浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

にんにく

2020-05-31 | B級グルメ

「あなたの好きな食べ物は?」という質問はしょっちゅうあちこちで聞かれる。

そのとき、「はい、ニンニクです」と答える人は少ない。

そう答えた人の人柄がどう判断されるのかを思うと、本音をあかすことをためらう。

新型コロナで外出自粛、あるいは巣ごもりの日。

この日は誰にも会わない日でもある。

こんな日はためらわず、ガーリックデーあるいはガーリックウィークのチャンスではないでしょうか。

日頃、周りを気にして食べたくても我慢していたニンニク愛好家にとってまたとないチャンス。

をっちゃんラーメン西尾インター店          

この日は朝っぱらから餃子食べ放題、キムチ大量に山盛り、ラーメンにはおろしニンニクドサドサ。

メニュー          

ニンニクラーメン          

カツオのたたきには刻んだニンニクを上からバサバサ。

なにしろこの日は誰にも会わないわけだから、どんなに全身からニンニクの匂いを発散しても、誰にも迷惑をかけることがない。

国難としての日々を後世の人々の記憶に残す義務が、コロナ当事者としての我々にはある。

将来コロナ禍が収まってもガーリックデーは残す。

当然この日は国民の祝日としてもらいたい。

湖北の谷屋ん          

卓上          

壺の中はおろしニンニク          

ニンニクライスではなく普通のチャーハンでした          

禍転じて福きたる。

ニンニクで、ピンチをチャンスに変えるのだ。

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甲乙丙

2020-05-30 | 定年波止場

契約書などで主従関係が主の人を甲、従の人を乙などと分けて書類が作成されたりするが、この甲とか乙、丙というのは言葉は昨今なじみが薄くなってきた。

死語とまでは言わないが、昔は結婚する際にはだいたい存在していた仲人さんとか、小学校の用務員さん、白衣の天使さんたちはまだいるのだろうか。

新語とでも言うべくソーシャルディスタンス、ロックダウン、テレワークなどやたらとカタカナが多い。

日本人ってそんなにカタカナが好きなのか。

社会的距離とか都市封鎖、在宅勤務とでも言ってもらったほうが「じじばば」にはなじむと思うんだけどぁ。

クルマの車名もほとんどカタカナで呼ばれる。

クラウン、レクサス、スカイラインからフッィト、カローラ、レガシー等々意味もよく知らないけど、カタカナの車名がほとんどだ。

日本人なら漢字の車名があってもいいのではないか。

大和、武蔵、陸奥、芙蓉、青葉、出雲などの車名のクルマが走ってたらカッコいいと思うけど。

なんて戦艦や重巡洋艦の名前ばっかし。

いい歳こいて調子に乗りすぎでした。

じじ反省…

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山美世のテイクアウト

2020-05-29 | B級グルメ

ベタ踏み坂(江島大橋)からすぐ          

うなぎの名店、山美世          

飲食店はどこもコロナ禍で大変ですが、こちらもテイクアウト(お持ち帰り)に力を入れてがんばっています。

かば焼きのお持ち帰り          

ちょっと贅沢なテイクアウトでした。

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笹巻

2020-05-28 | 日々是好日

今年もこんな季節になっていた          

母のお手製、家でこしらえるのは貴重です。

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アイスキャンディー

2020-05-25 | 日々是好日

いい歳こいて恥ずかしいのだが、氷菓のたぐいが好きだ。

一般的にアイスといわれているものです          

アイスのなかでも特に棒もの、すなわちアイスキャンディーが好きだ。

容器などに入っているアイスクリームのたぐいはそれほど好きではない。

アイスクリームはおもちゃのしゃもじみたいなもので、ほじくっては食べ、ほじっくては食べ、少し休んでまたほじくっては食べ。

もうそればっかりで、何の変化もありはしない。

そこへいくと棒ものは、さまざまなドラマが展開される。

喜びあり、悲しみあり、怒りあり、一本のアイスキャンディーから人生の教訓さえ得ることができる。

アイスキャンディーの包装をはがす前に、印刷されている文字およびイラストなどに一応目を通す。

そこには原色と漫画的なイラストが氾濫していて、子供相手の商売であって大人は相手にしていないのだなぁ、ということがつくづくわかって少し悲しくなる。

そしてそこに赤城乳業、エスキモー、オハコー、井村屋、豊和食品などの、普段聞きなれぬ会社名を発見して、その感を強くする。

製造は赤城乳業だが販売はカネボウ、という併記を発見して、この業界の流通機構に思いをはせてみるのもまた一興である。

アイスキャンディーの初期段階は、まず包装を取って丸裸にする。

さて、どこからかじろうか。

左の肩からかじる、というのが世間一般で通用している最もポピュラーな食べ方。

続いて右の肩をかじって全体の平均を図る。

別に平均化を図らなくてもいいのだが、初期の段階では世間一般的には何となくそうなる。

中期に至って警戒しなければならないのが崩落事故である。

温度も高まって地盤が緩み、崩落が起きやすい。

崩落事故に遭って、呆然としている子供を見かけることもある。

子供ながらに、どうにもならないことを体験する。

「人生にはこういうこともある」

そういう教訓を学びとるのである。

そしてそのことから、用心ということに思いが至るようになる。

左手にアイスを持って食べつつも、右手は常に崩落に対処するべく出勤の準備を怠らないようになる。

崩落というものは、常に突如として起こるものであるから、その対応は俊敏な右手のほうがいい。

終期において右下下部が無事に口中にかじりとられ、手に一本の平べったい棒だけが残される。

思えばいろんなことがあった。

食べ始めるときのあの胸の高鳴り。

崩落の悲しい思い出。

そこから学んだ用心の心。

もしや、と期待した「あたり」の文字。

しかし何も記述されていなかった棒の裏表。

この棒の周辺をいろどったさまざまな出来事は夢か幻か。

一本の松だけが、城のあったことを示す城跡を見るかのように、一本のアイスキャンディーの棒をじっと見つめるのであった。

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5月24日は

2020-05-24 | 日々是好日

今日は暑かった。

当地は気温30度あたりまで上がったらしい。

朝8時から田植えして、10 時半ころで済んだけどすっかりバテバテになってしまった。

若かれし頃は夜明けから日没のころまで働くのが当たり前、の世界であったが時代は変わった。

歳もとった。

コロナ禍ですべてが変わりつつある。

学校へ行けない。

仕事もセーブ。

お遊びも自粛。

旅行観光産業、飲食宿泊関係、並びに交通機関の打撃は思うに忍び難い。

カープのゲームも観にいけない。

卒業式入学式もできない。

就活も婚活もオンライン。

何もかも初体験。

生活様式が変わると巷がいう。

これらの出来事は、もちろん歴史に残る大事件ではあるが…

 

ふと思い出したぞ。

今日は結婚記念日であった。

そんなたいしたことではないが、あれから30数年。

それがどうした、と言われても何も言えない。

あくまでも個人情報ですから。

あたくしの我儘に耐え抜いた愛するツレアイに、カンパイであります。

 

 

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のり弁

2020-05-23 | B級グルメ

ホカ弁屋でホカ弁を買った人の、帰途の歩行速度は速い。

一般的に行きの速度より、帰りの速度のほうが速いといわれている。

ホカ弁を買うと、なぜか心がウキウキする。

それはホカ弁が温かいからである。

ほっともっとののり弁 300円          

温かい弁当は、わけもなく人の心をほのぼのとさせる。

心がウキウキしている上に、「なるべく温かいうちに早く食べよう」と思うから、歩行速度はさらに速くなる。

ホカ弁には数えきれないほどの種類があるが、最もホカ弁らしいのはのり弁である。

のり弁は、海苔の上に白身魚フライ、チクワ天、キンピラ、こぶ佃煮、それにピンク色の大根漬、醤油小袋という構成になっているのが多い。

海苔の下には味付きカツオ節が敷いてある。

盛りつけとか、構成とかをいっさい無視した乱雑さが嬉しい。

従って、これらの下のご飯はおかかと海苔とフライのチクワ天の油の味の染みた、得もいわれぬ複合の美味となっている。

そしてここではすべてが温まっている。

ご飯はもちろん、フライもチクワ天も海苔も、キンピラもこぶ佃煮も、そして小袋の醤油さえも温まっている。

さらに梅干しさえ温まっていて、人々は温かい梅干しという、かつて味わったことのない不思議な美味を味わうことができる。

のり弁は中盤にさしかかると、弁当は混乱の極みになる。

白い部分などどこにもない。

おかかと醤油と揚げものの油で汚れたご飯に、キンピラの茶色い煮汁がしみこみ、そこへこぶ佃煮の黒がにじみ、得もいわれぬ色彩美をかもしだす。

ホカ弁は、「温かい」ということですべてが許される。

冷えきった弁当ならば、これらの色の配合は決して色彩美とは映らない。

のり弁の海苔は、どういうわけかよく伸びる。

ゴムのように伸びる海苔というのもなかなか珍しいものである。

これも「温かい」ということで許してもらえるのではないか、と思うのであった。

 

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黄昏散歩

2020-05-22 | 日々是好日

出雲北山に陽が沈む          

田植え真っ盛りの出雲地方。

水が張られた田に夕日が落ちる。

なんだかセピア色した洛陽ですね。

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匂い

2020-05-19 | B級グルメ

空腹時の食べ物の匂いほど人を引きつけるものはない。

一瞬、理性を失わせるほどの吸引力がある。

特に何の前ぶれもなく、突然襲ってくる匂いにそういう力がある。

街を歩いていて突然カレーの匂いが漂ってきたりすると、目まいさえ覚えることがある。

カレーの吸引力は特に強烈で、ついフラフラとなってしまうくらいだから、空腹時のカレーの匂いには誰しも一瞬理性を失う。

うなぎ屋は吸引力では一番である。

この匂いに抵抗するのはかなり難しい。

フラフラと吸引されつつも、財布関係方面への理性だけは失わずにいなければならない。

いい匂いはまだたくさんある。

ラーメン屋で麺を茹でるときに漂わせる匂い。

寿司屋の酢飯の匂い。

蕎麦屋からふと流れてくる親子丼の匂い。

牛丼屋のドアの隙間から漏れてくる牛丼のタレの匂い。

焼肉屋から漂ってくる、タレにまみれたカルビが焼ける匂い。

焼き鳥屋の換気扇から流れてくる焼き鳥の匂い。

こうして並べてみると、全体的に醤油関係の匂いが多い。

人類は醤油の焦げる匂いには弱い。

醤油の匂いを嗅ぐと日本民族の血がたぎり、民族の鼻息が荒くなる。

心理的には変化がないのに、脈拍、呼吸に変化がみられ、多少の唾液の分泌もみられる。

そのかわり「洋もの」に対しては比較的冷静である。

タンシチューとか、伊勢海老のなんとか風とかの匂いが漂ってきても、「ああそうですか」と冷静である。

天丼とうどんの匂いもいい感じ          

蕎麦屋の丼物は、だし汁がいいので間違いなく美味しいに決まっていますよね。

 

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温泉卵

2020-05-18 | B級グルメ

温泉卵には風情がある。

小ぶりな器の底に、わずかなだし汁を尻に敷いて沈んでいるプヨプヨの白い物体。

箸の先で押せばゆるるんと揺れる。

まるで揺らしてくれるのを待っているように見える。

温泉卵は自身が少し乱れているところがいい。

寝乱れ姿というんですか、白い裾が割れて黄身がほんの少し見えているところに風情がある。

温泉卵はなんとなく高級感がある          

目玉焼きより、卵焼きより、茹で卵や半熟卵より高級な感じがする。

なんだか料亭の料理に出てきそうな感じがあるが、料亭の料理には出てこない。

だが確かな高級感がある。

上品な感じもあり、上品なおばあさんが食べていると似合うような気がする。

若い男には似合わない。

おじさんにも似合わない。

だけど温泉街に行くと、大広間でおじさんたちが浴衣の裾を広げ、温泉卵をすすっている光景を見かけるが、なんとも言い難い感がある。

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