は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

中国の水事情と進む環境破壊。

2005-06-30 12:13:31 | ニュースから考える
私も、今から7~8年前だったか?出張で中国へ出かけた事が有ります。その時は「北京」と「西安」でしたが、あれから随分経ちますから、事情は相当変わっていると思いますが、当時、中国の水道水は汚くて飲めませんでした。日本の「工業用水」レベルだったと記憶しています。その為、仕方なく「ミネラルウォーター」と、冷えてない生ぬるいビール(青島ビール)で喉を潤したものです。それでも既に北京郊外には高層建築が乱立し始めていましたし、また高速道路も複数走っていました。流石に「西安」は田舎の都市ですから、ローカル度が進めば進むほど「衛生環境」もまた「推して知るべし」の状態でした。

中国って、川の水も日本と違い、どことなく「茶色」に濁っている川が多く感じられ、川岸に並ぶ柳の木が印象的な景色でした。また何でなのか?理由は分かりませんが、北京空港に降り立った途端、あたりの「空気」に一種独特のクサイ?臭いが感じられ日本とは明らかに違う「違和感」を感じましたね。

もともと中国は、悠久の歴史を象徴する「揚子江」や「黄河」の大河に「帆掛け舟」が、浮かぶ景色が有名でしたが、近年の目覚しい「産業発展」で、その景色は一変しました。都市部では、地方から流入する農民の集中に加え、「都市型」生活を支える大量の「生活用水」を必要としている様です。郊外でも工業団地の建設ラッシュ。灌漑農地の拡充と、水はいくら有っても足りないと見えます。それにしても中国は、国家の威信を賭けて建造した巨大な「三峡ダム」で「余力」の有る水と電力を活かした工業計画を進めておられましたが、予想をはるかに超えた経済のスピードに「供給計画」が追いつかなかったと見えます。また中国も、異常気象の為か?近年は沿岸部域で度々大水害に見舞われる災難に逢っています。これら想定外の異常気象に依る大雨被害は中国に甚大な被害をもたらしています。

ある局の、気象予報士に依れば、日本は世界平均の0.6℃を大きく越えた、気温上昇(1℃)が起っていると云う。いずれ何年か先には、日本も「亜熱帯域」に変わり「スコール」の洗礼を受ける気象が待っているらしい。

中国も水の「手当て」無くしては更なる工業の発展は有り得ないと云う事になりますから、水を求めて今後、企業は、なりふり構わず「山深く」入って行く事になるのであろうか?「パンダ」と共生する「工業化計画」?なんて、考えただけでも空恐ろしい気がする。
大規模な「環境破壊」は「砂漠化」を促進し、おそらく、想像を絶する「異常気象」として帰って来るに違いない。いやはや。この地球も、段々住みづらくなって来たもんである。(といって行くところも無いのだが)

日本が幾ら「京都議定書」に沿って乾いた雑巾を絞る努力を続けても、一方で中国がタメライも無く、地球規模とも云える環境破壊を平気で続ける様では、日本の努力って?いったい何なの?となりますね。ウ~ム。
やはり?アメリカの云うように、中国の批准なくしては「施行」する意味がないとは、確かにある種「道理」である。








イラクのサマーワが騒々しくなってきたぞ!

2005-06-30 10:21:41 | ニュースから考える
自衛官の皆さんには、これまで以上に注意の上にも注意をされん事をお願いしたい。隊員の「安全」を確保する事は、隊員、皆さんの為のみならず、小泉内閣以降、過去の歴史と正しく「向き合い」ながらも、一方で、これまで日本人を縛ってきた戦争の「負い目」と決別し、新たに「未来志向」で自立?して行こうとする「新生?日本」の行方を占う大事な使命を負っていると理解して頂きたい。

穿った見方を取れば、日本の自立?を快く思わない「中国」や「韓国」「北朝鮮」に依る裏工作か?とも感じなくもない。勿論。「曲解」「邪推」で有って欲しいが、これまで、影にまわっては様々な「悪行?」をして来た過去のある面々である。それを思えば警戒して、し過ぎる事はないと考える。彼等にとって『使えるものは何でも使う』という、なり振り構わぬ?「節操の無いやり方」を甘く見てはいけない気がする。

小泉さん!その点でも「油断」なさらないで下さいね。国のリーダーが表立って騒げは゛「外交上」の問題となるでしょうから、常に水面下での「警戒」を「怠らない姿勢」を保って頂きたいという意味です。出来れば日本も形ばかりの「諜報機関?」でなく、しっかりとした諸外国並みの「CIA?」が欲しいところですね。

当然。金は相当掛かるだろうと思いますが「国家安全」の為の「情報収集」は、りっぱな「国防」であり、その為の費用も「国防費」と考えます。現在のアメリカに依存した『おんぶにダッコ』スタイルは「経費対効果」の点では、抜群の「コストパフォーマンス」と思いますが「機密性」や「独自性」の点で、余りにも「見劣り」がしますからね。勿論。「偵察衛星」の推進など、努力されてる事は承知しております。(^-^)
(感謝されない?ODAの縮小や、国連分担金の大減額を希望します)

『敵を知り己を知らば百戦危うからず』という言葉も有ります。

弱者の戦い方。『ランチェスター戦略』も「情報」が陳腐では機能しません。
御一考をお願いしたいところです。




湿舌?に尽くし難い?

2005-06-29 10:26:55 | ニュースから考える
よく降るねえ?といっても新潟や北陸の皆さんの気持ちを代弁しての事だが。。。
気象予報士に依れば、この長雨も「湿舌」の仕業だとか?フ~ン。
このごろ、毎年の様に繰り返される集中豪雨。
被災者のお気持ちを思うと、湿舌?に尽くし難い?
今年も天気は荒れそうだ!注意せねば。。。


湧水の心に癒される。

2005-06-29 08:39:06 | ニュースから考える
戦後60年の慰霊のため、米自治領・北マリアナ諸島のサイパン島に向けて政府専用機で出発した天皇、皇后両陛下は、27日夕、サイパン国際空港に到着、太平洋戦争での海外の激戦地を初めて踏まれた。その際、両陛下は宿泊先のホテルで日本遺族会やマリアナ戦友会、愛知マリアナ献水会などの代表約40人に面会。一人一人の話に耳を傾けられ、最後に天皇陛下が「皆さんのご苦労、悲しみを深く察しています。亡くなられた人々をしのびつつ、世界の平和を願い、慰霊碑に心してお参りしたいと思っています」と話された。(読売新聞)

『亡くなられた人々をしのびつつ、世界の平和を願い、慰霊碑に心してお参りしたいと思っています。』

何と心が澄んでおられるのでしょう!
陛下の、お言葉に込められたお気持ちの「お優しさ」「心配り」に心を洗われる思いが致しました。何時までもお健やかでお暮らし頂きたいと思います。



NHK特番。『日本のこれから』のサブテーマ「人口減少化社会」を見て。

2005-06-28 12:57:25 | ニュースから考える
日本が、今、直面する「少子化」は、高齢化社会の現実と共に、増大する「年金受給者」を支える側の「負担増大」が社会問題になっている。負担する側も、負担に見合う将来の「年金需給」に於ける確かなる「担保」が見えて来ない為、不安を隠せず不満も多くなっている。しかしながら「のっぴきならない」事態を目前に控え、様々な不備を指摘されつつも緊急避難?としての「改良版システム」がスタートをきった。

「少子化」に有っても、生活を一変する様な『技術革新』が進めば「経済効果」は計り知れないものになるハズです。私的には「人材育成」の為、如何に「教育環境」を充実させていくかと云う事になります。将来の日本を支える様々な『超技術』開発の国家プロジェクトや、国民生活への「草の根」支援として「教育援助」「子育て支援」を、より「手厚く」進めて行けば日本の未来は必ず明るいものになると考えます。『少子化』問題も、おのずと「クリア」して行くに違い有りません。

その為の資金ですが。『我が身のハエも追えない』身で有りながらODAで感謝もされない国々に「金をぶり巻いたり?」、世界銀行を通して一部の国々の債務を「棒引き」にする「太っ腹過ぎる」行為は、この際、是非お控え頂きたいと思います。
そればかりか。国連の『分担金』も、よう払わんくせに、国連を『私物化』して「あれや、これや」と「文句」ばかり並べ立てる国々にこそ、今後より多く「拠出」させるべきです。
その為、日本は分担金を即刻「大減額」して、日本が「本気で怒っている」事を数多に知らせるべきです。そうして浮き出した金に加えて、現在進めている「郵政」「郵貯」の民営化と合わせ340兆円を活かす事を考えて見られるのも如何でしょうか。



時間つぶし?目的の「酒気帯び」論議するくらいなら、「石油資源」を守る議論の方が、まだマシだぞ!

2005-06-25 19:47:52 | ニュースから考える
原油が1バレル60$に達した。最早、この「流れ」は止めようがないだろう。
経済成長と共に「人口爆発」の進む新興国家「中国」「インド」「ブラジル」の御三家の「原油需要」は引き続き旺盛だ。

その『爆食』振りは、世界の「地下資源」の適正分配?に混乱を生じさせている。
中でも「原油」争奪は、今後益々激しくなる事は有っても、衰える事などは決して無いといえる。米英による「イラク戦争」も、フセインの悪行を裁く「正義の戦い」としてのみ?捉える向きは、最早いないと思う。

中国は自国内に豊富な埋蔵量を持つ「重慶油田」を持っている。ロシアも巨大な「チュメニ油田」を持ち、英国も「北海油田」が有る。米国も「アラスカ」をはじめ国内に有数な油田を確保している。しかも何れ劣らぬ「石油資源」大国で有りながら、その旺盛な需要と共に、将来を見越した「石油戦略」からか?これらの国々は、一転して自国油田の『守り』に入っている。

国家の興亡を左右する「エネルギー」確保の観点から考えれば当然の帰結と云える。
その為、どの国も中東を始めとする「石油輸出機構」の保有する「埋蔵原油」を優先的?に食しようとする傾向が見え、特に社会基盤の未成熟な「中国」を始めとする「新興国家」にとって、『石油戦略』は国策の「最優先事項」なのだろう。残念ながら「原油価格」の下がる見通しは考えられない。

東シナ海に埋蔵するとされる「石油資源」の「独り占め」を目論んでか?ハタマタ有利な「ポジション」で論戦を張ろうと、日本に対して様々な『因縁』をつけてハバカラナイ中国。正に「靖国」問題も「しかり」である。目先の事に捉われすぎると「桂馬飛び」で来る中国である。
日本として、その「したたかさ」に飲み込まれる事の無い様に。
小泉さん!ゆめゆめ油断なさらぬ様に頼みます。
更に21世紀も引き続き「富める」国で有り続ける為に「石油資源」を始めとする「エネルギー」戦略。「資源」外交を、「しっかり」と「着実」に進めて頂きたいと思います。



かっこ悪いぞ!神奈川県警!

2005-06-25 17:21:31 | ニュースから考える
日経ネットに依れば、神奈川県警「都筑署」の巡査部長(31)と「横須賀署」の巡査長(36)が、昨年11月と今年4月に、それぞれ横浜市内の駅構内のエスカレーターで女性のスカートを携帯電話のカメラで盗み撮りし、県迷惑防止条例違反の疑いで書類送検されていた事が25日分かったとの事。

神奈川県警!お前もか?
天下の神奈川県警も、「ヤキ」がまわったな。なさけないぞ!勘弁してくれい!



頑張れ!日本航空!

2005-06-15 19:50:59 | ニュースから考える
いつまで続くのだろうか?日航機のトラブル。
またしても15日午前。羽田空港に着陸し滑走中の札幌発「日航1002便」の「ボーイング767」の前輪タイヤがパンクし脱落、停止するという事故の報道があった。

取り返しのつかない「大惨事」に発展する事の無い様に徹底した点検をお願いしたい!
「弱り目に、たたり目?」ではすまない。 もう一度。足元?を見つめてくれ!
頑張れ!日本航空!安全は君達の努力と熱意にに掛かっているんだ!頼むぞ!





EU版の「東アジア共同体?」構想は、是非とも御遠慮したい。

2005-06-12 10:02:37 | ニュースから考える
東アジアの「盟主」を目指す中国にとって、日本は目の上のタンコブ。これ以上、増長?させることの無い様に「切り札」としての常任理事国の「特権」を是可否でも守ろうと懸命の様です。

彼等にとって、遠い先の未来には、昔、日本が描いていた様な『大東亜共栄圏』を「EU」構想とダブらせて創造し、その中で「主導的」立場に就こうとしているのでしょう。日本でも同じ様な考え方で、逆に日本が「主導的」な立場に就ければ?と「夢見て」おられる方々も多くおられると思います。

それもまた一つの「見識」では有りますが、民主主義の「多数派」原理でいけば、人口に勝る中国の優位は「決定的」です。どうしたって「少数民族」国家が「劣勢」になる事は「火を見るより明らか」。
それこそ少子化の進む日本など「ミジメ」なもんですよ。それどころか『中国社会主義連邦』として飲み込まれないとも限りません。

ですから私的には、東アジアに於けるEU版的な「共同体」構想は興味有りません。この構想で日本だけが「カヤの外」になる事態も「困りモン」ですが、そもそも実現しない様に、うまく根回しする事も、何れ日本の『国益』につながるものと信じます。少しネガティブかもしれませんが。。。。。


地球が泣いている。

2005-06-06 22:04:01 | ニュースから考える
NHKニュースによれば、『国連環境計画は5日の「世界環境デー」にあわせて、NASA・アメリカ航空宇宙局などと集めた世界80か所の衛星写真を使って、世界各地の過去数十年間の変化を比較し、森林の減少など環境の変化が著しく進行しているとの警告』を報じた。

今回の発表は予め予想されていた事では有ったが、地球規模の「環境破壊」が恐るべき速度で進んでいる事が改めて実証された形となった。
元々。この古くて新しいテーマは、30年以上前から、21世紀の「環境破壊」を予測していた。

しかし南北の「経済格差」問題と密接に「リンク」していた為、森林破壊を問題視する事は先進国の「エゴ」と転化され解決への「根深さ」が問題とされていた。
しかし今日の様に、当時、後進国で、しかも人口増加の著しい中国やインド、ブラジルは、見事な「経済成長」を遂げ、それらの国の「市民生活」の向上は、皮肉にも地球的「環境破壊」を深刻なまでに拡大している。

困った事に、彼ら新興勢力は「地球温暖化防止」の為の「京都議定書」の批准も拒否している。私達の住む母なる「地球」が養える「人口」は極めて有限であり、「人口爆発」を続ける特定国が「食糧確保」と「豊かな生活」を求めて資源を「むさぼり」続ける状況は決して好ましくない。(先進国特有のエゴかも知れないが?)

ある種の「ネズミ」は、自らの種が増えすぎると、「食料調達」が難しくなり「共倒れ」を防ぐ目的か?自発的に川なり池に飛び込み「集団自殺」を図ると云う。種を維持する目的で、DNAの中に究極の『危機回避プログラム』が組み込まれている事が考えられている。それを考えた時、「人口爆発」と全地球的「環境破壊」がもたらす危機に際し、「種」の保存の為、人間は、どの様な行動を取るだろうか?それを思う時『何としても”環境破壊”は、食い止めなければいけない』と考えさせられる。

『小さい仕事が出来ない者は、大きい仕事が出来ようハズがない』とは、私が会社に入社した時に上司から教えられた最初の言葉だった。

私達も、『身近なところ』から『出来る範囲』で。あれこれ考えず、まず行動を起す「勇気」を持つことが大事だと感じた。よ~し!明日は「Cool Biz」を買いに行くぞ!(^-^)



頑張れ!「エマニュエル・コワンドル」さん。

2005-06-05 10:17:34 | ニュースから考える

gooニュースに依れば『手こぎボートで太平洋横断。仏人冒険家が挑戦へ』と題して 、千葉県の銚子から、米国サンフランシスコまでの約9000キロに及ぶ太平洋を「手こぎ」ボートで単独横断しようというフランス人冒険家「エマニュエル・コワンドル」さん(32)を紹介している。

6月半ばに銚子を出発。無寄港、無補給で、両腕だけを頼りに4カ月以内のゴールを目指すという事で、成功すれば「世界初」の快挙になるらしい。是非とも頑張って頂きたい。

 『独り者。隅田の川の舟遊び。竿を片手に川を上げ下げ。』

同じ手漕ぎボート?でも「エマニュエル・コワンドル」さんはスケールが違うね~。

頑張れ! 成功を祈る! (^-^)


『泣いて馬謖(ばしょく)を斬る』

2005-06-04 12:11:38 | ニュースから考える
東京都の石原都知事は3日の記者会見で、浜渦副知事の更迭に触れ「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る以上に、大事な人材を失うことになる」などと述べ、最後まで”かばう”姿勢を見せた。 また、自身の責任については「人事一新することが事態を収拾する最大の責任の履行」などとし、具体的な形で責任の所在を示す考えの無い事を明らかにした。

背景は「色々」の様ですから、一方的な批判も如何と思いますが、浜渦副知事の更迭に触れ『泣いて馬謖(ばしょく)を斬る』との事ですから、自らを偉大な「諸葛孔明」に「なぞらえて」いらっしゃいます。ほほ笑ましくていいですね。(^-^)



『民主党は、皐月の鯉の吹流し。外面ばかりでハラワタ無し。』

2005-06-01 21:56:47 | ニュースから考える
『民主党』って、『自民党』と並んで、もっと気骨の有る立派な党と思ってましたが、どうして、どうして。中身は社民党とレベルは一緒でした。残念です。

私的には、民主党は、自民党と共に、お互い「切磋琢磨」し合ってより良い「政治」を競って欲しいと考えていました。しかし、今の情けない「審議拒否」を見ていると「お世辞」にも自民党と肩を並べる党では無い事が改めて分かりました。「信念」や「ポリシー」も無く。風や波に任せる「浮き草人生」は、もう止しましょう?そろそろ堂々と論戦を張られたら如何ですか?

昔。上方の者が「江戸っ子」を、さげすんで詠んだとされる、

『江戸っ子は、皐月の鯉の吹流し。外面ばかりでハラワタ無し。』

これって?今の「民主党」のイメージとも重なりません?すみませんが、彼等を見ていて、ぴったり過ぎるくらい、ぴったりと重なって見えたのは、私だけでしょうか?