は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

自分等のハエも満足に追えない時に?ミエばかり張ってどうする?。。。

2007-04-06 23:01:37 | ニュースから考える

麻生外相は6日の記者会見で、経済協力開発機構(OECD)の調査で2006年の日本の政府開発援助(ODA)額が英国に抜かれ3位に転落したことについて、「きちんと対応しないと、来年には4位か5位になる。 GDP(国内総生産)2位の日本が(ODAで)3位、4位、5位と落ちていくのはいかがなものか」と述べ、ODA減額に歯止めをかけるべきだとの考えを示した。 政府は財政再建のためODAの削減を続けており、ODA予算は97年度(1兆1700億円)をピークに減額が続き、07年度は前年度比4%減の7300億円となっている。06年の「経済財政運営と構造改革に関する基本方針(骨太の方針)」では、ODA予算を07―11年度の5年間、毎年2―4%削減する方針を決定している。ODAを増額している4位のドイツ、5位のフランスとの差も縮まっている。 (2007年4月6日19時28分 読売新聞)

「来年には4位か5位になる。」・・・・・大いに結構じゃ有りませんか?何処が悪いというのですか?自分等のハエも満足に追えないときに?ミエばかり張ってどうする?と言いたい。さもなくば?単なる「エエ格好しい」と何処が違うのかと申し上げたい。。。

今、この国が目を向けるべき先は?外国よりまず国内である。今の日本は「格差の問題」も抱えている。大災害も繰り返されている。高齢化社会は予想以上のスピードで進んでいる。まさに金が幾ら有っても足らないこの時期に、わざわざ?国の「借金」を増やしてまで?何でODAを増額するのか?その安直な考えには「怒り」すら覚える。紐付きで「おこぼれ」に預かりたい企業らの?「提灯発言」は絶対して欲しくない。。。

私は、美濃部都政が、かって犯した「過ち」を、決して忘れるべきではないと思っている。ODAは「税金」でなされている。国民からの「血税」は少しでも有効に、活きた「使い方」を考えるべきである。単なる「エエ格好しい」から、「ブリ撒く」のは?まさに「犯罪行為」に等しいものである。。。

子供たちの「将来」を少しでも考えたら?とてもじゃないが?そんな「呑気な」事を言えるハズがない。勿論、私とてODAの大切さは十分承知しているが、それにも増して?今は国内問題を、最優先に考えられるべき時と考えている。。。

それ故。ODAの実施には、行う先を十分「吟味」のうえ、絞込み、更にその中から「優先順位」を付けるくらいの?「慎重さ」が是非とも求められる。。。

その上で、将来、この国の経済の「建て直し」が完了し、借金減少の道筋が概ね付いたところで?初めて増額に転じるか?どうかの判断をすべきである。それまでは「慌てること」など決してない。それでなくとも?何かと「シミったれ」なフランスとドイツである。少しでも余計に出してくれるというなら?大いに結構な事である。その勢いで国連の「分担金」も?各国とも、発言に見合うだけの額を増やしてもらおうじゃないか?。。。。(~ヘ~;)

日本が、彼らのテイの良い財布がわりにされるのは?もう沢山である。貴重な国家予算なれば?それは国民にこそ?振り向けられるべきである。日本は、これまで十分過ぎるほど?やって来た。これからは、なにも?大借金してまで利用される謂われはない。。。。(~ヘ~;)