は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

果たして?緩んだ「タガ」を戻せるか?。。。

2007-04-05 22:19:54 | ニュースから考える

鹿児島県議選を巡る選挙違反事件と大阪市で2人が死亡した放火事件で無罪判決が相次いだことを受け、全国8高検の検事長を集めた緊急の「検事長会同」が5日、法務省で開かれた。 長勢法相は冒頭、「自白の取り方や起訴の判断に批判が出ており、検察への信頼が失われかねない。十分検証し、格段の努力を要請する」と述べた。また、鹿児島の事件の判決は、強圧的な取り調べで自白を引き出した可能性を指摘しており、但木敬一検事総長は、「選挙違反は直接証拠に乏しく、供述に頼らざるを得ない面もあるが、捜査の適正さに目を配り、基本に忠実な捜査を遂行していただきたい」と指示した。(2007年4月5日19時59分 読売新聞)

『自白の取り方や起訴の判断に批判が出ており、検察への信頼が失われかねない。十分検証し、格段の努力を要請する』と法相が言って下さったのは、市民の一人として「とても有り難く、また嬉しく思います」と言いたいが?これまでに相次いだ検察の不祥事や?思い込みによる無謀な「決め打ち」捜査により?既に彼らの信用は「すっかり」揺らいでいる。。。

果たして?今回の法相の一言で、何処まで彼らが感じ入り我が身を省みるだろうか?正直、私はあまり期待はしない。むしろ期待を掛け過ぎると?今度は裏切られた時のショックや落胆が凄まじく「がっくり」とさせられる。それ故。何事も「ほどほど」が上等である。。。

それよりも検察は、今後、どんな捜査でも「やるならやるで?」被告の会社の大小には一切拘わらず常に「公平」「公正」だけを旨として臨まれるべきである。それこそ?時の勢いで「あっちはやって?こっちはやらない」などの「気分屋」みたいな?「デタラメ訴追」は絶対やって欲しくない。またそうした疑念を抱かれる様な事は微塵にも有ってはならないと思う。。。

でなければ「正義の看板」が泣こうというものである。。。


誰か?企画を「コラ」する者はいなかったのか?。。。

2007-04-05 18:26:56 | ニュースから考える

1日放送のテレビ朝日の報道番組「サンデープロジェクト」で、東京都知事選の4候補の討論を放送したのは公職選挙法に違反するとして、ドクター・中松候補(78)が4日、同社と出演した四候補に対する告発状を警視庁に提出した。 【日本経済新聞社 NIKKEI NET 更新:2007/04/5 07:00】

こうなる事は必然だった。公示前なら?なんら問題ないだろうが、なんせ「選挙期間中」だからね。メディア側とすれば?普段にも増して「中立公平」が当然だ。公選法を問われても仕方がない。。。

そもそも?スタッフの誰しも、これがマズイ事ぐらいは十分分かっていたと思う。にも拘らず?やってしまったのは?単に欲望に負けたか?或いは世の中を舐め切っていたか??だとすれば?これも日頃より、良く言われる「マスコミの驕り」と言わざるを得ない。。。

それにしても?たまたまと言うべきか?間が悪いことに?と言うべきか?所管する大臣が、その日の番組に生出演していたのだから?バツが悪い。本来なら?その場で「コラ」すべきだったのだが、田原さんの迫力に「気後れ」でもしてしまったのだろうか?「スル~」してしまった。ち~っと。情けないよね。。。

「あるある」による捏造や、言われなき「冤罪」でペコちゃんを傷つけた番組など、このところ「メディアの驕り」が目に余る。。。

民放連がいくら「自浄努力」を叫んでみようが?襟を正そうが?すべては一時のことである。所詮は「喉もと過ぎれば?熱さを忘する」である。どうせまた「直ぐに誰かが始める」に決まってる。無くなる事など?到底考えにくい。これも「視聴率」至上主義の中に生きる「メディア」なればこその「性」である。談合問題とも同じだ。。。

従がって、再発を防ぐには?放送業界が、今後、どれ程、泣こうが?わめこうが?徹底した放送法の「改正」を実施しするしか?もはや手はないという事になる。。。

源平の昔から今日まで、兎角、『驕れるもの久しからず』という理に外れた事例はない。そしてメディアもまた「第四の権力」と言われ久しい。時空を超えて今なお光を放ち続けるこの言葉には?改めて「例外」はないと思い知らされる。。。。