昨夜(3月7日)は町内の図書館・マナベールで開催された中学生向けの講話会に参加してきました。 教育委員会のMさんがコーディネイトしている放課後活動の一環で、普段は塾のような学習補修をしている町の事業だと思うのですが、中学生ばかりが10名ほど集まりました。 本日は、町で働いている人の講話。講話と言っても、難しそうなテーマではなくて、その人がどういう経緯で今の仕事について、その仕事はどんなことなのか・・というようなお話です。 今回のゲストは黒松内診療所の院長先生。黒松内の町営病院は国保でしたが、2年前くらいなのかな、勤医協が指定管理となり、新しい医療スタッフ体制となり、現在は改修中でもあります。
K院長先生は、「意外」と思われるような 若手の女性です。なかなかお会いする機会もなく(実は私は隣町の病院に懸かりついている)過ごしていたのですが、健康づくり=森林療法を町の活動にしてゆこうというプロジェクトが始まり、つい先だって、その会合でK先生と初顔合わせをしたばかりでした。 なので、そのお人柄も知りたくて、中学生対象の講話会であったのですが、押しかけて後ろで拝聴させて頂いたのでした。
小中とドンな子どもであったか、そして高校・大学で医学をめざそうと思った経緯、地域総合医としての道を歩もうと思った経緯。若くても小さな病院の院長として卒業後間もなく赴任したご苦労などなど・・。 自分より年上がほとんどのような病院でリーダーとして献身されるご苦労も多いだろうに・・・、たいへんさを楽しむ、未熟であるがゆえに努力するなど、人生訓はもう人生のベテラン、地域医療という総合職を目指したお心意気、お志も高く、感銘しました。
私の座右の銘に 宮沢賢治さんの「永遠の未完、これ完成なり」、怒髪天の「どちらか迷ったら、どっちがロックで決めるのさ」などの言葉があるのですが、それに通じるものもあり、 これであれば、ご一緒に新しいプロジェクトに精を出せそうだなあと感じ入りました。
よろしくです。 身体の健康管理も隣町の病院をやめて、こちらへお預けしようと思いました。