4月15日の土曜日は、汗が出る位、暑い日で。
お天気がちょっと怪しかったので、朝一に駆け付けた天満橋。
あ、あれ?時間の計算を間違ってしまった模様。
9時開門前の行列に並ぶことになった。そこは造幣局、桜の通り抜けにやってきた
出掛ける前の、おは朝土曜日では、5分咲との事だったけど、咲いてる咲いてる!!
開門するなり、お~~!!感嘆の声。そして桜に群がる人々。
『まだこれは1本目で~す!!桜はまだまだ沢山あります!!先に進みましょ~う!!』
警備の方、なかなかセンスが良いな。笑ってしまったわ。確かに、1本目でこんなになってたら、
出口に着くころには、日が暮れてしまったことだらう。
今年の桜は『鬱金(うこん)』
光りの加減か?グリーンっぽいのは、この花の特徴なのかしら?
造幣局構内の桜は、大半が遅咲きの八重桜。ソメイヨシノより、大好きなやつ。
17歳まで暮らした家の庭に、八重桜があって。毎年満開時に桜の前で写真を撮ってもらってた。
その写真は・・・岡山の田舎に送ってた模様。
造幣局構内旧淀川沿いの、全長560mの通路に咲く桜。
いっぱい種類があって・・・・。関山・普賢象・松月・芝山・楊貴妃・夕暮・・・・・etc。
玖島桜は新種って書いてあったのだけど、どの桜なんだか分からなかったわ。とほほ・・。
紅手毬・大手毬・小手毬なんてのは、丸く毬状にになってて、とっても可愛い。
毬チームは他では見られない珍種らしい。確かにあまり見ないよ。
宝塚大劇場の前に、1本、八重桜があるのだけど。今年も美しく咲いているかしら?
スカイステージ見ながら書いてます・・・。日曜日、さっさと書くつもりが、
花組時代のまぁみりの『コードヒーロー』と、雪組ちぎみゆの『るろうに剣心』観てしまった・・・。
なんて贅沢な時間の使い方なのかしら!?
話を桜に戻しましょう
造幣局のある大阪市北区天満橋の旧淀川(今は大川だよ!)沿いは、
昔から景勝の地として、春は桜。夏は涼み舟、秋は月見と有名で、
対岸を桜ノ宮と呼ぶにふさわしく、この地一帯に桜が咲き乱れていたとか。
明治16年(1883年)、当時の遠藤謹助局長の『局員だけの花見ではもったいない。
市民と共に楽しもうではないか』との提案で、桜の通り抜けが始まったそうな。
戦時中一時中止されたものの、昭和22年に再開され、26年からは夜桜も始まったと。
通り抜けは、桜花観覧のため、
表門(今は南門)から入り造幣局構内を通って裏門(今は北門)へ抜けるっていう一方通行。
後戻りが出来ないから、いつしか『通り抜け』っていう固有名詞が付けられるようになったそうな。
通り抜け、開門前に並んで入って、色んな種類の桜を観覧・・・。
桜だけで132枚、写真を撮ってた。時間にして最初の桜から最後の桜まで、1時間半。
倒れそうだ・・・・・・。何故って。花見だよ、花見!!
構内では飲食は出来なくっても、その周辺に美味しそうな露店が犇めき合って建っているのだ。
それ、目当てです。張り切って朝ごはん食べずに来ちゃったからね。お腹ペコペコ。
ほんと美しくって可愛い桜。桜に感動して胸がいっぱい!!けれど、お腹がいっぱいにはならない。
当日、突然誘って連れてきた、家の近所のおばちゃん・・・ちゃう、マダム。
マダムもあまりに暑くって、ビールを持て!!ビールが飲みたい!!って訴えてくる。
それでは。出口付近に下(露店ロード)へ降りるとこがあって。
南門~北門。往きは桜、帰りは・・・花より団子!!
また来年、やってきますよ。数年前から来てるのだけど。きっかけは、母から譲り受けたこれ。
今年のも買ってきましたよ
平成29年の造幣局桜の通り抜けの貨幣セット。
パッケージの桜は、今年の桜、『鬱金』なのだけど。実際の花の色と違ってるような。
ず~っと昔から、両親が2人で仲良く毎年来てた通り抜け。
この貨幣セット、幾つあるのかしら?父が亡くなり、母も脚を悪くして行けなくなって。
ずっと続けていた両親の思い出の年に一度の行事を、途切れさすのが忍びなかった。
今日、この貨幣セットを、実家の父の仏壇に置いてきた。
この貨幣セット、10個買ってく人がいたのだが・・・。配るのかしら?
貨幣がすべて、この平成29年のもの。貨幣に混じって、今年の貨幣セットの証。
酉年、2017年。この貨幣セットを手にして、ほっと一安心。
では、露店ロードへ行きましょう。
桜の通り抜け、今年は4月11日~4月17日まで。明日までだよ。
きっと今日は大混雑で、明日が一番見ごろになったのじゃないかしら?時間がある方は、是非
造幣局
大阪市北区天満1-1-79
造幣局のホームページ http://www.mint.go.jp/