いくら某大臣が吠えても、日曜百姓(普段はサラリーマン、休日は農民という人)農業従事者の時給は50円である、という試算があります。
昨今のご時勢、最低賃金が1,000円を上回った
だが米の生産者との賃金格差のズレを是正しなければ、政治家の言うことなど何も信用できない。
渇水対策のため、給水車を出す、ポンプも出す、銭も出す、などと現場を何も知らぬ都会育ちの世襲議員。
選挙のときだけいい格好しても、結局嘘つき呼ばわりされるのが先生と呼ばれる権力者。
清く正しく、世のため人のため、そして泥水飲むような覚悟で自己の成長のため生きている議員は皆無になりましたね。
みんな私利私欲に走る悲しい世の中であります。
農業もレジャー的感覚でやらないと、アホらしくてやってられない零細農家のコメの生産者。
草刈りや水の管理、水路掃除の手間など米価には反映されていないと思う。
肥料や燃料費は高騰しているのにね。
それでも米価が高いと言う国民の何と多いことか。
アタクシたちの労働は時給50円という試算もある、ということは前述した。
なんという生産性の低さ。
これだけ時給が少ないと、確定申告で家族3人或いは4人100%農業のお手伝いで申告しても減免の対象にすらならない。
そんな職業に就く若者などいるはずも無く、こんなことにしたのは国策でもある。
今更米を増産しろと言ったって、それは現場を知らぬものが言う戯言。
一度荒れた耕作放棄地の復活が如何に大変か…
夢が持てるような農業にしたい…などと綺麗ごとばかり言う先生たち。
少しは勉強しろや
と声を大にして言いたい。
ただ一つ、ありがたいと思うのは自分が育てたコメを食べていること。
なのであります。