宝塚歌劇の大劇場公演も、チケット難が続く中、外箱公演(大劇場以外)のチケットだなんて、
全く取れない。梅芸ネット会員だって宝塚友の会だって取れない。年会費、割り引いてくれたっていいじゃない。
前回、ドラマシティに来たのは、北翔さんの『風の次郎吉』。2015年のお正月の事。
それも、加美乃素さんキャンペーンで当たったチケットで。
当時の、懸賞応募の為にむりくり購入した、加美乃素商品の在庫が残ったままだ。
今回も、落選、また落選が続き、勤め先の福利厚生で入ってる団体の、限定10席先着順!!ってのに、
喰らい付いて、なかなか繋がらないFAX、死に物狂いで送信の鬼になって、1枚。ゲットできましたのこ。
月組の、大好きな美弥るりか様の単独公演。ミュージカル『瑠璃色の刻(るりいろのとき)』。
楽しみで楽しみで。だって、梅田芸術劇場、メインホールでなく、地下のシアタードラマシティ。
898席しかないのだ。しかも、公演期間が短か過ぎ!競争率がばりくそ高すぎて、
チケットが手に入った時も、座席に付けた時も、観劇でうるうるしてしまったのこ。
898席。
ちなみに、ここのメインホールは1905席。宝塚大劇場に至っては、
SS席194席、S席1,408席、A席475席、B席473席。そして、当日立見席ってのもあるの。
ああ・・・でも、落選続きで観れないものもあるのだ。
今回、後ろのほうの席ですよ。けれど、本当に観たかったので。ああ、前のほうの方の、
くじ運を、ちょっとくらい分けてほしいもんだ。って思ってた。みんな頑張ってチケットゲットの努力をしてるって。
幕が開き、いきなりみやちゃんが!!
上手い。歌も良いし、表情も役になりきってるのが素敵すぎて。
けれど・・・ごめんね、みやちゃん。今回、とし君(宇月颯)に心臓を鷲掴みにされたように、
きゅんきゅんが・・・・止まらない!!
宝塚って、ど~してこんなにフランス革命絡みが多いのかしら。でも、話が繋がってるのが凄い。
そんなこんなで、一幕の緞帳が下りて。大急ぎでバーカウンターに向かったわ。
だって、スタンディングスタイルなのだけど、そのテーブルが少ないしさ~・・・・・。
って、あれ?誰も来ないな。やっぱりね。ふん・・・・。落ちついてドリンクを。
あらあらあら・・・お酒が置いてあるのこ。
月組公演『瑠璃色の刻』の公演期間限定のお酒メニューだなんて!!
言わずと知れた、宝塚御用達の伊丹の小西酒造さんの純米大吟醸
蒼瑠璃。そもそも、瑠璃色は、やや紫みを帯びた鮮やかな青。ラピスラズリ。
カップ販売(70ml)が500円。ボトル販売(250ml)1,000円。迷わず両方購入。
きゅんきゅんし過ぎて喉が渇いたので、500円のキリンラガービール(350ml)とともに。
呑気に写真撮影をしてたら、やっと続々とみなさんやってきた。
出足が遅かったのは分かってる。月組さん、この公演にでてらっしゃる以外、5/4~の博多座公演チームが、
普通に着席から観劇にいらっしゃってるから。専科の方2名、月組トップコンビ、
そして。。。ぞろぞろぞろぞろ・・・いったい何人来るの?しかも、前の方のええ席で。
その席も、後ろの21列の私の席も同じ価格なのだが、支払ったのか?なぜ、固まって取れた?
どの子も舞台挨拶ではお客様のお蔭!と繰り返し豪語するのに、何故に喉から手が出る位の座席を、
集団で占拠してしまうのか分からない。しかも、競争率半端ない日曜日の公演なのだ。
ミックスナッツ(300円だったかな?)、美味しかったよ。ポリポリ・・・・。
隣っていうか、相席しましたマダム達にも蒼瑠璃をどうぞ・・・って差し上げたり、
この日、一人観劇で一幕の感動のぶつけ処が無かったのですけど、
数人の方々とお話させていただきましたわ。
こりゃ~普段、誰とでもその場限り仲良くなれる立ち飲み酒場で鍛えた技だな。
ちょっとフルーツのような爽やかな甘みを感じさせるお酒。小西酒造さん、頑張ってます。
そんなこんなで・・・・え?『瑠璃色の刻』・・・オチは???分からない内に幕が開き、
ショーが始まる。あ・・・センターが!!来れて良かった。本当に素晴らしい公演でした。
本当に、純粋に宝塚を愛してる下々の者に、もっともっとチケットが回って行きますように。
梅田芸術劇場
シアター・ドラマシティ
大阪市北区茶屋町19-1
TEL 06-6377-3888