恩師のご講演ラジオ放送より
心の扉―1
主題:苦しみは自分の心の中から生まれる
自分が物を買えるだけのお金を持っていて、
しかも買いたいものを売ってくださる人がいる。
こうした世の中の主張は人と人との
出会いや約束事に対する感謝の気持ちは
大事なことです。
お金を払ったからと言って、済むことではありません。
誰もが私利私欲だけで動いていれば社会は混乱し、
破局を迎えます。
心ある人が心ある仕事をしてくださるから
世の中は動いていくのです。
いくらお金を持っていても、
多くの人々の力なしには、
生きていけません。
そこに感謝の心が生まれるのです。
人の心は不思議なことに、
一度に一つのことしか思えないのです。
私は器用だから一度に二つ思える、と,
言われるかもしれませんが、
そんなことはありません。
ああ、楽しいな、悲しいな、とは思えません。
腹が立つな、幸せだな、とも思えません。