赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

痛恨のドローか、後になって効いてくる勝ち点1か

2017-05-21 00:15:09 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2017 season 12th sec
Urawa 3 v 3 Shimizu @Saitama Stadum 2oo2, SAITAMA(HOME)

負けてもおかしくなかった試合を何とか引き分けに持ち込んで勝ち点1を拾ったという意味では価値あるものだろうと思いますが、それでもエース興梠のハットトリックも虚しく昇格組の清水さん相手にホームでドローに終わってしまったのはやはり痛恨でした。というわけで前節A新潟戦で連敗を止めた浦和はラファが故障のためチュンソンが前線に入り、前節に引き続き出場停止の森脇に代わり右STに入ったのは宇賀神という布陣でこの試合に臨みました。対する清水さんはミシャ式対策の5バック等特別な策は講じてこずオーソドックスな4-4-2でしたが、リトリート気味でカウンター狙いのように見えました。

浦和は今季ここまでキレキレの駒井、そして関根の両WBが躍動、また前線のトリデンテと柏木も割りと清水さんが自由にプレーさせてくれていた印象で清水さんを自陣に釘付けにするかのごとく攻め続けます。そして24分に左WB関根のシュート性のクロスが清水DFに当たったこぼれ球を興梠が鮮やかなバイシクルシュートで決めて先制に成功します。しかし、その後も攻めはするのですが、槙野のCKからのヘディングシュートなど惜しい場面はありつつもゴールまでは至らず結局1×0で折り返しということに。これは終わってみれば、のタラレバ話ではありますが、前半のうちに最低限もう1点奪って仕留めておきたい試合だったようには思いました。

後半に入って暑さと疲労のせいか浦和の脚が止まり始め、追う展開の清水さんが攻勢に出ます。それでも57分に右WB駒井のクロスにファーで相手DFの背後から飛び出した興梠が頭で決めてリードを2点に広げます。サッカーは2点リードが一番危ないなどと俗に申しますが、ここからまさにその格言のとおりの展開。64分にチアゴアウベス選手からパスを受けたチョンテセ選手にバイタルエリアから左足で鮮やかなミドルをブチ込まれ、その5分後にはロングパスで浦和左サイドに飛び出したチアゴアウベスがクロス、途中出場のミシェルデュークのシュートこそポストを叩きますが、こぼれ球を再びチョンテセ選手に詰められてタイに持ち込まれます。この直前の交代でチュンソンに代わって投入されたのが青木ではなく高木だったことは個人的には少々驚きでしたが、いずれにせよ更に2分後には前節(?)に左足で見事なミドルを決めていたチアゴアウベス選手にこれまた鮮やかなミドルを左足で叩きこまれます。

ゲームを落ち着かせることも能わず僅か7分間で逆転を許してしまった浦和は阿部を右STに下げ、それぞれ宇賀神を右WB、駒井をボランチにシフトするスクランブル態勢(ただし、このシフトは私が気づいていなかっただけでもう少し前のタイミングからだった可能性もあります)。そして74分に駒井が興梠に縦パス、いったん関根に預けた(←これは興梠はスルーしていたようです(5/21訂正))興梠が裏抜けてして角度の余りないところから見事なシュートを決めてハットトリック達成で同点に持ち込みます。その後も80分に関根→ズラタン、そして84分には驚くべきことに柏木に代えて矢島を投入(これは柏木が足が攣ったからだったようですが、それにしてもびっくりでした)してワンボランチとして配置して更に攻勢をかけますが、ドローで御の字の清水さんの壁を崩すことはできず痛い引き分け。被弾した2つの鮮やかなミドルは不運と言えば不運でしたがもう少し警戒して寄せていればと思わなくもなく、とにもかくにも来るべきACLのAチェジュ戦に向けてやや不安の残る結果となってしまいました。



本日は知り合いのご厚意により初めてテーブルシートでの観戦となりましたが、上の写真のとおりピッチ全体が俯瞰できていい席でした。いずれまたあそこで見てみたいなーと。

J1第12節 浦和3×3清水@埼スタ

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