところで細長いスペースで、木製のアスレチックな器具が置かれた場所でした。
たまたま人気が無くてのんびりできそうだったので、ここで休むことに。

先客は1組だけ、オジさまと犬(シェルティー)が居ました。
タイトに「ワンワンが居るねえ」と焚き付けてみると、まんまと乗せられて「ワンワン~」と言いながら犬の方へ寄っていきます。
オジさまに「近づいて良いですか?」と確認してから接近し、犬と触れ合わせてもらいました。
残念ながら最近タイトはちょっとヘタレ気味なので、横まで来たもののビビって触ることができず、父ちゃんの背後に隠れて見てましたが。

その後、タイトとサッカーボール(の模様の描かれたビーチボール)でパスを出し合って遊びました。
程よく疲れたところで小腹が空いたので、木陰のベンチでコンビニ弁当を開いて昼食にしました。
タイトは汗をかいたせいか、野菜ジュースを完飲した後、ペットボトルのお茶もグビグビ飲んでいます。

昼食後はまたサッカーボール(もどき)で遊んだ後、アスレチックでも遊んで回りました。
他には桜の樹で囲まれた花見広場や、池などを見て回っていると、だんだん天候が怪しくなってきます。
良い天気だったのが曇ってきたと思うと、風も次第に強くなってきます。
そういえば明日は雨の予報なので、今日は午後から崩れるのかも知れない。
まだ14時過ぎでしたが、撤収することにしました。

高尾山自然公園ですが、人が少なくて自然が多くて、とても気に入りました。
また、嫁さんの体調が良いときに、家族で行ってみようと思います。
人ごみ嫌いだけど自然は好きだという方にはオススメです。(もちろん大分ローカルですが)

それにしても絵に描いたように幸せそうな家族の風景になるはずが、嫁さんに逃げられて独りで子育てする甲斐性なしの中年とその子供という、ちょっと不憫な父子の風景になってしまっていたのが不本意です。

シロクマとイルカに泣かされる

2005-05-04 23:28:02 | Opened Zipper
人ごみが大嫌いな自分と嫁さんは、ゴールデンウィークなどの連休にはなるべく外へ出ません。
せいぜい近場で買物する程度。
いかに混雑に巻き込まれずに、かつ充実した休日を過ごすかということが課題となります。

今年のゴールデンウィークの前半は休日出勤につぶれてしまい、実質的には昨日の5/3が初日と言った感じでした。
そのうち半日は宿酔からの復活に要しましたが、残りの半日で懸案だった風呂の大掃除を果たしたので、まぁ良しとして。

今日、5/4は何をしようかと考えていましたが、自分の実家から父親が作った新玉葱を大量にもらっていたので、嫁さんの親戚と実家へおすそわけに持って行くことにしました。
嫁さんの実家への道のりは通常は1時間~1時間半程度ですが、この時期はバリバリに渋滞します。
迂回路は高速道路のみですが、この時期どこの出口I.C.も混んでるので、高速料金を払った割にはありがたみが無い可能性が高い。
更に嫁さんの実家に着いた後で、やることがなくて退屈する可能性も非常に高い。
しょうがないので、渋滞にハマることを覚悟で、暇つぶし対策をして行くことに。
ポータブルDVDとミュージック・クリップ集や子供向けCGアニメのDVD-Rを持って出発です。

自宅から嫁さんの実家へ行く中間あたりに親戚の家があるので、まず先に親戚の家へ寄って行くのですが、その途中で見事に渋滞にブチハマります。
そこは忍耐で乗り越えて親戚宅に到着。
おすそわけの新玉葱を渡し、代わりにという訳でもないんだけどスイカをごちそうになって退去しました。

さて、ようやく嫁さんの実家に到着。
義母に挨拶してくつろいで、何となくTVをONにしたところ、画面にシロクマの子供が。
ぬいぐるみのようでメチャメチャ可愛いです。
どうやらNHKの番組「にんげんドキュメント」だったようで、日本で初めて人工哺育で成長したシロクマのピースの話でした。
動物好きの自分には目が離せない番組です。
嫁さんも義母も動物好きなので、問答無用でそのまま視聴することに。

飼育係が自宅に連れ返り、奥さんと子供2人(姉弟)と共に我が子の様に育てています。
その子供達とピースの別れの時や、安全上の問題から飼育係がピースとのスキンシップを禁止されるエピソードなどが、愛らしいピースの映像と共に流れて泣かせてくれます。

やれやれ泣かされたよ、と思いながら見ていると、続けてイルカの話が始まってしまいました。
病気で尾ヒレを失ったイルカのために、人工尾ビレを開発するという話。
以前、正にこの番組の終り5分部分だけを見たことがあります。
更に同じネタの番組を「アンビリバボー」でも見たような。
しかしいつか一緒に泳ぎたいと願うほどのイルカ好きである自分としては、TVの前から動くことはできなくなってしまっているのでした。(水泳部だったからかな?)

病気で尾ビレを失ってしまったイルカのフジ。
うまく泳げなくなっていまい、泳ぐことを止めてしまったフジだが、人工尾ビレを付けると嬉しそうに泳ぎ出す。
しかし人工尾ビレが耐久性の問題で壊れフジがケガをしてしまう。
フジを傷つけたくないため人工尾ビレ装着を疑問視し始めるトレーナー、フジの心のケアのためにも人工尾ビレ開発を推進する獣医。
こんな話を見せられたら、もう泣かずにはいられません。

動物感動モノドキュメント2連発のお陰で、全然退屈せずに時間が過ぎていきました。
持参したポータブルDVDやディスクはあまり役に立たなかったけど、シロクマとイルカに癒されたので文句はありません。

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

2005-05-03 23:57:39 | 映画
子供が昼寝した隙に、ジェリー・ブラッカイマー製作の映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」を嫁さんと観ました。
先日、ディズニーランドへ遊びに行った際に「カリブの海賊」に乗ったことだし。


邦題:パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち (2003年 アメリカ)
原題:PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL
時間:143分
監督:ゴア・ヴァービンスキー
製作:ジェリー・ブラッカイマー
出演:
 ジョニー・デップ (ジャック・スパロウ)
 オーランド・ブルーム (ウィル・ターナー)
 キーラ・ナイトレイ (エリザベス・スワン)
 ジェフリー・ラッシュ (キャプテン・バルボッサ)


■ストーリー

17世紀のイギリス、総督の娘エリザベスは、少女の頃に海で助けた少年ウィル・ターナーが首からかけていた黄金の髑髏のメダルを、今でも密かに持っていた。
成長したウィルは鍛冶屋で働いており、エリザベスのことを想っていた。
エリザベスが海に落ちて溺れるところを、海賊ジャック・スパロウが助けるが、ウィルに逃亡を阻止されて海軍に逮捕されてしまう。
エリザベスの持っていたメダルを求めて、海賊船ブラックパール号に乗ったキャプテン・バルボッサの海賊達が現れ、港町を襲撃してエリザベスを誘拐する。
ウィルはエリザベスを助けるため、情報を持っているジャックを脱獄させて、ブラックパール号を追いかける。

■感想

2時間半近くの映画なのに、全然長さを感じなかったです。
随所にアトラクションの「カリブの海賊」と同じシーンがあって、「あ~、コレコレ」などと感心しながら観ているうちにストーリーに引き込まれ、最後まで楽しませてもらいました。
呪われた金貨の設定を使ったストーリー展開がよくできてますね。

ジョニー・デップのコミカルな演技が良かったです。
どうしてもSMAP×SMAPでキムタクがやってた「カリブの海賊」のパロディと同じように見えて、違う意味でも面白かったんですが。

ジョニー・デップが出演している映画は4~5本しか観てないんですが、「エドワード・シザーハンズ」やこの映画のように、人間離れしたキャラのがインパクト強くて面白くて良いですね。

バグ / 松岡圭祐

2005-05-02 23:14:01 | 読書

書名:バグ
著者:松岡圭祐
出版:2001年8月 徳間書店(徳間文庫)
ISBN:4198915644
価格:801


松岡圭祐の小説は、もちろん「催眠」から入りました。
菅野美穂の映画「催眠」を観る前に、原作を読んでおこうと思ったのですが、意外に面白かった記憶があります。
その後で映画を観たところ、菅野美穂が期待通りにキョーレツに怖くて良かったんですが、何だかそれだけって感じでした。
更にその後、続編の「千里眼」も読んでそこそこ楽しめたと思うのですが、次々に出る続編に何だか手が出ない状態でした。

さて「バグ」ですが、東京出張に行く前に大分空港の書店で購入しました。
移動時間の暇つぶしにする本を探したのですが、書店というか書籍コーナーといった感じで選択肢があまり無かったので、好きな作家の本が見当たらず、不本意ながら選んだと言う状態でした。
ちなみに好きな作家というのは、ジェイムズ・P・ホーガン、トム・クランシー、マイケル・クライトン、宮部みゆき、夢枕獏、大沢在昌、福井晴敏といったところ。

「バグ」のストーリーは、人気ゲームの新作の発売直後、ゲームをプレイした多数の子供たちが日本中で「黒いコートの男が襲ってきた」と錯乱し、パニックになるというもの。
設定に惹かれてこの本を選びました。
ゲーム開発の話や、特に将棋のエピソードが面白くて良かったです。

期待以上に楽しめたので、「催眠」から読み返してみて、ちゃんとシリーズを読んで行く気になってきました。