皆さんのもとへサンタさんは来ましたか?それとも御自身がサンタさんになって、愛する人へプレゼントを配りましたか?
2012年もあとわずか。来年こそ復興が進みますようにと祈りたいです。
わたしの今年は忙しくて仕事の本ばかり読んでいましたが、電車の中ではできるだけ好きな本を。心に残る本に出会えて収穫でした。
○「天使の手の中で」(D.フェルナンデス)~パゾリーニの生涯を追うという形をとりながら、実はフェルナンデスの心理的自伝。彼の「シニョール・ジョバンニ」を再読してやっぱり面白かったので、長くツンドクしてあったこちらにも手を延ばしました。もっと早く読めばよかった!
○「日本敵討ち異相」(長谷川伸)~これについてはすでにブログで触れました。
○「永遠のゼロ」(百田尚樹)~勧められて、さほど気乗りせぬまま読み始めたら。。。涙がぽろぽろ。。。
映画館へはほとんど行けなかったのですが、DVDは見まくり。
○「スリーデイズ」(ポール・ハギス)~妙に嵌ってしまい、レンタルで3回も見たあげく、DVDを購入してしまったほど。平凡な大学の教員が、ありったけの知恵と勇気をかき集めて人生の舵を大きく切ってゆくところに感動。
○「善き人」(ヴィセンテ・アモリン)~こちらも主人公は大学の教員。やはり変貌してゆくのだが、それは外からの力によるもの。政治権力に翻弄されずに善を貫くことの難しさが身に染みる。断ち切ったような、唐突なラストが衝撃的で、いつまでも余韻が残った。
今年は「母の友」で13年(長い!)続けた映画欄と、「ベルばらkids」での「世界史レッスン映画篇」、「オール読物」での「絵で読む聖書」を終えました。それぞれ「恐怖と愛の映画」(文春文庫)、「危険な世界史」2冊分(角川)、「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋)になりました。
今年からはじまった新連載は、
○「文藝春秋」カラーページで「名画が語る西洋史」
○「本の旅人」(角川)で「男のファッション」
○「銀座百点」で「シンボルで絵を読む」
来春からは「オール読物」などでまた新連載も始まります。
皆さま良いお年をお迎えください。すばらしい年になりますよう!!
当ブログは2013年1月8日からです。
☆できたてほやほや「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋)
2刷になりました♪
↓
「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088
☆レンザブロー「はじめてのルーヴル」更新されました。ヴァン・ダイクです。
↓
http://renzaburo.jp/louvre/index.html
☆☆2013年の講演会予定。
1月19日(土)
千葉市朝日カルチャー
https://sp.asahi-net.or.jp/scgi/shop_pub/shopgen.cgi?id=S05L357RZD;tpl=a.tpl;code=0103-0881
2月23日(土)
姫路市立美術館
http://www.city.himeji.lg.jp/art/
3月2日(土)
名古屋朝日カルチャー
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=190162&userflg=0
☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
3刷になりました♪
☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房)
2刷になりました♪
丸の内ブック街で御勧めしていただいてます♪
↓
http://book.marunouchi-office.jp/recommend/003903.html
☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)4刷になりました♪
☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
5刷になりました♪
☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 4刷になりました♪
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら
↓
http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm
☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。
☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html
☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)
☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。
☆「怖い絵」16刷中。
☆「怖い絵2」、9刷中。
☆「怖い絵3」 6刷中。
☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
sai
2012年もあとわずか。来年こそ復興が進みますようにと祈りたいです。
わたしの今年は忙しくて仕事の本ばかり読んでいましたが、電車の中ではできるだけ好きな本を。心に残る本に出会えて収穫でした。
○「天使の手の中で」(D.フェルナンデス)~パゾリーニの生涯を追うという形をとりながら、実はフェルナンデスの心理的自伝。彼の「シニョール・ジョバンニ」を再読してやっぱり面白かったので、長くツンドクしてあったこちらにも手を延ばしました。もっと早く読めばよかった!
○「日本敵討ち異相」(長谷川伸)~これについてはすでにブログで触れました。
○「永遠のゼロ」(百田尚樹)~勧められて、さほど気乗りせぬまま読み始めたら。。。涙がぽろぽろ。。。
映画館へはほとんど行けなかったのですが、DVDは見まくり。
○「スリーデイズ」(ポール・ハギス)~妙に嵌ってしまい、レンタルで3回も見たあげく、DVDを購入してしまったほど。平凡な大学の教員が、ありったけの知恵と勇気をかき集めて人生の舵を大きく切ってゆくところに感動。
○「善き人」(ヴィセンテ・アモリン)~こちらも主人公は大学の教員。やはり変貌してゆくのだが、それは外からの力によるもの。政治権力に翻弄されずに善を貫くことの難しさが身に染みる。断ち切ったような、唐突なラストが衝撃的で、いつまでも余韻が残った。
今年は「母の友」で13年(長い!)続けた映画欄と、「ベルばらkids」での「世界史レッスン映画篇」、「オール読物」での「絵で読む聖書」を終えました。それぞれ「恐怖と愛の映画」(文春文庫)、「危険な世界史」2冊分(角川)、「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋)になりました。
今年からはじまった新連載は、
○「文藝春秋」カラーページで「名画が語る西洋史」
○「本の旅人」(角川)で「男のファッション」
○「銀座百点」で「シンボルで絵を読む」
来春からは「オール読物」などでまた新連載も始まります。
皆さま良いお年をお迎えください。すばらしい年になりますよう!!
当ブログは2013年1月8日からです。
☆できたてほやほや「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋)
2刷になりました♪
↓
「弐代目 青い日記帳」さんが取り上げてくださいました⇒ http://bluediary2.jugem.jp/?eid=3088
☆レンザブロー「はじめてのルーヴル」更新されました。ヴァン・ダイクです。
↓
http://renzaburo.jp/louvre/index.html
☆☆2013年の講演会予定。
1月19日(土)
千葉市朝日カルチャー
https://sp.asahi-net.or.jp/scgi/shop_pub/shopgen.cgi?id=S05L357RZD;tpl=a.tpl;code=0103-0881
2月23日(土)
姫路市立美術館
http://www.city.himeji.lg.jp/art/
3月2日(土)
名古屋朝日カルチャー
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=190162&userflg=0
☆最新刊「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫)
3刷になりました♪
☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房)
2刷になりました♪
丸の内ブック街で御勧めしていただいてます♪
↓
http://book.marunouchi-office.jp/recommend/003903.html
☆「マリー・アントワネット 運命の24時間
~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
新聞評⇒http://chroniclelibrary.blogspot.jp/2012/04/asahi-shohyo_5455.html
☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)4刷になりました♪
☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
5刷になりました♪
☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 4刷になりました♪
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文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら
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http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm
☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。
☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html
☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)
☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。
☆「怖い絵」16刷中。
☆「怖い絵2」、9刷中。
☆「怖い絵3」 6刷中。
☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
sai
非常に興味深かったのはユダヤ人とキリスト教の関係で、宗教や歴史、社会学など学問的立場から自由な、一般的日本人の率直な視点は中野さんならではで(えらそうで、恐縮ですが)、そこが面白くて親しみやすく、絵画を見る時の大きな手助けになり、もっと見たくさせるのだと思います。
システィーナ礼拝堂、天井画と「最後の審判」に30年の隔たりがあったんですね。高い足場の上での作業で、あの壮大な壁画群を1人で描いたとは、特に老年期を思うと、まさにゲーテの言葉通りですね。
美術館巡りは前から大好きでしたが、中野さんの著作に親しんでからは一層思いが強くなり、海外旅行の機会が減った分、読書で「名画を読み解く」ことに致します。
今年は講演会に恵まれて、数えたら4回もお話が聴けて、幸せでした!来年もまた、好奇心を刺激され、かつ笑わせてもられるエッセイをたっぷり読める事を願っています。健康には、くれぐれもお気を付け下さいませ。
エクセルをやらざるを得ない立場になって、
まったくのゼロから 自己流でもマスターできたのは先生からいただいたパワーのおかげです。
新しい世界は心を豊かにしてくれます。
来年はりアルタイムでお話が聴けますように。
札幌にいらしてくださる時を楽しみにしています♪
さて今年もわずか。見ておきたいものはみておこう!と時間をつくり・・・レ・ミゼラブル、マリーアントワネットに別れをつげて、DVDではミッドナイト・イン・パリ、そして愛と誠~その他 善き人・・気になります。
映画館予告の東ベルリンから来た女も・・
新連載もはじまり益々ご活躍。来年も楽しいお話に期待いたします。お身体に気をつけて。
Merry Christmas ☆
本の感想も、そして4回も講演会にいらしてくださったことも、とってもとっても嬉しいです♪来年もどうぞよろしくお願いします!
pascinさん
エクセルに挑戦してマスターとはすばらしいですね♪
いつか札幌でも、と思っています。
mimiさん
レ・ミゼラブルは鹿賀さんの舞台を見ました♪映画も面白そうですね!
今回の年末年始は1日帰りで日本のお正月を過ごせて嬉しいですが、現地出発が31日なのでブドウを食べれず帰るのが少し残念です。ご存知かもしれませんが、スペインは31日の1日になる12:00にマドリッド・ソル広場の時計の12の鐘の音に合わせてブドウを12粒食べます。この時計は全国中継され、その音に合わせて全スペイン人がブドウを必死に食べる姿を想像すると少し滑稽ですが、上手く12粒食べられたら、迎えた新年は良い年になると信じられてるそうです。スーパーに行くと「12粒パック」が売られています!でも、やはり上手く食べられず、喉に詰まらせて亡くなる人もいるとか…日本のお餅みたい…
1年半ぶりのマドリッドです。プラドでグイド・レーニを探してきます!良いお年を!
最近は御身体の具合も良いようで、なによりです!
寒いお正月になりそうなので、
風邪など召しませんよう!
年末は『名画の謎』を読む予定です~♪
mid midさん
「銀座百点」がお手元に届くというのは、職場が近いのかな?それとも加盟店との関係からでしょうか。「シンボル」、これからも御愛読くださいね♪
うさこママさん
あのカフェの社長さんが歌舞伎ファンでカメラマンでもあるらしく、応接室にすばらしい舞台写真が飾ってありました。
carpediemさん
お返事がこんなに遅れてしまったので、クリスマスの謎はもうすでに解けていますよね。
スペインのぶどうのエピソード、面白いですね。関西で、どこかの方角を向いて巻き寿司を食べる云々と似てるかな。
ちゃふぃさん
『名画の謎』は愉しんでいただけたでしょうか?今年もどうぞよろしく!