思ってたより深刻

J-league Div.1 - 2019 season 2nd sec.
Urawa 0 v 2 Sapporo @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

対外試合をほとんどしないまま王者川崎さんに挑んだゼロックス杯での出来をみて、今季はしばらく我慢の戦いが続きそうだなと思ってはいましたが、事態は思った以上に深刻なようです。浦和はアウェイでの開幕戦からスタメンは変えず、リザーブで橋岡⇒森脇、阿部⇒沙木の入れ替えのみ。札幌さんは１トップはジェイ・ボスロイド選手ではなく長崎から移籍してきた鈴木武蔵選手が起用されました。浦和は特に中盤、やはりエヴェルトンのアンカーのところがいまだ混乱状態にあるように見え攻守にいいところなく、札幌に攻め込まれる時間帯が続きました。キックオフ早々の２分で左WB菅選手の入れたボールをアンデルソンロペス選手が裁き、そのボールに反応した鈴木選手に裏抜けされあっさり先制を許した上、更に２７分にはマウリシオの縦パスをチャナティップ選手ち掻っ攫われて逆襲のカウンターを受けて再びの鈴木選手、左足で流し込まれて追加点まで許してしまいます。



２点のビハインドで迎えた後半は開幕戦の反省から前線に貼ったもののそこまでボールが来ず機能していなかった杉本に代わりナブートが頭から投入され、６０分には長澤に代わり柴戸がアンカーに入りエヴェルトンが少し前に行く等してようやく浦和の攻撃が形になってきましたが時すでに遅しという感じで、ビッグチャンスと言えたのは左（山中？）からのクロスを興梠が頭で合わせた場面くらいだったでしょうか。むしろよく２失点で済んだなというほぼ完敗と言って差し支えない内容で、今日に限ってはブーイングもやむなし、そりゃ試合後にミシャさんも饒舌になるというものです。先述のエヴェルトンのアンカー起用の他、興梠と杉本の距離感とか、前半からイライラを隠せずにいた柏木キャプテンの姿など頭の痛いことが多いですが、時間もないのでここはACL緒戦ブリーラムU戦に向けて気持ちを切り替えて行くしかありませんね。滑り出しからいきなり苦しいですが時間は待ってくれません。



Ｊ１第２節 浦和０×２札幌＠埼スタ