浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

匂い

2020-05-19 | B級グルメ

空腹時の食べ物の匂いほど人を引きつけるものはない。

一瞬、理性を失わせるほどの吸引力がある。

特に何の前ぶれもなく、突然襲ってくる匂いにそういう力がある。

街を歩いていて突然カレーの匂いが漂ってきたりすると、目まいさえ覚えることがある。

カレーの吸引力は特に強烈で、ついフラフラとなってしまうくらいだから、空腹時のカレーの匂いには誰しも一瞬理性を失う。

うなぎ屋は吸引力では一番である。

この匂いに抵抗するのはかなり難しい。

フラフラと吸引されつつも、財布関係方面への理性だけは失わずにいなければならない。

いい匂いはまだたくさんある。

ラーメン屋で麺を茹でるときに漂わせる匂い。

寿司屋の酢飯の匂い。

蕎麦屋からふと流れてくる親子丼の匂い。

牛丼屋のドアの隙間から漏れてくる牛丼のタレの匂い。

焼肉屋から漂ってくる、タレにまみれたカルビが焼ける匂い。

焼き鳥屋の換気扇から流れてくる焼き鳥の匂い。

こうして並べてみると、全体的に醤油関係の匂いが多い。

人類は醤油の焦げる匂いには弱い。

醤油の匂いを嗅ぐと日本民族の血がたぎり、民族の鼻息が荒くなる。

心理的には変化がないのに、脈拍、呼吸に変化がみられ、多少の唾液の分泌もみられる。

そのかわり「洋もの」に対しては比較的冷静である。

タンシチューとか、伊勢海老のなんとか風とかの匂いが漂ってきても、「ああそうですか」と冷静である。

天丼とうどんの匂いもいい感じ          

蕎麦屋の丼物は、だし汁がいいので間違いなく美味しいに決まっていますよね。

 

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