添付のお写真は恩師「長尾弘」先生がイギリスのロンドンで癒しをされた時、
十一年間車椅子の生活をされていた青年が恩師の愛の癒し(奇跡)によって自分で立って
歩けるようになりました。癒しと言うよりもこれは神のなせる奇跡だと思います。
その次の日に会場に自分で自転車に乗ってこられて、
その喜びを会場の皆様に報告されているところです。
~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 六
「神仏の大慈悲に感謝し万象相互の調和の心が
神意なることを悟るべし」
先の続き・・・
不思議なもので、心から私のことを思っていただく方から
「自分の胸の中にいつも長尾先生が坐っていて下さいます。
ほっと思えば先生の顔がここに浮かんできます」
と言っていただけます。
それは常に私の話を思い出していただき、
私と接した時の思いを心の中に抱いて下さるからですね。
私はそういう方の心の中に常に生きていられます。
ですから一人でも多くの方のために善き行いを積み、
善き行いをもって一人でも多くの方の魂の中に自らを
生きさせてもらうことですね。
自分を捨てた愛の実践、
これは必ず人の心の中に入っていきます。
もし望むものをもって「こうしてあげるから、こうしてほしい」、
或いは「こうしたから、
あんな風にしてもらわなくてはいけない」と
いう思いを持って行為しました、
これは自らを苦しめることになります。
徹底した無償の愛の実践をすることです。
この時は心に苦しみが残りません。
相手に笑顔を求めても、感謝の心を求めてもいけません。
ましてや物や金を求めてはいけません。
いっさい無償、そして自分は何をさせていただいたとか、
どなたにさせていただいたという思いもすべて捨てることです。
その時は、心に苦しみが湧き上がることはありません。
あたかも池の鯉に餌をやるごとくさせていただくことです。
餌をやりながら、鯉に「この餌を返してね」と
言う人はいないと思います。
この心がけが大切ではないかと思います。
しかし餌をやるからといって、
その餌に針と糸をつけて投げてはいけません。