ヘンロ小屋第五号

2年前の6月、遼太くんと高知の国分寺から歩いた時のことです。

この日は真夏のような陽射しで暑かったですね。

国分寺から歩き始めて30番札所善楽寺を目指します。

いかにも遍路道　

テクテク歩いているとヘンロ小屋を発見。



ヘンロ小屋第五号蒲原



国分寺から道に迷いながら歩いてきたので、グッタリしていた遼太くん、しばし休憩であります。



備え付けのノートには、この小屋がまさに歩き遍路のオアシスだ～、と書いてあります。

僕たちも何か書き込もうかと思いましたが、何の考え無しで歩いているアホバカ親子連れ遍路、ボーと休憩して出発であります。

この坂の向こうから高知市、善楽寺はもうすぐです。



ヘンロ小屋を中心とした前後の道中レポートでした。

できればまた続く…

土のお金

夏休みの宿題「頑張りっ子挑戦」の手伝いをしていると突然遼太くんが…

「四国には土で造ったお金があったよね」

「土のお金?　はて?　なんのこっちゃ?」

「あの、ほらほら僕が初めて四国に行った時にあったでしょ」

「あぁ、あの銭形の公園のことかぁ」

というワケでこちら土のお金であります。

銭形展望台より　

遼太くんが始めて歩き遍路にチャレンジしたのは、観音寺からでした。

「僕も一緒に行きたい、お遍路に連れてって」

ってしつこく言うので、連れて行ったのは遼太くん小学2年の時でした。

一番手短な所で、何時でも帰れる所、ということで観音寺からスタート。

どうせ途中で足が痛くなって、もう歩きお遍路なんてコリゴリだ、と言うのを覚悟で連れて行ったものです。

予想通り善通寺あたりでギブアップしましたが、どういうワケかあれ以降アホバカ親子連れ遍路の旅は続いております。


遼太くんの四国発上陸の地、観音寺。

銭形の公園のことをシッカリ覚えていました。



夏休みも残りあと僅か、新学期になっても頑張って行きましょうね。

鍋焼きラーメンの昼食

高知県須崎市の名物は鍋焼きラーメン、市内には鍋焼きラーメンを売りにしているお店が沢山ありますが、その中の一軒「千秋」です。

別に調べて入ったんじゃありません。

ただ通りがかりで、たまたま入ったお店であります。

遼太くんの夏休み頑張りっ子挑戦が終わり、観音寺の青空屋へ移動する時の昼食で入ったお店です。

人気店なのでしょうか、昼食タイムからは外れてましたが待ち時間が30分くらいありました。


蓋を開ける前　

蓋を開けると生卵を落としたラーメンです。

いささか生卵の灰汁で白く見えますが、混ぜ混ぜすると透き通ったスープです。



暑い時期に鍋焼きラーメンというのもいかがなものか…

と思われるでしょうが、これがなかなか美味いのだ。

鶏がらスープにストレート細めん、具にはチクワと鶏肉、ニラに生卵。

大根の漬物をポリポリかじりながら、いただきました。

歩きお遍路も無事終え、その土地の美味しいものをいただくのも楽しみの一つですね。


今回は宗田カツオも美味かった。

次回の楽しみは愛媛のジャコ天でしょうか?

修行の足りないアホバカ親子連れは、まるで食べ歩き遍路。

これじゃぁ、お大師さんのおかげはありませんね～

最終日

U －11の益田カップ、最終日です。
かなり疲れました。
早くお家に帰りたいですわ。

清流高津川

噂によると今日本一の川は益田を流れる高津川だそうです。
ダムの無い天然鮎の宝庫高津川、旅館の前の用水路ですが飲めそうな水であります。

今日もサッカー

益田カップ、明日まで続きます。
遠くは四国、大阪から来ているチームもいます。
今日は朝から暑いぞ～

ひだまりパークみと

蒸し暑いなかサッカーの大会であります。
見てるだけで汗が出ます。子供たちもグッタリですがゲームは続く。

ゆうひパーク浜田

今日はサッカーの大会のため、益田へ向かっています。
途中の休憩地点、夕日じゃなく朝日の道の駅から、おはようございます。

民宿 青空屋

観音寺にある遍路宿青空屋

玄関へ入ると　

センスが良いでしょ　

大きなお風呂、綺麗なトイレ、洗濯乾燥機は無料です。



遼太くんのお気に入り、犬のトラちゃん。

散歩とボール遊びが大好きです。



晩ご飯は豪華だよ。

お膳の真ん中は自家製梅酒、食前酒にどうぞ。



天ぷらはアツアツをいただけます。



これだけじゃないよ、バーベキューも出てきました。

こりゃ美味かったぞ　

デザートにスイカも出てきたけど写真を撮り忘れました。(かなり酔いが廻っていたので)

同宿した通し打ちのお遍路さん、前日は伊予三嶋を5時半に出立してこられたのこと、日焼けした顔が輝いて見えます。

途中足が痛くなって日和佐からよっぽど帰ろうと思ったこと、雨でデジカメが水浸しになってしまったことなど楽しく話しました。

ただ反省点として昼食をゆっくり食べず、歩きながらパンをかじっていたそうな。

そんなガムシャラ遍路さんを見透かしたように、次に歩く時は余裕を持って楽しんでください、とのりさん(青空屋の御主人)が話をまとめます。

さすが遍路宿の御主人、人の心が良く分かる。

アホバカ親子連れ遍路は、またひとつお利口になっちゃった。


さて朝食はご覧のとおり



温かいものは温かく、冷たいものは冷たくと細かな心配りです。

お土産にもらった自家製ブドウ。

美味かった　

遼太くんの大好きな青空屋、また一緒に泊まりましょうね。

遼太のお遍路 四万十目指して その3

中村駅の夜明け

昨日の炎天下がまるでウソのような涼しい曇り空、今日は観音寺の民宿青空屋へ移動しますが、その前に番外札所石見寺へ寄って見ましょう。



片道3キロほどなので楽チン楽チン、と思いきや石見寺は山の中腹にあるではないか。



でもここまで歩いてきた遼太くん、難なく階段をクリア。

本堂　

大師堂　

境内からは中村の街が見渡せます。



今回のお遍路はここまで、次回は足摺目指して歩きます。

遼太くんもパワーアップして、1日30キロでも歩けるようになりました。

同行の僕はだんだん衰えてきて、遼太くんに抜かれるのも時間の問題でしょうね。

いつかはその日がくるでしょうが、もうちょっと頑張ろうと思うだけの、修行が足りないアホバカ親父でした。