は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

身を挺して勝ち取った「宝」もある。。。

2006-03-31 23:23:06 | ニュースから考える

前原誠司代表は31日午後、党本部で開かれた常任幹事会の冒頭、「メール問題の責任はすべて私にある」と語った。また、「永田(寿康)議員が取り上げたが、党首討論などで(問題を)大きくしたのは私の責任」とした。さらに「任期をまっとうできずに申し訳なかった」とした上で、「民主党には一時の休みも許されない。新執行部で前に進んで欲しい」と、新執行部体制の建て直しを促した。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 03/31 14:28)

永田氏は、今回の前原さんの「辞任」発表を、どの様に受け止めたのだろう?往生際が悪く?何時までも「グズグズ」しているものだから?最後まで自分を庇い続けてくれた、大恩ある上司の「腹を切らせる」ハメにさせてしまった?。。。

ハシゴをハズされるなど、永田氏にも、確かに「気の毒」な一面もあったが?そもそも、彼の「眼力不足」に起因しているものであり、ましてや?傷つけられた側の武部さんの「無念さ」たるや?筆舌に尽くし難いもので有ったろう?それを思えば?とてもじゃないが、彼の「気の毒さ」など?「物の数」ではない事が分かる。。。

それ故、苦痛を受けた武部さんの「気持ち」に思いやれば?どう割り引いても?簡単な「謝罪コメント」ぐらいで済まされる話ではないと気付く。。。

「幸い」にして、武部さんに掛けられていた全ての「疑惑」が払拭された事は、未だこの世に「正義」が存在する「証」として「ホッ」とさせられるものだった。。。

一方、前原さんの取った批判を浴びても「弱き者」を必死で庇う姿勢は?見る者に「感動」を抱かせた。しかし、庇った相手が「弱き者」というより?単なる「バカ」であった場合は?「感動」も自ずと薄くなる事は否めない。。。

今回、前原さんは、結果として「部下」には、大きく裏切られたが?逆に最後まで「部下」を裏切らず?信じ続けた事は、これはこれで「誇って」良いものである。こういう事は、兎角「打算」が付き物であり?出来る様で、なかなか出来ないのが現実だ。前原さんは、そんな多大なる「犠牲」を払いながらも?一方で、部下からの強い「信頼」という「宝」を手に入れた。。。

小泉さんは、指導者として、その「ゆるぎない」信念と、常に正しい方向を指し示す非凡なる「判断力」が魅力の人である。敢えて逆に欠点を探せば?常に「正確な」判断を追い求める故?「情」の部分が「なおざり」にされがちな?印象も否めない。。。

そういう意味で、前原さんは、ある面、小泉さんの対局に位置する魅力を備えた?「党首」という見方が出来る。どちらも?魅力的な「人間力」の溢れる人物である。。。

国家国民の運命に責任を負う「宰相」としては?小泉さんの「資質」が望ましいが、その足らざる部分を前原さんの「魅力」が補う形であれば?理想的な政府になると考えられる。。。

それ故。私は両者の率いる「両党」が「融合」?もしくは「協力」し合う体制が、最も「好ましい」と考えていた。イタズラに反目しあうだけでは?もったいない。。。

ところが?本日、民主党の前原さんが、「党首」の座を降りる事を示唆した。私が信頼し支持している小泉さんも、やはり、9月で退任するという姿勢を崩していない。惜しまれながらも?2人の非凡なる魅力を持つ「政治家」が表舞台から去ってしまう。。。

これは「国家国民」に取って多大なる損失である。再び2人が表舞台に復帰され?力を併せられる事を望みたい。もっとも?前原さんの場合?取巻きに「可笑しなの?」が多いから?実現となると?難しい事も予想される。。。。。ウ~ム。

 


小池大臣。早く元気になって下さいね。。。。

2006-03-30 21:40:13 | ニュースから考える

小池百合子環境相(53)が29日夜、急性肺炎のため都内の病院に入院した。安倍晋三官房長官が30日午前の記者会見で明らかにした。環境省などによると、29日深夜に自宅で高熱が出て、救急車で搬送された。意識ははっきりしており、容体は安定しているという。最低でも2、3日間は入院し、経過を見て退院時期を判断する。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 03/30 12:10)

小池大臣が「急性肺炎」のため病院に入院されたという報道がされています。心配ですね。。。 普段から頑張り過ぎるくらいの努力家とお見受けしていました。依然と「インフルエンザ」も流行っています。日頃からの過労も手伝って?「急性肺炎」に移行した?可能性も有ります。。。

早く元気になって「登院」される事を、切に願っています。どうぞお大事になさって下さい。。。 小泉さんも心配されているだろう。。。。


確かな小泉路線の継承を期待する。。。

2006-03-27 21:53:26 | ニュースから考える

小泉純一郎首相は27日夜、平成18年度予算成立を受けて首相官邸で記者会見、「ポスト小泉」について「後継総裁は改革路線をしっかり軌道にのせていただきたい」と述べ、改革路線を継承する人材が望ましいとの考えを示した。9月の首相任期までに靖国神社を参拝するかどうかについては「適切に判断する」と述べるにとどめた。ただ、首相の靖国参拝に対する中国、韓国の批判には「理解できない」と述べ、改めて強く反論した。 (産業経済新聞社 Sankei Web 03/27 19:30)

私としては、小泉さんによる1~2年の続投を望んでいたが、残念ながら、ご本人に、その意志は無さそうに見える。極めて残念に思う。もっとも?小泉さん退陣で予想される「株価の暴落」が現実のものとなれば?話は急転してくるに違いない。仮にそうなれば?もはや「続投」に異論を挟む者など、いなくなると見る。 しかしながら?現時点では「期待値」でしかない。。。

となれば?改革の「継承者」が当然と言える。時は前に進むものであって、後退させるものであってならない。。。

「中川 秀直」政調会長や、竹中平蔵大臣の様な?改革の志に真っ直ぐな方が次期政権を、しっかり支えて頂きたい。そうした下積みを続ける事に依って、何れ彼等も「総理候補」と呼ばれる日も来よう。それまでは、時の「総理」を、しっかりと熱く支えて頂きたい。。。

靖国問題も日本人の自尊心を踏みにじる事無く。日本は日本の立場で「普通」にしていれば良い。何時しか?時が全てを洗い流してくれると期待する。。。



過ぎたるは及ばざるが如し。。。

2006-03-26 21:49:06 | ニュースから考える

美容やがん予防に効果が期待される「大豆イソフラボン」の強化食品について、食品安全委員会が先日、ホルモンのバランスが崩れる恐れがあるという評価案をまとめ、波紋を広げている。評価案では、過剰摂取に注意を喚起し、妊婦や子供については摂取の安全性が確認されていないとしている。フィギュアスケートの浅田真央選手(15)がCMに出演するイソフラボン強化飲料も人気になっているのだが…。  ZAKZAK 2006/03/25

「大豆イソフラボン」の強化食品について、食品安全委員会が注意喚起のサインを出した。少し前には、納豆の食い過ぎもいけないとか?いうニュースもあった。確かに、これまでは、納豆は身体に良いとの報告ばかりだったから?携わるメーカーの「戸惑い」も無理からぬ事だ。。。

日本人に取って「大豆食品」は、昔から食ってた?身近な食品である。それで身体の調子が悪くなったと言う話も聞かない。なのに?何故?今。。。

記事に依れば?今回は「大豆イソフラボン」の強化食品が対象だ。以前、米国の「遺伝子組み換え大豆」が問題視された事があったが、当時、イオンを筆頭に、スーパー各社は、一斉に関係商品の「店頭撤去」を決めた。今回は、そこまで過敏にならないで頂きたい。。。

それにしても「畑の肉」とまで、持てはやされた「大豆」である。しかも「売り」である「イソフラボン」を更に強化した機能性食品だったハズだが??。。。

「コエンザイムQ10」も飲み過ぎると良くない?との発表があった。「ビタミンE」も摂取量の上限が出されている。日本人は、良いと分かると?とことん「突っ走る」クセが有るので?後追いながら?ブレーキを掛けて来る傾向が否めない。。。

やはり「過ぎたるは及ばざるが如し」という事か?依然「豆乳ブーム」も続いている。関係者も、さぞや?気を揉んでおられる事だろう。。。。

 


備え有れば?憂いなし。。。

2006-03-25 15:53:12 | ニュースから考える

オーストラリア軍は23日、同国東部の沖合約140キロで、攻撃演習のため、ヘロイン密輸関与で押収されていた北朝鮮の貨物船「ポンス」(4000トン)を爆破、沈没させた。ポンスは2003年4月にオーストラリア南部沖に停泊した際、同船からボートでヘロイン約125キロが密輸されたとして、オーストラリア海軍の艦船に追跡、拿捕(だほ)された。密輸ほう助などの罪に問われた同船の船長ら幹部乗組員4人は3月5日に無罪評決を受けたが、連邦警察は、密輸に使われたことは証明されたとして、軍に攻撃演習の一環として船を破壊するよう要請していた。演習には空軍のF111戦闘爆撃機4機が参加し、レーザー誘導爆弾2発を発射、同船を沈没させた。 ZAKZAK 2006/03/24

昔、イギリスが、まだサッチャー政権の頃、アルゼンチンとの間で、フォークランド島を巡る紛争が戦争へと発展した事があった。。。

その時、イギリスの駆逐艦「シェフィールド」に、アルゼンチンがフランスから購入した対艦ミサイル「エグゾセ」をぶっ放した事があった。突き刺さってから爆発する遅発弾の威力は凄まじく、「シェフィールド」は沈没こそしなかったが壊滅的打撃を受けた。。。

北朝鮮も中国の「シルクワーム」を改良した様な「対艦ミサイル」を、日本海にぶっ放しては「威力確認」をする様子が、時折、ニュースで伝わってくる。そんな折、記事にあるオーストラリア軍は、「艦船撃沈」の又とない機会に?何故「レーザー誘導」弾を選んだのだろう?。。。

もしや?遅発弾を装備するミサイルが無いのか?それとも?単に「コスト」の安い方を選んだのか?頻繁に出来る実験ではないだけに、それを選んだ理由が知りたいところ。。。

湾岸戦争時、米英軍が用いた「ピンポイント」攻撃用の「レーザー誘導」弾は、その正確性に世界が目を見張った。確かに「小型船」には、この程度の火力で十分なのかも知れないが?中国などの駆逐艦なども視野に置いて考えると?力不足も否めず、より威力の高い「対艦ミサイル」を試すチャンスと捉えるべきではなかったのか?。。。。

日本の巡視船の「機関砲」でも沈没してまうポンコツ船なれば?理解出来ぬでもないが、敵は北朝鮮ばかりとは限らない。それを思えば?。。。

 


鳥インフルエンザの謎。。。。

2006-03-25 09:33:07 | ニュースから考える

東京大学医科学研究所の河岡義裕教授らは、世界で100人以上の死者が出ている高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が、人間の鼻やのどでなく肺の奥深くで増殖することを突き止めた。人から人に感染しにくい理由を説明できるという。23日付の英科学誌ネイチャーに発表する。H5N1型はアジアを発端に中東、欧州、アフリカなどで鳥への感染が拡大している。人間が感染すると死亡率は60%と非常に高いが、人から人への感染が疑われる例は少なく、何が2次感染を防いでいるのか、よく分かっていなかった。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 03/23 07:00)

何故か?茨城の養鶏場ばかり「鳥インフルエンザ」ウイルスが検出される傾向にある。しかも、従事する労働者の中からも抗体反応が有った?とか。ちょっと「ひやひや」ものです。。。

今のところ「不幸中の幸い」ながら?なんとか蔓延を防げているのは?こういう背景があっての事だったのですね。しかしながら、つい先日も、中国からの「輸入鶏肉」に処理に不備のある肉が入ったとされている。油断は大敵である。。。

突如として、いつ変異するとも限らない「鳥インフルエンザ」ウイルス。警戒は怠れない。今回の発見が克服への手掛かりになるといい。。。

 


良く撃った!ありがとう!城東署の警察官。。。。

2006-03-24 22:54:15 | ニュースから考える

23日午後7時半ごろ、東京都江東区北砂のガソリンスタンドから「支払いに偽造カードを使った男がいる」と110番通報があった。警視庁城東署員が駆け付けたところ、男は乗用車で逃走し、約10分後に近くのガードレールに衝突。署員が男に降車を求めたが、男が車を捜査員に向かって走らせたため、署員2人が警告した上で発砲。5発とも男の車に命中した。調べによると、けが人はなく、男はさらに車で逃走したが、約1.5キロ離れた同区東砂の路上でタクシーと衝突。現場に車を残したまま逃走したという。車は盗難車両で、同署は公務執行妨害容疑で行方を追っている。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 03/24 07:00)

最近は、逃げる為なら?パトカーであろうが?生身の警察官であろうが?お構い無しに「体当たり」する?「凶悪」「凶暴」な犯人が増えている。いくら?訓練を積んでいる「警察官」とは言え?たまったものではない。やりたい放題にさせる訳にはいかない。。。

国民の生命財産を守ろうと?彼ら警察官達は、日夜、身を挺して頑張ってくれている。そんな彼等だが、これまで余りにも「おとなし」過ぎた。背景に「マスコミ」による過剰反応が原因であったとして「憂慮」に堪えない思いがあった。。。

ところが?「凶悪事件」が頻発し、国民も「危機感」を募らせる中、これまでの様な「生ぬるい」対応を反省する気運が出て来たものとして歓迎したい。それは単に「国権」が舐められる事の「遺憾さ」だけでなく、「警察官」の安全を危ぶむ意識が出て来た事は、まずは、一歩前進と感じている。またそんな国民の意識変化に呼応するかの様に、「マスコミ」も以前ほど「過剰反応」を控えている事に「評価」と「感謝」をしたい。。。

記事にある城東署員には「良く撃った!良く撃ってくれた。ありがとう!」と申し上げたい。今回、犯人を、取り逃がしたのは?極めて残念である。どうか一刻も早い検挙を望みます。そして、今後は「警察官」同志の、より緊密な連係に、一層の「磨き」をかけて、二度と犯人を取り逃がす事のない様に、頑張って頂きたい。。。

全国の警察官の皆さんは、これからも「凶悪犯」に怯む事無く、必要と有れば?「ドンドン」と発砲して頂きたい。また同時に「腕を磨く」事も忘れないで下さいね。頑張れ!日本の警察官!日本の「治安」は貴方の腰に掛かっている。。。。

 


健康でいられれば?人生は捨てたものではない。。。

2006-03-23 23:38:52 | ニュースから考える

東京都台東区のスーパーで万引きしたとして、常習累犯窃盗罪に問われた男の初公判が23日までに、東京地裁(青柳勤裁判官)で開かれた。氏名を黙秘しているため、「警視庁上野警察署留置番号第7号」と呼ばれ、50代から60代とみられる。起訴状によると、男は1月中旬に出所。2月4日にケーキなど菓子類4点(計795円相当)を盗み、現行犯逮捕された。捜査段階では「出所しても万引きするしかない。刑務所にいる間は万引きできず、被害が少なくなる。長く服役させてほしい」と供述した。男は被告人質問でも「出れば必ずやる。生きるためのエネルギー補給だ」。働く意思を尋ねられ、「働く気はある。努力はしたが、いくら探しても仕事がない。しかし、そう言うと、社会のせいにしていると受け取られる」と述べた。検事は「亡くなる時、刑務所と社会の往復で後悔しないのか」と質問。男は「寂しいですよ」と漏らした。「こんなに裁判でしゃべったのは初めてだ」。男が言うと、青柳裁判官は「裁判の究極の目的は、その人が再び罪を犯さず、きちんと生きてもらうことだからです」。男は「恐縮しています」と締めくくった。検察側は懲役3年を求刑している。 ZAKZAK 2006/03/23

この男。生きる事に疲れたのか?すっかり人生を落胆し諦めきってしまっている。どうしたものか?。。。

それぞれの人生だから?諦めようが?どうしようが?お好きな様に!であるが、問題は、その為に刑務所を、最終的なを安住の地にとして、逃げ込まれては?国民にとっても甚だ迷惑である。。。

年金も払わず?イザとなったら生活保護に逃げ込み?追い返されると?刑務所を究極の逃げ込み場とするヤツ等が増え兼ねない?記事にある犯人が、そうだとは決して言わないが?この種の犯罪を、単なる同情で「相殺」するするのは、やはり「マズい」と考えた。刑務所は無料の「ホテル」でも「老人ホーム」でもない。この事は押さえておく必要がある。。。

一昨日も類似事件があった。仕事を探しても?なかなか無い現実には?一定の同情をしなくもない。だが刑務所を彼等の逃げ込み場に許したら?たちどころに満杯にされる事は必定。。。

背景には?「刑務所」内の「課労」を舐めている点があるのではないか?その点を考える時、受刑者への課労の「見直し」も必要ではないのか?。。。

一方で、「ホームレス」や「犯罪者」達への、「再出発」支援の「労働ケア」は、国や自治体が「リードオフマン」にならずして、いったい何処がなりうると言うのだろう??民間に「まかせっきり」では、この場合。些か「片手落ち」と言えなくも無い?おそらく。政府も、既に様々な施策を実施されていると思いますが?もちっと?真剣に「お考え」頂かないといけないのではないでしょうか?この事は犯罪の「総量削減」に「一役買う」事になる気がしている。。。

 


ああ無情。。。

2006-03-22 22:15:05 | ニュースから考える

長崎県警川棚署は21日までに、炊飯器からご飯を盗んだとして窃盗容疑で長崎県川棚町の無職の男(51)を逮捕した。「仕事がなくおなかがすいたから盗んだ」と容疑を認めている。調べでは、男は昨年12月20日正午ごろ、同県川棚町百津郷の無職女性(65)宅の台所窓から身を乗り出し、炊飯器のご飯約1合半を盗んだ疑い。逮捕時所持金はまったくなかったという。男はこれまでにもこの女性宅から8回前後、みそ汁やご飯を盗んだと供述しており、川棚署は裏付け捜査を進めている。 ZAKZAK 2006/03/22

この男。空腹から、他人の家に入り込み、炊飯器から「ご飯」を失敬したとして逮捕された。何とも哀しい事件である。。。

それにしても、人は生まれ出でたら等しく「生存権」をもっている。にも拘らず?その後の人生で、その日の食べ物にも困り果てる人生になる事も有る。。。

そういう事態に対し?必死で働くもの。ホームレスを選ぶもの。盗賊を選ぶものと、進む道もまた「人生いろいろ」である。。。ウ~ム。

 


フリーアドレス制。。。

2006-03-21 19:37:40 | ニュースから考える

日立製作所は4月以降、社員の座席を固定せず自由な席で仕事ができる「フリーアドレス制」を本格導入する。情報・通信グループの1万5000人を対象に順次実施、他の事業部での導入も検討する。組織の壁を超えた仕事をしやすくすることやオフィス経費の削減などが狙い。1万人以上の規模のフリーアドレス制導入は日立が初めて。社員は営業や開発など自ら所属する組織を超え、取り組む事業ごとなど仕事の内容に沿って座る。出社すると専用ロッカーにしまってある業務用ノートパソコンを座席に置き、電話も卓上にある機器に本人のIDを打ちこんで利用する仕組み。  (日本経済新聞社 NIKKEI NET 03/21 07:00)

ウ~ム。確かに、決められた配置による活動は、正確な仕事はしやすい側面を持つが、セクショナリズムに陥りやすく、思考も単一的になりやすいデメリットが有る。。。

その点、「フリーアドレス制」は、限られた「人的資源」を有機的に活用し、緊張感と共にオフィスの効率を高め、柔軟且つ大胆な発想を引き出しやすい効果が期待出来る。。。

このシステムでは、もともと、オフィスに、人数分の「席」や、「引き出し」が用意されていない。それ故、オフィスの「空間効率」を高め、働く者にある種の「緊張感」を、絶えず与え続ける効果がある。要するに「オフィス」には「ベンチウォーマー」は要らないという事だ。。。

この種の例えとして、良く引き合いに出される話に「活き魚」運搬車の例がある。私たちが、普段、街中で見る「活き魚」運搬車は、市場で仕入れた後、ユーザー先に届けるまで如何に「鮮度」を落とさず搬送するか?が重要な「ノウハウ」になって来る。。。

中でも「イワシ」の運搬などでは、劣悪な搬送の故か?ユーザー先に着くまでの何時間かの間に、イワシの鮮度が「ガタ落ち」になってしまう事が「悩みのタネ」とされる。。。

それを解決したのが、搬送中の「イワシ」の生け簀に、「天敵」を何匹か入れて運ぶ方法だった。その結果として、搬送中に何匹かのイワシは「食われる」が?残ったイワシの「鮮度」はバツグンの鮮度を保っており、それをしなかった他の業者との間に、「商品価値」の差が際立ったという。この事例は、生け簀で泳ぐ「イワシ」に取っては、些か「コク」なる方法だったが?移動中に「緊張感」を与え続ける事が、結果としてイワシの「鮮度」を保持した要因と考えられている。。。

これを職場の「活性化」に当てはめる?様々な「試み」がある。その一つの答えが、「フリーアドレス制」なのかも知れない。しかし社員はイワシではないし、「緊張感」の連続は、経営者に取っては?いたって「気持ちの良い」事かも知れないが?否応もなく受け入れざるを得ない社員に取っては、単なる「労働強化」以外の何物でもなく、普通なら?到底、受け入れ難いものである。。。

仮に「ストレス」の増大と「労働対価アップ」がセットで実施されるなら?「モチベーション」を掻きたてる有効な方策となるかも?知れない。だが?逆に会社からの一方的な「押し付け」であるならば?「モチベーション」どころか?単なる「労働争議」へ波及しかねない内容も秘めている。その意味で、日立の試みも、果たして?今後の「オフィス」の在り方を問う「モデルケース」となるのか?その行方が注目される。。。

 


「火盗改め」の再登板も時代の要請か?。。。

2006-03-20 23:04:57 | ニュースから考える

東京都豊島区のマンションで焼け跡から遺体で見つかった男性は、顔の骨が折れ、くも膜下出血や脳損傷の疑いがあることが20日、警視庁捜査一課と目白署の調べで分かった。室内は施錠され荒らされた形跡がないことなどから、捜査一課は当初自殺とみていたが、何者かに殴られるなどして殺害されたとの見方を強めている。調べでは、死亡したのは豊島区のマンションに住む情報サービス業、内田超(うちだ・まさる)さん(41)。17日午前零時50分ごろに同室から出火、内田さんは浴室で倒れているのが見つかり、死亡が確認された。司法解剖などその後の調べで、遺体には刃物の傷のほか、手や足に鈍器などで殴られたようなあとがあり、室内の数カ所から血痕も見つかった。現場検証などで、火元は火の気のないベッドのそばで、放火とみられることも分かった。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 03/20 03/20 12:38)

このところ。犯行の跡で火を付けて証拠隠滅を図ろうとする「凶悪」事件が後を絶たない。実に不安な世の中になってきた。。。

江戸時代の平蔵は「火付け」などの重犯罪を厳しく取り締まった。一方で、平成の平蔵は、確かに、別な部門で「大活躍」している。いつの時代でも、「平蔵」の活躍には目を見張るものがある。。

はてさて、それは兎も角。現在、こうまで「放火」や「放火殺人」が相次ぐようでは、改めて刑法の見直しも真剣に検討されるべきではないか?。。。

それがなされないと犯罪の有効な「抑止力」にはならないだろう。それには「死刑」へのハードルを下げる方法もあろう。だが?巨悪に発展する前には、更なる犯罪を思い留まらせる?それこそ「心」にしみ渡る様な刑法の「改正」を求めたいところだ。。。

 


チクンと刺されたら要注意。。。。

2006-03-18 21:42:20 | ニュースから考える

インド洋にあるフランス海外県レユニオンで大流行している感染症チクングンヤについて、フランス衛生当局は17日、流行が始まった昨年春以来の感染者が21万2000人に達し、感染が何らかの形で関係している死者は148人に上ったと発表した。フランス公共ラジオが伝えた。レユニオンの人口は昨年1月現在で約77万5000人。住民の3割近が感染した計算になる。しかし、感染者増加のペースは2月に比べて落ちているという。チクングンヤは蚊がウイルスを媒介するとされ、39度を超える高熱や関節痛などの症状が特徴。 ZAKZAK 2006/03/18

鳥インフルエンザ、SARS、O-157。そして新たなる「チクングンヤ」。昨年も10月に、アメリカから帰国した男性が「西ナイル熱」に感染していたという事例が有った。「西ナイル熱」も、やはり蚊を媒体としている事などから、当時は「スワッ!」日本にも伝播?として緊張が走ったものだった。。。

記事にある「チクングンヤ」も、蚊を媒体としている事から?一歩間違えれば「西ナイル熱」同様の爆発的広がりを見せないとも限らない。ましてや「鳥インフルエンザ」のように、他の動物に移って?そこから更に変異する様なら?とんでもない事態ともなりかねない。なんせ?蚊を媒体としているのだから?たまらない!広まれば一気にだ!。。。

なかんずく。私は皮膚が「蚊」に弱い性質(タチ)なので、「蚊」で移ると聞くと寒気がする。日本も、このところ、すっかり「陽気」も良くなって、例年より早く「桜の便り」も聞かれ始めた。まもなく?そんなハエや蚊の動き出す季節がやってくる。。。

ところで?鳥インフルエンザ、SARS、O-157。そして新たなる「チクングンヤ」と。このところ次から次へと押し寄せる「伝染病」のワ~ム。 いったい?これは何かの警告であろうか?それとも神の「お告げ」であろうか?ウ~ム。。。


「社民党」に慰められた「民主党」。。。

2006-03-18 18:55:04 | ニュースから考える

民主党の前原代表と社民党の福島党首ら両党の幹部が16日夜会談し、社民党側が「メール問題を早く終わらせて、野党第一党として元気を出して、小泉内閣の問題点を追及してほしい」と求め、両党が今後、国会対応で協力していくことで一致しました。NHK オンラインNEWS 03/18 07:31

未だメール問題にお苦しみの前原さんですが、いよいよもって?社民党の福島さんまでに慰められちゃいまいた。小泉さんを支持させて頂いている私ですが、これには思わず?「もらい泣き」ですねえ。ツラ過ぎる!!。。。(^-^)

勿論。福島さんを、議員としてではなく、一個人と見れば?なにも問題は有りませんし、むしろ昔あった「ピンポンパン」のお姉さんのように、お優しさが忍ばれる「良い人」なのだと思います。でも残念ながら?政治はそれだけでは「ダメ」なんですね。。。

ましてや国家国民に責任をもつ与党なれば?耳障りの良い事だけ言ってれば?済む立場では有りません。おそらく。社民党の福島さんも、小泉さんを一方的に「糞っけなし?」したり、「揚げ足取り」に終始したりする姿勢を直されれば?もっと「支持率」が改善すると思われますよ。与党の経験を知っている旧「社会党」の末裔なれば?当時を思い出して?是非「ご理解」賜りたいものですね。。。(^-^)

さて前原「民主党」ですが、岡田態勢の時の様に?主体性に欠けた「合議制」に逆戻りしたら?おそらく次回の選挙で「リングアウト」は必死と見られます。 おツライ時期とは思いますが、もう一度「検挙」に立ち戻って?小泉さんの優れたところを「見習う」姿勢が必要では有りませんか?主義の違う部分は、「さて置き」としながらも?「学ぶべき点」は多々有るハズですよ。。。

渡辺さんに依る国対の登板は、状況が状況ゆえ「仕方がない」としても、これを契機に今さら?経世会の大物が表に、しゃしゃり出る様では、もはや「民主党」の終末は避けられません。ましてや「団子三兄弟」の再登板に至っては?論外です。。。(^-^)

それにしても民主党は、小泉・竹中さんの「二人三脚」が、もたらした「プラス」の実績を、もっと素直に評価されるべきです。その上で、一定の「敬意」を払って頂くのが基本的なスタンスとして有るべきでは有りませんか?。。。

その意味で、改めて永田議員の例を出すまでもなく、根拠に乏しい内容で、「ワナに嵌める」様な質疑で「目立とう」とする様では、国会議員と言うより?単なる「評論家」と同じになってしまいます。選挙で信任を受けた議員としての「重み」と「自覚」を感じて頂きたいものですね。既に国民も「うんざり」しています。この先は是非とも「国会議員」としての「品格」有る「行動」なり「発言」なりに終始して頂きたいと思います。民主党の桜井さんにも、その辺を良く「お含み」頂きたいと考えます。。。

それこそ小泉さんのお蔭で、今の自民党は「若返り」が進み、「考え方」自体も、しっかりと「初期化」されましたので、一昔前の「野党」の様な?「革新的」な気概に満ち溢れた党に変わっています。ですから、民主党さんが、その気になれば?まずは「ケースバイケース」で、協力しあう事も可能なのではないでしょうか? 如何ですか? (^-^)v 

 


ワルは子供の頃に養われる?。。。

2006-03-18 10:21:24 | ニュースから考える

埼玉県警草加署は16日、ミニバイクで警官を故意にはねて大けがを負わせたとして、傷害などの非行事実で同県川口市立中1年の男子生徒(13)を補導、県南児童相談所に通告した。調べでは、生徒は15日午後4時20分ごろ、同県草加市長栄町の交番前の市道でヘルメットをかぶらずにバイクを蛇行運転。制止しようと道路に出た交番勤務の男性巡査長(27)をはね、左足骨折で1カ月半の重傷を負わせた疑い。生徒は免許を取れる年齢に達しておらず、盗難車のバイクを現場に残して逃げた。調べに対し「警官の制止が、むかついた。バイクは先輩からもらった」と話しているという。 ZAKZAK 2006/03/17

思い通りにならなけりゃ?警官と言えど「ひき殺し」兼ねない最近の子供達。。。 親から学校に行け?と言われて、頭にきた子供が腹いせに「家に放火する」という事件も有った。。。

記事にある犯人は中学一年の生徒らしい。まさに犯罪の低年齢化は留まる事を知らない。政府の進める「教育改革」も、まさに緒に就いたばかりだ。成果が出て来るのは、まだまだ先と思われる。。。

こういうヤツ等の「ねじ曲がった」根性を修正するには、生半可のエネルギーでは無理だ。今こそ、愛情をもって、それこそ涙を溜めながら?思い切って叩く「百叩き」刑が待たれるところだ。。。。

それにしても、この警官、こうまでされて?何故発砲しなかったのか?一瞬の発砲の「ためらい」が犯人を、取り逃がし、何よりも自らの「生命の危機」をもたらしている事を、早く気付いて頂きたい。発砲には、犯人に更なる「罪作り」をさせない事も、重要な役目としてあるのだ。。。

警官の発砲は、なにも犯人を「射殺」するばかりを目的としていない。何よりも「逃走」を防ぎ、警察官自らの安全を確保し、広い意味で、犯罪の蔓延を予防する意味もある。。。

これからの時代。警察官が「発砲」をためらう事は、「美徳」でもなんでもない。むしろ「職務怠慢」として許されない時代と理解されたい。。。

今日のように凶悪化が加速している以上、取り締まる側の警察官の「意識」も、きっぱり変えて頂かないと、何時の日か?発砲をためらった末の殉職は「自己責任」とされ兼ねないぞ?。。。

 


スリルより風情を楽しもう。。。

2006-03-16 23:56:08 | ニュースから考える

山形県戸沢村の最上川で今月4日、川下り中の舟と対向してきた回送舟が接触し団体観光客17人が軽傷を負った事故で、東北運輸局は16日、運航会社の最上峡芭蕉ライン観光(戸沢村、鈴木富士雄社長)に対し、海上運送法に基づく安全確保命令を出した。東北運輸局は特別監査を実施し、回送舟の船頭の前方不注意を指摘。下り舟と上り舟が行き会う場合の連絡を確実に行うことや、乗組員に対する安全教育と見張りの徹底を求めた。(日本経済新聞社 NIKKEI NET 03/16 12:00)

私も「川下り」が好きで、これまでも幾度となく観光船に乗る機会をもった。そういう時に、しばしば感じる事は、船頭が「慣れ」で操船を甘く見ているのでは?と言う思いだった。。。

ワザと?岩と「かすめて」見たり?水をかぶって見せたり?など。時には「あわや?」と感じさせる事もある。勿論。半分は、船頭による乗船客への「サービス」と承知しているが、彼等の余裕をかました笑顔の裏に?実は、どれ程の『ひやり。はっと?』が隠されているか?想像するだけで恐ろしい?。。。

鬼怒川の川下り。天竜川の川下り。最上川の川下りなどなど。記憶に残る著名な事故は、どれも船頭の「操船ミス」が原因と思われた。。。

乗っていて感じる事は、若い船頭への「世代交代」が進んでいるのでは?という印象である。決して若い「兄ちゃん」の操船を否定するものではないが?何故か粗野で「荒削り」の印象が否めず、風情が感じられないのは?寂しい。。。

船会社も、客を楽しませる演出を「スリル」一辺倒に頼るのではなく、船頭に、もっと気の効いた会話や知識。味のある「喉」などを客に提供する確かな教育と工夫をお願いしたいものだ。。

私的には、もっと。ゆったしとした操船の中にこそ、「安全性」を確保するヒントが詰まっている様に感じている。またそれは集客にも貢献すると思われる。。。。