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高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

自粛要請だ、ガォー

2020-04-21 12:48:09 | 日記

◆自粛要請

ついに、黒松内町でも自粛要請が町から出されました。 当黒松内ぶなの森自然学校は、旧小学校校舎を借りており、地域の生涯学習センター(コミュニティセンター)の役割を果たしており、町外のみならず町内住民の出入りも止めるようにとのお達しです(職員の利用はOK)。 GWをすべて含めて、当面5月6日まで、事実上の休業となりました・・・。 自然体験の業界団体(JEEF日本環境教育フォーラム、JON日本アウトドアネットワーク、JEC日本エコツーリズムセンター)やらでも現状状況集めやアンケートがなされており、すでに5月予想で10億円くらいのキャンセルと受けているという統計を出しました。観光業全体に比べれば小さい数字でしょうが、ガイド業や自然学校は事業規模が小さい自営業のようなところばかりですから、飲食業界同様にまさに死活問題となっています。 私たちも海外からの大きな研修ツアーなどが中止となり、主催事業の開催もままならぬので、惨憺たる数字をもって、けづるのは人件費というような新年度予算を作らねばなりません。

しかし、そこはローカルに生きる私達ですので、食住は安定供給、地域行政からの委託事業もあるので、あるだけの収入数字でなんとか、低空飛行でやりくり生き延びるしかありませぬ・・・。  コロナウィルスは過密都市で爆発的感染がすすんでいるのは世界中いたるところです。  今日、伊豆半島の観光施設業者が連名で「伊豆は各施設が休業しているので伊豆に来ないで!」宣言を出したのを知りました。すごい英断ですね。 これは、過疎地域に住んでいる私達は、ウィルスさえ都会から持ち込まれなければ、生き延びられるという自信の裏返しででもあります。

阪神淡路大震災後は、NPO元年とも言われ、市民活動が大きな流れを生み出しました。またそのちょっと前のバブル経済の崩壊は(私もその真っ只中にいた・・)、その後明らかに社会の風向きが経済一辺倒から変わり、私たちのような自然体験を仕事とするような職業が生まれましたが、3.11は残念ながら大きな社会変革がその後現れたような感じがありません。コロナは全国民、全人類に危機感をもたらせているので、これが収まれば、必ずやローカルの価値の見直しが起こると思うのです。

それまでは超低空飛行であっても、辛坊、辛坊・・。ガォー!! であります。

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