は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

広がる「燃料サーチャージ」。。。

2008-05-31 22:57:56 | ニュースから考える

陸運最大手の日本通運は31日、軽油市況に連動して一定額をトラック輸送運賃に上乗せする「燃料サーチャージ」を6月から導入することを明らかにした。陸運大手では初めて。ヤマト運輸も追随する見通しで、原油高を運賃に転嫁する動きが陸運業界でも広がりそうだ。  【時事通信 JIJI PRESS 2008/05/31-11:09】

業界が生き残るためには必ず来るとは思っていたが、・・・やがて海運も、これに続くだろう。そして何時かはタクシーも・・・

公共のバスは、どうなるのだろうか。高齢化の煽りか、今や昼間のバスは、無料パスで乗るお年寄りが随分と目立つ・・・食っていけるのか?・・・

組織的に動けるところは?まだ価格転嫁も出来ようが・・・それが出来ない個人トラックや零細なバス業界はツライ・・・しわ寄せの矛先は人件費の抑制しか道はない。更なる加重労働が心配される。。

といって?ガソリン税を下げたら?・・他が立ち行かない。それを頼りに食っている業界もあるのだ。基本的には「燃料サーチャージ」分は、法律で加算を義務付ける他なかろうと思う。・・・かくして全ての物価がまた上がることになる。庶民としては、これをどう迎え撃つべきか。知恵を出せ!。。

かっては世界経済の中で、一人勝ちを演じてきた日本だったが、・・・いつまでも遠い過去の栄光を追いかけている場合ではない。不気味な「スタグフレーション・スパイラル」も心配される。迎える未来には群雲が広がって来た。。

頑張れ。ライジングサン!・・・負けるな大和魂!・・・

 

 

 


終身刑の創設などもってのほか。。。

2008-05-31 19:30:04 | ニュースから考える

終身刑の創設などを目指す議員連盟「量刑制度を考える超党派の会」(会長=加藤紘一・自民党元幹事長)の会合が30日、国会内で開かれ、量刑のうち、死刑と無期懲役の間に、仮釈放のない終身刑を創設することで一致した。 今後、各党で賛同が得られれば秋の臨時国会に議員立法で刑法改正案を提出する。党議拘束を外した採決を目指す。 同会は来年5月から始まる裁判員制度での量刑判断の際、裁判員が格差のある死刑と無期懲役の選択に悩まないため、<1>仮釈放のない終身刑の創設<2>最短10年で仮釈放が認められる無期懲役の仮釈放までの期間延長--などの案について検討してきた。 3回目のこの日の会合では、「無期懲役を重くして終身刑に近づけるより、終身刑の創設の方がいい」(公明党・浜四津敏子代表代行)など、終身刑創設の案が最も多くの支持を得た。 (2008年5月30日19時15分 読売新聞)

かかる刑法で発生する金はだれが賄うのか?・・・人を殺した凶悪犯の飯代のために、私の払う税金は一切使って欲しくない。。

そんなものに金を使うくらいなら?・・被害を受けて生活保護を待っている人や、交通遺児や、その他、様々な善意の弱者達に振り向けられるのが先でなくてはならない。。

限られた税金は、有効に活かされるべきであって、一円たりとも無駄に使って欲しくない。ましてや?・・こんな法律の為に、将来、消費税が上がる事があっては絶対にならない。もってのほか。言語道断である。。

私のブログでも、過去に何度となく書いてきたが、現在でも犯罪者の高齢化により、刑務所は「老人ホーム」化しつつあるという。(その実態は、これまでも何度となく、テレビの番組内でレポートされているから、見た方も多いと思う。) それを更に助長するようなものである。。

繰り返しになるが、犯罪被害者の感情を無視して、加害者の凶悪犯を更に生きながらえさすことに、国民の貴重な税金を使おうとする法案には、私は断固反対します。。。\_(-_- 彡

法案には、必ず国民投票を掛けてからにしてもらいたい。さもなくば、国民全員でゼネストを起こしてでも、反対すべきマターである。。。


 

 

 


和歌山の配管ミス・・・ドジョウが出て来て「こんにちは?」・・

2008-05-31 16:01:10 | ニュースから考える

和歌山県湯浅町で、水道管の接続を間違え、住宅2棟に数カ月間、防火用のため池の水が水道水として供給されていたことが31日、分かった。町によると、07年11月、青木地区に造成された住宅用に、町道に埋められた水道管と引き込み管をつなげる工事を施工。業者が防火用配水管とつないでしまった。「水がにおう」などと苦情が寄せられ、28日に確認したところ、引き込み管からドジョウ1匹が出てきた。 【共同通信 KYODO NEWS 2008年5月31日(土)11:46】

横浜で開かれている「アフリカ開発会議(TICAD)」に、福田首相らが出席し、連日に渡り精力的な会談を続けられている。日本は、これらアフリカ諸国に対し、多額のODA支援を表明したもようだ。。

先日もTVのニュースを見ていたら、確かにアフリカの水事情は悪い。そもそも水道が無い地区が多く、仮に有ったとしても?断水が多いという。それ故に、住人達は不衛生な「溜まり水」と承知で飲むことを余儀なくされているという。。

その為か、子供達に下痢などが耐えないとされ、伝染病などの危険も増加し、若くして命を落とす子供達も多い。アフリカでは五歳まで生き延びることが大変といわれている。。

ところが記事を見ていたら?日本でもアフリカと同じく、不衛生な「ため池」の水を飲まされていた住人らがいた。これまで水の異常を訴えるも、対応が遅く、昨年の11月から、半年も飲まされ続けていたらしい。作業員による配管ミスのようだが、住人の中には、乳児が腸炎にかかったという報もあり、怒り心頭と思われる。。

しかも調べたら?水道の配管から?ドジョウまで出て来る始末。これには住人らも「のけぞった」に違いない。まったく。ふざけた話である。「ごめん」で済まされる話ではない。住人らは、保障もさることながら、役人と施工業者に対し、「今度はお前らが飲んで暮らせ!」と息巻くべきである。あったま来ちゃうよねぇ。。。

アフリカへのODAも良いが、国内にもODAをせよ!。。。

 

 


乳飲み子を海に投げ捨てた鬼母。。。

2008-05-31 12:18:05 | ニュースから考える

生後2か月の娘を海に落として殺害したとして、宮城県警石巻署は30日、同県石巻市門脇、無職宮守香緒里容疑者(25)を殺人容疑で逮捕した。 発表によると、宮守容疑者は28日午前0時ごろ、同市の石巻漁港西側の防波堤から二女はるかちゃんを海中に落として殺害した疑い。「無理心中しようと思い、投げた」などと供述しているという。 29日午後、はるかちゃんの祖母から「孫がいなくなった」と通報があり、同署が宮守容疑者から事情を聞いたところ、石巻漁港で投げ捨てたことを供述した。同署員らが30日午前、殺害現場とみられる防波堤付近ではるかちゃんの遺体が浮いているのを見つけた。 はるかちゃんに目立った外傷はなく、水死とみられる。 (2008年5月31日01時34分 読売新聞)

記事を見れば?無職宮守香緒里容疑者とある。普通なら「主婦」宮守香緒里と載せるべきところ、あえて「無職」としたからには?・・憶測になるが、旦那と分かれた一人身女性なのか?・・或いは未婚の母では?・・との推測が成り立つ。。

はたして、この女性に何が有ったのか?起こったのかは知る由もないが・・兎も角も、十月、十日を耐え、お腹を痛めて産んだ我が子を、無残にも海に投げ捨てた母親の感覚とは?・・・

動機として「無理心中しようと思い、投げた」と述べてるようだが、その覚悟が真実であるなら?・・大切な子は自分の身体に縛り付けて身を投げるのが普通だ。・・・しかし容疑者は、子供のみを投げ捨てている。。

今回の「乳飲み子」が海に捨てられた事件から転じて、私は講談に良く登場する静御前の悲劇を思い起こした。当時、源頼朝は、義経の子を身ごもり、産み落とした静御前から、生まれたばかりの子を奪い、荒れ狂う夜の海(由比ヶ浜)に投げ入れさせた。講談では、泣き叫び抵抗する静御前の姿が良く描写されていて、聞くたびに涙をさそわれる。。

昔の人は「子は鎹(かすがい)」と言って大切にしたものだが・・それも今の人には通じないらしい。残念ながら、今や、この言葉は「死語」のようである。検察は、この身勝手な母親に対し、どうか世間が納得するような?厳しい刑を求刑して頂きたい。さもなくば、この子は浮かばれない。。

昼間の海は、陽の光に煌めいて美しい。希望にも溢れて見える。だが夜の海は逆である。闇は見る者の心を閉ざし、深い「恐れ」を抱かせる。漁師に伝わる「板子一枚下は地獄」という言葉も?・・そんな海への「畏敬」の念から出た言葉ではなかろうか。。

生後二ヶ月といえば?まだ目も開いていない時期である。私は、幸せ薄いこの子にとって、それが、この世に生を受けた、せめてもの「幸せ」と映った。何故なら?・・わが身を海に投げ入れる母親の顔を見ずに済んだのだから・・・(v_v) 
 

 

 


「プリントゴッコ」が販売中止?。。。

2008-05-30 23:05:35 | ニュースから考える

理想科学工業は30日、家庭用簡易印刷機「プリントゴッコ」本体の国内販売を6月末で終了すると発表した。 年賀状作成やプリントTシャツが手軽にできる機械として人気を集めたが、パソコンやインクジェットプリンターの普及で需要が激減していたという。インクなどの消耗品は当面販売を継続する。 プリントゴッコは1977年に発売され、累計販売台数は約1000万台。販売台数は87年度の72万台、金額ベースでは93年度の153億円がピークだった。最近では年間数億円の売り上げにとどまっていた。 【読売新聞社 YOMIURI ONLINE 2008年5月30日(金)19:43】

「プリントゴッコ」・・ウ~ム懐かし~い。。私も、一時は「プリントゴッコ」に凝って、初期型と、後期の高級なタイプと、二つも買ってしまったっけ。。^^

買うときは、あれもしよう。これもしようと、思い巡らして買ったのだが、結局、使ったのは年賀状だけだった。。(^^ゞ

今思えば?・・印刷コストも、結構、掛かる商品だった。掛からないように見えて意外と掛かっていた。。

ただ?・・「プリントゴッコ」の場合は、単に印刷するという枠を超えて、出来上がりをイメージしながら「作る楽しみ」や「工夫する楽しみ」を提供するという?・・今日の「インクジェットプリンター」にはない?・・企画に独自性が感じられる商品であった。。

ただ?画質の点では、現代の高品位な「インクジェットプリンター」などに比べると、遠く及ばぬものが有るが、良くも悪くも、二十世紀の「臭い」が、プンプンと残る懐かしい「アナログ商品」である。。

ちなみに我が家の「プリントゴッコ」は、今では押入れの隅に追いやられたままになっているが、今回の販売中止のニュースを受けて・・急に可愛いさが増してきた。不思議な気分だ。。(*´д`*)  

せめて無くならないうちに、パーツの一式ぐらいは、買い求めてストックして置きたい気になった。。┐(´ー`)┌

 


 

 


押入れの天袋に見ず知らずの女が住み着いていた?。。。

2008-05-29 16:57:36 | ニュースから考える

押し入れの中に、見ず知らずの女が住み着いていた!? 福岡県警粕屋署は28日、同県志免町の男性(57)宅に忍び込んだとして、住居侵入の現行犯として住所不定、無職堀川タツ子容疑者(58)を逮捕した。押し入れ内の天袋にマットレスを持ち込み、生活までしていたという。 同署によると、男性は1人暮らし。以前から家の食べ物がたびたびなくなることを不審に思い、人影に反応すると画像が携帯電話にメールで送られる仕組みの警報装置と監視カメラを室内に設置。この日午後2時すぎに外出すると、十数分後に不審者が写った画像を受信した。男性の110番通報で署員が駆け付け、天袋に隠れていた堀川容疑者を発見。午後3時10分ごろ現行犯として逮捕したという。いつから、なぜ住み始めたのか調べている。 【西日本新聞 2008年5月29日(木)10:30】

へぇ~え。こんな事もあるんだねぇ。面白い話があるもんだ。。

兎角、屋根裏などに、ネズミが住み着いちゃって困るという話は聞くが・・まさか?見ず知らずの女が住み着いていたなどとは?・・「お釈迦様でも気が付くめぇ?」・・てな感じも抱く・・さっぱり分からん。。┐(゜~゜)┌

それにしても?この女性・・どういう理由で、この方の家を選んだのだろう?・・歳も一つ違いということで、タイプだった可能性もある・・押しかけ女房でも企てたのか?・・ウ~ム気になる。。(ーー;)  

 

 

 


内政干渉も甚だしいアムネスティ・インターナショナル。。。

2008-05-28 22:41:47 | ニュースから考える

国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)が28日に公表した2007年の世界の人権状況に関する報告書で、日本について「9人が処刑された。死刑判決の確定は23事件で、1962年以来最も多かった」と指摘した。 アムネスティ・インターナショナル日本の寺中誠事務局長は同日、東京都内で記者会見し、「日本では殺人事件は激減しているが、死刑判決と死刑執行は増えている」と批判。来年5月に始まる裁判員制度について「多数決で死刑を科すことのできる制度であり、人権上極めて問題だ」と話した。 【時事通信 JIJI PRESS 2008/05/28-16:58】

「ふざけんな!」と言いたい。とんでもない内政干渉である。大きなお世話も甚だしく、自分らの論理を身勝手に押し付けて来るのは?・・傲慢極まりなく、迷惑千万な話である。。

日本の場合、死刑を求刑される受刑者らは、大概の場合、既に複数の人数を殺しているか?・・或いは、仮に単独でも、常軌を逸した凄惨なる殺し方で、社会に与えた影響が著しい場合と相場が決まっている。

しかしながら、死刑か?終身刑か?の議論になると?・・死刑回避論者は、殺人者の今後の更生議論ばかりを先行させ、殺された者の「無念さ」や「憤り」という「声なき声」に耳を背け、人が人を裁く限界論に持って行こうとする傾向がある。

ボクシングで言うところの?クリンチに近いものであって、こうした態度で、ことの争点をぼかそうとする行為は、死者に対する「冒涜行為」として、激しい憤りを禁じえない。そもそも、複数の者の人生を、自己中心的な観点から一方的に奪っておいて、今更、更生もクソもなかろうに?・・というのが私の基本的な考え方にある。

しかしながら、昔から「盗人にも三分の理」といわれるように、例え凶悪な殺人者であっても?そこに至る「已むに已まれぬ」理由や経過を、公判を通して、世間に知らしめる意義は大いにあると思う。だが例えどの様な理由が有ったにせよ?・・究極の復讐を成し遂げた後は、自らを律し、潔く刑に服するというのが?そもそも「筋」であり、「人の道」ではなかろうか。

ちなみに、私が日頃から尊敬してやまない「赤穂浪士」の皆さん方。彼らの行った行為は、当時も今も決して許されものではない。しかし、そこに至る過程や心情は、三百年の時を経てもなお、良く理解できるものである。その為、当時から「仇討ち」を成し遂げた藩士らに対する「助命嘆願」の声が多かったという。しかし当時の幕府は、様々な意見を聞いた上で、彼らに毅然と「切腹」を命じた。(一説には荻生徂徠の進言とも言われるが・・) 
一見、冷たく見える裁定だが、あくまでも「法は法である」という当時の幕府の考え方や判断は、今日的にみても、十分納得の行く優れた判断であったと思う。ちなみに赤穂藩の元家老の大石内蔵助は、切腹を前にして、辞世の句を次のように詠んでいる。

「あら楽や 思いは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲無し」

私としては、如何なる理由があったにせよ?複数人の人生を、無理やり奪った以上は、彼らのように生き恥を晒すことなく、潔く死するのが「道理」だと考える。
ましてや?何の落ち度もない者を、通り魔的に無慈悲にも殺した場合などは、例え一人の殺しであっても?本来は「死刑」にするのが?・・誰の目にも分かり易い求刑と言えまいか?・・しかし日本の場合を考えると?厳しくても「無期懲役」が関の山という現状がある。
仮に百歩譲ったとして、単独殺人は兎も角も、複数人を殺害した場合などは、私としては、特段の事情がない限り、原則「死刑」が相当と考えている。さもなくば?殺されたものは?・・単に殺され損として浮かばれることはない。

意思を持ってする殺人は、事故とは全く違うものである。故意に人を殺してもなお、死刑にならないとしたら?悪の連鎖を誰が止めるというのだろうか?・・死刑があっても難しいかもしれないのに?・・しかも死者の無念は、司法が晴らさずして誰が晴らすというのか?・・その意味でも?究極的な抑止力としての「死刑」は已む得ないものである。。。

 

 


精神鑑定への扱いで?判決に大きな開きが出る事に危惧を覚える。。

2008-05-27 23:02:47 | ニュースから考える

東京都渋谷区の自宅で2006年、妹の武藤亜澄さん(当時20歳)を殺害し遺体を切断したとして、殺人と死体損壊罪に問われた元予備校生、武藤勇貴被告(23)の判決が27日、東京地裁であった。 公判では、犯行時に善悪を判断する能力(責任能力)があったかどうかが争点となったが、秋葉康弘裁判長は、殺害時には責任能力はあったとして、武藤被告に懲役7年(求刑・懲役17年)を言い渡した。死体損壊については、無罪とした。
 武藤被告は06年12月、亜澄さんを浴槽に沈めるなどして窒息死させた上、遺体をバラバラに切断したとして起訴された。 武藤被告は殺害などの事実関係については認めたが、弁護側は「責任能力はなかった」として無罪を主張。公判では精神鑑定が行われ、「殺害時は、精神障害により責任能力が著しく低下し(心神耗弱)、遺体切断時は責任能力はなかった(心神喪失)」との鑑定結果が示された。 これに対し、検察側は「犯行手段や遺体を切断して隠した証拠隠滅工作などを総合的に考慮すれば、完全な責任能力があったことは明らか。鑑定結果は信用できない」と主張していた。 刑法は、責任能力がない場合は罰せず、著しく低下した場合は刑を軽減すると規定している。 (2008年5月27日13時48分 読売新聞)


普通なら12~14・5年がイメージされるところだが・・・今回は、遺族である同じ家族の意向も反映されてるように思えてならない。兎も角も、これが判例とされることには?激しい憤りとともに、異議を唱えたい気持ちである。。

というのも?先月、同じく東京地裁にて、注目の判決があったのを、皆さんも、ご記憶されていると思う。それは東京都渋谷区の自宅で、外資系金融会社勤務の夫を殺害し、遺体を切断し遺棄したとして、殺人や遺体損壊、遺棄などに問われている妻・歌織被告に対し出された裁判であり、結果は、まずまずと思われる懲役15年だった(求刑懲役20年)。。

この時も、被告の「精神鑑定」に対する扱いが注目された。しかも当時、検察側、弁護側の双方が立てた鑑定人による「鑑定結果」は奇しくも同じだった。その為、軽い判決になるのではないかと?多くの国民が心配する中、地裁判事は、「鑑定結果」は、あくまでも数ある資料の一部に過ぎないとして、結果への考慮はするものの、「判決」に大きく影響を与える事はされなかった。。

一方今回は、同じ東京地裁に有りながら、担当判事が違うのか?前回とは「真逆」ともとれる判決になったことは、正直、私も驚きを隠せないでいる。共に世間が注目する「殺人・遺体損壊・遺棄」という共通項の事件だけに、「精神鑑定」に対する判事の考え方如何で、かくも大きな差が出る事は、将来に向けて、由々しき問題と感じられた。。

ちなみに三月に出された秋田の「連続児童殺害事件」で、検察から「死刑」を求刑された畠山鈴香被告に対し、秋田地裁が出した結論は「無期懲役」というものだった。二人の幼い児童を殺害してなお?「無期懲役」とは?・・軽すぎると多くの批判がある中で、判決では、被告の悲運な「生い立ち」にも配慮したものと受け取られていたが、実は鈴香被告にも「精神鑑定」が出ていた。おそらく地裁判事は、ここでも「精神鑑定」に対する一定の考慮をしている様子が伺える。。

判決を受けて鈴香被告は、原告側遺族に対し、法廷内で深々と土下座をし謝罪の姿勢を見せた。この時は私も、被告の姿勢を見て、今後、控訴すべきかどうかは?・・亡くなられた米山豪憲君のご両親の判断に尽きると考えていた。しかし驚くべきは、この「温情判決」にも拘わらず、被告サイドは、この判決になお不服として、直ちに控訴したというのである。いったい?あの土下座謝罪は何なんだったのか?単なる芝居か?・・と思わせるにたる極めて不可解な行動をとった。。

続く今回の武藤被告への判決である。おそらく遺族側である同じ家族の中からの「情状酌量」を求める意向が働いていた事が予想されるが、鈴香被告の例もあり、過度な「情状酌量」は、亡くなった者への冒涜にもなり兼ねない危惧を覚える。。

その意味で、今回の懲役7年というのは?・・私的には、あまりにも軽すぎる「不当判決」であると言わざるを得ず、今後の判決において、鑑定人の「精神鑑定」への取り扱いが、過度に考慮される「流れ」になりやしまいかと心配される。。

というのも?判決の際に過剰に考慮され過ぎると?・・鑑定人の判定結果で、事前に「判決」そのものが決まってしまう可能性も予想され、その様な事では、司法の独立的判断を脅かすもととなり、極めて由々しきものである。検察は直ちに控訴すべきである。。。

 

 


刑務所でアダルトサイトを満喫。。

2008-05-26 22:53:10 | ニュースから考える

横浜刑務所は26日、男性法務技官(53)を同日付で減給5%(1か月)の懲戒処分にした。 発表によると、法務技官は、横須賀刑務支所で受刑者の作業計画を担当していた2003~08年、内規で禁止されているにもかかわらず、貸与されたパソコンをインターネット回線に接続。アダルト画像約200枚を含む約2000枚の画像や、約6000曲の音楽をダウンロードして保存するなど、私的な目的で使用したとしている。 法務技官は「軽い気持ちでやってしまった」と話しているという。 同刑務所の春日厚志所長は「二度とこのような事案が発生しないよう職員の綱紀維持の徹底を図りたい」としている。 (2008年5月26日19時21分 読売新聞)

もしも私物のパソコンなら、業務期間中に使用してない限り、プライバシーへの干渉として、大きなお世話と一蹴されるべき事案だ。しかし業務用のパソコンを使ってでは、流石にマズイだろうと理解する。法務技官という職が、暇をもてあますポジションなのか?・・実に脇の甘い男である。発覚した以上は、かかる「お仕置き」は当然である。日頃のサボリ勤務が一目瞭然となり、まさに赤っ恥、青っ恥である。。

今や情報管理の甘さが、企業経営の存亡に関わることもある時勢だ。特にIT関連の企業では、情報漏洩が、企業経営そのものを危うくする事態ともなり兼ねない。海上自衛隊のイージス情報の漏洩をはじめ、ウィニーによる漏洩問題も繰り替えされている。ましてや今回は、舞台が刑務所である。もっと緊張してもらわないと?・・受刑者への示しがつかない。。

以前、どこの局の番組だったか忘れたが、企業情報の取り分け「顧客情報」の管理について、ソフトバンクのセキュリティへの取り組みをレポートしていたが・・それによると?コア部分への出入りは、厳重を極め、単にIDカードだけのチェックのみならず、それこそ航空機への搭乗に見る物々しさであった。。

ソフトバンクも過去には、大々的に顧客情報を漏洩してしまうという?大失敗を乗り越えて、今日の改善になったという。その為か?今では「羹に懲りて膾を吹く」という位に厳重になった。セキュリティの高さはズバリ信用である。ソフトバンクの改革は好印象に映った。。

それにしても就労中のアダルトサイト閲覧などは、そうしたセキュリティ以前のものであって、恥ずかしい行為と分かって欲しい。所内での閲覧は、もう止めて頂きたい。。。

 


後期高齢者である三浦雄一郎さんの快挙を祝します。。

2008-05-26 22:50:21 | ニュースから考える

プロスキーヤーの三浦雄一郎さん(75)が26日、エベレスト(中国名・チョモランマ、8848メートル)の登頂に成功した。前日の25日に76歳のネパール人男性が登頂に成功したため、狙った世界最高齢登頂はならなかった。東京都内の事務所に現地から連絡が入った。 三浦さんは登頂直後、ベースキャンプとの無線連絡で「エベレストの頂上に上がれて最高です。前回は曇りでしたが、今回は最高の天気です。祝福してくれてありがとう」と喜びを語った。 三浦さんは2003年、当時最高齢の70歳でエベレストに登頂したが、日本人男性2人が記録を更新。ネパール人男性の登頂までは、昨年成功した長野県の元中学教諭柳沢勝輔さんの71歳が最高齢記録だった。 ベースキャンプからの連絡によると、三浦さんは26日午前0時15分(日本時間同日午前3時半)ごろ、標高8400メートル付近の第5キャンプを出発し、午前7時33分(同10時48分)、頂上に到達した。 【2008/05/26 11:57 共同通信】

三浦雄一郎さん。登頂成功、おめでとうございます。75歳にして、この快挙。まさに素晴らしいの一語である。。

このところ後期高齢者医療保険では、マスコミの先導からか?イメージだけで、ブ~たれるご老人も多いが?・・一方では三浦雄一郎さんのように、お歳を召しても尚、ポジティブに生きられる方もおられるということは、日本の未来も、まだまだ捨てたものではないと勇気付けられた。三浦さん!ありがとうございます。。

地味ながら、こういうお元気な「ご老人」が増えてくれるような?・・高齢者を応援するような?・・政策を打つことも大切なのだ。。。

 

 



兄弟喧嘩が殺人に発展。。

2008-05-25 22:15:20 | ニュースから考える

19日午後0時15分ごろ、千葉県習志野市谷津のマンション「谷津パークタウン43号棟」の10階1008号室で、住所不定、無職松本英昭さん(64)が血まみれになって倒れているのを、通報で駆け付けた習志野署員が見つけた。同室に住む英昭さんの弟、純容疑者(60)が「口論の末に殺してしまった」と話したことから、同署は殺人容疑で現行犯逮捕した。 同署の発表によると、純容疑者は、包丁(刃渡り30センチ)で英昭さんの背中を刺した後、自ら110番通報したという。 英昭さんは道交法違反(ひき逃げ)などの罪で3月に起訴され、19日、千葉地裁で懲役10月・執行猶予3年の判決を受けたばかりだった。純容疑者は情状証人として出廷し、英昭さんの更生を誓っていた。 (2008年5月19日21時56分 読売新聞)

兄弟喧嘩などから、一転して殺人に発展してしまうというケースがこのところ随分と目立っているように思う。(先月の12日には、茨城で、やはり兄弟喧嘩から、兄が弟を金属バットで殴っている。幸いにして、命に別状はなかったが・・同日のブログ参照)

今回の記事の男も、どういう理由で兄を刺してしまったのかは知らないが、いずれにしろ、刺すからには、お互い、相当に激高していたことは察するまでもない。喧嘩は大抵が「売り言葉に買い言葉」の応酬から始まるものだ。。

相手の気持ちも考えず、言わなくてもいい事を、高飛車で言ったり、心の琴線に触れるような事を、無神経に言ったりするところから、次第に感情を高ぶらしてゆくのである。その結果、最後は収拾がつかない事態にまで発展してしまうのである。。

こう言ってはなんだが、喧嘩は場の「流れ」である。殺された方は、お気の毒ではあるが、喧嘩は両成敗であらねばならない。原因を作ったものがどちらだったのか?・・「死人に口なし」ではあるが、それでも、それを踏まえた上での?ジャッジでないと?・・私は真の公平性は保たれないと思う。。

今後、警察の取調べによって、事実関係がはっきりして来ると思うが、二人は他人ではない。血を分けた兄弟である。せめて喧嘩は「殴りあい」程度に留めて欲しかった。。

兎も角も、例えどうあれ、既に人一人を殺してしまった以上は、全てが「覆水盆に帰らず」である。かくなる上は、潔く刑に服して頂きたい。。。

 


被災者らを食い物にするヤカラ達。。

2008-05-25 22:13:37 | ニュースから考える

【成都(中国四川省)=竹腰雅彦】中国の四川大地震により家を失った避難民約500万人の住居確保が最優先課題となっている被災地で、不足するテントの流用や高額での販売など不正行為が横行している。 被災地では、いまだにビニールを張っただけで路上生活を強いられる住民も目立つ。四川省 都江堰 ( とこうえん ) 市郊外の路上で10日以上生活する40歳代の農民は「(支援のテントが)まだ回ってこない」と語気を荒らげた。四川省ではなおも約300万張りのテントが不足している。中国政府はテントの増産を奨励するとともに、国際社会に緊急援助を求めている。 しかし、地元の役人が被災者に回すはずのテントを自分の親戚に流用するケースが伝えられたほか、地震発生後、赤十字の名義で救援用のテントなどを仕入れ、800個を12万元(約180万円)で売った成都の業者が摘発されたという。 当局は流用を禁じており、23日の会見でも「徹底的に取り締まる」と宣言したばかりだが、効果は不透明だ。 【読売新聞社 YOMIURI ONLINE 2008年5月24日(土)20:45】

日本の阪神淡路の震災では、企業はみな損得抜きに行動したが・・・ここ中国では、そうとも言えぬようだ。。他国のことながら、これら被災者の足元を見た醜い犯罪行為には「うんざり」させられる。これでは北朝鮮と変わらない。。

阪神淡路では、あの山口組までが、連日「炊き出し」を実施し、大勢の被災者を救ったが・・・中国の「蛇頭」が炊き出しをしたという話は未だ聞いた事がない。。

ダンボール肉まんの事件(後にヤラセと判明)じゃないが、記事の事例は「儲けの為なら?なんでもやる」という?中国人気質が透けて見えるようで寒い。。

これを「商魂逞しい」と取るべきか?「卑しい」と片付けるべきか?・・人によって見方は様々だが、兎も角も、これが紛れもない中国人の一断面であると認識されたい。。

中国の公安は、被災者保護のため、それらを、しっかりと取り締まる必要がある。。。

 

 


オッケー、オッケーの連発に、富士のお山も苦笑い?・・・

2008-05-25 10:18:40 | ニュースから考える

自民党の小泉元首相、麻生太郎・前幹事長、中川秀直・元幹事長らが24日、山梨県山中湖村でゴルフを楽しんだ。 同党の「ゴルフ振興議員連盟」(会長=衛藤征士郎・元防衛長官)が7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の成功を後押ししようと企画したもので、米国のシーファー駐日大使のほか、サミット関係閣僚の高村外相、額賀財務相や、御手洗日本経団連会長らも参加した。
 麻生氏は第一打を左にミスショットすると、後の人が打ちやすくなったと言わんばかりに「最近、気配りがいいでしょ」とニヤニヤ。これに、中川氏が「(『ポスト福田』への準備を)少し意識し始めたのかな」と冗談を飛ばす場面もあった。 プレー後、小泉氏は「政局の話は一切なし」と説明。6位となった麻生氏のスコア88について「末広がり(で縁起が)いいんじゃないの」と語った。参加議員は「富士の会」を結成し、今後もゴルフなどを通じて懇親を深める予定だ。(2008年5月25日00時34分 読売新聞)


この季節はゴルフも気持ちがいい。自然の英気を養って、束の間のリフレッシュ・・結構なことです。。(^^ゞ

プレーヤーには、小泉さんと共に、ポジティブな姿勢が爽やかな中川秀直さんの名も見える。今回のメンバーの中には、にこやかな笑みがチャームポイントの麻生さんも見えるが、リーダーとしての顔は、中川秀直さんの方が一枚上だ。。

こういう会は超党派の集いにして、たまには前原さんらも招待して頂きたい。。

そして、引き続き「改革」への熱い情熱で、国民を奮い立たせて欲しい。。頑張れ!小泉軍団。。。 

 

 



自作自演の消防団員。。

2008-05-24 22:36:15 | ニュースから考える

熊本県警は24日、同県美里町堅志田、町消防団員の介護福祉士三浦健容疑者(27)を非現住建造物等放火の疑いで逮捕した。 発表によると、三浦容疑者は4月9日午後11時ごろ、自宅近くの元製茶工場にマッチで火をつけ、木造平屋の同建物約250平方メートルを全焼させた疑い。容疑を認めているという。 三浦容疑者の自宅周辺では昨年12月から今年4月にかけて、空き家や倉庫内の木材などを焼く不審火がほかに4件発生しており、関連を調べる。 三浦容疑者は4月9日夜、不審火を警戒する地元住民らのパトロールに参加した後で元製茶工場に放火し、消火活動に加わっていた。 近くに住む男性は、「(三浦容疑者は)何回も不審火にすぐに気付いていたので、地元では『すごいね』とうわさしていた。まさか逮捕されるとは」と驚いていた。 (2008年5月24日12時19分 読売新聞)

えぇ~っ。うっそ~と思われる自作自演の消防団員のニュースは、これまでも何回かニュースに登場した。。

今回、放火したとされる消防団員の男は、本業は介護職であった。介護は「忍耐」と「奉仕の精神」が要求される過酷な職業だ。。

記事によれば、この男は、一般的な「二級ヘルパー」の資格ではなく、さらに専門的な知識と技能を備えた上級の「介護福祉士」の資格を有している。つまり本格的な介護職を目指しての十分な知識と経験も積んでいることを意味している。そんな「奉仕の精神」を学んだものが、なぜ放火なんて・・・

私が思うに、ストレスの多い介護職にあって、自分を押し殺して・・「いい人を演じる」のに?・・限界を感じてしまったのではなかろうか?・・この世界では良くある「燃え尽き症候群」である。。

それにしても、燃え尽きたといって、新たに火をつけるというのは?・・ウ~ムである。。

ちなみに自作自演の放火というと、私は、一昨年に長野県諏訪市で起きた「くまえり事件」が、真っ先に思い起こされる。当時、タレント志望だった自称「くまえり」こと平田恵里香容疑者も、放火の動機として「スカッとした」「みんなが騒ぐのが面白かった」などと供述していた。。

本件の男も、介護疲れで「スカッ」としたい気持ちは分かるが、仮にそうであったのなら、もっと別なハケ口を探して欲しかった。放火の罪は重い。ストレス発散の代償はあまりに大きい。。。

 


 


危険人物。。。

2008-05-23 23:41:42 | ニュースから考える

大阪府枚方市の府営住宅で14日夜、15歳の少年2人が刺された殺人未遂事件で、大阪府警が指名手配中の石津淳容疑者(40)が「お前らもう終わりじゃ」と言い、いきなり襲っていたことが22日、分かった。
 石津容疑者は事件後に逃走。京都市南区の路上で21日、自転車に乗った女性(45)が刺された強盗殺人未遂事件に関与した可能性が高く、京都、大阪両府警が行方を追っている。  【時事通信 JIJI PRESS 2008/05/22-21:07 】


オイオイ。早く捕まえてくれ!。。

これじゃあ?市民は枕を高くして寝られない。容疑者は相当に自暴自棄になっているようだから、手負いの熊と同じくらいに危険である。。

それこそ、出会い頭に何をするか分からない。警察は、これ以上、犠牲者を増やさない意味でも、見つけ次第、射殺も視野に入れ行動して欲しい。。。