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リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い

2005-05-22 23:19:27 | 映画

邦題:リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い (2003年 アメリカ/ドイツ)
原題:THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN
時間:110分
監督:スティーヴン・ノリントン
出演:
 ショーン・コネリー (アラン・クォーターメイン)
 シェーン・ウェスト (トム・ソーヤー)
 ナセールディン・シャー (ネモ船長)
 トニー・カラン (スキナー)
 ペータ・ウィルソン (ハーカー)
 スチュアート・タウンゼント (グレイ)
 ジェイソン・フレミング (ジキル/ハイド)


■ストーリー

19世紀末
。鉄仮面の男をリーダーとする武装組織が銀行や科学施設を襲い、設計図を盗み科学者を誘拐する事件が起きていた。
イギリス政府は世界大戦に発展すると警戒し、アラン・クォーターメインやネモ船長、透明人間、吸血鬼、不死身男、ジキル&ハイド、そしてトム・ソーヤーを集めてチームを作り、武装組織の壊滅を依頼する。

■感想。

アニメ「怪物君」みたいな映画でした。
設定だけじゃなく、質についても。(いや、質ならむしろ怪物君の方が上か…)
うーん、せっかく睡眠時間削って観たのに、損した気分で悲しい。

この映画、何がマズかったんだろう。
大好きなショーン・コネリーだし、こういうおバカな設定の映画は大好きだし、それなりに金かけて作ってるんだけど、何でしょうかこの期待ハズレ感は。
色んなヒーロー、化け物、キャラクターを集めてチームにして、メンバーの得意技を使ってピンチを切り抜け大活躍、みたいな映画を作ろうとしたんだろうし、そうなってるはずなのに。
ストーリーが薄っぺらいんだけど、これは設定先行だろうしチームのキャラが強ければどうにかなると思って注力しなかったのか。
映像的には遅くは無いはずのテンポが、妙に遅く感じられたのは、何なんだろう…監督のせい?

ハイド氏なんてほぼ超人ハルクっつーかバイオハザードです。
トム・ソーヤーはフツーの人間だと思うんですが、何で参加してきたの? アメリカ代表は他に見当たらなかったのかなぁ?
不死身君や吸血鬼、透明人間はスタンダードな化け物でとても面白かったんですが。
あとネモ船長はただただカッコ良かった、特に殺陣のシーンは最高です。
ネモ船長だけがこの映画の唯一の救いかも

色々考えた結果、自分がこの映画を受け入れられなかった一番の理由は、「アラン・クォーターメインを知らない」ってことに尽きるのかも知れません。
ずっと「あんた誰?」って思いながら観てたもんで。
キング・ソロモン…? むー、知らないねぇ。(すまん。>アラン)