海藻押し葉の第一人者の野田さんと石川さんをお迎えして、海藻・海草から海を知る、そして海草・海藻の押し葉を楽しむ二日間を過ごしています。
海は表面しか見ていない、夏の一時期しか磯や浜にゆかない、それも同じ所しかしか行っていないので、寿都の磯や浜が他と比べてどうなのか・・分かっていない・・ということが、まずは分かって来ました。
どうも けっこう面白い浜、磯のようです。 海藻・海草には対して興味を持ってなかったのですが、自分で、押し葉をやってみると、その姿形の多様性が体験的に分かり、明日、海に行くのが楽しみになりました。
押し葉は、美しく簡単なようで、かなりテクニックがいるものですが、それは、コツやノウハウがあり誰でも「楽しめる」テクニックでした。 海藻を水の中で広げてみると見事な模様となります。それだけでも驚きです。
海の深い場所で生まれた海藻が赤い理由。そして海面に近いものは緑。その延長線上に陸上植物が緑である進化の過程も 始めて知ったことでした。
海・水の環境を考えるのにグットタイミングです。
久しぶりに「太陽と月が海を招待する話」という、私の持ちネタのストーリーテーリングを皆さんにご披露してしまいました。
朝は畑、おいしい朝食、午前中は森のガイドで日銭を稼ぎ、午後から知らない海藻の世界に没頭・・・ なかなか充実した一日でありました。