※ お写真はガンジス川の小舟の上で昇陽と沐浴を見学の我らの恩師「長尾弘」先生です。
~ 恩師の「心行の解説」より ~
「正しく定に入るべし」
「定」とは禅定三昧の定で、反省させていただくことです。
「正しく定に入る」とは、反省のあとで、安らぎの一時を持つことです。
反省のあと、五分でも十分でも「ああ有難いなあ」という感謝、
安らぎの時間を持つことが正しく定に入ることです。
定に入るというと、入定されたと受け取って、死ぬことかなと思いますが、
そうではありません。
反省をして、自分の過ちを悔い改め、明日の生活に再びこの過ちを犯しませんと誓って、
そのあと感謝と安らぎの時を持つことです。
この「八正道」を行じ実践した時に、私たちは諸々の煩悩から離れることができるのです。
人間は煩悩にくるまれ、煩悩に包まれて生きているようなものです。
煩悩とは肉体の五官からくる自己保存と自我我欲です。
この煩悩から離れる方法として、
自己中心の見方をいったん捨てて相手の立場に立って見ることを今日まで度々話してきましたが、
さらに自分が部外者の立場になって、自他のいずれにもつかない見地から、
自分と相手とどちらが正しいか間違っているかを見た時に、
煩悩から離れた正しい見方ができます。
お釈迦様はこの世は苦しみの海であると言われました。
苦海からのがれるためには「八正道」を行じる以外にないと、
そのような仏典には書かれています。
すべては原因によって結果が出る。
そして結果が現れたら必ずそれには原因があります。
その原因は反省することによって知ることができます。
私たちは悪い原因を作らないために、八つの正しい生活をすることです。
~ 感謝・合掌 ~