◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

よく見かける変換ミス、「意外」と「以外」。

2007-03-12 11:58:14 | 言葉についてあれこれ
               意外な所にいるねぇ
 いろいろなサイトをつらつら見ているとよく出くわすのがこれ、「以外や以外」「手が空いているとき意外」という変換ミス。試しにIME Standard で「いがいやいがい」を変換してみると「意外や以外」に、再度試したら「以外や以外」に、ATOKでは「意外や意外」になりました。ATOK、偉い。「てがすいているときいがい」は、IME Standard が「手が透いているとき意外」、ATOKが「手が空いているとき以外」、「てがあいているときいがい」は、IME Standard が「手が空いているとき意外」、ATOKが「手が空いているとき以外」となりました。IMEがあまり賢くないのか、私が仕事でATOKをずっと使って学習させてきたからか分かりませんが、随分差が出ましたね。
 もう一つ、「始めまして、○○です」も意外によく見かけますが、正しくは「初めまして」ですね。もっとも、これは、「初めてブログを書いた」を「始めてブログを書いた」と間違えて覚えている人は大勢いますから、単純な変換ミスかどうか分かりませんが。こういうのは、手書きなら間違えないのでしょうけれども、ぱっと変換してチェックせずにいるとこうなることはあります。私は、入力そのものは速いのですが、変換後のチェックのほうが大変だと感じています。ATOKばかり使ってきたので、最近はIMEを使うようにしているのですが、思わぬ変てこな変換に驚くことがよくあります。
 先ほどの「いがいやいがい」の変換で分かるように、「意外や意外」しかありえないのに「意外や以外」だの「以外や以外」だの出てくるのですから、手書きではありえないようなミスに対する注意が必要です。自分の書いたもので、「名刺」と書くべきところが「名詞」になっていたことに後になって気づいたことがありますが、ふだん「名詞」ばかり使ってすっかりこの字に慣れていて、違うと思わなかったのです。このときは、私の脳の中で「合っている文字」に「慣れている文字」が勝ったのですから、驚きというか、悔しいというか、怖いというか、複雑な気持ちになりました。そして、IMEを使うときは、ATOKほど賢くないということを念頭に置いていないと失敗するなぁと、改めて認識しました。
 昨夜からずっと強い風が吹いています。7日に降り積もった雪も解け、屋根の上にわずかに残るばかり、例年の春のような風景になりました。そろそろタイヤチェンジのタイミングを考えないといけないのですが、まだかな~。

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