~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 二
「地球は小さな細胞体なることを知るべし」
先の続き・・・
親鸞上人の浄土真宗では、
「心の中を開いてずっと奥底を覗いたら、
ご本尊は鬼だった。
阿弥陀様におすがりして一念申さば、
ありのままに鬼は鬼のままで
念仏申さば救われる」と説いています。
しかし、その鬼のもっとも奥底に入った時、
神の御心がちゃんとましますのです。
それが私たちの実相です。
自分がまず神の御子である、と知ることです。
そこで、私たちは何をしなければならないかというと、
神の御子として恥ずかしくない生き方をすることです。
神の御心をまず理解させてもらい、
神様は私たちにこのように思って下さる、
それならば私たちもその真似を
させてもらわなくてはいけないと、
自分が一つでも二つでも神様の思いを行った時、
神の御子として目覚めてきます。
そのことを強く自覚しますと、
常識では考えられないことが起きてきます。
なぜ起きてくるのかというと、
神自身を体験しているからです。
先月の「道」の中にも書いていただきましたが、
治療の時、
股関節などは「倒れなさい」と言いましたら、
足は外側にみなバタッと倒れます。
胃はいっぺんに軽くなります。
このように細胞意識に命令を下すことができます。
これは自ら神の子であることを自覚した時に、
このようなことが可能になるのです。
神は慈悲と愛です。
神の御心は常に私たちに「心を苦しめてはいけない」と、
注がれています。
この神の御心を私ははっきり知りました。
それによって不安、恐怖などそれらのいっさいのものから
救われました。
神様は何をしてもお叱りになりません。
何をしても罰をお当てになりません。
たた愛を与え給うのみです。
こんな有難い神様を自分が知らせてもらったということは、
もちろん「法」のお陰です。
~ 感謝・合掌 ~