は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

ニシン大好き!。。。(^-^)

2007-04-23 22:47:59 | ニュースから考える

北海道沿岸など北の海の魚で「春告魚」とも呼ばれるニシンが今年、島根県沖の日本海で大量に捕れ、漁業関係者は「過去に例がない」と驚いている。 鳥取県水産試験場などによると、ニシンは3月末から、島根県の隠岐島周辺などで操業するカレイの沖合底引き網漁船の網にかかり始め、4月に入って急増した。 鳥取県境港市の境港には多い日で約800キロが水揚げされた。鳥取市の鳥取港でも19日、約500キロの水揚げがあった。過去には数匹が網に入る程度だったという。【日本経済新聞社 NIKKEI NET 更新:2007/04/23 18:02】

『ニシン来たかと ?カモメに聞けばぁ。 わたしゃ立つ鳥 。えぇ~波にきけよっ。 ヤさ、えん、えんやぁ~あ。さぁ~あのどっこいしょ 。あ~どっこいしょぅ 。どっこいしょ』・・・・お馴染み「ソーラン節」の一節である。「ニシン漁」に纏わる民謡や「演歌」は、これまでも様々に取り上げられて来た。。。

ちなみに。私は飲むと?北原ミレイさんの「石狩挽歌」を良く歌うらしい。陽気な歌ではないが「哀愁」が漂っていて私は好きだ。実際、北海道に行って見ると?オタモイ海岸はあるが、何故か「岬」は見当たらない。おそらく昔は「それらしいのが」有ったのだろう?。。。(^-^)

俗に「ニシン」と言えば?北海道と言われるように「ニシン漁」の歴史は古い。それも道南の函館から日本海の小樽に続く「ソーランライン」といわれるエリアで盛んな「ニシン漁」がなされていたという。最盛期には更に北の稚内まで獲っていたようだ。残念ながら「乱獲」のツケなのか?近年はめっきり獲れなくなっていると聞く。歌にも出て来る小樽の近辺に有るかっての「ニシン御殿」は、今も尚。威風堂々として往時を偲ばせている。。。

北前船の影響か?日本海側は「ニシン」の所縁の地が多い。例えば「新潟」などでも?北海道の「身欠きニシン」を使った「甘露煮」が作られている。今も物産展などには時折登場するが、これまた結構美味い。。。

記事によれば?今年は山陰沖で例年では見かけない「ニシン」が豊漁になっているという。。果たして?これを喜ぶべきか?憂うべきか?。。当事者によって「感慨」も異なって来ようが?異常気象の影響が?まずは「こんなところにも?」というところか。。。

それでなくとも?今年は富山湾の「ホタルイカ漁」が例年にない不漁と伝えられている。一方で、本来なら「大間のマグロ」として名高い「津軽海峡」のマグロが、近年は、むしろ日本海で「豊漁」になっているといわれる。そして昨年は「越前くらげ」の大量発生で泣かされた漁業関係者に対し、今年は嬉しい「ニシン」の豊漁がもたらされた。。。

神様も、どうやら異常気象の「フォローアップ」に東奔西走のご様子である。誠に有り難うございます。それにしても?地球全体が「異常気象」になっている以上?今後も漁業関係者の「一喜一憂」は、まだまだ続くと思われる。どうか頑張って頂きたい。。。。