◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

決め台詞がどうにも決まらない。

2007-06-17 11:43:37 | 言葉についてあれこれ
                      脱力ぅ~
 「果たして○○の運命はいかに!」って、あ~、な~んか、力が抜けた~。何ともはや、困ったものです。決めたつもりが決まらない。こういうときは「果たして○○の運命やいかに!」と言わないとね。
 「次回は・・・、乞うご期待ください」って、笑うしかない。確かに最近あまり聞かなくなった言い方ではありますが、「乞うご期待!」と言ってもらわないと。
 「身の潔白を晴らすため、強大な権力に立ち向かう!」って、こりゃだめだ、かっこ悪ぅ~。身の潔白は「証明する」ものです。滑舌よくきっぱり言っても、こんな変な言い方、ずっこけますよ。もっと日本語の勉強をしないと、決めたいときに決められませんね。
 お、そうだ、「滑舌」というのもちょっと不思議な言葉ですね、辞書には載っていません。主にアナウンサーや俳優といった職業の人たちが使う言葉で、昭和20年代後半にはすでに存在していたようですよ。
コメント
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