はんどろやノート

ラクガキでもしますか。

将棋は、終BAAN。

2010年05月07日 | らくがき
 羽生さんが勝ちました。
 終盤になって、あれですナ、盤面がバーン!と弾けて駒が飛び散るような、そんな将棋でしたナ。かっぱえびせんの袋を子どもがむりやり開けたときのような。 (←かっぱえびせんが古い! で、では、なんだったらよかったのか? うーん…うーん…… あっバーン!!

◇名人戦
  羽生善治 3-0 三浦弘行
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またまたヨコフドリ~!?

2010年05月06日 | らくがき
 名人戦第3局(羽生善治-三浦弘行)、はじまっていますね。
 戦型はみたび、「横歩取り」。

 「横歩取り」(正しくは「横歩取らせ」?)といえば、内藤国雄九段(←「のほほん」のお茶CMの人です)。 内藤さんのことはこのブログでは一度も触れていませんが、それは、書きたいことがありすぎて書いていない、というのが実状です。
 内藤さんの切り開いた「横歩取り」の将棋は、「空中戦法」と呼ばれました。


 ←なぜ右四間??



 そして僕は名棋士・内藤国雄が名人戦に一度も登場しないことをいつも残念に思っていました。 昔内藤さんは『おゆき』で歌手活動をしましたが、それが一段落した後、「横歩は取らせたほうが苦しい。くるしいけれども、なんとかこれを互角に戦えるようにやってみたい。それが私の夢です。」といった内容の発言を80年代にしていたことを僕は記憶しています。
 内藤さんの描いたその夢は、中座流(中原囲い)によって叶えられ、それがいま名人戦で実現している…ということですね~。 「穴熊戦法」の台頭してきたあの頃、いったいだれが、21世紀の名人戦で「横歩取り空中戦法」が現われると想像できたでしょうか。


 (あ、文章書きすぎ。あくまでメインはラクガキなので。)
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『湯川秀樹日記』を読む。らくがきも。

2010年05月05日 | らくがき
  一月三日 水曜  梢々寒し
 七時起床。
 午前中、別に変つたことなし。トルストーイ伝読了。トルストーイと大工の話、最も面白し。今やってゐること以外に目をくれてはならぬとは蓋(けだ)し凡(すべ)てを通じての至言であらう。
         (『湯川秀樹日記』 朝日新聞社刊)



 この年1934年の秋、湯川秀樹はあの「中間子理論」を発表する。これが湯川の発表したはじめての論文である。湯川博士、27歳。 (発表の日付は11月17日。どういうわけかこの日は「将棋の日」である。)
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4・26詰将棋の解答

2010年05月04日 | つめしょうぎ
2二金  1三玉


 まず金を打つ。
 こういう金打ちは、ふつう、玉を上部に逃がしてしまうので良くないことが多いのですが。(この手が実は作者のお気に入り。)

 なお、初手▲1一金は、(△1三玉なら詰みますが)△同玉、2二角、1二玉で不詰です。





2四角  同角  1五飛


 3手目は▲2四角。 これは、逃げ道封鎖のための捨て駒。
 △同角に、▲1五飛。 これまた逃げ道封鎖。





同角  1四歩  2四玉  3六桂  まで9手詰


 ▲3六桂と打って詰み。

 桂馬の小さなアーチができました!
    ↓


詰め上がり図

 春風のような、玉にやさしいふんわりとした詰め上がり …のつもり。 (自己満足の世界ですワ。)



<変化> 6手目に△1五同飛ならば、以下1四歩、同飛、2五桂まで。(駒余り、下図)

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