は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

イチロー選手による、新たなる「自分探し」。

2005-08-31 18:15:55 | ニュースから考える

米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は30日、シアトルでのヤンキース戦に、「1番・右翼」で先発出場。第1打席は左飛に倒れたが、第2打席で2試合連続となる第15号3点本塁打を放った。(サンケイスポーツ新聞社 SANSPO.COM 8/31)

イチロー選手は、米大リーグへの移籍1年目にして、打率.350、242安打、56盗塁で、いきなり「首位打者」「最多安打」「盗塁王」という「主要タイトル」を獲得。併せて、マリナーズの「地区優勝」を成し遂げ、「新人王」と「アメリカンリーグ」の「MVP」にも選ばれるという華々しいデビューを飾りました。更に 昨年は、「ジョージ・シスラー」の持つ、257安打の記録を、大きく破る262安打を打ち、MLBの記録を84年ぶりに「塗り替える」という「偉業」も達成されました。

その流れを受けて、今年も様々な「記録更新」が期待されていたのですが、必ずしも順調に進んでいるとはいえない状況に有ります。例年なら、この時期、3.50前後の打率をキープし「オールスター」を余裕で折り返す一方、夏から秋に掛けては、一段と「猛チャージ」を見せるイチロー選手です。しかしそのイチロー選手が、大リーグ移籍5年目にして「打撃不振」にあえいでおられます。年々厳しさを増す「内角」攻め。その為か?今年は、ファンを「ヒヤリ」とさせた「デットボール」事件も有りました。イチロー選手も既に30歳。「スポーツ年齢」からすると、「ターンニングポイント」なのかも知れません。

日本の野球界で、3度の「三冠王」に輝き、イチロー選手と共に「天才バッター」と謳われた「落合博光」選手(現、中日監督)ですが、長い「選手生活」を送る上で、年齢を重ねる度に、それに併せた「打法」を研究されていた様子が伝わっています。 残念ながら、イチロー選手も「筋力の衰え」を感じ始める年齢に入っています。「内野安打製造マシーン」と云われるイチロー選手といえども、それを支える「脚力」が伴っての事です。

今から「オフ」の話も変ですが、来期は一層の「筋力トレーニング」と、充実した「走り込み」が求められる様に感じます。おそらく「打法」についても、苦手とされる「内角攻めの克服」は勿論ですが、「内野安打」を量産する「打率至上主義?」を改め、「ロングヒット」を意識した「バッティング」へと少しずつ変化されて行く様に感じます。 イチロー選手自身も、最近のインタビューの中で『パワフルヒッティングでない、しなやかなヒッティングでも、ホームランを演出できる?』的なコメントをされていた様に思います。

イチロー選手には、ちょっと前にも同じ様に「連続ホーマー」で湧いた時期が有りましたが、その後「ホームラン」を意識し過ぎたのか?「フォーム」を乱され「打率」を落す結果となりました。 そして、このところの連続ホームラン。もしかすると?イチロー選手は、既に「打率」よりも、「ロングヒット」を意識したバッティングに、一貫して「調整?」を続けておられたのかも?知れませんね!真実の程はイチロー選手にお尋ねしなければ分かりませんが、「財政難」に喘ぐ「マリナーズ」のこと、果たして来期も「イチロー選手」を保持していけるかどうか?甚だ疑問と云わざるを得ません。何れかへの移籍も?。。。。。。

さて、目標としていた「打率」の記録に「一区切り」をつけた今、イチロー選手は、打率だけでない新たなる「自分探し」を始めておられる様な気が致します。 イチロー選手!どうぞ、頑張って下さい!。。。。


野性の復活。。。。

2005-08-30 13:24:28 | ニュースから考える

昔?と云っても「学生運動」、華やかりし頃の事ですが、今から見れば、良くも悪くも、「政治」に対する意識や、権力への「反骨精神」に「満ち溢れていた」時代が有りました。当時、一方には「ノンポリ」といわれた「無気力層」も、いる事はいましたが、「社会全体」を見渡せば、今より遥かに「社会意識」に溢れ、「躍動感」がみなぎっていました。

それから30数年。日本は経済も「大きく成長」を遂げ、人々の「暮らし振り」も良くなる中、一方では「グローバル化」の進展と共に、少なからず「日本人」の意識も変化して参りました。代表的な「変化」としては「自分さえ良ければいい」という?歪んだ「個人主義」の台頭を生む結果となりました。(バブルを経験した事が背景にある?。。。)

しかしながら、時代は移り、世の中を取巻く環境は「大激変」しました。「バブル崩壊」後の長い「不況下」から、企業も「リストラ」を始め、「年功序列」から「実力主義」へと変化させ「生き残り」に懸命になりました。その為、これまで「社会に」「会社に」「親にと」、何かにつけ「ブル下がって」さえいれば、生きて来られた「世代」が、最早、それが「許されない」事であると、はっきり「悟り」始めたのだと思います。 人々の意識の中に、明らかに「地殻変動」が起り始めている事が感じ取れます。今までの「ゆるふん」感覚から、「ゆとり」が削がれた?「緊張感」の有る、研ぎ澄まされた?逞しき「野生」の感覚がよみがえって来た「証拠」だと思います。

「野性」の復活は、それ自体は大変「素晴らしい」事なのですが、ただ?一方で野性は「弱肉強食」という「残酷さ」も併せ持っています。少なくとも政府は、「獣」とは違う、「人間」らしい観点から“優しさ”を以って、「弱者」をしっかりと「サポート」して行くべきと考えます。

加えて、従来は比較的「無関心」になりがちであった「政治」への関心や、「社会問題」への意識が、急激に高まって来ています。今回の「総選挙」でも、様々な調査から「投票率」のアップが期待されていますが、自分達の「未来」は、自分達の「意思」で決めるという、確かな「意識」が、はっきりと見えて来ましたね。素晴らしい事です。

それと、野性の復活は、自らの「テリトリー」を大事にする事でも有りますから、「ナショナリズム」の台頭が、当然予測される事であり、既にその「兆候?」は出始めています。これまでは、「敗戦ショック」の反動からか?「ナショナリズム」に対する「過敏な」迄の「拒絶感」が背景に有って、ある種「タブー視」されて来たところが有りました。

これからは、自らの置かれた「ポジション」をしっかり見つめながら、「平和国家。日本」「世界の中の日本」を如何に考えるべきか?よく見極めるべき時に来ています。

 その第一歩が、9/11です。みんな!必ず!投票に行こう!


石油輸出国機構(OPEC)  VS   石油資本(メジャー)

2005-08-29 21:37:37 | ニュースから考える

石油輸出国機構(OPEC)のアハマド議長(クウェートのエネルギー相)は28日、最近の一層の原油高に懸念を表明した。同議長は一段の原油価格上昇は市場動向を反映していないと指摘。適正な価格を目指すためにOPECは様々な選択肢を検討すると述べた。(日本経済新聞社 NIKKEI NET 8/28)

いよいよ。原油相場が、バレル70$という「異常事態」に突入して来た。しかも一向に「上げ止まる」気配もなく。価格は一段と「青空天上」的な様相を見せ始めている。このままでは、世界経済への悪影響が避けられるハズもなく?懸念は深まるばかりである。「経済回復」が、日本が抱える諸問題の解決に不可欠な「キーワード」で有り、現在、日本も、ようやく景気が「回復基調」に乗りつつある所まで回復して来ているが、それの流れに「水を注す」事になりはしまいか?引き続き「警戒」は怠れない。竹中大臣も、今しばらく、神経質な「舵取り」を余儀なくされる事になると思うが、何としても頑張って頂きたい。

それにしても『需要と供給が“価格”を決める』という「市場原理」の中に有って、「原油価格」が高騰する背景に、『石油資本(メジャー)』の「投機的」要因が影響していないのか?またそれが原因で、OPEC側の「資源ナショナリズム」に火を付ける事になりはしまいか?更には、その事が原因で、世界的な「原油市場」に「大混乱」を招く懸念は無いのか?実に気掛かりで有る。(場合によっては、世界同時株安の引き金も有り得る?)

そんな中、産油元のOPECサイドから、逆に?行き過ぎた「原油高」を危惧し、「石油資本(メジャー)」を、牽制するという「冷静な姿勢」を見せてくれた事は、実に朗報であり、うれしき事で有りました。。 今後の推移に注目して行きたい。

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明日は、いよいよ「衆議院総選挙」の公示日。選挙戦突入である。私も、9/11の投票日までは、選挙を戦う「候補者」の皆さんに支障を与えかねないとして?「特定の政党」や「候補者」を名指しした「ブログ記事」の投稿は、差し控える事としたい。候補者の皆さん!どうぞ頑張って下さい! そして、みんな!必ず投票に行こう!

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民主党!敗れたり!

2005-08-28 23:35:49 | ニュースから考える

民主党の岡田克也代表は28日夜、郵政改革について「民主党が政権をとれば、すべての情報を開示して何がベストか、国民が納得できるような民営化か、廃止のシナリオを説明したい」と述べ、将来は郵便貯金、簡易保険の民営化や廃止を目指す考えを表明した。都内で記者団に述べた。 (産経新聞社 Sankei Web 8/28)

岡田さ~ん!勿論。民主党の特殊事情が有っての事と思いますが「郵政民営化」賛成なら、賛成で何故?最初からアピールされないのですか?議決の際に民主党が白票を投じられていたら、この「総選挙」も無かったのです。この場に及んでの取って付けた表明は、「民主党」の弱点を自ら国民にさらす格好になったんですよ。

正に、巌流島で、小次郎が、自らの刀のサヤを投げた瞬間でも有ります。 


アスベスト被害の救済。

2005-08-26 23:00:03 | ニュースから考える

政府は、アスベスト問題の関係閣僚会議を開き、労災の補償を受けられずに死亡した従業員や、労災の対象外である従業員の家族やアスベスト製造工場などの周辺住民で被害を受けた人たちを救済するため、新たな法律を制定する方針を決め、来年の通常国会への提出を目指すことになりました。 (8/26 NHK news)

早速、選挙効果?です。「選挙」風は、いろんな意味で「刺激」を与えますね?これまで、アスベストの被害について様々な角度から検証されてきました。アスベストの持つ優れた「特性」から、直接的、間接的に使用された範囲は、想像の域を遥かに超える広範囲の領域に及んでいます。しかも現行法では、新たな「アスベスト製造」は中止されているものの、既に様々に加工された「アスベスト関連製品」の製品在庫まで「使用中止」する義務を課せてはいない為、今尚「現在進行形」という「側面」も併せ持っています。

とは云っても「アスベスト被害」の中核は、何と言っても「アスベスト製造工場」関係者や、「アスベスト噴き付け」など、直接的に「アスベスト」を吸引していた「建築関係」や「造船関係」の方々が、主体になっているものと思われます。 それが、今日の「アスベスト被害への高まり」から、政府も、一転して「工場周辺住民」まで「範囲」を広げて「救済」をしようとする内容に変わって来た。それ自体は大変「結構な事」として多いに評価をさせて頂きたい。

ただ代表的な「アスベスト被害」と云われる「中皮腫」の発症は、吸引から30年余りと、著しく「長い事」から、発祥せず「寿命」を迎える方も、数多くおられるものと推察されます。そこに?未だに『アスベスト=中皮腫』を、「因果関係」として「確定」する?迄には至っていない理由が有ると思われます。この先、全国「建設従事者」の人数を思えば、それこそ?とてつもない数の「患者」が予想されるが? 統計がないのか?具体的な過去の「中皮腫」患者の数字が出て来ない。

改めて、過去の歴代内閣が「問題先送り」で「ぶん投げて」来た「罪」は計り知れないほど大きい事が分かる。小泉さん!どうか。アスベストの「処理技術」開発に向けた「国家プロジェクト」を立ち上げて頂けないでしょうか?「官民格差」の広がる?公務員「人件費」を「一割カット」するだけで、「巨大開発費」が、たちどころに捻出可能です。如何でしょうか?
頑張れ!ライオンハート!貴方なら出来る!きっと出来る! 



野球部長に依る、行き過ぎた?「愛のムチ?」が取り沙汰されているが。。。。

2005-08-25 12:46:55 | ニュースから考える

16日の、英GIインターナショナルSでゼンノロブロイに騎乗しクビ差2着に敗れた武豊騎手(36)=栗東・フリー=が、ムチの使用法を巡り英国ジョッキークラブから4日間(27日~30日)の騎乗停止を受けた問題で、武騎手が騎乗停止を「覚悟の上でムチを乱打」していたことが分かった。本人が自らのHPで心境を明かしている。(SANSPO.COM-競馬 2005.08.24 更新)

 武豊は自らのHPの中で、『“ユタカも自分を見失ってしまうこともあるんだな”と思われているとしたら、その点には、ちょっと弁解しておきたくなりました。イギリスでは何度も乗っていますから、ムチは6発までというルールを知らないはずはありません。でも、その反則については、騎手がペナルティーを課されることはあっても、馬やその関係者、またファンに迷惑が及ぶことはないのです。ここが勝負、というときにはボクだけでなく、地元のトップジョッキーも回数をオーバーしてでもムチを当てて馬を追います。あのときのボクはまさにそれで、騎乗停止になるだろうなと覚悟しながら追っていました。。。』 と載せている。

 馬と一緒に論ずるのも些かどうか?とは思うが。。。。頂点を目指す者の「勝負に対する厳しさ?」は、時として「ムチの使う意識」にも「違い」が出る?という「共通項」も有る。。。。今回の事件を百歩譲って、「愛のムチ?」や「行き過ぎ?教育」と捉えるにしても、選手には断じて「罪は無い」と知るべきだ。これは、選手の不祥事ではなく、指導者の不祥事?である。ウ~ム。


「復調」進むメガバンク!

2005-08-24 13:11:11 | ニュースから考える
みずほフィナンシャルグループは23日夕、優先株の形で注入されている公的資金のうち、約6930億円を29日付で返済すると発表した。同社は、残りの公的資金優先株8500億円(発行価格ベース)について「2007年3月末までに完済することを目指す」とコメントしている。(日本経済新聞社 NIKKEI NET 8/23 17:23)

このところ、メガ・バンク各社の「回復」振りには、目を見張るものが有ります。健全状態に、あと一息まで漕ぎ着けておられます。おめでとうございます。
それにしても、まったく「不安材料」が無い訳では有りません。言うまでも無く「原油高騰」です。今後、その行方如何では、日本経済の復調に「水をさす?」事にもなりかねません。注意が必要です。

さて、小泉さんは今回の「総選挙」に勝って頂き、是非とも「郵政民営化」を成し遂げて頂きたく思います。そして、何れ新たな「メガバンク」誕生に依り、旧来の「金融機関」と「切磋琢磨」を続けながら、市場への「資金流動」が、一層「円滑」に、且つ「潤沢」に進められん事を、期待を以って見守りたいと思います。
頑張れ!ライオンハート! 貴方なら出来る!


インテリヤクザ?化する PTA。

2005-08-23 10:10:28 | ニュースから考える

夏の「全国高校野球選手権大会」で、57年ぶりの連覇を果たした「駒大苫小牧高校」の野球部長が、6月と8月の2回に渡り、野球部員を殴る?などの暴力?をふるっていたと発表した。(報道に依れば、部員の態度が悪いとして、一回は、ビンタを2~3発喰らわし、二回目は部員の頭を、スリッパで「ひっぱたいた」らしい。) 

 

私的には、今回の内容は?果たして“暴力”と言えるの?と思う内容です。生徒に「殴る蹴る?」の諸行を働いた訳でもなく?たかだか「ビンタ」の2~3発ぐらい?で、「ガタガタ」抜かす「親の顔」を、メディアも「しっかり」公表すべきである。言うまでも無く昔は、この程度の事?当たり前でしたでしょうに?いったい?何考えてんの?と言いたいですね。まったく呆れてものも言えません。。。スポ根ドラマも遠くになりにけり。是非も無い。

こんな事で訴えるバカ親が、やがて犯罪に手を染める青少年を、「後押し」している背景になっていないか?是非とも「自問自答」をお願いしたい。

 


尚ちゃん!良いレースを期待しています。

2005-08-22 21:34:32 | ニュースから考える

シドニーオリンピックの「女子マラソン」で金メダルとなった高橋尚子(33)さんは、本年、11/20の「東京国際女子マラソン」への出場を決めたと「マネジメント担当」より発表された。彼女は現在、「コロラド州、ボールダー」にて「高地トレーニング」を積んでいる。

アテネ・オリンピックの「選考レース」では不本意なタイムに終わり、惜しくも出場を逃した。あれから2年。次の北京オリンピックを目指して、再び「本命」が動き出した。是非、頑張って頂きたいものである。

実は私も「尚ちゃん」の大ファンで、また走る姿が見れると聞いて大変うれしい。彼女の魅力は、ただ単に「速い」だけでなく、「走る」事への「ひたむきさ」と、周囲の者への「さりげない心配り」が出来る、今どき珍しい「純な魅力」を持つ女性として、他のランナーとは一線を画したい。

それこそ、彼女の「優しい心配り」に対する「エピソード」は、実に事欠かないほどらしく、今に、きっと良い「お嫁さん」になられる事でしょう。流石は「国民栄誉賞」受賞者。政治家の皆さんの「見る目」は確かでした。

尚ちゃん!体調に気をつけて、どうぞ頑張って下さい。


「ヘレン・ケラー」女史の奇跡に学ぶ。

2005-08-21 16:13:07 | ニュースから考える

三重苦、四重苦の逆境に有りながらメゲる事なく逞しく生き抜いた生涯に、多くの勇気と感動を与えてくれた奇跡の人「ヘレン・ケラー」女史。
形こそ違えども「少子高齢化」「不況の進展」「税収減」「銀行の不良債権・増大」「国民年金の破綻・危機」「中韓の日本バッシング」「ニートの増大」「イラク戦争」「頻発する大型地震」「台風被害」。。。等々と
「凄まじい」逆風の中で、社会に、経済に、三重苦、四重苦の逆境の中を、良くぞ!痛みに耐え、頑張り抜いた「小泉、竹中コンビ」に、良くやった!感動した! と申し上げたい。

なかでもお二人が、銀行の「不良債権」撲滅に全力を集中された事が、複雑に絡み合った「迷彩不況」を脱出する糸口に繋がったものと考えられます。その事が功を奏してか?小泉内閣発足後、3年目半ばから、ようやく経済に「明るい兆し」が見え始め、ついに今年は、6月の日銀短観で『景気が踊り場から、脱却に向け緩やかに上向いている事を裏付けた』とする発表まで漕ぎ着ける事が出来ました。まさに「ヘレン・ケラー」女史の奇跡にも劣らない?逞しい日本の「生命力」で有りました。

これまで、国民も「小泉内閣」を「見離さず」幾たびの「総選挙」にも、改革に「真っ直ぐな」小泉内閣を支持し「力」を与えて来ました。「内閣」と「国民」の一糸乱れぬ「連係プレー」が、「未曾有」とも云われ、歴代内閣の誰もが成し得なかった『不況』からの脱出を、果たす「原動力」になったものと考えられます。

 勿論。まだまだ不況の「完全克服」には「予断」を許さぬ状況が続いていますが、「郵政民営化」を成し遂げ。内需拡大に弾みを付ける事によって「完全脱出」も、時間の問題と考えられます。

その暁には、彼等の努力を「称え」。NHKの『プロジェクトX』に小泉さんと竹中さんを推薦しようでは有りませんか? (^-^)


義を見てせざるは勇なきなり。

2005-08-20 15:06:40 | ニュースから考える

選挙選突入まで、後10日余り。私的には、ホリエモンの今回の選挙出馬は余りに「拙速すぎ」と感じられ、是非とも「見送るべきである」と考えていました。むしろ何故、そこまでして?と云うのが「正直な感想」で有ります。

しかしながら、記者会見に於いて、ホリエモンは「小泉内閣」の掲げる「郵政民営化」を、しっかり支持し「改革の灯を、絶対消してはいけない!」との強い信念から、「意を決して」の出馬と、窺わせて頂きました。であれば「小泉さんとホリエモン」のファンとして、それ以上申し上げる事は有りません。ベストを尽くして頂きたく思います。 (もっとも?小泉さんを「側面支援」するなら、「ホリエモン」の知名度を活かし各「遊説先」での「応援」という方法も有ったのだが。。。。。)

昔から「棄権する者」には、道義的な見地から政府に「不満を言う資格が無い」とされています。皆さん! また昔の「派閥談合型」政治に戻すべきですか? 税金の使い放題の「役人天国」を許して良いんですか? 周辺国の身勝手な言い掛かりに屈せず「平和国家。日本!」のアイディンティを通す政党はどこですか? 今?それが問われています。

「構造改革の灯」を絶やしてはいけません! 9/11は、必ず選挙に行きましょうね!


ホリエモンよ!選挙「出馬」は拙速に考えるべからず!

2005-08-18 23:08:29 | ニュースから考える

私的には、今回の『郵政民営化』には「大賛成」している。(勿論、信念を持って賛成している)小泉内閣には、一部に「問題」を感じない訳でもないが基本的に向かう「方向」を支持しているし、その為の「改革」を断固「応援」するつもりである。小泉内閣の真の評価は、おそらく10年後~20年後の国民が必ず評価してくれるものと期待している。それにしても、皆さん!今回の選挙は、絶対に「棄権」はいけません。「古い体質」を変えれるか?どうかの大切な選挙です。その「原動力」は、私達一人一人の「投票行動」が握っています。必ず投票に行きましょうね!

さて、ホリエモンは、近く「選挙に出馬する」と、巷で「取り沙汰されている」事が報道されている。しかし「フジテレビ」の「メディア改革」は、もうお済なのであろうか?「ネットとTV」の融合を果たし「新しい世界を切り開く」ハズの「壮大なる夢」は?「ビジョン」はどうした?ホリエモン?君は、この事業の「緒に就いばかり」ではないのか?「政界進出」もいいが、一つ一つ「ケツ」を拭いてから、先に進むべきではないのか?

フジの攻略で、何故?頓挫したのか。何が?問題であったか?今一度冷静に考えて見て欲しい。何事も『段取り八分』で決まるというを、あの時、学んだのではなかったのか?拙速な行動は慎むべきだと思う。それでも尚?政界に打って出る「決心」が本気?なら「それもまた良し」ではある。。。

 ただ?敢えて苦言を申し上げれば、今回は是非とも「見送るのが賢明」であると言いたい。ホリエモンは、まだ若い!だから時間がたっぷり有る。今後、2年程待ち、しっかりと選挙に対する備えを「準備万端」整えた上で、まずは「参議院」の全国区から「旗揚げ」すべし!と申し上げたい。

今回の「法案」否決で、ホリエモンは何も感じないか?「参議院」の問題を?有り方を?ここから手を付けてみたらどうか? そして、一定の「成果」を挙げた後、その「自信」を引っさげて「衆議院」に臨むと云うのはどうだろう。また『ライブドア社の社長兼務で、"衆議院議員"をやろう』と云う「お考え」の様だが、その点は是非改めて頂きたい。何故ならば、それは「時間が作れる」とか?「作れない」とか云う次元の「問題」ではないからだ。

そもそも、政治家とは「名乗り」さえ上げれば誰でもなれる「職業」ではない。「有権者」の聖なる「投票行動」に依って選出され、しかも「有権者」の「代理」として「政治」を任されるのであるこの原理原則を「なおざり」にしてはいけない。従って軸足が他方にも「またがる」場合は、自分に「投票」してくれた多くの「有権者」に対し、極めて「失礼」と自覚すべきである。そこが「会社の社長」とは基本的に違うところである。よって?出馬が本気なら、直ちに「身辺整理」をして臨むのが「当然」である。

 何れにしても、ホリエモンファンの一人としては出来る事なら、今回の拙速過ぎる「政界進出」は、是非とも「再考」願いたいものである。よくよく、周りのブレーンと相談された方が良い。勿論。報道そのものが「誤報」で有るのなら?それも、なお良しである。

 


「オジン新党」の船出に羅針盤なし?

2005-08-18 11:42:43 | ニュースから考える

亀井さんや綿貫の旦那は、やっとこさ自民党に「離党届」を出し、新党の結成を発表をされた。新党の名は「国民新党」だそうな?代表には綿貫の旦那が就かれた由。いいんでねえの?

それにしても「平均年齢」の高い?およそ「清新」さのカケラも無い?古い観念ガチガチの「オジン新党」と申せましょう。(自民党から毒が取れてゆく?メデタシ!メデタシ!さあ!お赤飯だ。)


NHKの「日本のこれから(8/15)」を見て。

2005-08-17 21:19:09 | ニュースから考える

日中、日韓は、未だ「ギクシャク」とした関係が払拭出来ずにいる。日本人は、これらを、どう受け止めて、今後、どう向き合って行けば良いのか? NHKは「日本のこれから」という番組を通して視聴者に問いかけた。長時間による討論を通し、国家間による「歴史」に対する多様な「捉え方」「見かた」が改めて「浮き彫り」になった。番組では、これらの「違い」を「違い」と認め、今後、どう向き合い?進むべきか?をさぐる「試み」がなされた。

[心に残った発言(要旨)]

①今は未来の過去である。(⇒未来は今何をするかに掛かっている?)

②歴史の見方は一つではない。オーストラリアでは、あらゆる視点のある事を教えて個々に判断させる教育をしている?(アボリジニの文化を尊重する「お国柄」か。。)

③互いの文化を認め合う事がまず大事である。(ごもっとも。。。。)

④互いに、相手を「批判」する視点ではなく。”互い”に「自己批判」をして行く中で、今まで見えていなかった「視点」が見えて来るかも?。。。

⑤相手の事を考える以前に、まず自分の事を知るべきだ。(日本の歴史を正しく見る)

⑥日本は、アメリカやヨーロッパの視点でアジアを見ていないか?(アジアを見下し?欧米に?? )

⑦中国や韓国だけがアジアではない。(アジアは、タイ、ベトナム、インドネシア、インドなど多くの国で出来ており、アジアは広い。。。。)

⑧中国も日本も、相手の「教科書」を正しく理解していない。(日本は、まだ、現場による「教科書」の選択肢がある。でも選択肢の無い国も有る?)

⑨日清戦争では中国は日本に対し莫大な「戦争補償」を支払った。しかし先の大戦では中国は日本に「補償」を求めなかった。それは、悪いのは戦争を引き起こした一部の日本人(A級戦犯者)であるとし、日本人全体が「悪い」と見るべきではない。更に過度な「補償請求」は、そこの国民の新たな「恨み」を買う事となり?再び「大戦」へと導く危険が有る。(欧州の例を参考に。。。) だから「日本には補償を求めるべきでない」と、当時「毛沢東」は自国民に説明していた?という。それ故、「A級戦犯」が、今。尚、合祀されている「靖国」への「参拝」を認めれば、中国政府は自国民への「説明」に「整合性」を付けられなくなる。そこに配慮が欲しい。(??????。。。。)

⑩総理談話を「歴史観」の基調に考えるべきである。(罪深い?眉毛の村山?)

※私的には④番の意見が特に興味深く感じられた。確かにそう云う視点も有っていい。 (もっとも「お互いにせねば?何の意味もなし」。。。無論である。)


「郵政民営化」に反対する「官公労」と、それに背を押された「族議員」達の背景を考える。。。。

2005-08-15 13:58:32 | ニュースから考える

現在、国は「歳出」に対し、毎年、約年間40兆円?に及ぶ「歳入」不足をきたしています。この不足部分を補うように「国債」を発行で辛うじて維持している現状が有ります。しかし「債券発行残高」は、地方を含め既に「1000兆円」に達しておるとされ、子孫に「借金のツケ」を贈らない為にも、当然、大幅なる「歳出」カットが必要になって来きます。そこに「財政改革」が急がれる所以がある訳です。

その為、毎年、各省庁の次年度「予算」の「概算要求基準(シーリング)」の段階から、最終的な「予算組み」に至る間、各段階で、それこそ「喧々諤々」で、「歳出」の見直し、絞込みを図っています。しかし「出生率の低下」「高齢化の進展」と私達を取巻く環境は、一段と「悪化」の様相を見せている。その為「歳出削減」に注力するも、反比例的に「経費増大」が進む為、どうしても「必要なものは必要」として「見積もらざるを得ない」から、思い切って「絞った」つもりでも、トータルでは毎年40兆円前後の「不足金」が発生している。

しかも、国債発行の内訳を見れば、それに近い金額が「公務員人件費」に費やされている事から、国債発行をなくして行く為には、国の「システムの統廃合」や「地方分権」の推進などを通して「公務員人件費」の「大幅削減」「圧縮」に踏み込まざるを得ない事は「自明の理」であります。しかしながら「市町村合併」では、議員や職員の「定数削減」で、既に様々に「問題」噴出の状態にあり、更に追い討ちを掛ける「行財政改革」の「公務員大削減」とくれば彼等に取っても相当なる覚悟が予想される。「官公労」と、それに後押しされる「族議員」にとって、「郵政改革」で小泉さんに負けたら?あとは「雪崩を打って?」という意識だと思いますね。そこで様々な「屁理屈?」を付けては「巧妙」に「争点」をハズし「抵抗して」いる様子が見えます。ですから、「官公労と族議員」が抵抗している問題の「コア」は、私的には公務員の「総枠削減」阻止であると睨んでいます。全て「保身」から出ていてる事です。(現行制度の「公社」のままでは、「公務員」の身分は変わらず「削減」にはならない。)

小泉さんにしてみれば、選挙の際「公約」としておられた「赤字国債」の発行額を年30兆円に押さえるという件は、「景気高揚」を阻害しかねないという観点から、一年で中断されています。任期中に、この「公約」を果たし?或いは将来の「健全財政」に道を開く意味でも?「民間に出来る事は民間に!」と「官から民への業務移行」を進め、「内需拡大」と「公務員人件費の削減」という「相乗効果」を狙っておられるのだろうと思います。(「郵貯」の使途が、官による無駄遣いを阻み、「民需拡大」で「景気活性」の「カンフル剤」を果たしてくれる事を期待するものです。)

そうした努力をして尚、「不足する?」部分については、国民の「理解」を得ながら、将来の「税制の見直し」を考えていく「流れ」になっていくと思います。しかし、一口に『税制の見直し』と云っても、神経質で「論議」に入る前の段階から「紛糾」が予想され、それこそ「内閣」を賭する覚悟で臨む必要がある。そう云う意味では「財政改革」は、どこから斬っても「難問山積」の山超え?野超え?の「大論議」になる事は確実である。

小泉さんの残存任期1年では「税制改革」まで進める時間もないから、現内閣で、出来る限りの「歳出」削減を果たし「次期政権」が「税制論議」に入る「支障?」を取り除くまでが、自らの仕事と「心得て」お出でなのだろうと推察致します。