朝日新聞ブログ「ベルばらkidsぷらざ」にて連載中の「世界史レッスン」第94回目の今日は、「姉弟、命がけの権力闘争」⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2007/12/post_5a86.html#more
ソフィア皇女とピョートル大帝の激しい権力闘争について書きました。
「世界史レッスン」は、今年はこれでおしまい。新年度は1月8日からです。
さて、わたしの今年度の仕事に関する総括ですが、本は3冊出しました。1月にツヴァイクの「マリー・アントワネット」新訳(角川書店)、2月にCDブック「椿姫」(ショパン)、そして7月に「怖い絵」(朝日出版)。
他には「別冊歴史読本」(新人物往来社)への寄稿もかなりの本数やりました。「英王国恋物語」ではエリザベス1世について、「ヨーロッパ3都物語」では、ローマ・ヴィーン・パリを舞台にしたオペラについて、「マリー・アントワネット38年の生涯」では、ヴァレンヌ逃亡ドキュメントなど。
連載では8年続いている月刊「母の友」(福音館)の、ビデオ&DVD評があります。毎年テーマを決めて楽しく書いていますが、今年は「音楽映画」。「ジーザスクライストスーパースター」「ウィンターソング」「ロックユー」など11本を取り上げました。ちなみにこれまでのテーマは「母」「恋」「電話」「別れ」「芸術家」「戦争」「乗り物」でした。
来年は「家」。4月号はそのものずばり「家」という、ホラー映画で始める予定。70年代のこのアメリカ映画、めちゃくちゃ怖いですよ~!家そのものが生きているという・・・
「怖い」のテーマは来年も続きそうです。というのもおかげさまで「怖い絵」が好評をいただき(たくさんのお葉書や応援、ありがとうございました。とっても励みになりました)、まだこういう怖い絵がある、続編を読みたい、とのご要望が多くありました。
というわけで「怖い絵パート2」を出すことになりました♪
来春の出版をめざし、いま必死に書いているところです。完成のあかつきには、パート1同様、どうぞご愛読くださいますようお願いいたします。
ではよいお年をお迎えください。この「花つむひとの部屋」も1月8日までお休みです。2008年度もどうぞよろしく!
☆『怖い絵』5刷中です。
紀伊国屋書店キノベス第7位に選ばれました。るんるん♪
☆☆先日NHKラジオ「深夜便」で、小池昌代さんがご紹介くださったとのこと。残念、わたしは聞き逃してしまいました(早寝早起きのため・・・)
☆マリーもお忘れなく!(ツヴァイク「マリー・アントワネット」(角川文庫、中野京子訳)
![マリー・アントワネット 下 (3)](http://images-jp.amazon.com/images/P/4042082084.09.MZZZZZZZ.jpg)
ソフィア皇女とピョートル大帝の激しい権力闘争について書きました。
「世界史レッスン」は、今年はこれでおしまい。新年度は1月8日からです。
さて、わたしの今年度の仕事に関する総括ですが、本は3冊出しました。1月にツヴァイクの「マリー・アントワネット」新訳(角川書店)、2月にCDブック「椿姫」(ショパン)、そして7月に「怖い絵」(朝日出版)。
他には「別冊歴史読本」(新人物往来社)への寄稿もかなりの本数やりました。「英王国恋物語」ではエリザベス1世について、「ヨーロッパ3都物語」では、ローマ・ヴィーン・パリを舞台にしたオペラについて、「マリー・アントワネット38年の生涯」では、ヴァレンヌ逃亡ドキュメントなど。
連載では8年続いている月刊「母の友」(福音館)の、ビデオ&DVD評があります。毎年テーマを決めて楽しく書いていますが、今年は「音楽映画」。「ジーザスクライストスーパースター」「ウィンターソング」「ロックユー」など11本を取り上げました。ちなみにこれまでのテーマは「母」「恋」「電話」「別れ」「芸術家」「戦争」「乗り物」でした。
来年は「家」。4月号はそのものずばり「家」という、ホラー映画で始める予定。70年代のこのアメリカ映画、めちゃくちゃ怖いですよ~!家そのものが生きているという・・・
「怖い」のテーマは来年も続きそうです。というのもおかげさまで「怖い絵」が好評をいただき(たくさんのお葉書や応援、ありがとうございました。とっても励みになりました)、まだこういう怖い絵がある、続編を読みたい、とのご要望が多くありました。
というわけで「怖い絵パート2」を出すことになりました♪
来春の出版をめざし、いま必死に書いているところです。完成のあかつきには、パート1同様、どうぞご愛読くださいますようお願いいたします。
ではよいお年をお迎えください。この「花つむひとの部屋」も1月8日までお休みです。2008年度もどうぞよろしく!
☆『怖い絵』5刷中です。
紀伊国屋書店キノベス第7位に選ばれました。るんるん♪
☆☆先日NHKラジオ「深夜便」で、小池昌代さんがご紹介くださったとのこと。残念、わたしは聞き逃してしまいました(早寝早起きのため・・・)
☆マリーもお忘れなく!(ツヴァイク「マリー・アントワネット」(角川文庫、中野京子訳)
![マリー・アントワネット 上 (1)](http://images-jp.amazon.com/images/P/4042082076.09.MZZZZZZZ.jpg)
![マリー・アントワネット 下 (3)](http://images-jp.amazon.com/images/P/4042082084.09.MZZZZZZZ.jpg)
ご執筆大変だと思いますが、お体に気をつけて頑張ってくださいませ!
楽しみにお待ちしております~♪
macaronさんはまっ先にご購入くださって、とっても嬉しかったです(たとえ読むのはハリポタより後回しにされたとしても(アハハ・・・))。
頑張って書きますので、また読んでくださいね!
検索して来ました。
「怖い絵」を購入してから今読み返していた時であったので、パート2の発売、今からとても楽しみです!
「怖い絵」はとても深い本だと思いました。
絵がどうと言うだけではなく様々な奥深さがあり、柔らかくも厳しく、状況が浮かんでくるような文章に、当初面白そうだと軽い気持ちで購入したものの、いつの間にかがっちり文で引き込まれ、面白いだけではなく勉強にさえなり、中野さんの文をとにかく読みたいという気になっておりました。
楽しみに待っています。
では失礼致します♪
読み返してくださっているなんて、書き手としてこんな嬉しいことはありません。パート2もお気に召していただけるよう、頑張りますので応援よろしくお願いいたします!
ここへもまたお寄りくださいね。
でも、「熟読」できなかっただけで、「通読」したのは先生の本の方が先ですよ~
(かえって見苦しい自己弁護;;)
来年も先生の書かれるものを心待ちにしております。
良いお年をお迎えくださいませ。m(vv)m
最近、私が興味を持って資料を探している画家は、ファン・カレーニョ・デ・ミランダさんです。先生の御著書も、その事で検索して、こちらを見つけた次第です。
彼の描いた、「Eugenia Martinez Valleji, called La Monstrua」http://www.artrenewal.org/asp/database/image.asp?id=22258
という絵画は、現在では、この少女がprader-willi症候群ではないかとされています。当方の娘も同じ疾患と診断されていて、それで、探し当てたんです。
ミランダさんの観察眼はとても鋭いなと感じます。我が子の特徴にも似ています。
ミランダさんについて、詳しい事なかなか、分りませんので、可能であれば、次回作で取り上げていただくと嬉しいのですが。よろしく御願いします。
しばらくブログを開いていなかったので、お返事が遅くなりました。
カレーニョ・デ・ミランダですが、取り上げるつもりです(実はもう書き終えました)。作品は別のものですが・・・
ところでこの少女について、彼はヌード作品も描いているのをご存知でしたか?スペイン絵画にはヌードが少ないので有名なのですけど、どういう経緯で描いたのか、わたしも知りたいと思っていました。かつてこの少女は単に肥満が珍しがられたとされていたのですが、てつろうさんのおっしゃるように、近年の研究でprader-williシンドロームとの見方がされていますね。
お嬢さまが同じ疾患の由。研究が進んで早く良い治療法が見つかりますよう、お祈りいたします。
少女の事は調べられる範囲で調べてみました。プラド美術館にもスペイン語の出来る知人通じて、メールで問い合わせしてみましたが、その後どのような人生を送ったかは分りませんでした。少女の地元に絵を手掛かりに作られた銅像があるようです。
次回作楽しみに待ちます、感謝です。