恩師の御著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第一章、或る愚か者の生涯
◆親孝行ができたと思うこと◆
先の続き・・・
本当の親孝行とは何かと改めて考えてみます。
今の世の中は戦前の「教育勅語」の精神も消し去られ、
人の生きる道さえ失っております。
縦横の秩序や忠節、感謝や友愛の心も失われて、その結果、
学校や家庭において子供がいろいろな問題を起こしています。
もちろん、子供だけでなく、
大人の世界でもいちいち例を挙げるまでもないほど毎日のように
新聞をにぎわせるおぞましい事件が起きています。
戦前の教育勅語の、
君に忠にという言葉が君主主義につながるからいけないと、
日本の国から消し去られました。
しかし、「親に孝に 兄弟に優に 夫婦相和し
朋友相信じ 博愛衆に及ぼし
強健己を持すべし」の精神こそは、
人の生きる基本であるとおもいます。