高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ねおす今後の動き

2011-03-18 21:00:47 | 震災支援・脱原発・環境問題
現在、燃料を中心とした配送の第3陣の準備を大沼自然学校にて進めています。明日昼のフェリーにて、ふったとせっけんが東北に渡ります。緊急車両の許可証も入手中で、これがあると高速が使えるようになります。

すでに避難1週間を過ぎますので避難者のストレスや疲れも強くなります。子ども達のストレスケア(遊んであげる、声をかけてあげる)、御用聞きをしてもらいます。

第2陣は、ほっしー、さいとう、じょいの3名は、釜石、大槌方面の情報収集、長期拠点となるサイト地(栗林児童館が候補、地区長さんにはほぼ了解済み)の決定、現時点で避難場所にいる幼児の遊び相手を使命とします。

私は現在、うえだんなと北上中です。夜のうちに青森よりフェリーに乗るつもりです。
函館にてできれば、第三陣の若者二人と会い、激励と依頼事を確認したいと思います。
その後、黒松内を経由、苫小牧でうえだんなを降ろし、できれば札幌まで入ります。

北海道のNPOとも意見交換をしたいと思いますので、よろしくお願いします。

まだまだ、子ども達がどのように避難地域から移動してゆくのか、わからない面があります。コントロールは釜石市教育委員会なので、こちらの情報収集しつつ、今後の動きを見定めてゆきます。

震災子どもケアセンター・栗林キャンプ of 北海道(仮)とでも名付けて、ボランティアの受け入れができるセンター機能が果たせればと考えています。

ご協力を頂けるNPO の方は ねおす本部、宮本までお問い合わせください。

コメント (2)
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被災地への物流について

2011-03-18 20:40:47 | 震災支援・脱原発・環境問題
緊急用の食糧などの物流は急速に回復して来ています。
 
遠野のショッピングセンターが開いていました。そこには下着類が普通に販売されているのでした。さっそく、5万円分の下着類、靴下を買い片岸の避難所に届ける手配をしました。

遠野のNPOに現地で不足しているモノについて依頼。さっそくネットで募集すると、わずか10分足らずに5000本の歯ブラシが即送られる手配がつけられました。四国の商店街からは在庫品を宅急便も北上まで時間はかかるが、配送されるまでに回復しているので、今後、細かい必要品は遠野のNPOさんにお願いすることにしました。

 ねおすの物流は明日函館を出る第3便で燃料以外の配送は終了させます。
(その後、必要品が出てきたので、第4便も資材満杯で3月22日に出発しました)

なお、釜石、大槌方面の支援資材についてですが、生活資材は特に日用品は長期に渡っての物資が必要となります。釜石には行政の大きなストックヤードができています。NPOのストックヤードとしては、遠野のNPO法人遠野山里・暮らしネットワークさんに終結するのがよろしいかと思います。 また、御用聞きで本当に必要な細かな生活資材情報が集中してきますので、「今、何が必要かは」こちらのNPOさんに確認してからがよろしいかと思います。 

なお、今日現在で私どもが御用聞きし、遠野ストックヤードにないものは、
長靴、運動靴、靴下、下着類、女性の肌ケア(化粧水やクリーム)、爪切りです。

また、直接現地に持って行くのは避けた方がよろしいです。現地避難所で物資をストックする空間がかなり限られており、すでに小さな避難所はモノであふれて来ています。
釜石、大槌方面の物資は遠野に集めてください。

NPOは阪神大震災後、かなりの力とネットワーク力をつけたと、我ながらビックリしています。 
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待ちぼうけ

2011-03-18 19:39:44 | 日記
今日は来ないのかな。
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110317 1030 芋煮

2011-03-18 19:39:29 | 日記

 上栗林集会所に避難した約70人の片岸地区の方々に北海道のジャガイモを茹でに出かけた。ちょっとした事でしたが、たいそう喜んで頂いた。家をなくしたが、陽気で力強いオジサンや女性が何人もいる。なんでもこちらが元気をもらえてしまうほどだ。

しかし、「皆、年寄りだからもう家は建てられない、こんな災害はもういい、海岸はもう住めないだろう、済めない一気に人がいなくなるだろうな・・、」との言葉もでる。

この避難所は同じ地区の人々が集まっているので、コミュニティ性がある。しかし、仮設住宅建設用地は山間で限られる。他町での受け入れもあり得るだろう。離散することへの不安を口にされる方もいた。

午後は、ねおすからの第二陣を消防の前で待っている。

被災地域の学校で授業中だった子ども達は避難ができ、釜石と遠野の間にある甲子中学に全員が避難しているらしい。

(その後、分散していることが判明)
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投機

2011-03-18 19:39:18 | 日記
災害に乗じて為替投機し儲けようとしている輩もいるんだなあ。急激な円高76円台。なんでも復興や企業の海外資産売りで円需要がたかまるだろうとの観測とか・・

資本主義自由経済市場は、人々のものでなくなっているなあ。
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110317 0724 被災者数

2011-03-18 19:39:04 | 震災支援・脱原発・環境問題
昨夜も冷え込みました。避難所生活の方々のご苦労いくばくか・・・

ラジオ報道では避難者数を33万人と言っていますが、それは避難所となった体育館や集会所にいる方々の数です。親戚が近場の山間にある人達も大勢います。ここ三浦家も四家族が避難しています。

他県へすでに移動した人もいるようですし、被災者総数はもっと格段に多いと思われます。

本日はねおす支援車、第2陣を待ちつつ避難所へ行ってきます。
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110316 1520

2011-03-18 19:38:49 | 震災支援・脱原発・環境問題
ラジオで盛んに安否問い合わせを都会側からしていますが、被災地では携帯通信ができませんし、停電が続いています。

釜石市街地で多少、携帯のアンテナがたちますが、回線が混んでいてつながりません。災害時には必要のない電話をしないようにしましょう。
今、被災地で不足しているのは車と暖房燃料、情報です。
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110315 0930 現場

2011-03-18 19:38:28 | 震災支援・脱原発・環境問題

片岸の海岸まで行き被災地区を見て来る。ジョイの実家は一階は流失。二階は流したがペアガラスが幸いし水をほとんどかぶっていない。持ち出せそうな用品がありそうだ。明日移行の仕事なる。

山火事は海岸近くまで迫っており、延焼最先端の上空では自衛隊のヘリコプター二機が上空で大きな袋状のバケツで海水を汲んでは散水している。森が燃え上がっているのではなく、火が見える木もあるが、広くくすぶっている状態。多くの消防車が大槌方面に走り去っているので後方が心配だ。今夜は雪か小雨なので進行が止まることを祈るばかり。

午後は電波が通じる遠野まで行き、ねおす本部へ救援物資を要請。DOCOMOはつながらず観光協会のパソコンから様々な依頼事項を伝達。明後日の午後にはこちらに到着できるとのこと。迅速な対応にネットワークの重要性、仲間のありがたさを改めて痛感。

唯一の道路、県道35号笛吹峠は谷間が深く、トラックが来るとすれ違えない。走行中、余震があったら・・と思うが、今日は私には有感はなかった。

避難宅には、私達を除いて5家族(内被災4家族)18人が身を寄せ、近く子どもを含め4人が加わる予定。大きな家で生活感があり、ご親族なので多少なりともストレスが和らぐだろう。

避難所の体育館は満杯状態でお年寄りが多い。こちらの方々はかなりの疲労が重なっている。

この地の地形は山が海岸まで迫り田畑と住宅が密集し、被害のない川沿いの上流部も幅は狭く、仮設住宅を建てるスペースを確保できる公有はかなり限られるだろう。復興はかなり長期戦になるであろうし、水産業を離れる人々も多数でると推察される。

今晩は寒くなりそうだ。
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110316 0303

2011-03-18 19:37:56 | 震災支援・脱原発・環境問題

テントが雪で潰されそうに狭まって起きた。内側からでは落とし切れないので、外へでて雪を払ったが、積雪は意外にも5cmほどだった。

重たい雪でした。雪に弱い夏テンだなあ。

追記 3月22日
この雪のおかげで、隣の大槌から鵜住居に延焼していた山火事が鎮火してゆきました。
23日に大阪NRの消防車の大一団と釜石の道路ですれ違いましたが・・、いい意味で間に合わなかった・・・。
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110318 遠野にて

2011-03-18 16:05:54 | 震災支援・脱原発・環境問題
高木です。 岩手県遠野のNPO法人遠野山・里・暮らしネットワークさんの事務所を借りています。震災が起こり1週間が経ち、先ほど黙とうがありました。

釜石は商店街や港湾は大被害ですが市街地は平静を取り戻しており、物資のストックヤードも立ちあがり、緊急物資の配送も始まっています。ただ、三陸沿岸の津波の大災害はまさに想像を絶する状況です。

私達は、片岸・鵜住居地区の上流の栗林に拠点を置いて、長期的に子どものケアを中心とした活動を展開する体制をつくろうとしています。

このNPOが入っているショッピングビルも節電で4時まで・・いったんでます。

今日は、私は北へ向かう予定です。 またメール環境ができたら 送信します。
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