は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

服喪休暇の不正取得。。。

2007-10-10 11:00:44 | ニュースから考える

京都市は9日、環境局や区役所、小学校などの職員43人が「親せきが亡くなった」とうそをつくなどして有給の服喪休暇(忌引)を不正取得していたと発表した。不正な休暇は、調査対象の2002年4月から今年6月までで計127回142日に上る。市と市教委は、最も多い12回(計12日)を不正に休んだ上京消防署総務課女性職員(49)ら29人を停職処分(6か月~3日)にするなど、管理監督責任を含めて53人を処分した。不正取得分は欠勤扱いとして、過払いした給与の返還を求める。 (2007年10月9日 読売新聞)

フフフ。。みんな苦労してんだね。なかなか休めないからねぇ。。。

建前とは裏腹に、有給休暇は、なかなか取れそうで取れないもの。まずは、そういう現実を踏まえた上で、この問題を考えないとねぇ。。そもそも有給休暇が簡単に取れる環境なら?私的には、こういう事も殆どないように感じられる。。。

有給休暇は、もともと労働者に認められた当然の権利だから、その申請に対しては、一々上から白い目で見られるいわれはない。それ故。有給休暇の取得は、勤務考課に加味してはいけないことになっている。。。

だが現実には?同僚が忙しく働いている時に、「休みたい」なんて?なかなか言い出しにくいもの。そんな時に「服喪休暇」なら?誰も文句を言うヤツはいない。当然にして「まっ。しょうがねえか?」と即決せざるをえない。だから要領のいいヤツにかかっては?記事のような事になるのである。。。^^

まっ。今回は「公務員」という立場でもあるから、当然にして、税金の「無駄遣い」が論議されちゃうんだと思いますが、といって?彼らが既に「有給休暇」を使い果たした上でしていたか?となると?単に私の憶測なのだが「まだいっぱい残っていたのでは?」という気がしてならない。つまり、この場合の「服喪休暇」は、あくまでも「方便」のつもりではなかったのか?という点である。。。

民間会社なら?「甘い」と言われるかも知れないが、他の者への示しの為に「厳重注意」は避けられないが、ここまでされる事もないと思われる。一般的には「有休」へ振り替える温情処置が、なされるのではなかろうか。(但し有休を使い果たし、服喪休暇にまで手を付けていた場合は、この限りではない)。。。

ちなみに、私の知ってる会社にいた社員だが、多分「休みたい一心」だったのだろうが?有休の取得理由に、毎年「自動車免許の更新」を理由にしていた社員がいた。 ^^

有給休暇の取得に?ここまで苦労する環境も環境と思うが「みんな涙ぐましい努力をしているんだなあ」と思ったもんだ。。ご苦労様でございます。。。^^




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
休暇が取りづらい!同感 (irati)
2007-10-11 22:54:14
ある京都市職員のやった服喪休暇の不正取得はもってのほかですが、ここにかかれている2007-10-10 11:00:44の意見もよく分かります。今の日本やっぱりどこかおかしい。労働基準法なんかどっかに行ってしまっているようなところが本当に多いですよね。私の職場なんか自分が休んでも誰も何も言いませんが、心苦しくて人に迷惑欠けてしまうのでなかなか気楽に休暇なんか取れません。それよりサービス残業あたりまえ。(残業という考え方すらない状態です)日本の偉い人はこのあたりをもっと真剣に考えてほしいものです。
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会社には労働環境の見直しを求めたい。。。 (は~とnoエース)
2007-10-14 12:35:30
コメント有難うございます。うっかりお返事遅くなり失礼しました。。

まったくですね。私が20代の頃は、日本のビジネスマスはモーレツが当たり前と言われてた時代。。

休暇などケガや病気でもしなかったら?取れる雰囲気では有りませんでした。。

残業も凄まじく。月に120時間などザラにこなしていましたね。。

ただ今と違って恵まれていたと感じるのは、当時は組合がしっかりしていた時代で、残業代は全て出ました。。

100時間を越えると?給与が倍になりましたからね。残業で家を建てた人もいた時代です。。

今とは隔世の感が有りますね。(v_v)


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