朝日新聞ブログ「ベルばらkidsぷらざ」で連載中の「世界史レッスン<映画篇>」第75回の今日は、「まだまだ生きるんでぃ」⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2012/03/post-6f2e.html#more 去年ニュープリントで公開された「幕末太陽傳」について書きました。
タイトルの「まだまだ生きるんでぃ」は、ラストに墓場で主人公が死病を指摘され、言い返した言葉。彼はそのままどんどん走り去り、映画は終わるのですが、川島監督は別のラストを考えていたそうです。
それは幕末の主人公がどんどんどんどん走ってゆくと、そのまま舞台は現代の品川に変わり、雑踏の中、他の登場人物も現代人の姿で歩いていて、そこを主人公だけが江戸の人間の姿で走る続けるというもの。
この素晴らしいアイディアはーー何と!!--他のスタッフや俳優から反対にあって、ボツになったそうです。断然そのほうがいいのになあ。川島監督が、反対を押し切って我を貫くことができなかったのは、彼自身が病にかかっていて、余命短かったからとも言われています。。。
わたしがこの映画を最初に見たのはまだ若いころで、テレビで放映されたのでした。
人気女郎が何人もの客と心中を約束し、本気じゃなかったんだなと責められ、あまりにうるさいのでキレてしまい、「男を騙すのがわっちの仕事!」とつい叫んでしまうシーンに、「ほほお~」と妙に感心したのを覚えています。
☆最新刊「マリー・アントワネット 運命の24時間
~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷になりました♪
☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)
☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
3刷中。
☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 3刷中。
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら
↓
http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm
☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。
☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html
☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)
☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。
☆「怖い絵」16刷中。
☆「怖い絵2」、9刷中。
☆「怖い絵3」 6刷中。
☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
sai
タイトルの「まだまだ生きるんでぃ」は、ラストに墓場で主人公が死病を指摘され、言い返した言葉。彼はそのままどんどん走り去り、映画は終わるのですが、川島監督は別のラストを考えていたそうです。
それは幕末の主人公がどんどんどんどん走ってゆくと、そのまま舞台は現代の品川に変わり、雑踏の中、他の登場人物も現代人の姿で歩いていて、そこを主人公だけが江戸の人間の姿で走る続けるというもの。
この素晴らしいアイディアはーー何と!!--他のスタッフや俳優から反対にあって、ボツになったそうです。断然そのほうがいいのになあ。川島監督が、反対を押し切って我を貫くことができなかったのは、彼自身が病にかかっていて、余命短かったからとも言われています。。。
わたしがこの映画を最初に見たのはまだ若いころで、テレビで放映されたのでした。
人気女郎が何人もの客と心中を約束し、本気じゃなかったんだなと責められ、あまりにうるさいのでキレてしまい、「男を騙すのがわっちの仕事!」とつい叫んでしまうシーンに、「ほほお~」と妙に感心したのを覚えています。
☆最新刊「マリー・アントワネット 運命の24時間
~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社)
☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷になりました♪
☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)
☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
3刷中。
☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 3刷中。
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☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。
☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
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☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html
☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)
☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。
☆「怖い絵」16刷中。
☆「怖い絵2」、9刷中。
☆「怖い絵3」 6刷中。
☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
sai
子どもが小さいとなかなかまとまった読書タイムが取れないと思いますのに、一気に読んでくださって、すご~く嬉しいです!!
むしろ専門外からの発信~とあるのに益々知りたくなりました。
専門外のものがどのようにお仕事につながったのですか?
お仕事に結びついたきっかけや行動を教えてください。
私もずっと好きで本を読んでいて、仕事に結びつけられたらと切望しているのです。
どうぞ宜しくお願いします。
運命の24時間~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡”
こちらへの書き込みになってしまい、本当に申し訳ございませんーっ!
(ブログには的外れなコメントになってしまいますよね・・涙。)
先生っ!!
子育てを始めてはや数年、本を一気読みしたのは、本当に久し振りです♪♪
もう、ページを繰りたくて我慢なりませんでした・・!!!
面白くて面白くて・・!
まるで映画を観ているが如く、でした!
二百数十年前の話にはとても思えず、各宿場での情景や馬車の中での王一家の様子、フェルゼンの苦悩や想い・・などが、私なりの画像で鮮明に浮かび上がりました・・!
油断大敵、でもそればかりでなく、それぞれの性格や時代、おかれた環境・・どれかひとつでも違っていたら、世界史も全く変わっていたかも知れないのですよね・・。
先生、心湧き立つひとときを、ありがとうございました・・!!!
キャリアプロフィールですか。。。今まで特に書いたことも話したこともなかったですねえ。というのは絵画もオペラも専門外なので、誰の役にも立たないと思いまして。。。もしわたしの本が少しでも面白いと思われるとしたら、それはむしろ専門外からの発信だからかも♪
先生の本を読んで、私ももっと専門的に学ぶ機会を持ちたいと思っているので、先生の現在までのキャリアプロフィールについてぜひ講座でお話いただけないでしょうか?
すでにどこかで書かれていらっしゃれば参照先を教えていただければ幸いです。
どうぞ宜しくお願いします。