中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

ヴィドックのパリ

2011年03月15日 | 朝日ベルばらkidsぷらざ
 朝日新聞ブログ『世界史レッスン<映画篇>」58回目の今日は、「ジャン・バルジャンのモデル」⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2011/03/post-6cd0.html#more 奇妙なフランス映画「ヴィドック」について書きました。

 ちょっと可笑しかったのは、美と若さを求めて処女を集めていたのが、どこからどうみても冴えない初老の男たちグループだった点。禿げていたり肥満だったり、若いころだってとうてい美男だったとは思えない彼らが。。。フランス風ユーモア?

 実在のヴィドックは、マリー・アントワネットの処刑も見たと思われるのだけれど、それについては「回想録」に何も書かれていなくて、その当時、パリでは異常なまでに決闘が増えたということが記されていて、不思議なものだなあと思った。

 失恋した男装の令嬢が決闘し、女と気づかなかった相手に殺された例もあった由。

 --中途半端ですが、これから停電するかもしれないとの連絡がありまして、今日はここまで。


☆新刊『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋)

 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)

目次

Chapter 1 ゼウスをめぐる物語
☆官能のダナエ(レンブラント『ダナエ』/クリムト『ダナエ』)
☆「英雄」誕生(ティントレット『天の川の起源』)
☆卵から生まれた双子(セスト(ダ・ヴィンチ模写)『レダと白鳥』)
☆みんな女のせい?(クーザン『エヴァ・プリマ・パンドラ』)

Chapter 2 ヴィーナスをめぐる物語
☆ヴィーナスのあっけらかん(ティントレット『ウルカヌスに見つかったヴィーナスとマルス』)
☆男のピグマリオン幻想(ジェローム『ピグマリオンとガラテア』)
☆合体欲求(スプランゲル『ヘルマプロディトスとサルマキス』)
☆女性アスリート(レーニ『アタランテとヒッポメネス』)
☆女の第六感(ルーベンス『ヴィーナスとアドニス』
☆春がいっぱい(ボッティチェリ『春(プリマヴェーラ)』)

Chapter 3 アポロンをめぐる物語
☆恋人を死なせて(ブロック『ヒュアキントスの死』/ティエポロ『ヒュアキントスの死』)
☆「時の翁」の伴奏で(プッサン『人生の踊り』)
☆親の心、子知らず(ルーベンス『パエトンの墜落』/伝ブリューゲル『イカロス墜落のある風景』)
☆冥界からの帰り道(コロー『冥界からエウリディケを連れ出すオルフェウス』/モロー『オルフェウス』)

Chapter 4 神々をめぐる物語
☆母の執念(レイトン『ペルセポネの帰還』)
☆勝ち目のない闘い(ベラスケス『織り女たち』)
☆乙女の怒り(ブーシェ『水浴のディアナ』)
☆我に溺れて花となる(カラヴァッジョ『ナルシス』)
☆紡いで、測って、ちょんぎる(ゴヤ『運命の女神たち』)
☆電撃的!(ティツィアーノ『バッカスとアリアドネ』)


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃

 
☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 7刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」3刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)14刷中。

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 最新刊「名画の謎 ギリシャ... | トップ | 「運命の車輪の激しい回転」 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

朝日ベルばらkidsぷらざ」カテゴリの最新記事