片岸の海岸まで行き被災地区を見て来る。ジョイの実家は一階は流失。二階は流したがペアガラスが幸いし水をほとんどかぶっていない。持ち出せそうな用品がありそうだ。明日移行の仕事なる。
山火事は海岸近くまで迫っており、延焼最先端の上空では自衛隊のヘリコプター二機が上空で大きな袋状のバケツで海水を汲んでは散水している。森が燃え上がっているのではなく、火が見える木もあるが、広くくすぶっている状態。多くの消防車が大槌方面に走り去っているので後方が心配だ。今夜は雪か小雨なので進行が止まることを祈るばかり。
午後は電波が通じる遠野まで行き、ねおす本部へ救援物資を要請。DOCOMOはつながらず観光協会のパソコンから様々な依頼事項を伝達。明後日の午後にはこちらに到着できるとのこと。迅速な対応にネットワークの重要性、仲間のありがたさを改めて痛感。
唯一の道路、県道35号笛吹峠は谷間が深く、トラックが来るとすれ違えない。走行中、余震があったら・・と思うが、今日は私には有感はなかった。
避難宅には、私達を除いて5家族(内被災4家族)18人が身を寄せ、近く子どもを含め4人が加わる予定。大きな家で生活感があり、ご親族なので多少なりともストレスが和らぐだろう。
避難所の体育館は満杯状態でお年寄りが多い。こちらの方々はかなりの疲労が重なっている。
この地の地形は山が海岸まで迫り田畑と住宅が密集し、被害のない川沿いの上流部も幅は狭く、仮設住宅を建てるスペースを確保できる公有はかなり限られるだろう。復興はかなり長期戦になるであろうし、水産業を離れる人々も多数でると推察される。
今晩は寒くなりそうだ。
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