お正月休みも明日まで、と言う方は多いのではないだろうか?
今回のお正月休みは9連休、と言う方も多かったと思う。
そんな休み後1日。
明日は、お出かけ先から戻って自宅でゆっくり・・・と言う方も多いと思う。
お正月休みの締めくくりに、こんな飲み物は?と言うのが、今日のタイトルだ。
この提案をされているのが、京都にある老舗・一保堂茶舗だ。
WEBサイト内にある「お茶のある暮らし」というブログ風のコラムで、不定期に更新されている。
一保堂茶舗:お茶のある暮らし (2013年12月8日掲載分)
コラムそのものは、「急須で淹れるお茶」の需用掘り起こしを目的にしているのだと思う。
実際、3年ほど前の年の暮れに一保堂さんで「大福茶」を買いに行ったとき、たまたま来店をされていた関東からこられた方が「我が家では、急須でお茶を淹れるので・・・」と、わざわざ話されていた。そう考えると、今ではペットボトルのお茶が一般的で、急須でお茶を淹れると言うことが、特別なことなのかも知れない。
だからこそ、「急須で淹れるお茶の楽しみ」として、この様なコラム風のブログで「お茶とあうもの」と言う提案をされているのだろう。
その中で、シャンパンと抹茶という組み合わせは、意外な組み合わせというよりも、「そんな組み合わせあるのか?」というある種の驚きがあった。
京都と言えば、銘酒が多い所でもある。
京都市内の造り酒屋さんはほとんど無い様だが、それでも銘酒が多い所として、全国でも有名だ。
その京都にあって、日本酒ではなくあえてシャンパンと抹茶をあわせると言うのは、随分大胆な発想という気がする。
日本酒の美味しさと抹茶の美味しさがあわないのかも知れないが、この発想の大胆さは老舗ならではなのかもしれない。
「抹茶」そのものを知り尽くしているからこそ、この様な大胆な発想が生まれるのだろう。
「老舗」と言うと、その「歴史」の様なところばかりに目が行きがちだが、様々な時代変化の中で生き抜く力を持っている企業だとも言える。
過去にとらわれること無く、常に新しいモノが提案できる力。
時代の変化に対して機敏に動くことのできる柔軟性。
その様なモノが備わっているからこそ「老舗」となり得るのだと思う。
それにしても・・・「抹茶シャンパン」。
ドクターストップ状態の私は飲むコトができないが、とても興味がそそられる「祝いのお酒」だ。