ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

今日は節分で豆まきで~す

2009-02-03 11:22:51 | 食楽・年金ライフ 
玄関前にある梅の木の蕾が膨らんで、花びらを広げ始めた。
今日2月3日は節分、我が家では夕刻過ぎに豆まきをする。
すでに昨日、大豆を水に浸し笊に揚げて乾かしてある。
鰯も形の良い大きいものを買ってきて用意したし、
垣根のヒイラギの枝を切り取ってきて2本の串も作った。
食べるための恵方太巻き寿司も、出来合いの物だが買ってきた。

後は、時間を見て大豆を煎り焼いて一升桝にいれる。
それから鰯を焼いて、その頭をヒイラギの枝串に刺す。
これを煎り豆の入った一升桝に載せて一旦神棚に奉納する。
その後で、鰯の頭のついたヒイラギを、家の門の両脇に立て刺す。
子供の頃に「この臭いが厄除けになる」という事を聴かされたものだ。

夕刻を迎えたころに豆まきを行う。これはどうも男の役目らしい。
「福はうち、福はうち、鬼はそと~」
神棚からはじまり、家の中、玄関前、庭から納屋、裏庭まで・・。
そして夕食には豆をつまみ、鰯を食べて家内安全を祈る。
残った煎り豆は、数日後の初午の日に「しもつかれ」の食材にする。
 「昔の人は無駄なく、うまく考えたものだ」と、ひげ爺の独り言。
門の脇に2本立てた鰯の頭は、時間も経ずして犬の好物に変わるはずだ。
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