高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

風車林立か・・・

2021-11-10 15:27:57 | 主義・主張

自然学校の道路をはさんだ向かいの丸山に風車計画が持ち上がった!!   その向こう側の月越峠にも別会社の建設計画があり、合計で40基近い計画が黒松内町にあるのだ!!

今日、自然学校近くで計画している会社が来て、決まったわけではないが、建設するとしたらこの辺りという地図に落とした写真と、ここに建設したら・・、こう見えるようになるという合成写真を持ってきた。もちろん、風景が変わるし、山の中には建設道路もできるので、私としては反対である・・が、反対運動をするほどのエネルギーは持ち合わせてはいない・・。

お二人の若い社員が来て説明をされた。「地域の人の理解を得て、地域の人と一緒に・・」などと誠意を持って真摯に対応し、「会社の立場を離れれば、ここに風車を林立させるのは、景観を変えてしまうなあと個人的には危惧している・・」ようなことも言うし姿には好感が持てましたが・・、結局、建設するために社命を持って来ている人たちなんだしな・・。

実は、自然学校の裏手の山麓の使われていない広大な農場(牧草地)には、メガソーラー基地の話も来ているらしい・・。いったい20年後のこのあたりはどういう風景になってしまうのだろう。

それらの発電で得られた電力は売電されてそのほとんどは本州送りとなり、直接的な電力の地域還元はない。社命を持ってお仕事として地域住民と対峙する若いおふたりには、いろいろ個人的な心痛もあろうが・・。

地域へも徐々に説明範囲を広げてゆくのだろうが・・、推測するに大きな反対はないだろう・・。「いやだけれど、仕方がない・・」という大方であろう・・。 電源問題は日本国民的問題であるのに、その開発はすべて都会ではなく田舎で行われる。この構造は変えられんもんか・・。

「地域とともに・・」とは、例えばどういうこと?と、聞いても回答はない。 若いおふたりにを前にして、例えば・・というようなことを応えてしまうアタシ・・。

・地域と共にというのならば、もっと電力の地産地消をして欲しい。 地域へ発電された電力をお安く供給する。電気自動車社会に移行するのだから、充電スタンドくらいを無償か安価に設置する。

・小水力発電もしてらっしゃる会社だということなので、この地域には川の小さな支流がたくさんあるので、小水力発電を地元に設置することに補助する。

・ウィンドパークみたいに、風車立地地域を公園開発する。 管理道路を自転車で巡れる、スケートボードパーク設置、展望休憩所・・

・動植物のアセス調査を市民参加で実施する・・

・町内の公共移動手段として、電気バス(ワゴン車くらいでよい)事業を提案する

とかね・・。

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