高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

第二の敗戦

2008-07-03 10:13:14 | 日記
昨日読んでいた週刊誌の小林信彦氏のコラムに「新貧困社会を死守する連中」という題で取り上げられていたキーワードです。

この言葉は、吉本隆明氏が文藝春秋の7月号で書いていたそうです。
「この四、五年で、日本の戦後が終わり、あたらしく 第二の敗戦 とでも呼ぶべき段階に入ったのではないか・・」と書かれています。

太平洋戦争の勝敗は明らかについていた昭和20年初頭・・・日本は本土決戦、一億総玉砕を軍部に強要指導され、国民は「竹槍」で戦う訓練をしていた画像を見たことがあると思いますが・・・、その狂気さに、アメリカは、たしか陸軍記念日に東京大空襲を行い、全国各地で無差別空爆を開始しました。日本人すべてがゲリラ化する前に、圧倒的な武力を持って日本を叩きのめし始めたわけで、それが原爆・水爆の投下へつながりました。
終戦は、なんと「お盆」ですよ。これって かなり作為的な日程ですよね。

しかし、その「負け」を半年早く認めていれば、大量の日本人が殺戮されずに済んだわけです。

今の日本の社会は、同じような状況にあるのではないか・・というのが、第二の敗戦論です。 世界の中で実は特異で孤立化しつつある日本。年金は本当は破綻している・・巨大な借金は増えるばかりで止めることは実は不可能・・、技術力も実はあらゆる分野で遅れをとっている・・、農業は種ベースの自給率を考えると国産は著しく少ない現実、新たな人材を生み出す教育手法も持ち合わせていない・・・。

 国民に知らされていない 不都合な社会的真実 がたくさんあるのじゃあなかろうか。

テレビでは、すべてのジャンルにお笑い芸人が登場し、バラエティとクイズ番組ばっかりで天下泰平を装っているのは、国益・地球益不在の角度をかえた大本営発表ではなかろうか・・・。

小泉内閣が決めた後期高齢者医療制度が実施され、規制緩和によって造られた偏った好景気に陰りが差し、物価がジワジワあがり 脱出できないような不況へ確実に歩んでいるのではないか・・・

つまり、第2の敗戦直前・・・ が今の日本の現状。

早く、降参した方が いいかも・・・。思いっきり ガチャポン

とりあえず できることは・・・・、 衆議院選挙しかない!!
福田内閣 早く解散しなさい!!
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はしご酒

2008-07-03 07:08:36 | 日記

東京五反田に泊まってます。さすが人とビルだらけです。長くは居れない場所だな。

息子を呼び出して焼肉屋に行きましたが、店員に「予約されてますか?」と聞かれました。「してません・・」と応えるとちょっと待たされてから席を確保してくれました。そんなたいした構えの店ではなかったんですが・・・、さらには、なんだか解凍されたばかりの肉もあったりで、これまた、たいしてうまくもなかった。

しかし、勘定を見てびっくり、高かったぁ!!
2万円近くとられた・・・ 東京はこわい。

飲み足りない息子と 憧れのガード下の路上居酒屋へ。ここは、安心できるアジアだった。それにしても、人通りと車と電車が多いこと多いこと・・・。
ヨーロッパ、ロシア、南米と合計2年程ほっつき歩き、いろんなことを体験・経験して来た彼の世界観と正義感、そして、次の夢は、これまた大したもんで・・、私は当惑しながらもお相手・・・そのうち、隣でさんざん愚痴っているサラリーマン集団に絡みかけたので・・移動

「ふたりっきりで話したい」とのさらなるご希望で・・、個室がある店へ。世は更けてゆきました・・・。


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