赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

嵐の進水

2018-04-26 02:17:34 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2018 season 10th sec
Kashiwa 1 v 0 Urawa @Sankyo Frontier Kashiwa Stadium, Kashiwa(AWAY)

先日の神戸戦につづいて仕事を抜け出してネットカフェでDAZN観戦したオズワルド・オリヴェイラ監督が指揮を執る浦和の新体制での緒戦。ここ旧日立柏スタジアムでは2年連続でFW中川選手のゴールの1点に泣く結果に終わりましたが、西川の好セーブで助けられる場面も多く内容的には妥当な敗戦と断じざるを得ないものでした。後半というか前半の終盤から浦和の足が止まるのは相変わらずなのですが、この試合ではターンオーバーを余りせず土曜日のメンバーから代わったのはリベロが阿部から負傷明けのマウリシオとなったくらいだった点もあるいは影響したのかもしれませんね。対照的に中2日と此方よりコンディション的には厳しいはずの柏さんですが、試合中は「このレイソルのハイプレスがいつ止まるやら」などと思っているうちに結局ほぼ最後まで走り切っていたように見えたのでその点は脱帽でした。

その柏さんのハイプレスを浴びた浦和のビルドアップは特に序盤大変不安定なもので、大槻マジックで一度は息を吹き返したように見えた浦和ですが、徐々に陰りの見え始めていた組長ブーストが終わればやはり苦しい状況には変わりはありません。就中故障明けのマウリシオと宇賀神の2名がやや精彩を欠いているようには見えましたが、チーム全体としても守るので精一杯でゴールを奪おうという意思に乏しいようにさえ見えました。その守りも柏さんに崩されること少なからずで、やや調子に乗りすぎの場面ありキックが不安定な面ありだったりはしたもののGK西川の好セーブ連発がなければもっと点差が開いていてもおかしくない内容でした。先制を許した前後に途中投入された選手たちも大きな改善をもたらすことはできず、最後はマウリシオと槙野を前線に上げの慣れないパワープレイまで繰り出すも奏功せず敗戦。ただ、この日の浦和は基本的にはオリベイラ監督も言っていたとおり大槻時代のやり方を継続しており、オリベイラ色が出たというか、これからの浦和の変化を感じさせたのは最終盤のまごうことなきパワープレーくらいでした。

個人的にはいくらオリベイラ監督とはいえこの過密日程ではW杯の中断まではだましだましやっていく他術はなかろうと割り切っていますので、それまでは引き続き不格好でも場当たり的でもできるだけ勝ち点を拾っておければ、ということなのだろうと思っています。

J1第10節 柏1×0浦和@三協F柏

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