WEB雑誌「レンザブロー」で連載の「はじめてのルーヴル」が、早いものでもう9回目です。前回は少女たちでしたが、今回は「ルーヴルの少年たち」♪
ムリーリョ、リベラ、シャルダン、レノルズと、スペイン、イタリア、フランス、イギリスの各少年たちを集めました。4,5歳から10歳くらいまでの少年少女たちの独特の魅力は、画家を魅了してやまないのでしょうね。そしてそれは見る側にとっても同じです。
↓
http://renzaburo.jp/louvre/
さて、月刊「文藝春秋」8月号は今日から書店に並びます。
「政権交代は何をもたらしたのか」など、読みでのある特集記事満載。
そしてここでのわたしの連載「中野京子の/名画が語る西洋史」(カラーページ)は、第2回目。スーラの大作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」を「産業革命」の視点から取り上げました。お読みくださいね!
☆☆今後の講演会
7・5 (木)2時 東芝社内研修(関係者のみ)
7.22(日)2時 神戸の兵庫県立美術館「ピサロ展」(「印象派のパリとアメリカ」)
9・1 (土)2時 名古屋市美術館「エルミタージュ展」
9・8 (土)1時 朝日カルチャー新宿「名画は死をどう描いてきたか」
☆最新刊「マリー・アントワネット 運命の24時間
~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)3刷になりました♪
☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
4刷になりました♪
☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 3刷中。
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら
↓
http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm
☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。
☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html
☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)
☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。
☆「怖い絵」16刷中。
☆「怖い絵2」、9刷中。
☆「怖い絵3」 6刷中。
☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
sai
ムリーリョ、リベラ、シャルダン、レノルズと、スペイン、イタリア、フランス、イギリスの各少年たちを集めました。4,5歳から10歳くらいまでの少年少女たちの独特の魅力は、画家を魅了してやまないのでしょうね。そしてそれは見る側にとっても同じです。
↓
http://renzaburo.jp/louvre/
さて、月刊「文藝春秋」8月号は今日から書店に並びます。
「政権交代は何をもたらしたのか」など、読みでのある特集記事満載。
そしてここでのわたしの連載「中野京子の/名画が語る西洋史」(カラーページ)は、第2回目。スーラの大作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」を「産業革命」の視点から取り上げました。お読みくださいね!
☆☆今後の講演会
7・5 (木)2時 東芝社内研修(関係者のみ)
7.22(日)2時 神戸の兵庫県立美術館「ピサロ展」(「印象派のパリとアメリカ」)
9・1 (土)2時 名古屋市美術館「エルミタージュ展」
9・8 (土)1時 朝日カルチャー新宿「名画は死をどう描いてきたか」
☆最新刊「マリー・アントワネット 運命の24時間
~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)3刷になりました♪
☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
4刷になりました♪
☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 3刷中。
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら
↓
http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm
☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。
☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html
☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)
☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。
☆「怖い絵」16刷中。
☆「怖い絵2」、9刷中。
☆「怖い絵3」 6刷中。
☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
sai
さぁやと申します。
中野先生のお書きになる文章や解説は美術方面に疎い私にも大変分かりやすく、いつも楽しく拝読しています。
「ルーヴルの少年たち」、早速読ませていただきました。
コメントしようか迷ったのですが、どうしても気になったので質問させてください。
『マスター・ヘア』についてです。
とても愛らしくて目を引いたので、自分でもネットで検索してみました。
すると、男の子の年齢が2歳と書いてあったり10歳と書いてあったりで、どちらなのか気になります。
そう思って見てみると、2歳にしては発育がいいような、でも10歳にしては幼すぎるような……と何だかモヤモヤしてしまいました。
この絵が描かれた当時、彼が2歳だった、と書かれたページもあり、そこも気になります。(2歳の子を10歳の風貌で描いたりするのだろうか、と)
何かご存じでしたら教えて下さいませんか?
日本の美術書やルーヴル美術館公式ページに「10歳の子」と書いてあるのと、このヘア氏の生年月日が不明のため、そのまま採用してしまいました。ふつうこんな年齢になるまで幼児服は着ないので、おかしいなと思ってはいましたが、「十歳の子に幼児服を着せている」とまで書いてあったので、そんなものかと。。。しかし確かに10歳には見えませんね。。。すると何と!ルーヴル公式ページ英語版には「2歳」とありました!!でも2歳にも見えません。。。そこでさらに調べますと、不確実なデータですがヘア氏の生年は1786年。この絵は1788年ないし89年の制作らしいので、そこから2歳説が出たのかも。。。
というわけで、まだ確実なところは何とも言えませんが、書籍化までには調査してきちんとさせたいと思います。「レンザブロー」もとりあえずここの箇所は直しておきます。ご指摘ありがとうございました!
実は、2日前にヨーロッパから帰ってきた時差ぼけで寝坊をし、美術館に着いたのが12:20。250名限定の整理券は12:05の5分間で無くなったとのこと!一瞬がっかりしましたが、実況中継の放送をするとのことで、12:30から「印象派で近代を読む」を読みながら席取りして待ち、外のTVで講演会は聴かせていただきました!TVではモニターの絵が主に映り、先生の姿は最初くらいしか映りませんでしたが、お話はしっかり聴けて、とても楽しかったです。
ホント、アメリカはレリキア:客寄せパンダが必要ですよね・・・ちなみに、フランス人はLa Vedette:花形・スター と言ってました。知らない美術館に行ったときに、「この美術館のLa Vedette は何?」と聞くそうです。それはそれでフランス人らしい表現だなと思いました。
映画「タイタニック」をまた見直してみます。ディカプリオが描いた写実的な絵は記憶に残ってますが、ローズが印象派が好きだったというシーンもあったのですね・・・
「グランド・ジャット島の日曜日の午後」の絵も面白い絵ですよね。いまだに娼婦というのが一つの職業として存在していて、定期健診も義務づけられていて健康保険にも入れるフランス、オランダ(他にもあったかしら・・・)。また、先生の御本にもありましたが、本当に白人社会は日本人が想像できないほど極端な人間中心主義・・・なかなか面白い絵ですよね・・・でも、似たような絵をスーラは何枚か描いていませんか?私はシカゴ美術館には行ったことはありませんが、どっかで観たような・・・?
グランドジャットですが、あの大作に仕上げるまでの習作が何枚もあるので、それをご覧になったのかもしれませんね。
それとは別に思い出しましたが、もう20年以上も前だったと思いますが、ハンブルクの飾り窓の女の一角を含む地区の日本人牧師様とよくお話したことがあります(もうお亡くなりになりましたが)。それによると日本人サラリーマンは律儀なのかお馬鹿なのか、娼婦に名刺を渡すのだそうで、いっぱい有名企業の名刺を見せられたそうです。。。
スーラは習作だったかもしれませんね・・・たぶん観たのはメトロポリタンか、ボストンか・・・
11月の京都も、日本にたまたま今回のようにいましたら、是非、参ります!何度もナポリには行きましたが、一度もカポディモンテ美術館には上がったことはありません。ブリューゲルとか、ゴヤとか、一通りあるそうですね。
明日からそのナポリです。3本たて続けにナポリに行きます。国立博物館には行きますが、残念ながら、やはりカポディモンテは行かずです・・・ローマの遺跡も好きなのでいいのですけどね・・・ポンペイは好きで、結構熱っぽく語ってしまいます・・・
でも、ナポリと言えばマフィア:カモッラ。一番好きな映画は「ゴッドファーザー1・2・3」ですが、私も先生のように、「今のって、もしかして・・・」と想像をめぐらしてしまいます・・・(笑)
ところで、京都は6日ですか?土曜日(3日?)ですか?